「
その時だった、ガバッと起きたアウレオルスがいた。どうやら、夢だったらしい。
とある教会で…
「魔術師アルマニュよ、お前は何をするつもりだ?」
「悪魔を召喚するのさーサッサッサ」
一人の魔術師アルマニュの長い旅が始まった。
とあるローマ教会にて…
場所を変えたアウレオルスは黄金錬成をしようとしていたが、失敗ばかり、疑念、成功はいつになるのか…疑念、インデックスを救えるのか…。
だが、そんな実験ばかりしているアウレオルスの元に、魔術師アルマニュが現れた。彼は闇の魔術師と言われるタイプだった、暗黒の魔術を使い、この世界の神秘を探究し、使いこなしてきたのだ。この男はいったいなぜ、ここに?
魔術師アルマニュがアウレオルスの実験成果を少し探ると、呆れたように助言する。
「悪魔を使ってはどうさーサッサ?」
「疑念?悪魔を使うとは?」
「簡単なことだ、悪魔を召喚し、願いを叶えてもらうのだ、手っ取り早く、確実さーサッサ」
「いや、黄金錬成にすることにしよう」
魔術師アルマニュは次に、悪魔の力を使ったものの末路は、王になる直前で病死、国民の信頼を得たが犯罪者に殺される、巨万の富を得たが孤独死した、このようなものだったが、確実に願いは叶ってきた、人を救いたいなら、手段を選ぶべきではない、どうせなら、悪魔を使え!
だが、そうやって話し合いをしている間に、二人の元に、ローマ教会より、国家の魔術師フランスが現れるのだった。
魔術師アルマニュが魔術師フランスに見つかり、二人の激闘が始まった。
魔術師フランスは次々に手元からルーンを発動し、五枚のルーンを用いることで、魔術【
魔術師アルマニュも周囲の石像物から謎の詠唱を行い、周囲の環境を闇の魔力で固めた、そして、周辺の人々から魂を吸収して発動する闇の魔術を使う事で、己に魂を吸収させる魔術【
魔術師アルマニュは魔術師フランスの顕現した魔術を強引に突破し、そのままとどめを刺そうとした、何度、顕現しようと無駄だ、我が魔術にて破壊してくれる。
だが、魔術師フランスは魔術一の型を発動し、【
「この勝負、私のものだ!」
「まだだ、まだ、分からんさーサッサ」
「【
「な、なに、なぜその魔術が使えるのさーサッサ!?」
「国家の魔術師フランスの辞書に不可能はない」
敵の魔術を魔術師フランス自ら発動し、魔術師アルマニュのお株を奪って撃破するのだった。
「バカな、なぜ、負けるのさーサッサ?」
「この私こと、魔術師フランスを舐めるなよ!」
魔術師フランスは勝利するのだった。そして、次に、アウレオルスの方を見ると、悪魔の存在を知ってしまった以上、お前を始末させてもらうと発言し、倒しに来るのだった。
「必然、私は悪魔の力を使う気はない」
「知っていることが問題なのだ、諦めろ、緑髪の錬金術師よ」
こうして、二人は激突した。
「五枚のルーンを持って発動する!【
「リメンマグナ‼︎」
黄金の鍼を持って、魔術師フランスに対抗するが、どうしようもない力の差を感じるのだった。
「先ほどの魔術師アルマニュはドイツを表す、例えるならば、君は何かな?ドイツに協力したイタリアかな?ジャパンかな?」
そして、魔術師フランスは魔術第一の型を発動し【
どうしようもないほど強く、諦めるしかないその強さの前に、震え上がり、涙が溢れそうになった。襲いくる敵の魔術が目の前に迫り、アウレオルスに直撃した、走る謎の走馬灯の中で、未来のシュミレーションを含めて見えるのだった。
その未来の光景で、上条当麻によってインデックスも姫神も救われて、ダメダメヘタレ人生だったな。
私はこのまま負けるのか…この人生で何がしたかったのだろうか…
…そうだ、私は…
…私は…
…『インデックスを救いたかったんだ!』
アウレオルスは血だらけで倒れ伏したが、再び立ち上がった。
「必然、この魂が成仏するまで諦める必要はない、黄金錬成を使い、首輪を破壊し、ローマ教会のフィアンマを倒す」
「何を言っているのかな?君は例えるならば何かな?降伏する気がないなら、ジャパンかな?」
「必然…日本なら別にいるよ」
「そうか、ならば、君はイタリアだ!戦争最弱の国イタリア、諦めて降伏したまえ、それが運命だ!」
魔術師フランスは笑いながら、再び魔術を発動するのだった。
「五枚のルーンを持って発動する!【
純然たる破壊の意思が進撃し、アウレオルスを襲いかかった!
「必然、使える魔術は一つ、されど、水滴石を穿つように、繰り返せばいいだけのこと」
「何度でも、何度でも発動すればいい!」
「
大量の黄金の鍼が敵の魔術に向かって突き進み、お互いの力を主張し合うかのような激しいぶつかり合いを始めるのだった。
「ーーーマグナァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア‼︎」
黄金の鍼が敵の魔術を破壊して、そのまま魔術師フランスを攻撃するのだった。
インデックスを救うまで落日無き黄金の太陽!
魔術師フランスは呆気を取られながら、自らの敗北を悟るのだった。
アウレオルスは息も絶え絶えになって、ふと右胸のポケットに刺さっている師匠の黄金の鍼を見て満足するのだった、私の救済は一国で終わるつもりはない。
魔術師フランスは敗北を認めて、起き上がると、弱った姿を見せて、尋ねるのだった。
「悪魔の力を使うのか?」
「必然、使わないさ、
「信じることにしよう…」
そして、魔術師フランスは消えていくのだった。
かつて、多くの人間が悪魔に頼り、間違えていった、だが、最後まで悪魔の力に頼らなかった、そんな君ならばまた、別の道を辿るのかもしれないな、そう言いながら魔術師フランスはどこかへと去っていくのだった。
イタリアはアウレオルスになっても強かった。