「よくあんなのに乗れるな」
小学5年生になって直ぐに父さんが海外に出張に行った。
2週間ぐらいの出張で、俺と母さんは国際便がある羽田空港に向かって行った父さんを見てボソリと呟く。
俺は高所恐怖症で高いところは普通に嫌なんだ……マンションの5階ぐらいでギブアップする男だからな。
「船で行ったらかなり時間が掛かるわよ」
「いや、分かってる飛行機の存在意義は。バイオ燃料のエンジン積んでも船なら別の大陸に向かうのは1週間ぐらい掛かるのは…………でも、怖えんだ」
なにが怖いかって高いところにいれば色々と嫌なイメージをしてしまう。
絶叫マシーンとか観覧車はなんとか乗れる様になったし原付運転出来るから早いのダメとかいうのはない。ただ純粋に高いところがダメなんだ。どれだけ勇気を出しても根はヘタレだ……………高いところ怖い。震えながらゆっくりと降りるしかねえ。
「さぁ、帰るわよ。蓮乃辺駅行きのバスに乗らないと」
「うん……次なんの資格取ろうかな」
因みにだが宅建士の資格は取れた。
最年少記録を更新して騒がれたが例によって母さんが俺は見世物じゃないと突っぱねた…………。
「母さんはよくこんな捻くれた俺を受け入れてくれるね」
「捻くれてるかしら?……まぁ、本音を言えば学校に行ってほしいけど学校だけが全てじゃなくてこうして成果を上げているから文句の1つも言えないわ……手がかからなくて逆に困るわ」
親的にそれはそれでどうなんだよ。
「最近の小学生は1つの勉学を極めて本を出版してるって聞くし、貴方もそれに近い感じでしょ?」
「最近の小学生半端じゃねえな……」
専門的な勉強だったらそこらの大人よりも同じぐらいの子供は近年増えている。
歴女とかが良い一例だろうな……歴史好きはマニアックな事まで覚えたりするから……俺みたいな2度目の人間じゃなくて、純粋な1度目の人間で1つの勉学を極めてるんだから凄まじい……俺って人より劣っているんだな。
「あ」
「こんなところで会うだなんて珍しいな」
蓮乃辺市行きのバスに乗車すれば鉄子とお兄さんが居た。
鉄子達は旅行……はしてないな。今旅行に行ってるのはお隣さんの春永さん家だ。じゃあ、なんだろ……あ、そうか。
「日野さんが来たんだな…………なにか成果があった?」
鉄子とお兄さんの両親である日野夫妻は世界中を飛び回っている。
トリオン兵の破片を見て物凄く驚いてて、破片を購入したいとか言い出したから色々と揉めた。サンプルならタダでやるって言ってるのに、コレはタダで渡していいものじゃないって言ってきて……レーダーに写らなくなる装置をタダで作ってくれで問題を解決した。
「父さんと母さん、忙しいみたいで来れなくて…………少しずつ研究出来てるよ」
「どんだけ忙しいんだ…………すみませんね、なんか催促したみたいで」
少しずつだが研究は出来てるそうなのでよかった。
……ワールドトリガーの原作のターニングポイントである最初の侵攻が今年発生する。具体的な時期が分からないから、正直な話どうすればいいのか分からない。三雲修ならなんの迷いもなく助ける事を考えるが…………そもそもで何時起きるかすら分かってないのにどうにかする事なんて不可能だ。
「…………なんでぬいぐるみを座席に?」
「!」
確か…………賢い犬リリエンタールだったっけ?
ワールドトリガーの作者がジャンプで初連載で直ぐに打ち切られた漫画がある。その漫画の主人公であるリリエンタールのぬいぐるみを鉄子は自分の隣に置いていた。
「父さん達が送ってきたのよ……」
「ほ〜……海外で人気なのか……」
知らないところで世界進出してるな、リリエンタール。
何処の国でリリエンタールが流行ってるんだろう…………普通の犬のぬいぐるみだから、アメリカとか?……ゆるい見た目の犬のぬいぐるみが流行ってるとか色々と謎だな海外は。
「ご乗車ありがとうございます。こちらは交通連絡バス。このバスは蓮乃辺駅から空港までの往復のバスとなっております。1時間程の短い旅ですがどうかごゆるりとお寛ぎください」
「あ、わんちゃん!」
取りあえずは鉄子達の向かい側の席に座る。
後から乗車してきた子供がリリエンタールのぬいぐるみを見て可愛いわんちゃんだと可愛らしく笑う。
「リリエンタールともうします!」
「え!?」
「っ!!」
可愛らしく笑うのだが、リリエンタールが喋った。
鉄子は直ぐにリリエンタールの頭を叩いたと思えば子供の保護者であるお婆さんに向かって笑う。
「す、スゴいでしょ。最新のぬいぐるみは喋るのよ」
引きつった笑みを浮かび上げる鉄子、お兄さんもヒヤヒヤしている。
待て、待ってくれ………………もしかしてあのリリエンタールってモノホンのリリエンタール?作者が同じだから世界観が一緒とかいう漫画はCLAMPをはじめとして色々とあるのは知ってるけれども………………いやいやいや…………いやいやいや…………ありえるのか?…………そうだったらヤバいよな?俺、賢い犬リリエンタールの原作知らねえよ?仏が送ってきてる転生特典の原作知識、ワールドトリガーの知識しかねえぞ?
「リリエンタール、絵本を読んであげるね」
「あらあら随分と気に入ったみたいだね」
「よろしければあげましょうか?」
「おいおい鉄子」
ぬいぐるみをあげるとか言い出す鉄子にお兄さんは呆れている。
賢い犬リリエンタールってどんな物語……ぬいぐるみみたいな犬が主役だからワールドトリガーみたいなバトルとは無縁な世界、ばらかもんや極主夫道みたいなちょっと普通とは違うけれどもハートフルな漫画なんだろう……ジャンプでハートフルな日常系の漫画は厳しい。銀魂みたいに下ネタとか怒られるの上等な漫画じゃないと最早日常系の漫画は受けない……銀魂が日常系の漫画のハードルを一気に引き上げた感じはする。
まぁ、平和に過ごせるだろうな。
「なにこの爆音、下手くそな運転ね」
「あっちだ」
リリエンタールの事に気付いている云々は言わないでおこう。
それよりもワールドトリガーのターニングポイントが開始するのが何時ぐらいかと考えていると……爆音を鳴らした車が左側に走ってきた。
スーツとグラサンをつけたよく見る黒服が居る。よくよく見れば左ハンドルだから高級な外車だなと思っていると…………なんかスーツを着た男がドアを破壊した。
「な、なんだぁ!?」
突如としてドアを破壊された事に声を荒らげる運転手のおじさん。
マジで何事なんだと思っているとスーツの連中は走っているバスに乗り込んできて…………運転手に銃を突きつけたって
「銃!?」
「そうだ。あ〜騒ぐなよ。言っとくがコレはマジもんの銃だ……運転手、余計な事は考えるな。運転にだけ集中してろ」
え、え、なんで銃を持ってるんだ?
スーツ連中は当たり前の如く拳銃を持っており、スーツ連中のリーダーっぽい男が思わず声を出した俺を見て反応を示す。マジでなんなの?なんで銃を持ってるんだ…………
「おい、ババア。ガキは静かにさせておけよ、オレはガキの五月蝿い声は嫌いなんだ……」
「…………なにが目的なの?人質が欲しいのなら私が」
「RD−1を出せ」
「RD−1?」
母さんが代表で人質になろうとしたが男が別のものを要求してきた。RD−1とはいったいなんだ?リリエンタールは……RDじゃないな。
よく分からない出来事に巻き込まれているのだけは確かで、スーツの男達が持っている銃は本物だろう。けど、RD−1ってなんだ?バスに乗車してる人達もなんの事だと考えている。
「とぼけても無駄だ。こいつを捨てた奴がバスに乗ってるのは調べがついてる」
犬を入れてそうなケースの写真を見せるスーツの男。
それを見ても殆どの人達はピンと来ていない。犬を入れてそうなケースって事は中身はリリエンタール?……RD−1はリリエンタール?……ありえそうだけれども、こいつらケースの中身を求めてるって事を自覚していねえ。見た目的に動物とかが入ってそうだから普通は動物を探すだろう。
「参ったな、出てこないか」
リーダー格とは違う男が拳銃の銃口を上に向けて……発砲した。
本物の拳銃だと思わせて脅しているのだろうが、逆にそれを理由に乗客は怯えてしまっている。
「っち、運び屋の人相が分かりさえすればいいのに……目撃者のジジイめ、最後の最後まで口を割らなかったな」
「まぁまぁ落ち着け。このバスに乗っている事だけは確かなんだ、虱潰しで探すよりはマシだ……」
「……目撃者のジジイが割らなかったと言えば……女や子供か?」
「っ、やめなさい!銃口を向けるなら私に」
「危険な状態で名乗り出たって事はやっぱりお前がRD−1か?」
俺に銃口が向けられれば即座に庇う母さんだがそれが逆にいけなかった。
男はニヤリと笑みを浮かび上げていた。危機的な状況ならば名乗り出ると考えていたみたいだが、母さんはRD−1とは無関係だ……ヤバい、ヤバいぞ。父さんが海外に出張に行くだけだからデジヴァイスを家に置いてきた。
「修くん」
「!……」
銃を向けられてて意識が母さんに集中している。
お兄さんがデジモンを出せないのかと聞いてくるがデジヴァイスは持っていないので首を横に振った。マジでどうやってこの場を切り抜ければいいんだよ。デジモンが居てくれればどうにかなるがこの状況じゃ無理だと諦めていると…………外が急に海の中になった。
「なっ!?」
「なに、魚!?」
突如として場所が変わった。
いったい何事なんだと思っていると鉄子の隣の席に座っていた女の子がブツブツとリリエンタールと一緒に絵本を読んでいた。
「くじら号は綺麗なサンゴ礁の海を行きます。綺麗なお魚たちがたくさんついてきます。魚達はくじら号が島を離れるまで側に居てくれました」
「な、なんだこりゃ…………お、おい、動くんじゃねえぞ!!」
「お別れの時にお魚達は言いました。暗い海の底には恐ろしい怪物が住んでいるから気をつけてと」
女の子が絵本のページを捲れば景色が変わった。
「ど、どうなってやがる!?これもRD−1の力だって言うのか!?」
「アレはマグロ?」
泳いでいる魚の種類が一気に変わった。
熱帯魚からマグロに変わっている。絶対にありえないことだ。
「大海原に出たくじら号はマグロの群れと出会いました」
「絵本通りになってる」
女の子が読んでいる絵本と同じ光景が広がっている。
お兄さんが絵本と同じ事になっていると気付けばスーツの男のリーダーっぽいのが子供から持っている絵本を奪おうとする。
「ら、乱暴にしないでください!!」
「や、やめて!!」
「コイツがRD−1なんだろう!!よこ」
「ホァアアアアッ!!」
「痛え!?なんだコイツは!」
「はなせい、はなせい!!」
リーダーっぽい男が女の子に乱暴をしようとするとお婆さんがやめろといいリリエンタールが噛みついた。
それを見た鉄子とお兄さんはまずいという顔になったので直ぐにフォローに入る。
「おいおい、今度はぬいぐるみが動き出した……なんだよいったい」
「ほ、ほんとね!!なんでこうなったのかしら!!」
「犬のぬいぐるみが動き出すなんて不思議だなー!」
白々しいにも程があるぞ日野兄妹。リリエンタールはぬいぐるみだと思われたのでそれでよし。
スーツの男達のリーダーっぽいのはリリエンタールの噛みつきを振り払うと女の子から絵本を奪った。
「コイツがRD−1か。絵本の通りになってるなら、絵本を──ぬぅお!?」
「今度は真っ暗になっ!?……絵本を開け!!」
男が絵本を閉じると世界が真っ暗になった。
それだけじゃなく何処か虚無空間に落ちているっぽいのでコレはまずいと思い絵本を開くように言えばリリエンタールが男から絵本を奪って女の子に絵本を見せた。すると海に戻ったんだが、なんか暗くてリリエンタールが光っているのが分かる。
「ひぃっ、そ、外!!」
乗客の1人が怯えたように声を出した。
何事かと窓の外を見つめればバスよりも巨大な魚がウヨウヨと居た。
「ビビるんじゃねえ!!こんなのは幻だ!もしマジだったら今頃は海水が」
「ガァアアアアア」
「ぬぅお!?」
幻で解決していいことじゃねえ。
巨大な深海魚はバスに噛みついてバスはメシメシと嫌な音を出す。スーツの男達は魚に向かって銃を発砲するが全くと言ってノーダメージだ。
絵本を閉じれば虚無の空間に落ちて、絵本のページの通りになるから…………あ、そうか。
「絵本だ!絵本を無事に完結させるんだ!この状況はまずいから速読して次のページに向かえ!!」
「分かったわ!!」
絵本を無事に完結させればこの世界から脱出する事が出来る。
鉄子は女の子の元に駆け寄り次のページを捲ったのだが直ぐに次のページを捲った……え、もしかしてバッドエンド系?いや、アレは子供向けの絵本だからバッドエンドは基本的には無いだろう。
「鉄子、女の子に絵本を見せるんだ!女の子がきっかけなんだ!安全なページとか気にしてる場合じゃない」
「──なのよ……」
「え?」
「最初から最後まで全部同じページになってるのよ!!」
「なっ!?」
コレを見てと言わんばかりに絵本を見せてくる。
最初から最後のページまで深海で怪物に出会ったというページになってしまっている。さっきまで読んでいた絵本が急に変わっているということはRD−1の力なんだろうが……女の子を気絶させる?絵本を燃やす?……失敗したらアウトなタイプだから無理だから
「こわい……こわいよ……誰か助けて……」
ガクガクと怯えている女の子。
女の子の心を写し出しているっぽいから怖い場面を乗り越えるには怖い心を乗り越えないといけねえのか?
「大丈夫、大丈夫だから安心して。ね、大丈夫だからさ!」
「こわい……こわい……」
「リリエンタール、修、大丈夫よね!」
俺に振るなよ!!
ぶっちゃけた話、俺だって滅茶苦茶怖いことには変わりはないんだぞ。
「だいじょうぶですぞ!おにいさんやおねえさんが一緒にいるからこわくありません!」
「………………こんな悪い奴等や怖いお魚なんか海のドラゴンが倒してくれるさ」
なに言ってるんだ、俺は。
こんな時にデジモンが居てくれればと思っている自分が居るがデジヴァイスはここには無い…………そう思っていると突如として門が出現してデジヴァイスが出現した。え、どういうこと?
「おばあちゃんもいますよ」
「運転手もいるぜ!」
女の子を泣き止ませれば大丈夫だと周りも分かったのか声をかける。
「皆居るからきっと帰れるよ!」
「っ、でもっ…………こわいよ……」
怖いという思いを取り払おうとするがそれでも怖い。
後で痛い目に遭う可能性が高いけれどもするしかねえとデジヴァイスを構えて海に向ける。
「リロード、シードラモン」
「グゥアアアアア!!」
「っひ!?」
「大丈夫だ。あの龍は君を助ける為にやってきたんだ……嘘じゃない、変身だって出来るんだ…………シードラモン、超進化だ!」
「シードラモン、超進化!メガシードラモン!!」
やっぱりシードラモンの見た目に無理があったのだろうか。
とにかく女の子を励まさないといけねえとシードラモンをカッコよくメガシードラモンに超進化させて外に居る怪物と戦わせる。
「サンダージャベリン!!」
メガシードラモンは怪物に電撃を浴びせると怪物は簡単に倒された。
見た目の割には弱い……のか?ともあれ、怪物を倒した事で震えていた女の子はメガシードラモンに意識が向いている。
「もう1回変身する事が出来るぞ……メガシードラモン」
「メガシードラモン、究極進化!メタルシードラモン!!」
まさか一気にメタルシードラモンに進化させないといけねえとは。
メガシードラモンはメタルシードラモンになってバス胴体に乗せるとホントに助けてくれたと思ったのか女の子は怯える気持ちを無くして、徐々に徐々にバスは修復していき暗い深海から別の場所に移り変わった。
「成る程な。そのガキがRD−1だったのか。構造は大体わかった。この変な現象を起こしてるってなら気絶させれば」
「違う違う、RD−1はこっち」
「っ!?」
「たぁっ!!」
スーツの男達のリーダーっぽいのが大体を理解したので女の子に暴行を加えようとするのだが、鉄子がリリエンタールを持ち上げてみせると困惑してその隙を突いて鉄子はスーツの男達のリーダーっぽい奴に掌底をくらわせて運転席にまですっ飛ばす。
他のスーツの男達は余計な事をと銃を向けようとするのだが、お兄さんがスパナやネジ回しを取り出して銃を一瞬の内に分解した。
「銃さえ無くなればこっちの物ね、紐かなにかに縛り付けましょう」
銃という武器を失ったからコレでこの一件は終わりだ。
母さんが先導してスーツの男達を紐で縛っていき残すところはリーダーっぽい男だけになる。
「くそっ、舐めんじゃ──ぬぅあ!?」
「オレ達のジェネラルに手を出すとはいい度胸だな小僧」
リーダーっぽい男はまだ銃を隠し持っていた。
俺達に向けて来るのだがメタルシードラモンが尻尾をバスの中に入れてリーダーっぽい男を引っ張り出した。
「やっちゃえ!」
「やめろ、メタルシードラモン!!」
「そうですぞ!食ってはなりません!!」
今にでも攻撃しそうなメタルシードラモン。
ここで死人を出してしまえば女の子の気持ちが大変な事になる。俺の指示にはなんだかんだで忠実なメタルシードラモンは尻尾を2回だけ振り回した後にバスに男を戻した。
「き、気持ち悪い…………」
「大丈夫ですか?」
「ちょ、ちょっとなに心配してるのよ。敵でしょ?」
「…………あんな大きな怪獣に振り回されたらこわいですぞ?」
「っ……」
リリエンタールの言った一言に鉄子は呆れている。なんというかいい子だなリリエンタールは。
運転車のおじさんは男に負けだと言えば女の子はクスリと笑い場面は移り変わった。
「早く絵本を!」
「そうだわ!」
母さんの一言で鉄子はハッとなって女の子と一緒に絵本を読み進める。
最後のページを捲ればバスは地上に向かっていき、メタルシードラモンと共に地上に出て……物語は無事に完結してハッピーエンドに終わった。
「戻れ、メタルシードラモン…………すまないな、急に呼び寄せて」
『構わん。現実世界で暴れる事ができてスッキリした』
「そうか……」
『それよりも暫くメタルシードラモンのままでいいか?この姿は悪くはない』
「いや、お前それシードラモンの時よりデカいからな」
より現実世界で出すことが出来なくなるぞ?メタルシードラモンはメタルシードラモンの姿を気に入ったみたいだが、現実だと色々と不便だぞ。
基本的には外に出さない方針なので別に問題は無いとメタルシードラモンは言い切った…………なんかごめん。
「…………後日聞くからな?」
なんだかんだで事件は無事に解決した。
どういう仕組みかはまだ分からないけれども、賢い犬リリエンタールの物語が始まった事だけは確かだ。
何故かは分からないけれども日野家の前にバスが出現しており、バスジャックに遭ったのだと警察に通報したりした。色々と言いたいことはあるが今は言葉を飲み込んだ。
「……ごめん……」
「責めてねえよ……ただなにも知らないのは普通に嫌だ……今度来る時はちゃんと事情を説明してくれよ」
「修、帰るわよ」
色々と後処理を終えて俺達は家に帰った…………実弾入りの拳銃を向けられるだけでビビる俺は情けねえな。
というわけで賢い犬リリエンタールのはじまりはじまり
今後の展開どうしよっかな
-
2人まとめては最高さ
-
那須玲のお尻は素敵
-
藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義