「ふむ……こうしてみれば体格差と言う物があるな」
麟児はマトリックスエボリューションでムシャモンと1つになりタクティモンへと進化した。
タクティモンへと進化した麟児は太刀川達との体格差を気にする。3m以上はある大きさのデジモン……決してデジモンセイバーズサイズではない。タクティモンもアルファモンも大きさ的に言えば4m半ぐらいの大きさである。
人間基準で言えば化け物じみた大きさであるが、デジモン基準じゃ小さい方。なにせ直ぐ側に居るスレイプモンはショッピングモールの4階ぐらいの大きさ、高さだけで言えば30m以上はある。
「……迅を何処にやった?裏切ったってわけじゃないし……」
「なに、彼には全てが終わってから目覚めてもらう……安心したまえ。我々の目的はボーダーの完全敗北ではない、我々の存在の認知だ」
「じゃあ、ここで引くと言って城戸さんが認めれば引くと?」
「その段階はもう終わったわ。散々忠告を受けてたのに、貴方達が引き金を引いたのよ」
もう戦闘は開幕している。既にスレイプモンがオーディンズブレスを応用し、ブリザードで風間隊のみを飛ばしたのがその証拠だ。
アルファモンはもう話し合いで済ませるつもりは無いと言えば太刀川は弧月を抜いた。出水はトリオンキューブを構えた。
「我等が策に貴様等はとうの昔に嵌っている。それを突破するには1つだけ方法がある。5つの軍を全て倒しデジヴァイスを破壊する事……私は太刀川、貴様を倒す」
「お、熱い指名だ……だが、残念だがコレは任務なんでな」
「スレイプモン」
「オーディンズブレス!!」
自身が指名された事を喜ぶ太刀川だが、今は任務中なので残念そうにする。
三輪隊と一緒に結託して倒すことを想定するがスレイプモンが再びオーディンズブレスを使って三輪と米屋のみを吹き飛ばした。
アルファモンとスレイプモンは三輪隊を追いかけていった。
「我々に狙撃は効かない、動きを牽制する狙撃も意味は無い……このサイズだ、狙撃手達にとっては当てやすいだろうが攻撃そのものが通じない」
「塵も積もれば山となるって諺があるだろ?一撃じゃ無理でも連携で崩すって事も出来るぞ?」
「ならば、問おう。貴様等は兵器で言うところのどの段階だ?」
「どの段階?」
「兵器にも色々とあるだろう人、戦車、ミサイルと……貴様等はどの段階だ?」
「ん〜……歩く戦車だな」
「歩く戦車…………ククク……ハーッハッハッハハ!面白い冗談を言うな」
「冗談じゃねえぞ。小回りが効く戦車だ……その辺の家一軒、俺達ならば簡単に倒せる」
「成る程。面白い冗談を聞けた礼だ、面白い話をしてやろう……我々はトリオン兵でなくデジモンと呼ばれるジャンルの生物だ。我々デジモンには1から7までのレベルが存在している……レベル5、完全体を人間の兵器で言い表せば、核兵器と同等だ……そしてこの私、究極体のタクティモンは完全体をも遥かに凌駕する強さを秘めている。故に言っておこう、私の攻撃はシールドで防御するのでなく回避するしかない」
「そりゃご忠告ありがと、よ!」
残された太刀川は弧月を振るう。
タクティモンの話がホントかどうかは関係無い、太刀川は倒さなければならない。
「デジクロス」
タクティモンがそう言うとこの場に残っていたルドモンがタクティモンの右手に盾となり装備され、太刀川の弧月の斬撃を防ぐ。
右から振りかぶる、左から振りかぶる、怒涛の攻めで行くのだが全て装備した盾になったルドモンで攻撃を防ぎバックステップで距離を取った。出水はそれを待っていたとアステロイドを飛ばす。
「貴様等には退場してもらわなければならん、タネガシマ!」
「って、その見た目でその攻撃なのか!?」
飛んでくるアステロイドよりも更に早く大きく強い威力を秘めた弾丸、タネガシマをタクティモンは出水に向かって放つ。
如何にも武将な見た目をしており盾を装備したので近距離戦特化、そう思っていたのだがタクティモンの背中にある2つの砲台が移動し出水に向けられた。出水は驚きながらも直ぐにシールドを展開してタクティモンのタネガシマを防ぐ……はずだった
「え……」
出水のシールドを出すタイミングや位置、大きさ等は完璧だった。
伊達にボーダーのNo.2射手じゃなく、咄嗟の反応は悪くないどころか完璧だった……ただ1つ、タクティモンが撃ったタネガシマの威力が出水のシールドを余裕で貫通する威力だったと言う事を除いてはだ。
「おいおい、出水のシールドだぞ?」
ボーダーでも上から数えて直ぐのトリオン能力の出水、トリオン能力がシールドに反映される、物を言うシステムであり出水のシールドは硬い。
フルにガードしていないが嵐山隊の狙撃手であるトリオン能力6の佐鳥のイーグレットを余裕で防ぐぐらいは出来るのだがそれを簡単に割って出水を倒した。
「言った筈だ、私の攻撃はシールドで防御するのでなく回避するしかないのだと」
「……マジ話みたいだな……」
「君には力の差を思い知ってもらわなければならない……蛇鉄封神丸」
タクティモンは蛇鉄封神丸を出した。
向こうの攻撃は防御ではなく回避しなければならない。出水と言うサポーターを失った。一応は当真と言う素晴らしい狙撃手が居るが、当真を活かす特殊工作兵の冬島は今回は不参加だ。太刀川は自分達の状況を理解するが、手は止めない。彼等を倒さなければならないのだから。
「どうする秀次?向こうは問答無用で飛ばしてくるぞ」
オーディンズブレスで吹き飛ばされた三輪と米屋。
狙撃手である奈良坂と古寺からアルファモンとスレイプモンが近付いて来ている事を伝えられる。今回の任務は相手の持っているトリガーを奪取することであり、A級上位3チームと三輪隊で極秘裏にやる秘密の任務だが連携を取らせまいとオーディンズブレスで飛ばしてくる。
「俺達だけで処理する……向こうもその気だ」
オーディンズブレスで吹き飛ばされる以上は他の部隊と協力しての討伐が出来ない。
向こうも向こうで1人1部隊で狙っていることを見抜いている三輪は警戒心を強めているとスレイプモンに乗ったアルファモンが現れる。
話し合いの段階は既に過ぎているので米屋が槍を持って襲いかかろうスレイプモンに攻撃をしようとするが一瞬にして米屋の背後に回り込んだ。
「速え……」
生身の運動能力が高く、機動力も高い米屋。
そんな米屋が振るった槍を回避するどころか自身の背後に回り込む、反応する事が出来ない神速のスレイプモン。
トリオン体の運動性能を余裕で上回る神速のスレイプモン、米屋は攻撃を続けるのだが一瞬で背後に回り込まれる。
「この野郎……いや、野郎なのか……」
アルファモンを乗せているスレイプモンは米屋の背後に回り込んだ……だが、そこからはなにもしない。
明らかに自分達を舐めている。何時でも倒す事が出来るのだと言わんばかりに背後を奪うのだがなにもしていない事に米屋は少しだけ苛立つ。しかし、冷静さは持っている。向こうは完全に舐めている、ならばその鼻っ柱を折るだけだ。三輪に内線で仕留める方法を提案する。
三輪は持っている拳銃のカードリッジを変える。米屋はスレイプモンを旋空弧月を振るう。三輪は発砲する。三輪の弾丸はシールドを通過してトリオン体に触れれば鉛の塊になる鉛弾になっている。米屋の旋空弧月で攻撃するがそれは避けられる。三輪の弾丸は避けられる。だが、問題は無い。三輪隊には優秀な狙撃手が2人も居る。米屋の背後か三輪の背後かどちらかは分からない。だが、どちらかには現れる。
「そっちか!」
現れたのは三輪の背後、三輪を担当しているのはNo.2狙撃手の奈良坂だ。
奈良坂はトリオンが多ければ多いほどに速度が増すライトニングでも距離が増すイーグレットでもなく威力が増すアイビスでスレイプモンに向かって狙撃した。
「っ!?」
「そこか」
スレイプモンにアイビスの弾が当たった……が、スレイプモンには一切のダメージが入らなかった。
スレイプモンが身に纏っているのはクロンデジゾイドの中でも優れた防御力を持つレッドデジゾイド、究極体クラスのデジモンが攻撃してもダメージを与えられない可能性がある凄まじい防御力を秘めている。それよりも防御力が上だと言うデジモンはマグナモンとかだろう。
スレイプモンは打たれた方角に向かって左手で持っている弓、ムスプルヘイムを構える
「ビフロスト」
スレイプモンの必殺技の1つであるビフロストを、高密度のエネルギーの矢が放たれて奈良坂がスタンバってたビルの上層階を消し去った。
当然奈良坂は緊急脱出機能で本部の基地に強制送還される。直ぐに奈良坂は負けたと判断してオペレーターの月見の元に向かう。
「…………古寺、牽制のライトニングだけにしろ」
奈良坂は理解した。威力が増すアイビスで全くのノーダメージだった。
自分と同じぐらいのレベルのトリオン能力の古寺が仮にアイビスを当てたとしてもスレイプモンに攻撃は効かない。ならば、狙撃手が待ち構えているのだと思わせて動きを制限する牽制のライトニングだけしか使える手は無い。最もスレイプモン自身がライトニングを余裕で避ける事が出来る速度を持っているが。
「スレイプモン、やるわ」
アルファモンはそう言うとスレイプモンから降りた。
さっきから動いてないアルファモンが降りてきたのだと色々と考えるのだが、足止めでなく絶対に倒さなければならない相手だと米屋が突撃をしようとする前に魔法陣が出現して光弾が飛んでくる。光弾は米屋を無視して三輪に飛んでいくのだが三輪はシールドで防いだ……と思っていた
「!?」
自分が倒された、その事を三輪は直ぐに認識した。
「三輪くん、大丈夫かしら?」
「…………」
三輪は緊急脱出機能で緊急脱出してボーダーの本部に戻った。
自身が倒された事を叫ぶ、己近界民め!の様な捨て台詞かもしくは次の作戦を指示するかの何れかの行動を取る筈なのだが三輪は無言で居る。
その事に関して三輪隊のオペレーターである月見が疑問を抱き声をかければ……三輪は三輪隊の隊室から出ていった。
「うひぃ〜………………」
残されたのは自身と古寺だけ。
古寺の攻撃手段で最も火力のあるアイビスの威力は奈良坂と同等で、アルファモンはスレイプモンに乗っている事を考えればスレイプモンと同格かそれ以上となる。古寺の攻撃で倒す事が出来ず更には先程、魔法陣から光弾を撃ってくる攻撃をしてきた。スレイプモンに乗ってその攻撃をするだけで米屋は詰む。自分が反応する事が出来ない移動砲台が中距離からの攻撃、攻撃手で近接戦闘メインの米屋はもうこれ勝てないんじゃないかと考える。
「……貴方は人の家を破壊するのはどう思っているの?」
「ん?そりゃあ、ダメなことだろ?」
「…………そういうタイプね」
ボーダーがやっているのは正真正銘、他国からの軍事侵攻から日本を防衛する防衛戦すなわち戦争だ。
ボーダーの出来る大人達が戦争である事を自覚させない様に印象操作等をしている。アルファモンに問いに米屋はそれは悪いことだと認識している。しかし罪悪感の様なものは一切無い……それは自分自身の罪ややっている事の重大さを、重さを理解していないのか?それともそれを理解してそれはそれこれはこれで割り切っているタイプか?アルファモンの中の人こと三雲香澄は大凡の事情を把握した上で見守る系のお母さんになりたいという願望があり、自身が知る段階では今のボーダーが出来てから大規模な侵攻は無かった。もしかしたら世間になにも言わないだけでトリオン兵でなくトリガー使いが現れていた事がある可能性は無くもないのだが、米屋は割り切っているというよりも重さをあまり理解していないと認識した。それは一部正しく一部間違いだ。米屋はボーダーでもぶっちぎりの馬鹿だが一般教養に関しての話であり、戦闘関係ではしっかりと頭が回る。自分に興味がある事にしか頭を使えないタイプの人間に近い。太刀川とかもそれに分類される。
ボーダーの大人達がホントに超えてはいけない一線を超えさせない様にしている。迅が悲劇の未来を迎えないように頑張っている……それが為に若干だが戦争をやっているのだと意識が低い感じがあるとすればその通りだろう。三門市民がボーダーをヒーロー的な扱いをしているのがある意味悪い一例だ。そういう風にしとかないとややこしい世の中だが。
「今から貴方を斬るわ……貴方は本部に戻る。だから上層部に言いなさい…………残りの戦力を全て出せと……私達はもう止まらないわよ」
アルファモンは地面に魔法陣を展開させた。
魔法陣の中心に光の剣がありアルファモンは抜いて米屋に近づき横に一閃。
「聖剣グレイダルファー」
米屋は反応しようとしたが、遅かった。
アルファモンには戦いにおいては過ぎ去った戦いを瞬間的に取り戻す究極の力アルファインフォースの能力がある。どんな能力が具体的に言えば一撃攻撃したなと常人には見えるが、達人には何発も攻撃した様に見えるバトル漫画でよくあるアレが基本的な攻撃性能として備わっている。
米屋は自身が斬られた事を自覚するが横に斬られた筈なのに縦に斬られている部分もある。
通常攻撃の時点で複数回の攻撃判定があるが一撃をお見舞いしたにしか見えない……どうにかする方法があるとするならば相手の動きを瞬時に先読みして対応するオメガインフォースを持つデジモン、もしくはそれに近しい事が出来る。そう、例えば攻撃する未来を視れる人間とか。
「古寺、時間稼げ!向こうの狙いはボーダー本部だ!鬼怒田さん達に報告って秀次は?」
向こうが歩みを止めないと知れば、米屋は迎撃準備に入るように上に報告するよう進言する。
しかし自身が居る隊室に三輪が居ないことに直ぐに気付く。緊急脱出されて直ぐに出ていったのだと月見から聞かされるので先に報告しに行ったのか?いや、それならばとなるが直ぐに上に報告に行った。
「ほぅ……流石はボーダー最強なだけはあるな。ムシャモンの時点では私が負けていた可能性がある」
場面は太刀川と戦っているタクティモンに戻る。
蛇鉄封神丸を手にしたタクティモンは太刀川の剣を受けきり評価をくだす。ムシャモンの時点では負けていたかもしれない、成熟期クラスのデジモンでは負けていた可能性があるのだと認める。だがその言葉に太刀川は苛立っていた。
「その剣、抜けよ」
蛇鉄封神丸を鞘付きのままで自身の攻撃を全て受けきった。
距離を取ってタネガシマで倒す事が出来る瞬間は幾らでもあったのに、それすらしていない。自分自身を倒すどころか遊んでいる、力量を測られている。完全に自分自身が遊ばれている。今回は防衛でも時間稼ぎでもない、目の前の敵を確実に仕留めなければならない殲滅戦だ。だが、肝心の目の前の敵は全力を出していない。
「我が剣は鞘から抜きたくても抜けぬのだ……トワイライト以外の3人のジェネラルが認めぬ限りはな」
「なんでそんなややこしい事を」
「決まっているだろう…………我が剣があまりにも強すぎるからだ。レベル5である完全体を核兵器とするならば究極体の戦闘型のデジモンは地球を滅ぼしかねない危険性を孕んでいる」
「核兵器から地球滅ぼすってレベル上がり過ぎだろ」
「それが究極体と呼ばれる領域だ、戦闘型の究極体は一体で一国を容易く滅ぼす…………そちらの技量は概ね分かった……容易く蹴散らせるという事がな」
タクティモンは太刀川との距離を取った。
タネガシマで攻撃してくるのかと思った太刀川はジャンプ台もといグラスホッパーを起動して飛んで回避しようとするとタクティモンは蛇鉄封神丸の鞘を握り振り上げて地面に叩きつけた。
「壱の太刀」
「……嘘……だろ……」
太刀川は背後を振り向き言葉を失った。例えるならばそう……津波だ。
蛇鉄封神丸を地面に叩きつければ衝撃波が巻き起こるのだが、規模が酷かった。津波に全てが飲み込まれるかの様に市街地がタクティモンの壱の太刀による衝撃波で粉砕していく。この衝撃波が止まるのかと思っているとメタルグレイモンに乗った修が現れる。
「リロード、アグモン」
「アグモン、ワープ進化!ブラックウォーグレイモン!!」
修はデジヴァイスからアグモンをリロードし、ブラックウォーグレイモンにワープ進化させた。
ワープ進化したブラックウォーグレイモンは背中のブレイブシールドを手にとって構え……タクティモンの放った壱の太刀を抑え込んだ。
「幾らなんでもやり過ぎ、直せるからって更地にしていい理由は無いんですけど!!」
「我等が力を教える為の必要な犠牲だ……なに、直せるならば問題は無い」
「オーナーがここに居るって事は、風間さん達は」
「ああ、一撃で倒した」
メタルグレイモンになり追尾機能を持ったギガデストロイヤーを放った。
シールドを容易く貫く威力を秘めたギガデストロイヤーは風間と歌川のシールドを貫通し、2人を倒した。
「トライデントアーム!!」
メタルグレイモンは太刀川にトライデントアームを叩き込む。
地面に亀裂が生じでパカッと割れる……そして太刀川は戦闘不能、ボーダー本部に強制送還された。
「それで、ボーダー最強の感想は?」
「成熟期のデジモンで挑めば負ける可能性があった。完全体のデジモンでも手傷を負わされる可能性もある……奴に剣を教えた者は戦闘型の完全体の足止めは出来るだろう」
「足止めは、か……」
忍田本部長の実力は完全体のデジモンの足止め、それだけで十二分にスゴいことだがそれよりも黒トリガーの存在が気になる。
風刃の様な奇襲特化、星の杖の様な攻撃特化、泥の王の様な防御特化、窓の檻の様に移動特化、卵の冠の様な攻撃=即死の理不尽なもの……遊真の黒トリガーの様に進化するトリガーも存在している。A級の遠征部隊は黒トリガーを撃退する事が出来るのだと認定されている猛者だが、上には上がいる。もしかしたら究極体を倒す黒トリガーも存在しているかもしれない。
「終わったわよ…………また随分と派手にやったわね」
「リロード、クロックモン……巻き戻してくれ」
アルファモンが戻ってきた。
更地になった場所を見て出てきた一言がそれかと思いつつも修はクロックモンを出して時間を巻き戻し、壊れる前の時間に戻す。
「風間隊、全滅」
「三輪隊、全滅」
「太刀川隊、全滅…………あと一人、鼠が……これほどまでの力の差を思い知らされても尚、我等と戦うか!!」
「貴方が壱の太刀でやった時に倒してる」
まだ姿を現していない当真を呼び出そうとするタクティモン。
壱の太刀の衝撃波に飲み込まれてトリオン体は戦闘不能になり緊急脱出で本部に帰還している。
「……………うん………………まぁ、そう来るだろうな………………それが1番良い未来を掴み取る可能性を秘めている」
「本部に乗り込むわよ」
「自分達の身に降り掛かったのが火の粉ではない、地獄の業火だと理解させなければ」
「…………もう既に、データは送れてるか?」
部隊を全滅させたのでボーダーとの通信手段が無くなった。
ボーダー側から降伏の使者が来ないのかとアルファモンとタクティモンは考えたが来る気配は無かった。ならば、本部に乗り込む。侵攻する側の住人なのでそれ自体は間違いではない。修は色々と考えた結果、モニタモンに採取したデータを送れているかどうかの確認を取ればモニタモンは送れていると頷く。
「アルファモン……デジタライズ・オブ・ソウルで攻めてくれ」
「それは構わないけど…………どうして?」
「ボーダーはギリギリに追い詰められるまで白旗を上げない…………中々の博打をしてくるな。今を選ぶか未来を選ぶか、ボーダー総司令は未来を選ぶ事が出来るようにする為に今を犠牲にした……他の人達はその真意に気付くかどうか……少なくとも城戸司令に悪い方向に転がっていってるが……うん。まぁ、仕方がない。この戦いは日本と近界民との戦いじゃない、2世紀ぶりの日本で巻き起こった内戦だ……やらかした」
「………………ああ、そういうことね…………叩きのめしても立ち上がろうって腹なの……まぁ、諦めることは出来ないわよね」
「……成る程……中々に食えぬ狸だ……」
ここまでやれば降参の1つでもするだろうが、ボーダーはまだ降参しない。
今までの発言等を振り返ったりして色々とミスを犯したと修はまだまだ自分が青い人間だと理解する。それと同時にアルファモンが上空に巨大な魔法陣を出現させる。
「デジタライズ・オブ・ソウル」
今後の展開どうしよっかな
-
2人まとめては最高さ
-
那須玲のお尻は素敵
-
藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義