とある教会にて…
「完成するな、傑作だ、さようなら、この世界」
一人の男が喜んでいた、この男はロシア教会にて実験の末に最高の魔術をもうすぐ完成させようとしていた、そして、完成させるのだった、魔術結社ティターンに栄光あれ。
男の名は貴公子スルト、傑作だ、無能はいらない、そうこの魔術を使えるスーパーエリートだけいればいい。
この魔術を手に入れた途端に、さっさとローマ教会に襲いかかる計画を建てるのだった、万民救済のため、急がなくては。
その後、計画を立てて、ローマ教会へと襲いかかるのだった。だが、その前に、その計画を察知したローマ教会の部隊がいた、なんでも敵は大量の実験体を用意して、色々なことをしているらしい、これは危険だと、アウレオルスは急いで問題を解決しに向かうのだった。それに付随して協力した神裂がいた。
とあるロシア教会にて…
「渡すか!貴様らに、ゴミどもめ」
「すみませんが、斬らせてもらいます」
あっさりとロシア教会の実験場を襲って、貴公子スルトの居場所を掴むのだった、魔術再現には色々と時間がかかると知り、明後日までに彼を倒さなければ発動してしまう、急いで向かうのであった。
とあるアジトにて…
貴公子スルトは悩んでいた、時間がない、だからといって、逃げるわけにもいかない、ここで迎え撃つか、個人用の魔術はすでに完成しているのだ、倒せるだろう、実験成果を奪われてなるものか、悩むのだった、だが、そんなこんなで悩んでいると、二人組が到着してしまった、しまった、こうなっては迎え撃つしかない、戦ってやる。
「必然、なぜ、こんな計画を立てた、ローマ教会、イギリス教会は悪くないはずだ」
「貴様達に何が分かる、このティターンの何が分かる、何もわかるまい、そうこのスルトの気持ちすら分からないのだから」
説得不可能と見ると、さっさと貴公子スルトを倒そうとするのだった。
「喰らいなさい、七閃!」
「ぐはっ、だが、まだだ、まだ終わらないよ、終わってたまるか」
神裂の斬撃が炸裂し、全身が切断された、しかし、貴公子スルトは、しばらくしてふと笑い始めるのだった。
「効きませんね、まったく、こんなんだからティターンに負けるんですよ、教会の連中は、ハハハ」
そういって、前に進んで、剣で切り掛かるのだった、驚く神裂だった、後方で簡単に分析するアウレオルスがいた。
「失敬、見たところ、刀の斬撃による攻撃を上回る速さで細胞を再生させているようだ、倒すにはそれを超える速度で倒さなくてはいけない」
貴公子スルトは再度、全身を斬られながら、一歩一歩進み、神裂をさらに切り付けるのだった。
だが、このまま見ているアウレオルスはいない、シュミレーションを始めることにしよう、何十回かの試行錯誤の末に。
「リメンーーーー」
「ーーーーマグナ‼︎」
貴公子スルトの体を黄金の鍼が貫き、敵は驚愕した、こんなものが効くわけないだろうと、しかし、それこそ浅はかな貴公子スルトの考えだったのだ。
「フハハハハ、全て無駄だったのだ、魔術結社ティターンこそ最強だ、ニヤリ」
「失敬、勘違いしているようだな、魔術を知っていたら、避けていただろうに」
アウレオルスは魔術を破壊した、貴公子スルトの体がボロボロと崩れていく、まさか、私の細胞に癌が発生したのか!魔術は失敗した。
「バカな、天文学的確率だぞ、同じ死因だとでもいうのか。ありえない、対策はきちんとしていたはずなのに、どうして、野菜もきちんと食べた、病院もしっかりと行ったのに、バカな、ありえない。ショックだ、ありえない。」
細胞が悪くなっていき、遂には倒されてしまった。
という風に倒しても良かったが、少々残酷なので、別の方法で倒すことにしよう、そう、シュミレーションだ!
もともと、相手の魔術の研究成果は手に入っているのだ、そこから、考えるに、単に魔術を破壊するだけでいいだろう。
「リメンー」
「ーマグナ‼︎」
こうして、相手はやはり、シュミレーション通り、魔術を避けなかった、後は神裂でも倒せるだろう。
「七閃!」
「私が負けるだと」
あとは、神裂が倒して、こうして貴公子スルトは敗れた。
こうして、ローマ教会は守られたのだった。かくして、二人は帰っていった、インデックスの待つローマ教会へ。
その後、ローマ教会にいたインデックスと神裂は話し合うのだった、懐かしい対面だった、そのせいか余計な話が出た。
「いいですか、インデックス、あなたには伝えないといけないことがあります」
「なんなんだよ、神裂?」
「いいですか、このローマ教会は神の右席によって守られています、前方のヴェント、後方のアックア、左方のテッラ、右方のフィアンマです」
「それぞれ、どんなことをしているの?」
「まずは右方のフィアンマから話しましょう、最強の戦士として、ローマ教会を守るために各地の悪をその力で叩いています」
「わかったんだよ」
「次に、左方のテッラはあまり強くはありませんが、けっして、危険なので近づいてはいけません」
その頃、左方のテッラは教会で女の子に囲まれながら、話していた。
「いやー、君は僕の天使ですからねー、いやー、すまない、すまない、楽しくやらないといけませんしー、これでいいですね」
「はい、はい、はい!」
左方のテッラは女の子と話すのが異様に得意でたくさんの彼女がいた、五十人くらいいたらしい、時々、彼女を他の男に渡して、男を操る方法を取っているらしい、危険な男だった。
「そうなんだ…、それで、それで」
「最後に前方のヴェントと後方のアックアに関しては私にもわかりません」
「あとは、アウレオルスに聞くことにするよ、ありがとう、神裂!」
その後、インデックスはアウレオルスに残りの二人を尋ねるのだった。
「必然、前方のヴェントは若いシスターに教えを伝授している、後方のアックアは仲間を探して旅をしている、どちらも忙しく、君が会うことはないだろう」
「わかったんだよ、ありがとう、アウレオルス」
こうして、二人は情報の共有を通じて仲良くなるのだった。
そして、その頃、前方のヴェントは楽しそうに話していた。
「いい、分かったぁー?分からないなら、私に聞け!」
また、後方のアックアは旅をしながら考えことをしていた。
「旅は長い」
なにやら、難しいことを考えているようだ。
彼らは神の右席、このローマ教会を守るものたちである。
※あくまで、アウレオルスが最強の世界線の人たちです。