デジモントリガー   作:アルピ交通事務局

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俺達のウォーゲーム ⑤

 

「で、何処に居るの?」

 

 実戦形式で玉狛第一と戦うことになり、市街地を模したフィールドに居る。

 小南は何処かに居るであろう千佳達について聞いてくる。

 

『レーダーに映ってないよ』

 

 千佳達がレーダーに映ってない。

 トリオン体に標準装備されているレーダーに映ってないので遠くに居るのだと宇佐美に聞いた。しかし、宇佐美側つまりはオペレーターのパソコンから見ても映っていない。

 ここで幾つかの問題があるのだが、その内の1つとして林藤が伝え忘れていた事がある。

 それは千佳達が持っているのはトリガーじゃないということだ。生体エネルギーであるトリオンでなく精神エネルギーであるデジソウルを動力源にしデジヴァイスは動いているだけでなく、デジモンは生物であるがデータ上の存在でもある。その辺の事を林藤は小南達に伝え忘れている。

 トリオン反応でのレーダーを広げているのでデジモン達は引っかからない。超音波や熱探知のレーダーならば引っかかるが。

 

「ホントに数百mを破壊する事が出来るのかしら?」

 

 ボーダーの中でも大ベテランである小南は千佳の言葉を疑っている。

 小南だけでなく烏丸やレイジもホントかどうか微妙に疑っている。実際に数百m破壊したことがあるならばなにかしらの記録の1つや2つ残っているのだが、その辺の記録は一切無い。でも、見た感じ千佳が嘘を言うタイプでもない。

 一先ずは小南達は何処かに隠れている千佳を探そうと歩き出すのだが…………衝撃波に飲み込まれて消滅した。

 

「は!?」

 

 ボーダーの訓練室での戦闘なので戦闘によって破壊されても瞬時に再生する。

 いきなり体が吹き飛んだので何事かと思えばフィールドが更地になっていた。小南達は更地の中心には誰かがいる。小南達は急いでその場に向かった。

 

「あんた達が……何者なの!?」

 

「聞きてえか?聞きてえよな…………オレ達は重ねる勇気、ブレイブクロスハート!!オレこそが未来のデジモンキング、シャウトモン!そしてこの姿はシャウトモンx5!空舞う勇者だぜ!」

 

「ロボだ…………ロボなのか………」

 

 クレーターの中心にはシャウトモンx5とその背に乗っている千佳がいた。

 シャウトモンx5と言うか主人格であるシャウトモンは堂々と名乗りを上げればレイジは呟く。シャウトモンx5の見た目が何処からどう見てもロボットである。そういう感じのトリオン兵なのかと想像する。

 

「シャウトモンx5、飛んで!」

 

「おうよ!」

 

「飛んだ!飛んだわよ、あいつ!」

 

「まぁ、如何にもな翼がついてるロボですからね」

 

 シャウトモンx5は飛翔する。小南達が反応してなにかしらの行動を起こすよりも先にシャウトモンx5は空を舞う。

 小南は飛んでいる事を言うのだが、烏丸は如何にもな見た目と如何にもな翼を付けているのでそれぐらいはなんらおかしくないと言う。

 

「……どうするんすか?」

 

 既にシャウトモンx5が見えないぐらいの位置にいる。

 トリガーで空間を作っており、限界は迎えるのは確かだが見えないぐらいの位置にいる。この時点で全員が使い物にならない。

 近距離戦で相手と斬り合うのを前提の戦いをしている小南の射程は3,烏丸の射程は4,レイジの射程は7であり1kmぐらい先の攻撃を当てれるのが射程10以降でレイジ達の攻撃そのものが届かない。

 

「向こう側が攻撃してくるは──っ!?」

 

 向こう側も距離を置かれたら攻撃する事が出来ない筈だ。

 そう言おうとしたレイジだったが光線が降り注ぐ。シャウトモンx5が左手に持っているスパロウモンの胴体部分的なので光線を撃って来ている。

 

「千佳、これでいいのか?」

 

「うん、コレが確実に勝つことが出来る方法だよ」

 

 シャウトモンx5で空を飛び、スパロウモンの胴体部分で光線を放つ。

 空を飛んで相手と戦うと言う事が出来ないボーダー側からすればそもそもで攻撃を当てると言うことが出来ない。

 

「もう一度メテオバスターアタックをお願い」

 

「ここじゃ出せる威力に限界があるぞ?」

 

「ある程度は見せておかないと…………ボーダーの人達とスポーツの試合みたいなのはしていいけど、本気の戦争はしたくないから」

 

 自分達が圧倒的なまでの力を持っている。

 その事をここで玉狛に教えなければボーダーとの全面戦争は免れない。優しさ故に本気で倒す、シャウトモンx5はオーラを身に纏い千佳に気圧や空気の問題で体調に異変を起こさない様にして急上昇してゴツンと空にぶつかる。トリガーで拡張されている空間に限界点だ。

 シャウトモンx5は豆粒になっている街を見る。その中に居る小南達にターゲットをロックオンし、一気に急降下。自らを隕石の様に落ちていき

 

「メテオバスターアタック!!」

 

 玉狛第一に激突し…………再びフィールドを更地に変えた。

 

「威力おかしいでしょう!!」

 

「おかしい?それって弱すぎるって事だよな。本当なら宇宙にまで行って使う技だから本来の威力よりも低いんだよ」

 

 正確には宇宙でなく成層圏にまで行くのだが、それでも仮想空間の市街地を更地に変えた。

 本当なら数百mに及ぶ巨大なクレーターを生み出すのだが、威力を抑えたレベルでも更地に変えるヤベえ威力である。

 

「コレを相手にか………………コレがお前達の奥の手か?」

 

「シャウトモンが主体ですけど、他にも……それこそシャウトモンx5以上のデジモンもいますしシャウトモンもx5以上の形態もあります」

 

「…………」

 

 向こうが色々と言ってくるだけの事があるなと納得をしつつも確認を行う。

 シャウトモンx5が千佳の軍、クロスハートの最高戦力であるのか?その問いかけに関して答えはNOだ。

 クロスハートの主体はシャウトモンであり、シャウトモンx5BSと言うてんこ盛り形態があるのだがそれレベルのオファニモン、グリフォモン、マリンエンジェモン、プレシオモンがいる。他にもナイトモン等も居るので1人だけが異常なまでに強い軍団でなく軍団として成り立っている。クロスハートと真正面から戦うのは危険過ぎる。

 

「修くんはもっと強いです」

 

 そして修はそれ以上に強い。

 パワーのインフレがどうなっているんだと言われても、そういうもんなので仕方がない事である。オペレーター側から見ていた林藤はこりゃ暴力で解決するに至った場合は絶対に負けるなと確信した。

 

「今すぐにしましょう」

 

 一方のボーダー本部、向こうの世界に遠征していた太刀川隊、冬島隊、風間隊は遊真達について聞いた。

 ボーダー本部と言うよりは城戸派としては困ることであり襲撃する事だけは確定なのだが、それを何時にするのか?太刀川が今すぐに襲撃する事を提案した。

 

「フーディエのオーナーがスゴいエンジニアなのは知っている。襲う襲わない決めるのに時間を使っている間に遠征艇を完成させるかもしれない……狙うならば早い内がいい。それこそ玉狛や迅がなにかしらの動きをする前に」

 

 既に玉狛は玉狛で独自に友好的にクロスハートとコンタクトを取っている。

 玉狛がなにかしらの正当な理由で庇うのならば、色々と厄介な事になる。実力派エリートがこれこそが最善の未来に辿り着く事だと裏で暗躍していく可能性が大きい。

 

「それで、近界民達は何処に…………玉狛支部か?」

 

「それが……………蓮ノ辺市方面で行動しているんです」

 

 風間は原因の連中は何処に居るのかを監視をしていた古寺に聞いた。

 近界民は三門市に居ない。隣町の蓮ノ辺市で主に行動をしている。玉狛支部にわざわざ行く理由が無いし向こう側が最初から無かったことにするように誤魔化しが効かない蓮ノ辺市で活動をしている。

 

「蓮ノ辺市か…………」

 

「近界民は三雲修の住居を拠点にしています」

 

「ん〜じゃあ、オーナーの家を狙いに行きますか………オーナーの家って何処に?」

 

「三門市と蓮ノ辺市の境界線上にあります」

 

「厄介だな……」

 

 ボーダーの玉狛支部ならばボーダーの内輪揉めで色々と処理することが出来る。

 しかし修の家は蓮ノ辺市と三門市の境界線上の上にある。その辺でドンパチした場合は非常に厄介である。

 

「君達が帰って来る前にイレギュラー門をトリオン兵が開く事件があった。トリオン兵が三門市の外に居た……色々と話は盛れる」

 

 しかし、それをどうにかする方法を根付は考えている。

 この前のトリオン兵が三門市外に居たと言う設定で通しておく。ボーダーはある程度の被害は被るのだが、黒トリガー奪取を考えれば安いものである。

 

「風間さん……何処に行くんですか?」

 

「藤丸か……悪いが極秘事項だ」

 

 一方のののは考えていた。忍田本部長に修達の事を報告し、後にどういう感じの方針で行くのか?

 ボーダーと異なる組織を認知すると林藤支部長は言っている。忍田本部長も認知する方針だが、城戸派は認知しない方針で居る。

 なにかしらの派手な動きの1つでも起こしてくるのかと思ったがここ数日はアクションを起こしてこない。城戸派が認知したのかと思っていたが、風間達が帰ってきた。城戸派の中でも精鋭で近界民を撲滅するという思想がある彼等の帰りを待っていたのだとののは気付く。

 

「三雲の所に行くつもりなんですよね!!あいつ自身がなにかやったんすか!?あいつと一緒にいる空閑もこっちの世界ではなにもしてない、それじゃあ強盗と一緒じゃないっすか!」

 

 修がなにかをしたのかと主張する……実際のところとある1件でヘマをやらかしている。

 しかしそれ以外を除けば善良なる一般市民と言うかただの引きこもりである……色々と過激な思想はしているが。

 

「それはお前の主観だ……俺の主観では形はどうあれボーダー以外にトリガーを持っていて向こうの世界に行く考えは危険だ。なにかある前に出る杭は打たせてもらう」

 

「っ……」

 

 風間は聞いた話から考えて、修が危険な存在だと認知した。

 それがトリガー関係でないならばなにも言わない、しかしトリガー関係ならば力を行使しなければならない。それ自体は間違いではない、事件はそもそもで巻き起こしてはいけない、事件が起きてそれを解決する事がいけないことだ。

 風間達は向かった、修の家に向かっていった。

 

「…………」

 

 ののは米屋を簡単に倒すことが出来たから修が勝てるのだと慢心していると思っている。

 自信と慢心の違いがあるならば、それは勝っているか負けているかのどちらかだろう。少なくとも修はまだ勝っていない、遠征に選ばれる面々は強い、それだけは確かである…………修は言っていた、自身を殺さない限りはなにも終わらないのだと。

 

「……三雲に連絡入れとかねえと」

 

 誰かに戦ってくれとは言えない。自分自身が戦えればそれが1番だが、それが出来るならばオペレーターなんてやっていない。

 自分自身が出来ることは修に逃げろというだけだ。修にメッセージを送れば【俺がなんの対策もしていないと思ったら大間違いですし、真正面からの戦闘はある意味1番の幸運です】とだけ返ってきた。

 

「やぁ、太刀川さん。こんなところで防衛任務も無いのに武装して……何処に行くつもりなんですか?」

 

 太刀川隊、冬真、風間隊、三輪隊は三雲家に向かっていた。

 道中の十字路で迅に遭遇する。

 

「迅か……近界民庇うつもりですか?」

 

「そうしたいところですけど、そういう展開にはならなかった……遊真がボーダーに所属してくれるなら隊務規定を盾にする事が出来たんだけどね」

 

「そうだな……そうなった場合はまだ正確にはボーダー隊員じゃないと言えるな」

 

 もし遊真がボーダー隊員になる予定だったら堂々と守れたのだが、その道を選ばなかった。道を選ぶ選ばないのはその人の自由である。

 ボーダー隊員を盾にして戦闘させない様にするが太刀川はその場合はその場合で通り抜ける理由はあると主張する。

 

「お前の目的は足止めか?」

 

「ボーダーに認知してもらう、かな…………ああ、無理だったか……」

 

「…………誰か来ます」

 

 迅は迅なりに最善の未来に行くように誘導しているつもりだが、手遅れだった。

 迅はトリオン体だが冷や汗をかいている。常人よりも耳がいい菊地原がこちらに向かってくる足音に気付く。

 

「…………で、何処に向かってどうするつもりなの?」

 

「…………誰だ?」

 

「メガネくん、三雲修くんのお母さんだよ」

 

「嘘だろ!?めちゃくちゃ若えぞ!?」

 

「コレでも39よ」

 

 足音の正体は母である三雲香澄だった。

 話の内容的に修辺りが登場する雰囲気だがここで出てくるのは母の香澄である。誰だ?状態になっているので迅が説明を入れる。

 

「お前達は何処に向かってなにをするつもりだ?」

 

「…………トリオン兵?」

 

「この子はクダモン、私のデジモンよ……質問に答えてくれないかしら?我が家の標札を刃物で刺したカチューシャのバカは何時になったら謝罪に来るのかしら?」

 

 香澄の首元に居るクダモンは太刀川達が何処に向かうのかを聞いた。

 トリオン兵なのか?となるが香澄は簡潔に説明をした後に怒っているという素振りを見せる。家を刃物で刺したカチューシャのバカ、そう言われて心当たりがあるのは米屋だろう。

 

「……メガネボーイが修次からトリガーパクろうとした時に家を攻撃しちまったな……」

 

 米屋が怒っている事に関してから心当たりがあり、思い出す。

 三輪のトリガーを強奪した修とメイルバードラモンを止める際に槍を突き刺した。

 

「人様の家に張り込みするだけでもなのに、暴力で解決してきた……それはそういう風に認識していいのかしら?」

 

「っ、待ってください!」

 

 体からデジソウルを放出する香澄を見て色々な未来が視えた迅は待ったをかける。それをしたのならば自分達は色々と大変な目に遭う。

 

「家の修繕費用はボーダーが持ちます」

 

「お金じゃない謝罪の言葉が欲しいのよ……確かに貴方達基準では黒か白で言えば黒よ。でも、貴方達はいきなりなにをしようとしたの?遊真くんを殺そうとしたわよね?遊真くんだからよかったけど、仮にこちらの世界に対して友好的な近界民でこちらの世界の国に対して貿易を求めてるつもりならどうするつもりだったの?」

 

「それは…………」

 

「かもしれない、じゃなくて答えだけで言えば遊真はボーダー創設時に居た人間の息子だそうじゃないか……なんの情報もなく独断と偏見で動いている」

 

「黙れ!近界民は敵だ!」

 

「ならば、何故林藤陽太郎を殺さない?」

 

「っ!?」

 

「陽太郎?陽太郎がなんか関係してるのか?」

 

 クダモンに陽太郎の名前を出されれば迅はどうしてそれをと驚く。

 米屋は陽太郎について知っている。三輪も一応は陽太郎を知っている。というかこの場に居る全員が陽太郎を知っている。なんでその名前が出てくるのか分からない。

 

「林藤陽太郎は近界民だ、唐沢が林藤匠の戸籍から色々と偽造して親戚と言う設定で通している……お前が近界民を全て敵だと思うの言い切るのならば、近界民であることを理由に林藤陽太郎を殺せ。忍田瑠花を殺せ。ミカエル・クローニンを殺せ……ボーダーの人間であるからと受け入れずにだ」

 

「まさか、上の人達がダメだって言うから出来ないって言うわけじゃないでしょうね……うちの子はあれよ、自分が地獄に落ちることが確定するけども相手を地獄に叩き落とす事が出来るならば躊躇いなくその力を行使するタイプの人間よ……人を殺す覚悟はあるの?」

 

「……何処まで知っているんですか?」

 

「私は漫画みたいによくある事情をなにも知らない系のお母さんじゃないのよ。大凡の事情を把握した上で見守る系のお母さんなのよ…………大体の事は知っているわ」

 

 林藤陽太郎が近界民である事はトップシークレット、太刀川達ですら知らないことだった。

 迅はそれをも簡単に把握している香澄が何者なのか?大体の事は知っている。大凡の事情を把握した上で見守る系のお母さんである。

 

「貴方達が仮に4年半前の大規模な侵攻を受けた国を滅ぼしたとして、その後はどうするつもりなの?ずっと現場に出て戦うなんて事は不可能、何時かは代を譲らなきゃならないし何処かの国と和平を結ばないといけないわ……それこそ、こっちの世界に軍事侵攻じゃなくて和平を結びに来たのを近界民を理由に拒んだのを政府に、いえ、世間に大々的にバラせば組織として終わるわよ」

 

「そんな存在が未だに現れていない、それがこっちと向こうの世界の現状……それこそ向こうは漫画に出てくる日本人をジャップだなんだ言って見下す外国人と同じだ」

 

「なら、こちらの世界の文明を認めさせればいい。向こうの世界に遠征した際に交渉のカードとしてこの世界の電気による科学技術なんかを出しているんじゃないの?……それこそ、幕末の後の様に外国の文化を受け入れる姿勢で産業革命を起こすしかないわ」

 

 こっちの世界が見下されているならば向こうの文化を取り入れて成長する。風間の意見に対してそう言う香澄。

 それ以外に道が無いのだが、それをすればややこしくなる。電気による科学技術とは根底から異なる物で、兵器としての側面を持つトリガーに普段から触れている。危険性は熟知している。

 

「香澄、話がズレていっているぞ…………お前達は我が家に土足で踏み荒らし、我々を消去する。そう認識して構わないのだな?」

 

「っ…………申し訳ありません。どうかここを引いてください」

 

 様々な最悪な未来が見えている迅は頭を下げた。

 ここで戦うのだけはダメな事……と言っても平穏に解決する未来が視えない。

 

「ならば、クロスハート、ブルーフレア、トワイライト、サイバティックネイチャー、シャドウリベリオンの存在を認知するか?」

 

「後3つもあるのか!?」

 

 事前に聞かされている話だと2つだけだが、残り3つの存在に教えられて驚く太刀川。

 

「迅くん、貴方はボーダー内で強い発言権を持っているわ。貴方の言葉は信憑性を持たせる事が出来る。でも、それはご意見番であって実際に権力は無い……仮に彼等を貴方が倒したとしても第2第3の刺客が放たれる……そうね……宇宙開発があるじゃない。それは国が認めてるものだけども国が主体じゃなくて国が許可をしたけども大体は民間でやっているところがあるわ。国の軍事衛星じゃなくて企業が管理している人工衛星があるわ。無論、人工衛星の打ち上げなんかは国が管理している……日本という国は近界民に関する貿易なんかを制限していてボーダーに全権があるわけじゃない。ボーダーはただ単純に技術の独占をしているだけよ」

 

「だから独自の貿易のルートを獲得すると?」

 

「ボーダーが国土交通省や文部科学省、農林水産省、外務省の様な政府管轄下の省庁の様な存在じゃないならね…………話し合いをしないつもりで武力を行使するつもりなのに、ここまで単純な手に引っかかるなんて意外ね」

 

 太刀川達との間に睨み合いを発生させる香澄だが、思った以上に効果があった。

 こんな単純な手?どういう意味だ?太刀川達が色々と思考していると上空に影が差すので上を向けば列車が走っていた。

 

「っ!?」

 

「おばさん……間に合いました」

 

 列車もといグランドロコモンから麟児が降りてきた。麟児が間に合ったことを香澄に伝えた。

 

「修は?」

 

「あそこです」

 

 修も一緒に来る手筈なのだが何故かグランドロコモンから修は降りてこなかった。

 修は何処に居るのか?それを聞けば麟児が空を指差したので全員が見ると……メイルバードラモンに乗った修が現れた。

 

「ふ〜……………カッコつけてお前に乗ったけども怖いし、麟児さん先着いたしグランドロコモンに乗った方がよかった……」

今後の展開どうしよっかな

  • 2人まとめては最高さ
  • 那須玲のお尻は素敵
  • 藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義
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