8月31日、夏休み最終日だが基本的には俺には関係無い話だ。
夏休みの宿題?やるわけねえだろう、興味も抱いてない人の絵画展を見に行って感想文を書けと言うゴミみたいな宿題、誰がやるか。人間好き嫌いがあるんだよ、アレが綺麗だったとか思わない奴は思わない。
「修…………髪、伸びてきたわね」
「うん」
朝食を頂いていると俺の髪の毛が伸びてきたことについて母さんは言ってくる。
俺の今の髪型は三雲修の髪型……ではなく、もうちょっとモソッと伸ばしている
「ちょっと髪の毛を伸ばしたいって思うんだ」
「そう……でも纏めてないと中性的ね」
「中性的か……」
髪の毛を伸ばしたら中性的なせいで女の子にも見える名前的にも修ちゃんは普通に存在しているので違和感は無い。
三雲修の容姿……ワールドトリガーの公式が三雲修=メガネと認識しており、メガネが本体とも認めている。しかし姉(母)が美形であり、イケメンではないが顔立ちは整った方である。
「まぁ、こうしとけば問題は無いか」
髪の毛を束ねてみて大門大の様な髪型にする。
仕事上、服装を選ばなきゃいけないとかダメとかそっち系が厳しすぎたりはしない。男の髪型はこうだと厳しくしてるのは学校だけ、まぁ、確かに髪の毛を染めてる奴等はヤンチャしてる系が多いのは認めるけども髪の毛に長さを指定してくるのは異常でありポニーテールがエロいから禁止な校則はブラック校則云々以前の話じゃない。
取りあえずはフーディエに向かってタイムカードを押しておく。母さんは本日は休日である……息子の店で親が週3パートで息子が週4フル勤務、今は夏の繁忙期だから週5で働いている……働き方改革って色々とあるな。
「おはようございます、オーナー」
「おはようございます、烏丸さん……なんだか眠そうにしてますけど大丈夫ですか?」
「ちょっと寝不足で……今回だけなんで大丈夫っす」
「なにがあったんですか?」
「弟達の夏休みの宿題が終わってない事が発覚して……流石に31日に根詰めするわけにはいかないですし、徹夜で片付けたんです」
「あ〜……季節の風物詩みたいなものですね」
若干だが眠そうにしている烏丸さん。弟達の夏休みの宿題解決してない問題が発生しており、それを解決するのに思った以上に労力を使った。
31日になって夏休みの宿題がああだこうだなるのは割と地獄である……非常にめんどくさい事だ。夏休みの宿題って一種の罰だからな。
「小学生の宿題の場合、国語と算数は1学期のドリルを全てやってくるってパターンですから夏休み前、1学期に宿題をやるついでにもう一冊ノートを用意してそっちにも同じのを書いて夏休み迎えると同時に夏休みの宿題終わらせる事が出来ますよ」
「……オーナーってズルする感じですか?」
「夏休みの宿題は毎日コツコツしなければならない、1度に纏めて終わらせなければならない、特定の日にしかやってはいけない、そんなルールは一切無い……なんでしたら夏休みの宿題代行とか言うのも…………ありかなしかで言えばありですよ」
「いや、ズルじゃないっすか」
「テストを代行で行ってもらうのは反則ですけど宿題代行は人としてはグレーですが法律的にアウトじゃないです……内申点を下げる事があるかもしれませんが小学生の中学受験に内申点は深くは関係無い、そもそもでいじめや犯罪に触れる関係じゃない限りはちゃんと受験資格を与えてもらえる。夏休みの宿題で出されているのが新しい範囲ならば覚えなきゃいけないですが、既に出来ている部分を繰り返す……例えば国語は漢字のドリルで5〜7つある1文を毎日1ページと言ってますが、コレでちゃんと身につくかどうか?もう既に見ただけで答えが分かってるから途中式を無視して答えだけを書いてしまう、なんてのもありますよね?」
「…………」
「宿題をするのと勉強をするのを同意義だと認識しちゃいけないですよ……問題が出されて答えであるAに繋がれば文句は言えない、過程も大事だって言いますけども過程を褒めてもらえるのは小学生まで、中学生以降の成績はテストの点数が良いのか悪いのか……もし仮にノートの書き方が汚いで減点されるのであればそれは学校側が悪い……烏丸さんの知り合いにノートが汚かったり字が汚かったりするけども成績がいい人はいる、綺麗に纏めるのでなく大事な要点を出すことが出来ているのか、特に暗記要素が多い科目では全てを纏めるのは難しい。エピソード記憶に訴えかければ…………時は金なりと言う諺があるならばこの時代は金は時なり……お金があるから時間がある。労働の目的の大半はやり甲斐でなく、対価が存在しているから。烏丸さんも時給1300円のフーディエがいいからとフーディエを選んだ」
「……オーナーはホント極端っすね」
「嫌なもの知ってるからな」
宿題代行サービスに関して色々と話したが、言えることはお金を持っているから時間に余裕がある……この辺はマジで大事である。
親ガチャなんて言葉があるが、その言葉はある意味間違いじゃない、貧乏子沢山なんて考えようによっては無能だ。金があるから遊園地をはじめとする様々なレジャー施設にいける。金があるから遠出出来る……金が無かったらなんにも出来ないのが現実だ。夏休みなんだから何処か行くだろうという考えは大間違い、家でずっとゲームしてるとか当たり前、だって夏休みがある季節は混むしシンプルに暑くて旅行なんてやってる場合じゃないしなによりも金がかかる…………泊まるのをネカフェとか無理だからな。
「今日は…………カラオケの方が予約だらけだな」
カラオケのブースが予約で満杯だ、夜まで満杯だ。
8月31日と言えば夏休みの宿題云々が多いが、普段からやってる奴は今日は完全に自由な日である。
「打ち上げも兼ねてるの多いっすからね」
「……打ち上げ?」
「ボーダーのランク戦、この前終わったんですよ。夏休みの最後の思い出と打ち上げを兼ねてのカラオケって事でここにって」
「そうなんですか」
ボーダーの隊員がやたらと予約しているなとは感じていたけれども、ランク戦明けの打ち上げも兼ねてるのか。
店を利用してくれるのはありがたいことだ……あの実力派エリートと1度も出会っていないのが些か不安だ。金田一少年の事件簿のゲームで犯人側でプレイするゲームがあって、トリックやアリバイを仕込んでも余裕で見抜かれる。金田一を殺すという荒業を使っても普通に生還してくる。
昏睡状態になっている麟児さんに接触してくる可能性があるかとなったが意外と大丈夫だな。自室に籠もって仕事をしておく。
今やっているのは遊戯王の立体映像装置の作成、遊戯王にはEXモンスターゾーンが存在しており、右のEXモンスターゾーンか左のEXモンスターゾーンか選ぶことが出来る……最近までその辺はどうでもいいんじゃないのかとなってたけども、置いているカードの位置から見て相手と同じ位置の場合とかの効果が生まれている。イントゥザブレインズの方はまだまだだ。
「ポケモンカードの売り込みは…………来年の世界大会で実装か」
最初に出来ていたポケモンカードの
ゲーフリにちゃんと売り込む事は成功した……成功したけども、時期が色々と悪かった。ポケモンカードの世界大会が既に行われており、今年の優勝者が決まっている。立体映像装置を世界中に見せつけるという意味合いを込めても世界大会の決勝戦で使用させるからそれまでの間にバグをとにかく見つけて修正をしろ、世界大会本番でバグ発生だけは絶対にさせるなと上から命じられてる。
「飲み物、取りに行くか」
仕事に夢中になり1時間以上が経過し、喉が乾いてきた。
こういう時にフーディエは便利だ、ドリンクバーから飲み物を自由に取ることが出来る……ドリンクバーって元を取るにはかなり飲まなきゃいけないからボロ儲けな商売だ。最近だと自販機タイプがある。フーディエはカップ式自販機のドリンクバーだ。
「あ、どうも」
「おぉ……居たのか」
「夏の繁忙期なので殆ど居ますよ」
カップ式自販機の前にののさんがいた。
ののさんはコーラを選んでおり十数秒後にはコーラが出てくる……なんか気不味い空気が流れるのだが気にしないでおく。
「ボーダーの男はよ……那須みたいなのがタイプってのが多い」
「そうですか…………ボーダーの女性陣は容姿端麗な美女が多いと聞きますからね」
那須さんがボーダーでもトップレベルのモテ力を持っている。
女性としては儚げでバックスクリーンに花が似合いそうな雰囲気はあるがそもそもでボーダーの女性陣は美女が多い。でも、その実態はアマゾネスの巣窟……強い奴とバトルしてぇ!とか強い奴にしか興味は無い!とか色々と蛮族みたいな考えをしてる人が多い。
「お前も那須みたいなのがタイプなのか?」
相手を地獄に突き落とす事が出来るならば自分自身も地獄に落ちても構わないと思う【勇気】
絶望した結果、線を敷き続けて越えさせない【友情】
自分にとって都合の良いものだけ愛でる歪んだ【愛情】
言えばややこしい事になる厄介な【知識】
自分が思うからと真っ直ぐ進む【純真】
逃げる術は色々とあったが一応は向き合う適当な【誠実】
少しぐらいは大丈夫だろうと甘えた【希望】
自分自身が【光】輝く事は興味無くて【優しさ】は見せても甘さになってるだけで意味は無いと悟り、妙なところで【奇跡】を巻き起こす【運命】……イカれた人間だと自覚しているからそっち系の感情が薄い。
原因はあれか?前世でトイレで小便してるだけなのに「月曜日もキモいと言われ」とか歌われるイジメにあってたから無理だと思ってるからか。
「ののさんは素敵な女性だと思いますよ……人間には個性がある。ののさんの個性も立派です」
「私の個性って
自分の乳を持ち上げるののさん。かにそれはののさんのリーサルウェポンとも言える武器、ボーダー隊員の中でも最胸である兵器である。
でもそういう事を言えば体目当てのゲス野郎と思われる。そもそもでお仕事の関係でありそれ以上はなんも無いんだよ……いや、確かにののパイの凄まじさは知ってるけども。
「それもある……そもそもで人を好きになる理由はそれぞれです。ののさんの豪快な性格がいい、ののさんの顔が好き、ののさんの
「お前、上手いことを言って誤魔化そうとしてんだろ!」
「あ、っちょ、やめてください」
上手いことを言って適当に話を流そうとしている、自分の意見じゃなくて他の意見が色々とあると誤魔化してるのがバレてののさんにヘッドロックをくらうって、あ!
──ミシリ
「あ!」
「…………」
メガネが落ちて、ののさんに踏まれてしまった。
ののさんは直ぐにメガネを回収するのだがレンズの部分が粉微塵になっている。
「わ、悪い!」
「いや、別に大丈夫ですよこれぐらいク……」
「ク?」
粉々になっているメガネを見て、完全に壊れたのだと判断する。
しかし、俺にはクロックモンが居る。クロックモンは公式設定じゃ1999〜1900年までなら時間移動出来たりするのだが俺のクロックモンは生物以外の時間操作が出来る。壊れたメガネの時間を巻き戻せばメガネは無事に直る……が、が、デジヴァイスは俺の専用部屋の中にあり、更に言えば今ボーダー側にデジモンを見られるわけにはいかない。
「……あ〜ダメですね。思った以上に見えない」
メガネ無しでも物が見れるかと思ったが、思った以上に見ることが出来ない。
自販機のボタンは分かるけども、自販機の文字が一部読めない。物凄い至近距離に近付いてやっと見えるぐらいだ。
「取りあえずはココアを」
「呑気に言ってる場合じゃねえだろ、見えねえんだろ?」
「ボヤァとしてるだけで色とか形はちゃんと見れます」
ほら、現にココアはちゃんと手に入れる事が出来た。ココアをゆっくりと飲んで気持ちを落ち着かせる。喉が乾いてたから喉が潤う。
しかしののさんは申し訳無さそうな顔をしている。メガネを踏んでしまったのだから当然だろう。
「……取りあえずは部屋に戻らないと」
「あ、じゃあ」
ののさんは俺の手を握ってくれた。
部屋は何処かと聞こうとするがそれよりも前に烏丸さんが現れた。
「京介、オーナーの部屋って何処だ」
「オーナーに用事ですか?呼んできますよ」
「いや、違えよ。三雲をオーナーの部屋に連れてくんだよ」
「…………?」
「あの、烏丸さん……メガネ無しだから気付かないんですか?」
「…………………………………え……………………オーナー?」
うわぁ、傷つく。物凄く傷つくぞ。
メガネを外しただけなのに三雲修だと烏丸さんは認識してくれなかった。気付いていないのかと聞いてみたら声で俺だと認識をする。
「メガネが無いとそうなるんすね」
「烏丸さん、俺をメガネの人だと思ってませんか?」
「……………………そんな事はないですよ」
三雲修=メガネと認識しているなこれは。
ともかく、三雲修だと分かってくれたのでののさんに手を握られながら仕事部屋に向かった。
「…………普通だな、オーナーの部屋だからもっとモニターが複数あるとかイメージしてたんだが」
「高性能なデスクトップ1つあれば問題無いです」
従業員以外は立ち寄れない俺の作業部屋に入ったののさん。
俺の作業部屋は物凄く機材が!とイメージしていたんだろうが最新機種の高性能なデスクトップPC1つだけである。
複数のモニターを使うのは株とかであり、俺の場合はモニター1個あれば大体は片付く。それでもとノートパソコンは1個持ってるんだけども、そのノートパソコンはデジモンを入れたりしてるからあんまり使えない。
「予備のメガネ持っててよかった……」
なにがあるかわからないからと予備のメガネ持っててよかった。
茶色の50000円ぐらいしてレンズも色々と高めなのを購入している…………しかしまぁ、うん……。
「弁償する……」
「……古いのなんでもう新しいのに買い替えないと無理ですよ」
弁償すると言ってくれるののさんだが、俺の普段遣いのメガネは大分古いメガネだ。
小学生の頃からずっとつけているから同じフレームのメガネは探すのが至難の業、と言うかもう諦める……似たようなメガネは予備としてあるしそもそもで普段遣いのメガネを購入した眼鏡屋潰れてしまってる。レシートも捨ててるし型番を探すのがめんどうだし。
「その……アレだ!アレ…………………揉むか?」
「なっ!?……なんでそうなるんですか」
なんとかして詫びようと考えているののさんはリーサルウェポンを出した。
上手いことを言おうとして混乱しているのは確かなので落ち着くように言おうとするのだがののさんは兵器を持っている。
「…………」
「…………んっ…………」
こう考えよう、揉めば全てが終わるのだと。
ののさんのののパイを揉んだ。きっとののさんは不快な思いをするだろう、だからののさんとの好感度や親密度が下がる……けど、けど……ここまで、なのか?ののさんのののパイを揉んでるんだ。ウェヌスモンやユノモンのを揉んだ事はあるが、ののパイは段違い。ここまで来たのならばと顔を胸に埋めた…………5,4,3,2,1,0
「ありがとうございました」
「お、おぅ……どういたしまして」
「コレで今回の一件は終わりと言う事で……………………」
5秒間ののパイを経験した後にののさんに別れをいう。
仕事が忙しいからな……メガネが割れた事でののさんがオラァ!と攻めてくる事は無かったし、丸く納まって良かった。しいて難点を上げれば暫くはこの壊れたメガネは使えないというところ……しかしまぁ、メガネ外しただけで俺だと認識されないのは厄介だったな。
ということで次回からは原作に入ろうかなと思ってます。
え?ののパイか那須尻はどうなったって?……色々と書くと思いますよ
今後の展開どうしよっかな
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2人まとめては最高さ
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那須玲のお尻は素敵
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藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義