山田リョウと左門くん   作:ssを読む程度の能力

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大相撲界に名を馳せた大横綱曙太郎さんが亡くなった…
鳥山明先生やTARAKOさんに続いて曙太郎さんまでもが


今年は新年早々能登半島で地震起きるし、もうふざけんなよ

なんだかんだで8話です


左門くんはグンニグルの槍を振りかざす

 

 ここはおなじみ東京の下北沢ヴィル!何か今日も素敵なことが起こるかもしれない街!

 

……から、少〜し県境を通り越した横浜の金沢八景の一軒家。

 

 

ギターヒーローの後藤ひとりのお家だ。

 

 

 ??? 「あらやっだァもう!!!!」

 

 

 後藤家のリビングで今日も引きこもりの娘を無理やり学校へ送り出し、掃除に取り掛かろうとした際に、机の上にあってはならないものが新聞に混じってちょんもりと積み上げられているのに気がついた。

 

そのついでに彼女持ち前の天然さか、彼女を送り出すことに必死で弁当を彼女に持たせることを忘れてしまっていた。

 

悲鳴を挙げたのはいつも笑みを絶やしたことがない後藤美智代ママ。一見女子大生と間違えられてもおかしくない2児を育てているまだ若めの子持ちお母さんだ。

 

 

        prprprprprpr…………

 

 電話ベルがなったのでの番号を確認すると、やっぱり学校へ無理やり送り出したぼっキャラの長女後藤ひとりも気がついたらしく電話をかけてきた

 

後藤ひとり「…もしもし…お母さん…ごめんなさい。お弁当箱忘れた…。餓死する娘をお許しください。」

 

 後藤美智代「ひとりちゃん、お弁当箱だけじゃなくて提出用のプリントと帰りに持っていく歌詞忘れているじゃないの。秀華高校へ届けに行ってあげないと。お昼ご飯と提出用のプリントを忘れているわよ!!あと帰りに寄るライブハウスに持っていく歌詞プリントも!山田さん激おこぷんぷん丸よ! }

 

電車の中、母親からの怒りの通話を食らってそんな馬鹿なと後藤ひとりは恐る恐る荷物の中を見て、全身を崩壊させてしまう。

 

 ひとり『…………ひえっ…通りでバックの中が軽いわけだァァァァーッ!!!!」

 

 サラリーマン (オイコラウルセーゾ)

 

 ひとり「アッすみません・・・」

 

 電車内で悲鳴を上げ、サラリーマンに叱られる後藤ひとりの声がダダ漏れだ。

 

 電話の向こうでおろおろと困った素振りを見せる後藤美智代。彼女の天然さも大概だが大切なものを忘れる長女には心底呆れるものだ。

 

そこへ五歳くらいの幼女が、テテテテ…と食いついてきた。

 

 ??? 「あのお友達いない疑惑且つキョドりまくりの面倒臭いお姉ちゃんがお弁当を!? じゃあ私が届けに行ってあげる!」

 

 姉とは違って怖いものがなさそうな後藤ふたり、電車の中で押しつぶされ真っ最中の姉に向かってしれっといつものように毒を吐く。サイドテールが犬の尻尾のごとくぴよぴよと嬉しそうに上下に動かされる。サイドテール尊いよ

 

 後藤美智代「ふたり、一人で二時間も電車に乗って大丈夫なの? お母さんついていこうか?」 

 

 

 ??? 「ふたり平気だよ! 電車乗れるもん!」

 

 何と、このふたりが一人でお姉ちゃんの学校に届け物をするそうだ。ふたりなのに一人とは紛らわしいことこの上なし。

 

 

 後藤美智代「絶対に運賃用のお金落としたら駄目よ? わかった?」

 

 ふたり「うん!」

 

 

 後藤ふたり、ポシェットに財布を入れて金沢八景駅までの道取りを虹夏に教えてもらった鼻歌を歌いながら歩く。

 

 ふたり「鳴り止まなくて何が悪い〜青春で何が悪い〜♪」

 

 

 誰もいない大通りへ差し掛かりさぁもう少しで金沢八景駅だ。

その時、車道の奥から単気筒がエンジンを吹かせる音が鳴り響いて来たのでびっくりしたふたりは恐る恐る後ろを振り向いた。

 

ブォンブォンバォロラロロロロロロロ…

 

        ブォンブォンバォロラロロロロロ……

 

 ドゥンドゥンバォロラロロロロロロロ……

 

 突如、脇道からバイクにまたがった闘牛リーゼントの群れが現れた!

 

 

 リーゼントΩ「おいおいどこ行くんだお嬢ちゃぁん!?」

 

 リーゼントΘ「俺たちと遊ぼうぜぇぇ?」

 

 ふたり「おにーさん達、不良さんなの?」キョトン

 

 

 リーゼントΘ「見たらわかるだろぁ?」 

 

真っ昼間から大勢のリーゼントがいちゃもんをつけるように幼子をぐるりと囲み始める。

これは流石に酷い状態である。

 

 ふたり「え、ちょっと待って…ふたりピンチかも……お姉ちゃん……は頼りにならないからジミヘン助けて……」

 

 お姉ちゃんの前では、生意気盛りな口ばかりきいているふたりも、この時ばかりは流石に自身の身が危ないと察したか、姉ではなくて犬に助けを呼ぶ。

 

じわじわとリーゼントの厭らしい手つきが五歳の幼女の手に襲いかかる…

 リーゼントB「…………助けを呼んでも無駄だ.お嬢ちゃんこっちで俺たちといやらしい遊びへばっ!」 

 

リーゼントの頭上よりかかと落としを喰らい、リーゼントは地面に埋没。

 

そして金属バットを背中に背負いこみ、立ち乗り自転車に跨った少女が出没した。

 金髪少女の顔を見たリーゼントの顔はみるみるうちに青色に染まる。

 

 リーゼントC「へ……頭だ。仏血霧ヘッドの我らがリーダー天使河原輪! 算文中の毘沙門天、天使河原輪だァーッ!」

 

 愛車バイクのサドルの上に立ち上がり、バットをバトントワリングリーダーの指揮棒のように旋回させるガラの悪い少女、天使河原輪。 そしてその下には…

 

 

左門「妹様…もう…動けません…」コヒュ〜コヒュ〜

 

 どういうわけか、我らがトンガリこと、あの性悪召喚術者高校生左門召介が、舎弟の如く中学生の天使河原輪の愛車ことバイクを彼女の代わりに漕いでいた。

 

 実はこの左門、少し前まで悪魔ばかりに頼って遠方外出を楽しんでいたが故、筋肉が衰えて補助輪付きの自転車にも乗れなかった。いわばだめなドラ◯もんである。

それなのにもサイクリングに楽しむクラスメイトを上からあざ笑うカス・オブ・ザ・カスだった。

 

しかし自転車も乗れないと、青春経験がゼロのまんま虚しい人生を送ってしまうと察した心やさしい天使河原桜達の協力やこの妹のスパルタ指導もあって、やっと自転車に乗れる様になったのだが…

 

輪の指導料として、左門は天使河原輪が遠方に用事(喧嘩)を売りに行くたびにバイクもろとも駆り出される〈ヤンキータクシー〉になってしまっている。(詳しくは左門くんはサモナー単行本5巻を読もう)

 

 ??? 「《・・・・・・仏血霧【ウチ】のチームの風紀を汚してんじゃねぇよ卑劣な腐れ削り節がァァァァ〜〜〜〜!》」バットブンブン

 

 中指と親指の上に乗せたバットを弾いて軽々と振り回し、残りのリーゼントを蹴散らす真似をする天使河原輪。リーゼントはちりちりに逃げ始めた。

 

 ふたり「このお姉ちゃんも不良? しかも自転車……?」

 

 ??? 「あ? 5歳児のガキ? しかもバック持っておつかい? ねぇちょっと向こうへ行こうかそのバック持つよ持つからちょっとお姉ちゃんとお話しよ」

 

 輪は声色を変えてふたりに話しかける

 

 ふたり「ねえねえ、おねーさんロリコン?」ズバッ

 

 辛辣な推理をするふたりちゃん。早いところお弁当ともんだい紙届けなくていいのかな?

 

 ふたり「あ! 秀華高校にお弁当持っていかなきゃ! まずいまずい!」

 

 輪「下北沢に行きてぇのか? その高校周辺でヤンキー同士揉めたから場所は知ってるぜ。こっからじゃ大変だろ。うちの馬鹿どもが迷惑をかけた侘びだ。乗れ!」

 

 ふたり「ロリコンのおねーさんと変なトンガリに絡まれたー!何か怪しいから……カツアゲされそうだからやめておくよ。ふたり、電車に乗るから……って……ええー! いつの間にかふたり自転車の後ろ乗ってる!」

 

 天使河原輪はふたりの断りも耳にせず軽々とふたりを抱えあげ自転車の補助席へと乗せた。

 

 輪「行け! 召坊! 目指すは秀華高校だ! 嬢ちゃん! しっかり捕まってな!」

 

フラフラな足腰を無理をして爆走をかける左門召介。

 

 ふたり「ヒェェエエエ…………わぁ、周囲の街が塵みたいに見える!」お目々キラキラ

 

自転車で駆け抜けるたびに、周囲の繁華街に感銘をあげるふたり。昼間なのに、塵芥のように視界に映るようだ。

 

左門「そういえば君、どこかで見たことあるけど後藤ひとりさんの妹?」

 

ふたり「そーだよー!わたし、後藤ふたりーー!もしかしてーおにーさんはお姉ちゃんの知り合い?」

 

左門「まぁね。僕はさも…」

 

輪「召坊!嬢ちゃん!口瞑ってろ舌噛むぞ! 」ドゥルルル

 

 左門「う……はいぃ」(この娘の前でグラシャラボラス使いたいけど自転車の……乗り方を……教わった報酬……ウウ……ガープかグラシャラボラス使いたい)キコキコ

 

三人乗りの自転車、警察の目に止まることなく住宅街を、森林を、砂漠を、空を、駆け回る。

 左門は輪に喝を入れられながら高速で自転車を漕ぎ、ふたりは輪の背中にがっしりとしがみつく。

 

やがて姉の通う秋華高校が

 輪「秀華高校はここで間違いねぇな! 行ってこい!」

 

 ふたりは左門に自転車からゆっくりとおろしてもらう

 

 ふたり「おーい! おねえちゃーん!」ぶんぶん

 

 

後藤ひとりは陽炎の様に左右に体を揺らし窓の方へ駆け寄り、窓から手を振った。1時限目が終わっただけなのでまだお昼には間に合うだろう。

 

 

 輪「さてと、ふたりちゃん。お姉さんに忘れ物を。」

 

輪は優しく後藤ふたりの背中を押す。

 

ふたり「うん!おねえちゃーん!」

 

ふたりが荷物の入った手提げ鞄を見せると後藤ひとりは「今降りるよ」と口パクで伝え込み教室を飛び出した。 

ところが、思いがけないアクシデントがこの姉妹のお使いを遮ることになるのだ。

 

????「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーッ!!!」

 

大勢の学生の悲鳴、学校全体に地響きが鳴り響き警報のベルがなった。

 

別のクラスの喜多「な!!地震?皆、隠れて!」

 

 いつの間にやら、後藤ひとりのクラスメイト全員が窓から身を乗り出し、ロリ可愛い後藤ふたりに目をハート状態の釘付けに、どっと押し寄せるように降りてきたのだ。

 

中には「あの子は算文中学校のイケメンロリ天使、天使河原輪ちゃん!」だの「あのトンガリさんもイケメン!」だのと騒いでる女学生もいる。

 

跡から追いかけてくるクラスメイトの足に踏みつけられるひとりちゃん。

 

ひとり「ゲスぅッ」

 

門から出てきたのは荷物を届けるべき姉ではなく女子の群れだった。

 

左門「は、やばい…僕はあぁいう女子の群れの中心になるのは好きじゃないんだ!ふたりさん、僕の悪魔で彼女の机に荷物を届けるんだ!ゆけ!バリカー!」カキカキ…

 

左門の突き出した魔法陣付きの紙から隕石に乗った魔法使い、バリカーが現れ、荷物を奪うと後藤ひとりのいる教室めがけて直進。教室を貫いて…校舎を貫き…大気圏を貫いて…彼女は任務を忘れた。

 

バリカー〈アレ…ツクエハ…?〉

 

左門「バリカー!流石に戻ってこい!召喚し直し!」

 

バリカーは荷物もろとも魔法陣で呼び出された。

女子の群れが土煙を上げながらこちらへ駆け寄ってくる。

 

ふたりは人混みの中に姉の姿を探すも見当たらない。

 

クラスメイト「ねえねえ、あなたもしかして後藤さんの妹!?」

 

クラスメイト「サイン頂戴!」

 

クラスメイト「かっわいい!こっち向いて!?」

 

クラスメイト「写真撮りましょ写真!?」

 

クラスメイト「お菓子食べる!?」

 

ふたり「おねえちゃんがいない…どこかで倒れたのかな」

 

…とそこへ「…ありがとう…ふたり…」…やっと後藤ひとりが校舎を抜け、這いつくばりながらこちらへ近寄ってくる

 

そして、目の前の残場を見て自分よりもチヤホヤされて目立っている妹を見て、ショックのあまり石化してしまうのであった。

 

ふたり「お姉ちゃんにとどけないと…おーい!お姉ちゃん!」

 

 

ひとり「ふ…ふたりが…ちや…ほや…」さぁぁぁぁ…

学校に来てまでふんだり蹴ったりの暴力を食らう後藤ひとり。またしても彼女のステータスはゼロにまで下げられた。

 

すっかり蚊帳の外にいる学校非関係者。左門と輪は呆然とその場に立ち尽くしている。

輪「あ〜あ、受取人気絶しちまったよ。」

 

左門「うん。ガープ使えばよかったんじゃ」

 

ふたりは姉にドヤ顔を見せつける。

 

ふたり「みんなに押しかけ問答されてる…お姉ちゃん人気の座奪ってごっめんねぇ〜♡」ニヤァ

 

ひとり「その顔やめて!」

 

ふたり「お兄さん、ちょっと荷物貸して。はい、荷物。」

 

 

左門「あ。中身は無事かな。」

 

 

ひとり「さ、左門さんがここまで送ってくれたんですかあ…ありがと…中身は無事だった…」パタリ

 

ひとりは安心感から気絶をしてしまいました。でも無事、荷物は無事に届けられました。

 

まぁ何はともあれ、今日もひとりちゃんは救われた! 

 

サンキューパワーパフタリガールズ!〈ズ?〉

 

ついでに左門くん!天使河原輪ちゃんもサンキュー!

 

学園長「何事ですかね!?」

 

ひとり「あの…その…カクカクシカジカ…」

 

学園長「ほう。かわいい妹さんですね。ひとりさん。妹に頼ってばかりではいけませんぞ。学業が終わるまで預かっておきましょうか。」

 

ひとりの学園長に対する説明で、後藤ふたりは授業が終わるまで学園長に預かってもらい、帰りは一緒に下校した

 

電車代はちゃんとお母さんに訳を説明して返しました。

 

 

 




次回! 

左門召介に因縁を持つ天使の復讐のために喜多郁代が誘拐される!結束バンド、最大の危機!


「左門くんは多次元世界の定理を紐解く!!」

日本語が酷すぎたのでますます追加しました
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