とある魔術の錬金術師   作:とあるゲーマー

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第三話 神医

 

中国にて…

 

アウレオルスは旅をしていた、今回はイギリス教会から仕事を引き受けて中国に来ていた、すると一人の老人を見かけた、老人には多くの人だかりができていた。

 

「こりゃすごい、ありがとよ、じーさん」

「気にするでない」 

 

男たちに鍼を刺して治療しているらしい、鍼師と呼ばれる存在だ。

 

「いやあ〜ありがとうね、楽しませてもらったね」

 

こういって、男たちはその場を去っていった。

 

その様子を見ていたアウレオルスは一緒にその場を去ろうとした時に、鍼師がこちらを見ていた。

 

「わしに用か?」

「失敬、結構だ」

 

だが、道がよく分からないので、教えてもらうことにした、その時だった、何かやられた気がした、しかし、気にせず、目的地までの道を教えてもらった。

 

「必然、感謝する」

「気にするでない」

 

次の瞬間、老人の姿が幻影のように消えていった。驚愕するアウレオルス、いつのまに、魔術か?

 

驚いている青年を見ながら、まだまだじゃなと、アウレオルスの荷物から取った物を盗んで、その場を去ろうとした。

 

「授業料じゃ、去らばじゃ…ムッ、もしや、これは?」

 

慌てて青年の方を見てみると、青年はすでにこちらを見ている、少しづつ近づいてくる、青年は老人の目の前まで移動した。

 

「必然、魔術師対策は当然だ、何に引っかかったかは分からんが…」

 

老人はアウレオルスの鍼を見せた、おかしな動きを見せると思ったので、アウレオルスは先に手を構えた。

 

「必然、私の方が先だ、諦めろ老人」

「失敬じゃな、お主の勝ちじゃ、お前にこの技を教えよう」

 

場所を移して、館にて鍼の治療術を教えてもらい、アウレオルスは鍼治療の一通りを教えてもらった。そして、アウレオルスの元から老人は去ろうとするのだった。

 

「館はお主のものじゃ、さらば、アウレオルス=イザードよ」

 

しかし、アウレオルスは老人からもっと学びたかった。あの幻術を使う技も知りたかったのだ。

 

「必然、老人よ、教えてくれないか、あの技を、私は人を救いたいんだ」

 

老人の正体は百八魔星の子孫であり、九百年に続く鍼師三十代目龍道と呼ばれる男であった。

 

「よかろう、アウレオルスよ」

 

アウレオルスは鍼の奥義を学ぶのであった。

 

「見事じゃ、新たなる天才よ、お主にワシの奥義を伝授できたこと、これまでの人生に感謝じゃ、そして、これでこの技はこの国で終わらない、世界に羽ばたけ、イザードよ…」

 

老人は安らかに眠った、普通に安眠しているようだ。アウレオルスは龍道に感謝して、その場を去るのだった。




さらば、アウレオルスよ
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