てか他の小説ですらまともにかけてないのに
…山田リョウファンの皆さん。とてもごめんなさい。
リョウ「ぼっちに奢ってと頼んだら虹夏に殴られた…あいつに人の心はないのか…何処かに所持金を簡単に手に入れられる方法はないのな…ベースを売るかなぁ…。」スンスンクスン
彼女は山田リョウ。結束バンドのベース担当を担っている。
医者の家に生まれた裕福なお嬢様とあるので衣食には困らないはずだが、この山田は所持金を片っ端から高値で売れるベースに使い倒すために、金欠ギリギリ崖っぷちなのだ。
見た目はクールビューティな中性的女性である。
その外見とは裏腹に、色々な人に食料を奢ってもらう弁当を分けてもらう金を借りて返さないなどの様々な前科を持っているろくでもないベーシストなのだ。
本日も、年下のギター担当に三千円程お金を借りたことが幼なじみのドラマーにに速攻でバレてぶん殴られ、吹き飛んだ先がこの草がちょうどよく生えている公園だったのだ。
山田リョウ「仕方ない…。来月まであと30日もあるし草でも食べるか…………。」
山田リョウは何時もの公園の中に入り込み、公園に生えている草を食べる体制に入った。
この奇行が管理人の耳に入ったのか、公園の立て看板には『野生の犬猫山田にえさをあたえないでください』と記入されている。
山田「ん…これはこれで…これで私は所持金がそこをついたので金欠ならば草を食べて生きていきます。」モシャモシャ
山田リョウが、草を引っこ抜いて食べ勧めている。
お犬様の落とし物付近から映えている草はなるべく避けているらしい。
休日の公園で、一般人から見たら謎の生命体が公園をうろついていたという情報がNHK情報テレビに掲載されて動物番組のトップニュースを飾ることになってもおかしくない
野に生える草を食べ勧めながら森の奥まで進むと、草むらから外れた砂場で体育座りをして怪しげな行動を取っている陰気な二人組の少年を見つけた。
???「おい…左門!鉄くずを集めてきたけど本当にこれでうまくいくのかよ!てっしーに見つかったら、嬉村とヤーさんに報告されて俺たちクソミンチだぞ!」ヒソヒソ
鉄くずをばらまいた金髪の少年が心配そうに耳元でつぶやく
???「だから天使河原さんのいない隣町の空き地まで来たわけじゃないか…。本当に心配性だな九頭竜芥くんは…OK?ザガン…この鉄屑を…スリー、トゥー、ワン!」
トンガリ頭の少年が勢いをつけてカウント数を数える。
地表を眩い光がつつむ。光が消えて現れたのは、立体映像なのか蜃気楼なのか本物なのか分からない二頭身の女子向けにデフォルメされた牛のような生物が浮き上がる。この生物は周囲を見回した後破損したケータイのクズの山に指を差し出して線を放つ。
ジャラジャラジャラジャラジャラ…
破損したケータイはあっという間に五百円玉の山へと姿を変えた。
???2「ひゃっはあ〜!硬貨だぁ!金貨だぁ!銀貨だぁ!これで、あちこち入り放題からのぉ〜遊び放題だぜ!」
???「まずはスイパラでしょ!それから…コス○コとか肉ビュッフェに乗り込めそうだね!美味しいお菓子が食べ放題だ! でも小銭だけじゃ話にならないから、地獄の公爵ダンダリオンを呼んでただのハズレくじの束を札束と偽ろうか。」しゅばばっ
悪魔のような会話をしながら笑う高校生ほど恐ろしい見世物はない。
クールを極める山田リョウは白目をむいて震えていた。
それはそうだ。
少年たちの前で鉄くずの山が一瞬ともしないうちに消えて子供の頃に見た、昔話の「おむすびコロリン」や「舌切り雀」「花咲かじいさん」や「かぐや姫」でしか見たことがない大判小判がザックザクという金が湧き出てくる風景が目の前で広がっていたら誰であろうと驚くのも無理は無い。
ところで二人はそれを自分の私利私欲のために使うらしい。せめて募金とか投資とか援助とかいい方向に使えばいいのだが。
リョウ「な…何なの…あの子は…鉄くずを大金にかえた…そうだ…あの少年たちにたのんで私も…ちょっと君たち待っておくれよ!」バッ
???「げぇっ!見られたぞ!」
???「なんだい?盗み見と盗み聞きとは感心しないなぁ。へぇ〜。ベースの購入依存からの金欠で…奢ってくれる人もいなくて心がダウンなのね。」
トンガリ頭の少年こと左門召介は腰に手を当ててため息を吐いた。
その横で金髪少年こと九頭竜芥が山田リョウの顔を真剣に睨んでいた。
リョウ「何…ジロジロ見ないで。」むぅ
九頭竜「ベース?いや、あんたの顔何処かでみたんだけど…どこだっけなぁ〜…空手塾にもうちの高校にもいなかったぞこいつ」
体力ゼロの九頭竜芥自体が、空手塾の門下生という設定は本当なのか嘘なのか分からないが、そんな九頭竜芥が360度から山田リョウを舐めるように見回し始める。
山田リョウ「ヒント。私は山田リョウ。バンドでベース担当をしている。答えられたらサインをあげてもいいんだぜ」
悩む九頭竜を見かねた山田は2人にじぶんのヒントを提出する。
九頭竜(バンド?…ググってみるか。)
山田「近頃の若いものはなんでもスマホだなぁ。」
九頭竜はスマホをポチポチといじり『リョウ』『ベース』について検索をし始めた。
九頭竜「おい!やっべぇぞ!左門!」
左門「何?」スタスタ
九頭竜芥は画面を続きながら左門を手招きし始める。
九頭竜「こ…この人しってるぞ!俺!かつては違うバンドにはいっていたけど音楽の方向性の好みの違いから脱退した後になんやかんやあって結束バンドに加入した山田リョウさんじゃねぇか!」
山田「うわァ…個人情報まで知られとる…いやん」
いつも通りの山田。
左門「何それ。新しいバンド?懐かしいなぁ…バンド体験。茨木童子元気してるかなぁ。」
左門の脳内に『!?』を浮かべたリーゼントの鬼が思い浮かぶ。
目を輝かせる九頭竜芥。
九頭竜「この前、ライブをちらっと見せてもらってcd買わせてもらいました!痺れたぜ!」
山田リョウは、眼の前で、ファンが食いついてくれたことに少し照れる。
山田リョウ「いやぁ…こんなところで褒めてもらえてありがてぇ…。ほんま感謝してまっせ坊や。
ところで、そっちのトンガリ少年。話は変わるけど、さっき何もない地面からお金を沸き立たせていたけど何をしていたの?」
お金が地面からジャラジャラと湧き出てくる…そのミステリアスな伽羅倶梨内容ネタバレを、彼から聞いて覚えてしまえば好きな時にお金が使い放題!
さぁ、少年!包み隠さず私に教えておくれ!
左門「誰にもバラさないって言うなら教えるね。僕は左門召介。ここに魔法陣を書いて好きなときに悪魔を呼びだせる召喚術者(サモナー)なんだ。ちなみにいま召喚をした悪魔はこのザガン。鉄くずを金塊に買える悪魔だよ。」
ザガンと呼ばれた牛の頭を撫でながらドヤ顔をする左門召介。
山田リョウは厨二臭いセリフを並べながらドヤ顔を構える左門に少したじろいだ。
山田「私にもその悪魔って見えるのかな....?」
左門「潜在された神通力を眼中に集中したら見れるよ。」
九頭竜「俺も金欠でさぁ…左門に悪魔を召喚してもらって、食事の手配とか課題の片付けとか色々お世話になってるんだよ。あ、勿論ただじゃないぜ。お題は俺お手性のおやつや飯を、代価として交換しているんだよな。」
欲望にまみれたベーシスト山田リョウがこんな美味しい話をここまで聞いて黙っているわけがない。リョウは彼の手を握り目を¥眼にして提供を持ちかける。
山田「ふ…すごい。左門召介くん…!何でもできるんだったら食費代困らないかも!!悪魔何体か私にも使わせてよ!利子は後払いで必ず払うから(ぼっちが)」フンス
左門「えぇ〜…いいよ!僕が見たいのは欲望に溺れて哀れに崩れていく人の哀れな末路だっての!自分のことしか頭にない人だったら、どんな人間でも大歓迎だからね!」
左門はにやっと不敵な笑みを浮かべた。
虹夏「リョウ…何処いったのぉ!あいつここの公園にもいない!」ぜーはーぜーはー…
次回…知り合いとなった左門くんから何体か悪魔を使わせてもらっている山田リョウ…結束バンドも巻き込み大暴れ。
当然あの○○○○が黙っているわけでもない…。