新庄雄太郎・公安特捜班コラボ企画集   作:新庄雄太郎

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そして、東京都内で殺人事件が発生した。


第2章 毒殺

そして、南が休暇から戻ってきた。

 

「班長、お土産です。」

 

と、南は高杉に言った。

 

「私は友人と一緒に、高岡へ行ってきたんですよ。」

 

「ほう、高岡か。」

 

「はい。」

 

そこへ、高山と小海と松本と梶山がやって来た。

 

「へぇー、主任は列車に乗って高岡へ行ったんですか。」

 

「はい、新幹線と特急に乗り継いでいったんですから。」

 

そして、三輪は言った。

 

「どうやって行ったんですか。」

 

「ああ、行きは夜行に乗って、帰りは特急と新幹線に乗り継いで行ったんですから。」

 

「へぇー。」

 

「富山へ行くは、上越新幹線「あさひ」と特急「かがやき」で行くと3時間21分。」

 

「さすがだね、三輪は。」

 

「ええ。」

 

「ところで、鶴岡は言ったことあるのか。」

 

と、高山は言う。

 

「うん、一度は言ったことあるよ。」

 

「それ、本当か。」

 

「ああ。高岡から氷見線に乗って伏木へ行ったことあるんだよ。」

 

「ほう、伏木か。」

 

「うん、駅で降りてそこから国守館跡へ行って、そこから勝興寺へ行ってきたんですよ。」

 

「へぇー、勝興寺か。」

 

「うん。」

 

「ところで、高山は雨晴海岸へ行ったことあるのか。」

 

と、南は言った。

 

「主任は、行ったことあるんですか。」

 

「ああ、高岡を観光して次の日に氷見線に乗って伏木へ行ってきたよ、そこから雨晴海岸へ行ったんだよ、男岩と女岩が美しかったよ、そこから見える立山もよく見えましたよ。」

 

「高岡は、万葉の故郷でもあるんだよ。」

 

「へぇー、いいな私も行ってみたいわ。」

 

「小海さんも行ってみたいんですか。」

 

「ええ、もちろん。」

 

「やはり、高岡へ行くには列車で行かないとね。」

 

と、南は言った。

 

そして、翌日警視庁管内で男性の死体が発見された。

 

「警部、被害者は東京在住の深沢敏夫さん34歳です。」

 

「ほう、それで死因は。」

 

「はい、水割りの中に青酸カリが検出されました。」

 

「なるほど、つまり被害者は毒入りの水割りを飲んで毒殺されたというのか。」

 

「はい。」

 

「警部、周辺を聞き込みをしたんですが、怪しい人物は見ていないんだそうです。」

 

「そうか、やはり見ていないのか。」

 

「ええ。」

 

「でも、特徴が分かればいいんだがね。」

 

「よし、とにかく我々は目撃者探しだ。」

 

「わかりました。」

 

と、言って刑事たちは捜査に乗り出した。

 

「東京で起きた毒殺は、犯人がウイスキーに毒をとん乳させて殺害したんじゃないでしょうか。」

 

「ああ、警視庁ではその線で捜査はしているんだが、不審な人物は見つからなかったんだよ。」

 

「なるほどね。」

 

「つまり、犯人は男か女のどちらかになりますね。」

 

「おう、それも考えられるな鶴岡。」

 

「ええ。」

 

「毒殺か。」

 

「という事は、犯人は浮気か不倫による犯行ではないかな。」

 

「ああ、それも考えられるな。」

 

と、高杉は言った。

 

 




そして、事件は解決できるのだろうか。

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