あくまでアウレオルスが最強だった世界線の話です。
学園都市にて…
インデックスを救うためではなく、あくまで調べるためにこの地に来た、私の名前はアウレオルスだ。
「必然、間違いはないはずだ、しかし、解せん、なぜ、魔術が解けたのだ、あり得ない」
そして、確認すると、インデックスたちがいるのだった、真実は一つ、おそらく、魔術は解けたのだろう、ならば、これでいい、あとは去るのみだ。
そして、その晩は学園都市で休み、次の日が来た。
「必然、朝か」
アウレオルスに朝が来た、遂に学園都市から帰る日が来たのだ。
そんな時、姫神と出会った、インデックスを諦めて消えることにしたが、彼女を救うことにした。
「必然、救う方法はある、だが、なんのために魔術を勉強したのだ…」
次の日、助けることにした姫神はアウレオルスに質問をした。
「どうしてこんなことをしているの?」
アウレオルスは微かに笑って、答えた、救いたい人がいたんだ、もう、救われた後だったが。
かくして、姫神を助けるための準備は全ては整った…しかし、邪魔をしに来た二人が現れた。
結界を突破し、念の為の護衛のアウレオルス=ダミーを倒すのだった。
「歌うな、魔術師風情が」
アウレオルス=ダミーは焼き尽くされた。
その後、なぜか現れたインデックスを保護した。呆れたことに勝手に抜け出したらしい…これも運命か、一度、黄金錬成を使うのも手だが、やめておくことにしよう、これが世界の理だ…アウレオルスという名前に相応しい敗北の物語…
「必然、諦めるのも一つの手だが、一度ぐらい挑んでおくことにしよう、恋敵の顔ぐらい見ないとまずいからな」
なぜ、インデックスなのか、魔術書十万三千冊という知識があれば、私はもしかしたら、私を救えるのかもしれない…そんな打算があったのは確かだ、少なくとも同じシスターだからアンジェレネ…というわけではない、私はロリコンではない…
…黄金錬成を使わないで最強の敵と戦うのか、奇妙なものだな。
上条当麻とステイルがその後、数々の困難を突破して、アウレオルスの目の前に現れた!これが恋敵か。
「必然、貴様が上条当麻か」
「お前……、」
ステイルが残念そうに横で全てを伝える、インデックスの魔術は解かれ、もう、インデックスを救うことはできないという事を、だから、諦めて死ねとイノケンティウスを発動するのだった。
「必然、私の番だな、リメンマグナ‼︎」
ステイルが黄金の鍼に突き刺されて倒された、アウレオルスが最強という世界線は伊達じゃない。
次は上条当麻だ、この男には幻想殺しがある、ありとあらゆる魔術を破壊する以上、右手の切断が最上、しかし、右手を切断した時に、何かが起こるのだろう、そして、敗北するが決定されている以上、やり方を変える!
「リメンマグナ‼︎」
上条当麻を黄金の鍼が襲った、だが、上条当麻は幻想殺しで破壊した。
「これがオレの幻想殺しだ」
アウレオルスの魔術が破られた‼︎
あとは殴られるのみ、しかし、勝つ方法はある、この状況を覆す方法は…。
「リメンーーーーー」
「ーーーーーマグナ‼︎」
「もう一度、その幻想をぶち殺してやるよ!」
「必然、これで十分」
その日、アウレオルスは大きな罪を背負った、それは明らかに人としては最低で、許されない行為だった。
上条当麻の右手を避けて、鍼を突き刺した、そして、ツボにより上条当麻への洗脳が完了するのだった。
「オレは…私はアウレオルス…アウレオルス=イザードだ」
「必然、その通り」
こうして、上条当麻はアウレオルスだと思い込んだ瞬間に奇妙な現象が起きた、上条当麻がアウレオルスになったのだ。あくまで姿は上条当麻そのものだったが。
その日、二人のアウレオルスが生まれた、奇妙なことだった、かくして、敗北する運命を辿るのはアウレオルスだと思い込んだもう一人の人間になり、この私はこの日からアウレオルスとしての敗北を避けることができるのだった。
「無 理 敵う はず な」
よく分からないことを言って、上条当麻はどこかへと去っていった。あとは、ステイルを適当にどこかに捨てて、終わった。
「倒せたな、だが、これでいい、勝ったのだから」
アウレオルスは上条当麻への洗脳が本来の年数に換算すれば、五十年にも渡って続くことを知った上で、こうしたのだ、罪は罪、実に重い罪をその日、背負ったのだった。実に恐ろしい!
「必然、インデックス、待たせたな…」
これがアウレオルスとインデックスとの出会いの始まりとなった。
姫神もインデックスもいる、素晴らしい生活が始まるのだった。姫神には『歩く教会』を作り、救済した。全ては順調だ、そして、これがアウレオルスが最強だった世界線の物語。
奇妙な話だ、だが、これでいい!