デジモントリガー   作:アルピ交通事務局

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賢い犬リリエンタールと転生者と黒服の組織

 

「おや、この部屋は別の部屋に繋がるのですね」

 

「ぅぉ、ビックリした!?」

 

 リリエンタールと秘密の部屋を作って2日後、家でライトノベルを読んでいると見知らぬ男性が入ってきた。

 ノックの1つもせずに急に見知らぬ男性が入ってきたので俺は思わず声を上げてしまった。

 

「おっと、コレは失敬」

 

「……秘密の部屋を経由して出てきたって事は鉄子達の知り合いですか?」

 

 勝手に入るつもりは無かったのだと言いたげな紳士の男。

 状況から察するにリリエンタールや日野家関連の人だと思って尋ねる。

 

「私は紳士の男、紳士の中の紳士、ウィルパーです!少年、貴方の名を教えてはくれませんか?」

 

「三雲修です…………」

 

「ウィルパーさん、こっちの部屋はダメって妹が……あ……」

 

「部下のローライズ・ロンリー・ロン毛だ……修少年もまた我がライバルの秘密を知っている1人といったところかね?」

 

 ウィルパーは冷静に分析するのだが、なんか部下の人がやって来た。

 また理由の分からない事に鉄子達が巻き込まれているんだと思っていると紳士達が入ってきたドアが閉まり、今度は母さんが入ってきた。

 

「……どなた?」

 

「おっと、失礼。可愛らしいお姉さん、私は紳士の男ウィルパーと申します!日野家を調査していたところこの部屋に繋がってしまっていたのです」

 

「母です」

 

「……?」

 

「34の母です、息子の修です……」

 

「なんと!?子持ちとは思えぬ美貌ですね」

 

「美魔女って奴ッスか。はじめて見たっスよ……」

 

 例によって母さんを若い姉だと勘違いしているウィルパーさんとロン毛さん。

 母さんを美魔女だとあっさりと受け入れたのだが母さんがなにか言いたそうな顔をしている。

 

「どうなってるの?」

 

「開け、秘密の部屋」

 

 リリエンタールの事とかを詳しくは知らない母さん。

 デジヴァイスをドアに翳せばカチャリと音が鳴ったのでドアを開けば廊下ではなく、秘密の部屋に辿り着いた。

 

「???」

 

「ワンちゃんがこの部屋を作ったんですよ」

 

「………………そう……………」

 

 デジモンを紹介した時みたいに母さんの背後に宇宙が見える。

 色々と処理しきれねけどもなんとか状況を飲み込んで秘密の部屋を出ると日野家の3階に出たので降りるとお兄さんと鉄子とリリエンタールと鉢合わせする。

 

「おばさん……ちょ、ちょっと修」

 

「バレた……大丈夫だ、怒ってはいない」

 

「ええ、怒ってはいないわよ……ただ、どうなってるのかを説明だけはしてちょうだい」

 

「リリエンタールがですね」

 

 お兄さんが代表で説明する。

 リリエンタールの事はちょこっと話してはいるのだけれども、ほんのちょこっとだけであり千佳の方が詳しい事情を知っているかもしれない。

 リリエンタールが人の思いを具現化するとか世界の裏で暗躍している組織がリリエンタールを狙っているとか紳士の男はその組織の一員とかリリエンタールのチェスのライバルだとか色々と分かった。

 

「おさむ殿、勝負です!」

 

「ん、分かった」

 

「ほほぅ、チェスを嗜むのですね」

 

「少しだけ出来るぐらいだ」

 

 その後は破裂したごむぞうを元に戻すべくリリエンタールがちょんまげ騎士(ナイト)というアニメの世界に飛び込んだ。

 魔女カナリーナが明らかにライトニング光彦に好意を持っているが妙なところでツンデレだったりするわけで、母さんが胃袋を掴めば大丈夫なのよとか色々と言っていたが、基本的には気にしない。

 

 リリエンタールやウィルパーさんがチェスをする事が出来るので相手になった。

 初心者レベルのチェスならば簡単に倒すことが出来る。接待で負けてやることはしないつもりなので慈悲なく真面目に叩き潰し、全戦全勝……平穏な日常は続いている。ワールドトリガーのターニングポイントである最初の侵攻の事なんか忘れようとしていた……そんな時だった

 

「修!!」

 

「ノックしろよ」

 

「大変なのよ!!バカ犬が、バカ犬が……………………」

 

 鉄子が慌てた様子で部屋にやって来た。

 デジヴァイスを持っているという事は部屋を経由してやってきたのだろうが、慌てているので落ち着かせる。

 

「RD−1が拐われた」

 

「……どなた?」

 

 見知らぬ中学生ぐらいの男性が部屋に入ってきた。

 割と知らない人なので首を傾げていると外国人の女性が現われて明らかに苛立っている。

 

「神堂財閥の神堂令一郎を知らないのか!!」

 

「知らねえよ……え〜っと、黒服の組織にリリエンタールが連れて行かれたんだよな?ウィルパーさんが居るか?あの人だったら黒服の組織の支部とか知ってるし3階を経由して、黒服の組織のアジトに繋がる部屋を、ウィルパーさんでも知らないんだったらウィルパーさんが知っているアジトを知っていそうな人の部屋に繋げて数珠繋ぎで繋げばいいんじゃねえの?」

 

「いや、部屋を繋げる事は出来ても本人に直ぐに会えるわけじゃない」

 

 また知らないおっさんが出てきたよ。タバコを加えたおっさんは部屋に入ってきたかと思えば俺の考えた案は無理だと言った。

 部屋じゃなくて本人に会わないといけないって事は無理だから……………。

 

「黒服の組織の人で合ってるよな?」

 

「日本支部の支部長のシュバインだ……悪いが本部の居場所は俺ごときじゃ知らない」

 

「リリエンタールをなんの為に攫ったんだ?」

 

「残念だがRD−1は連れて来いと上から命じられているだけで詳しい詳細は知らない……ただ、君も知っている様にRD−1は超常的な現象を巻き起こす事が出来る。おそらくボスはそれを利用してなにかを企んでいるんだ」

 

 また随分と曖昧な返事が返ってきたな。

 とはいえリリエンタールの力が凄まじいのもまた事実なので文句は言わない。

 

「組織のボスはなんの乗り物でやって来た?車なら監視カメラをハッキングでもして追跡できるし、国外に本部があるなら羽田か関西空港の2つを抑えれば確実に出てくるだろう」

 

「それがワープしてやって来たの」

 

「ワープって、また随分と物理法則を無視した方法でやってきたな」

 

「どういう理屈かは不明だが彼女の言うことは確かだろう。ボスがやって来ると聞いて一瞬で支部に来たし、RD−1の元へこちらが車で先回りした筈なのに先を越されていた」

 

「…………鉄子、まさかとは思うけれども黒い穴に吸い込まれる感じで消え去ったのか」

 

「ええ……あっ!!」

 

「おい、なんだその、あ!は。この期に及んでまだ未開封な情報があるというのか」

 

「修、アレを!!」

 

「はいはいっと」

 

 黒い穴で思い出した鉄子。

 千佳がトリオン兵に狙われているので、トリオン兵が出てくるまでを撮影した記録が残っている。シュバインさん達に見せれば、コレはなんだと驚いた顔をしている。

 

「コレと似た感じで、バカ犬を連れてったわ!!」

 

「ということはこのロボットを送り込んで来ているのとボスは……やれやれ世界は思った以上に広いな」

 

「日野家に解析を依頼してて、俺の個人的な見解としてはコイツは異世界から送られてきたロボットかなにかじゃねえかと…………ただ………」

 

「ただ?」

 

「撃退とかは出来るけれども、こっち側から異世界に穴を開ける技術はねえ」

 

「っ……そんな……………」

 

 リリエンタールを救うという手立ては無いのだと落ち込む鉄子。

 神堂さんが自身のパソコンを取り出してなにか操作していると眉を寄せていた。

 

「反応が0……異世界に居る、か……」

 

「どうしたんですか?」

 

「シュバインの部下の一部がボスに付いていっている。奴等の支給品に発信機を付けていたが、反応が0だ……オレの作った発信機だ、ここから月面までならハッキリと何処に居るのかが分かる」

 

「月までの距離が384400kmで地球の直径が12742kmだから……異世界に居るって言った方がまだ納得が行くっすね」

 

「…………」

 

 こりゃ確実に近界(ネイバーフッド)に居そうな雰囲気だ。

 どうする……こちら側から今のボーダーにコンタクトを取ってリリエンタールの救助を……いや、それは最終手段か。

 取りあえずはと日野家の方に上がらせてもらい、リリエンタール関係で拐われているのを知っている人達が居るのだが意気消沈だった。リリエンタールは完全な別世界に連れ去られてしまった、そう考えるのが妥当なところだ…………。

 

「リリエンタールがアクションを引き起こせればいいんだけどな……」

 

「どういう意味だ?」

 

「リリエンタールの力で不思議な現象を巻き起こせる。無意識の内に引き起こしてるけれども、組織が狙うって事はやろうと思えばリリエンタールの力は無意識じゃなくて意識して使うことが出来る……だったらリリエンタールが家に帰りたいって思いがあれば家に繋がる道を作ることが出来るって……仮説だから気にするな」

 

「いや……それは……」

 

 桜がそれがありえる事だと言いたげだが、リリエンタールは不思議な現象を起こす力を持っている。

 リリエンタールが帰りたいって思いがあるのならば、きっとリリエンタールは不思議な現象を起こしてくれる……………と、考えるのはあまりにも楽天的だ。リリエンタールは凄いことが出来るとはいえまだ幼い存在、無理を言ったらいけねえ。

 

 リリエンタールが拐われているのは一大事で、一先ずは3階の力を使って外国に繋げてみるが本部を知っている人は多忙で会うことは出来なかった。外国の時差とか考えねえといけねえし、本部を知っている人達は基本的には重役らしく更には本部とリリエンタールを拐った場所は異なると言う疑惑が出てきた。

 

「成果が芳しくないな……」

 

 シュバインさんは結果が出ていない事を呟く。

 色々と桜と一緒に案を出してはみるものの、リリエンタールは完全な別世界に連れ去られたっぽいので行くことが出来ない。

 シュバインさんと一緒にやってきたバスジャックの主犯だった人が苛立ちをみせるのだが、苛立っていたらキリが無い。

 

「諦めるなよ……心に希望を、光を持っていねえと……」

 

 例えそれが狂気だと言われようとも、諦めちゃいけねえ。

 諦めることの大切さは知っているがそれと同じぐらいには俺は諦めない事の大切さを知っている……信じるしかない、奇跡を。既にリリエンタールが拐われてから10時間以上が経過しているが、諦めてはいけない。

 

「修、デジヴァイスが光ってるぞ」

 

「こんな時にって……なんだこれ?」

 

 諦めない心に希望の紋章と光の紋章が輝くのだが見たことがない紋章も出てきた。

 アグモンは勇気、ガブモンは友情、ギルモンは純真、シードラモンは誠実、ハグルモンは知識、後は残すところは愛情と希望と光……いや、待てよ。確か優しさの紋章もあった……今は優しさと愛情は関係ねえよな?現に愛情は無反応だし……。

 

「わっ!?皆、アレ見て!!」

 

「バスが光ってる!?」

 

 雪が外から眩い光が差し込んでいる事に気付く。

 バスが光ってる…………もしかしてリリエンタールが奇跡を……奇跡……デジメンタルに奇跡のデジメンタルとかあったよな……まさか、コレは奇跡の紋章なのか!?

 

「リロード、デジモン!」

 

 なにが生まれるかは分からない。

 けれども、ここでやらなくちゃいけねえ事なのは分かるとデジヴァイスを構えてデジモンを出せば……ブイモンが生まれた。

 

「オレ、ブイモン!よろしく!」

 

「なんだ?この生き物は?」

 

「奇跡が起こったっぽい…………ブイモン、俺は三雲修。異世界に友達が連れ去られたんだ、助けに行きたいんだけど八方塞がりで………どうにかできねえかな」

 

「異世界だったらデジヴァイスを使えばいい……デジヴァイスならきっと扉を開けるよ!」

 

 デジヴァイスにそんな機能が搭載されてるのか?

 まだまだオレの知らない機能が搭載されてるっぽいが取りあえずはとバスの前でデジヴァイスを構えると空間に穴が開いた。

 

「反応が出てきたぞ」

 

 穴の先の電波を受信したのか神堂さんはパソコンを見る。

 どうやら異世界に拐われていたのは確かなようで、ここを通ればリリエンタールを助けに行くことが出来ると鉄子はバスに乗り込む。

 

「バスって誰か運転できるのか?」

 

「あ、オレが運転出来るっス」

 

 ロン毛さん器用だな。鉄子達がバスに乗り込むので俺もバスに乗り込んだ。

 神堂さんは少し待てと言うので待てばなんか空飛ぶ乗り物をバスの上に乗せた……なんだあのSFチックな乗り物は。

 

「じゃ、出発進行!!」

 

 バスは黒い穴に向かって走り出した。

 黒い穴の先は……宇宙空間みたいだった。何故にこんなところをと思いつつも神堂さんが発信機の反応がある方向を教えてくれてロン毛さんはバスを走らせる。

 

「……君のそれはいったい……」

 

「俺も詳しい事は知らないですよ……ただコレは俺の所有物なんで無理矢理奪おうって言うなら戦います」

 

「気にはなるが、敵を増やすのは合理的じゃない」

 

 シュバインさんはデジヴァイスとブイモンを見つめている。

 リリエンタール関係かと考えているのだが、リリエンタールとはまた別件の物である。敵をここで下手に増やすことは良くない事だ。

 

「ていうか部下の人達を置いていってよかったんですか?こう……もう既に話し合いでなにかをする段階が終わってて、暴力で物事を解決しないといけない事になってますよ」

 

「俺の目的はRD−1の救助じゃない……あいつらは冷静さを欠いているから置いてきた。非常事態に冷静な判断を失ってる奴は連れて行きたくない」

 

「…………あんた達のボスや幹部をボコボコにするって言ったら?」

 

「それが懸命な判断だと思えば文句は言わないさ…………君は戦う覚悟は出来ているんだね?」

 

「ここまで来たら半ばヤケクソですよ…………でも、友達を連れ戻したいって思いはありますから」

 

「友情…………青いな」

 

「青くて結構、まだまだガキの悟りの世代なんでね……上層部を暴力で黙らせる事に関して異議を唱えないなら……」

 

 常識的に考えれば色々とアウトなのだが、今回はそれぐらいの案件だ。

 出来れば暴力以外の力で抑え込みたい。暴力で抑え込むのは簡単だけれども相手が自分よりも遥かにまさる力を有した時の逆襲が怖い。

 

「ブイモン、生まれて早々に戦わせて悪いな」

 

「構わないよ。修の友達を誘拐するだなんて許さない…………修、お前が思うならオレは強くなれる!だからオレを信じてくれ!」

 

「ああ、信じる…………ん?なんだアレは?」

 

 ブイモンと一緒に今から巻き起こ戦いにやる気を出していると乗り物みたいなのが、来た道に向かっていっている。

 ……なんだろう。物凄い嫌な予感がする……………いやいやいや、今は気にしている場合じゃないな。

 

「きゃあ!?」

 

 発信機を辿っていけば、何処かの施設に辿り着いた……のだが、出方が悪かったのかバスが縦に止まった。

 なんでよりによってバスが縦に止まるんだよと思っていると鉄子達に踏み台にされてバスから脱出した。

 

「ここが本部……なのか?」

 

 はじめて本部と思わしきものに足を運び入れて戸惑うシュバインさん。

 本部が異世界にある……ならばもっと人が居てもいいし警報音のようなのが鳴り響いてもおかしくはない。

 

「どういうことだシュバイン、何故お前がここに居る?」

 

「あいつよ!あいつが」

 

「鉄子、よく見るんだ。少しだけ違う」

 

 リリエンタールを探そうかと右見たり左見たりしていると上から老人が現れた。

 鉄子がリリエンタールを拐った犯人だと言うのだがお兄さんが似ているようで異なる存在である事に気づき鉄子を静止する。

 

「ボスに聞きたい事があってここに来た。ボスとの面会を希望する」

 

「我々はこの世界にお前達を立ち入らせる許可を出した覚えはない。どんな方法を使ったかは知らないがお前達を捕らえる事が出来る……が、曲がりなりにもお前は日本支部の支部長だ。話だけは聞いてやろう」

 

「……ボスはRD−1を使ってなにをするつもりだ?ここに来る前にRD−1の力を知ったが、RD−1の力は物理法則を遥かに超越する。世界征服だなんて組織らしくない……」

 

「我々はボスの力で死を超越し、世界を、女王(クイーン)トリガーを生み出す力を得た……世界を超越する力を手にしたのならば人はなにをするつもりだと思う?」

 

「……神様にでもなったつもりか?玩具を手に入れた老害ほど厄介な存在はいないな」

 

 強い力を得て色々と慢心的なのをしている。

 神堂さんは呆れているのだが、男は気にすることはなかった。

 

「優れた存在が自分よりも劣る存在を飼育するのは普通の事だろう?家畜も良い一例だ」

 

「それは私達が家畜も同然ってこと?」

 

「似たようなものだろう……さて、質問には答えさせてもらった……ここで排除されるか捕らわれの身になるか選んでもらおう」

 

「ふん!馬鹿馬鹿しい!話が通じる悪の組織とは協力できても話の通じない宇宙人とは交渉なんて出来るものか」

 

「……神堂令一郎、君ならば理解してもらう事が出来たのに残念だよ……死んでもらう」

 

「お前がな」

 

 神堂さんが断ればシュバインさんが目にも止まらぬ素早さで拳銃を抜いて男の頭部を撃ち抜いた……が、なんか人型の兵士がウヨウヨと出てきた。

 

「交渉決裂、か……世界征服だなんてくだらねえ真似を企んでる組織だった、ぬぅおわ!?」

 

「シュバインさん、武器庫破壊しておきました」

 

「ご苦労……だが、RD−1の強奪を手伝えとは言っていないぞ」

 

 所詮はこの程度かと思っているとなんか爆発した。

 何事かと思っていると厳ついアサルトライフルを装備したスーツの男達が何をしたのか教えてくれる。

 

「シュバインさん、何処まで仕込んでるんですか……」

 

「なに、ただやれることはやっておいただけだ……ボスに会わなければならないな……ボスは、上か?」

 

「ならお前達マンティスに乗れ……乗車人数的にも子供はここに置いていく」

 

「大丈夫よ、私が幽霊にして連れて行くわ」

 

 ボスが居る場所を見つめるシュバインさん。

 神堂さんはバスの上に乗せていた空飛ぶハイテクなメカに乗り黒服達を乗せてマリーがお兄さんや鉄子達を幽霊に変える…………え、まさか……………

 

「エレベーターとか使わずに上に行くのか?」

 

「そんなのを探している時間が無い…………お前、まさか」

 

「こ、高所恐怖症です……」

 

「大丈夫大丈夫、幽霊だから痛みは感じないよ」

 

 サラッと幽霊になった雪がアドバイスを入れてくれるがそんな問題じゃない。

 なんでこんな展開になると思っているとデジヴァイスが光を放つ。

 

『オレを出せ、修』

 

「……リロード、ハグルモン」

 

 決戦の時だと言うのがよく分かるのでハグルモンを出す。

 出せと言ったのはハグルモン……なにをするつもりだと思ったらハグルモンは眩い光に包まれて、メイルバードラモンに進化した。

 

「お前、進化出来たのか?」

 

「やろうと思えば何時でも進化は出来た。だが、家のスペース的にオレを置く事が出来ないだろう?」

 

「そうだけど……ちょっと待て。お前が進化したって事はまさか……」

 

「いくぞ」

 

 せ、せめて背中に乗せろやぁあああああ!!

 メイルバードラモンはブイモンを背中に、俺を口に咥えて飛んでいった。

今後の展開どうしよっかな

  • 2人まとめては最高さ
  • 那須玲のお尻は素敵
  • 藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義
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