それでは第1話スタートです
#1 なんか応募してみるか
キーンコーンカーンコーン
『よし 今日授業は終わりだ 全員寄り道せずに帰れよー』
『この後カラオケ行かね?』 『おっいいねそれ』
『最近流行りのクレープ食べに行こうよ〜』 『行こ行こ』
相変わらず騒がしいな
そんなことで盛り上がるクラスメイトを横目に俺は帰路に着く
一緒に帰る人はおろか学校で話す友達もいない
サークルも入ってないし委員会も入っていない
毎日ネット三昧の日々を過ごしている
ただいま〜とはいってみるも家族は仕事で返事がない
とりあえずTwitter開いて帰宅した とでも書き込んどくか
俺の名は倉壁潤《くらかべ じゅん》
オタクで陰キャの高校1年生の男子だ
毎日学校に通って帰っての単調な日々、友達もいない孤独な日々 なにか癒しが欲しいと思うのも無理はない
そんな俺の癒しが最近流行りのバーチャルユーチューバーなるもの
いわゆるVtuberってやつだ
帰りの電車でYouTubeをあさっている時に出てきた切り抜きを見てはまってしまったのだ
『あ そろそろ時間だな』
今日は俺の推しているVtuberグループのミンテラの記念配信があるのだ
ミンテラはまだVtuberという文化があまり知られていない中生まれたいわゆるこの業界の最先端の企業だ
『みんな〜こんさよ〜』
午後6時になると同時に配信がスタートする
『ミンテラ1期生みんなの太陽黄金小夜《こがね さよ》だよ〜』
彼女は黄金小夜 太陽のような明るい笑顔と夜空のような髪に星のような白色の斑点が目立つ見た目が人気でこの1期生の中でもしっかり者のリーダーといった立ち位置にいる人物だ
『今日は2期生の募集のお話について発表するよ〜』
おおっミンテラもついに2期生がデビューするのか そろそろ来るんじゃないかとは思ってたけど本当に来るとは
『ミンテラ2期生を7人募集するよ〜』
『応募の条件は楽しみたいという気持ちだけ 2期生のみんなを待ってるよ〜』
1期生と同じく7人の募集か
『それじゃ お疲れ様でした〜よろしければチャンネル登録と高評価 Twitterフォローなどもお願いしますね〜』
終わりの挨拶と共に配信が終わる
未経験でも2期生の応募は出来るのか
『Vtuberになったら毎日楽しいのかな』
まあ俺みたいなのが応募したところで受かるわけないけどさ
応募はプロフィールと写真だけでいいのか簡単だな
倉壁潤 15歳 誕生日3月20日 ゲームが少し得意 あとなんかあるかな うーむ
それくらいしか思いつかないな
あとは写真を撮って これで応募っと
よし応募完了だな
ふわぁーあ
よし疲れたし切り抜き少し見て寝るか
更新頻度は分からないですけどこれからもちょくちょく投稿しようと思いますのでお気に入り登録などしてくれたら嬉しいです