小学生になってなんやかんやで4年生になった。母さんがパソコンを購入してくれたのでそこから色々とやっている。
石神千空並の知識等があるのと地頭が良いのでプログラム関係はスラスラと覚えることが出来た。プログラム関係とは別に動画編集技術も学んでいる。ホントに世の中、なにが役立つのか分かったものじゃないから慎重に吟味している。
「漢検1級、英検1級、数検1級、世界史1級、日本史1級、戦史1級、物理検定1級、科学検定1級、生物検定1級、地学検定1級…………toeicは880点か」
こう、バトルする機会は全くと言って訪れないものの前世の知識と転生特典無双が出来ている。
とにかくやることが無かったりするし、ゲームとかアニメとかの二次元にばっかやってるのも申し訳無いので頑張った結果、一流大学の大学生以上の成果を叩き出した。
「CAD利用技術者に三種電気主任技術者に第二種電気工事士にアマチュア無線技士にITパスポートに情報セキュリティマネジメント基本情報技術者にExcel1級にWord1級………コレだけあっても氷河期だったらアルバイターになるんだよな」
電子関係に前々から興味があったのでとにかく手当たり次第に取ってみた。
最年少記録を更新しまくったとかで資格系の業界では色々と話題になっていて一時は話題の天才児を取材したいとTV局から取材の依頼があったが、俺は見せ物じゃないのとまだ世間に姿が見られるわけにはいかねえと断ってもらった。
「今の俺ならば蝶ネクタイ型の変声機を作れる…………」
まぁ、作ったところで悪いことにしか利用出来そうにないけれども。
ともあれ順調に第二の人生無双をする事が出来ている…………果たしてコレでいいのだろうか?
いやまぁ、仏の期待に応えないといけないとかいう気持ちは無いぞ。
ただもっとこう……なんかあるんじゃないのか?っていう気持ちはあるんだ。アグモンが家に居てくれるのでここが現実であってそうじゃない世界だという認識は出来ている…………身近にポケモンとか居てくれれば別世界に転生したんだなと実感するんだがな。
「ちょっと走ってくるよ」
「いってらっしゃい」
引きこもりの生活は相変わらず続いている。
ネットを使って勉強しないか?とかの誘いはあるが自主的な勉強である程度は出来る……学校の存在意義よ。
学校は人間力を高める場所かもしれねえけど既にある程度の人格が出来上がっているのでな…………筋金入りの引きこもりだよ。でも、後悔はしていない。
「…………リロード、アグモン!」
何時もの様に日課のランニングを行う。
ワンパンマンのサイタマがやっていた腹筋、腕立て伏せ、スクワット100回、ランニング10kmをやっている。
それだけだと物足りない気もするのでハンドグリップを買って握力を鍛えていて握力は30kgはある……生身の肉体を鍛えていても意味は無いんだがな。
「ふぅ……パソコンの中もいいが、たまにはこうして外に出て羽根を伸ばさないとな」
「お前、羽根ねえじゃん」
「メタルグレイモンになればある!」
「進化させねえぞ」
「例え話だ」
人気の無いところに向かってはアグモンをデジヴァイスから出した。
パソコンの中で伸び伸びとやっているアグモンだが、たまにはこうして外に出さないとガス抜きが出来ない……抜くほどガス溜まってないけども。
「…………」
「どうした?」
「いや、ちょっとな」
デジヴァイスを見てふと考え込む。
仏の話が確かならばこの見た目がクロスローダーなデジヴァイスは歴代のデジモンのデジヴァイスの能力を有している。俺の勇気に反応してアグモンは進化どころか超進化を可能としている。
ただ…………それだけである。
デジメンタルアップもデジクロスもスピリットエボリューションもマトリックスエボリューションも出来ない。
見た目がクロスローダーなのでデジクロスは絶対に出来る筈だが…………肝心のデジモンがアグモンしか居ないのである。
まぁ、アグモンが戦ってくれるならばそれでいい。
メタルグレイモンが説明通りの強さだったらそれでいいんだ。メタルグレイモンは俺の代わりに戦ってくれるんだ。ただ、他にもデジモンが居るんじゃないのかと思う。
「誰か来る」
「戻れ、アグモン」
他のデジモンの出現条件がイマイチ分からない。
アグモンにだけ頼り過ぎてもいいのか?と疑問を持っていると、アグモンが人の気配を感じ取ったのでデジヴァイスに戻す。
「あ…………どうも」
「どうも」
チョコンとアホ毛が特徴的な女の子……雨取千佳だ。
何故に雨取千佳がここに居るんだ?と思ったのだが、ワールドトリガーの世界は現時点では三門市の中でしか活動していない。別に千佳がここに居てもなんらおかしくはない。
俺の存在に直ぐに気付いたので千佳はペコリと頭を下げている。
……身長140cmって設定だったけれども、ちんまいな……俺は大きいのが好きだから、可愛いの一言で終わるな。
「えっと……参拝者?」
「あ、いえ、違います……神社の人、じゃないですよね?」
「ああ、ランニングのコースにしてるんだが……」
千佳がここに、人が居ない神社になんの用事なのか聞いてみる。
参拝しに来たのならば確実に俺は邪魔な存在だから何処かに行こうかなと思っていたが参拝しに来たんじゃない。
参拝しに来たんじゃないと言えば神社の人なのかと千佳は考えるのだが、ここに通い馴れているのか神社の人間じゃないので聞いてくる。
「あのっ、ここ危ないですよ」
「…………何処が?」
「えっと…………そのっ…………と、とにかく危ないんです!」
「……………………危ないのか」
深呼吸をした後にこの場が危険だという。この場は古びた神社であるが、それ以外は何も無い……人が居ない場所だ。
千佳はここが危ない場所だと主張する。監視カメラ的なのがないから危険だと言われれば危険だが、そんな危ない奴等は日本には早々に居ない。
じゃあなんで千佳が危ないって言うのか?原作知識と心理学から大凡の検討はついている。
雨取千佳は既に悲劇のヒロインになってしまっている…………こう、創作の世界に転生したから悲劇のヒロイン救おうぜ的なのを抱かないタイプだけどもなんか悲しいな。
「はい。危ないんです。だからここに居たら」
「だったらお前もここから去らないとな…………幽霊的なのが出てくるなら呪われたら元も子もない」
「だ、大丈夫です!」
「……この場所は危ないんだろ?だったら俺もお前もここに居たら危ない目に遭う。2人で安全な市街地に」
「大丈夫ですから私の事は放っておいてください」
「…………」
なんというか自己犠牲の精神を持っていると言うか、心が揺らいでいるな。
友達が誘拐されてしまっている。友達にトリオン兵の事を話した結果、攫われてしまった……それが原因で人との深い繋がりを持とうとしない。表面上の付き合い程度か………厄介だな………。
「っ、逃げて!!」
「?」
「逃げて、お願いだから!!また、また青葉ちゃんみたいには──来た!!」
どうしようかって考えていると千佳が慌ただしくなっている。
何事かと思っていると懇願してくる。コレはもしかしてとなっていると……神社の後ろから黒い穴が出現して……なんかロボットみたいなのが出てくる。
「アレは……」
「アレは私を狙ってやって来ているんです!だから逃げて!!私は大丈夫だから!!」
逃げてくれと必死になる千佳。
アレが何なのかは知っている。トリオン兵、トリオンという人間が生み出す生体エネルギーを素材や動力源にしているロボットである。
銃火器等の近代兵器はものともしない、トリガーという兵器を用いておかなければ倒せない滅茶苦茶厄介な存在であり、こことは違う世界、
向こうの世界は明かり1つ灯すのにもトリオンが必要で、向こうの世界は電気を使わない。トリオンによるトリガー文明が築き上げられている
『どうする?あのガキは逃げろって言ってるぞ』
「あ〜……」
メタい話をすれば雨取千佳は原作通りに事が進んでいく限りはトリオン兵に拉致される事は無い。
このまま千佳を見捨てても千佳は逃げることに関しては凄まじく相手が何処に居るのか探知する事が出来る、敵を察知する事を出来る…………。
「そんなアホみたいな事をするわけねえだろ…………」
原作通りに事を運ばなければならないというルールは何処にもない。
むしろ仏は
「かった!?…………」
「な、なにをやってるの!?」
「俺は捻くれ者だが自分よりも弱い奴を見捨てるほど性根は腐ってねえんだよ!!…………ん?」
トリオン兵を殴ったとしてもなんら意味は無い筈だが、なんかトリオン兵が凹んでいる。
なんで凹んでるのかと殴った左腕を確認してみると……何故かは分からないけれどもデジソウルを纏っていた。
「おいおい、今の今までうんともすんとも言わなかったのに…………リロード、アグモン!!」
トリオン兵が物凄く硬い事が分かった。
今までうんともすんとも言わなかったのに急にデジソウルが出てきた。デジソウルは精神エネルギーとかいう設定だったけれども、なんでだ……まぁ、いいか。
「アグモン、ベビーバーナーだ!」
「ベビーバーナー!!」
アグモンにベビーバーナーを撃ってもらう。
火炎放射を浴びせるとトリオン兵は歪んでいき溶けてしまった…………。トリオンってこう、質量を持ったエネルギーだけど属性がついていない感じのものだったのに、アグモンのベビーバーナーのブレスでトリオン兵は破壊された。
「フン!!」
破壊されたが最後のダメ押しだと言わんばかりに踏みつけてアグモンは破壊する。
……デジモンだったらトリオン兵をぶっ倒す事は出来るかどうかの疑問のQEDは完了したな。デジモンだったらトリオン兵をぶっ倒せる。トリオン兵をぶっ倒せるからトリオン体もぶっ倒すことが出来るだろう。
「終わったぞ…………見た目の割には弱いな」
「戦闘用じゃないんじゃないのか……………………徹底的に壊すなよ」
送られてきたトリオン兵の詳細について調べてみたかったが、アグモンが粉々に壊してしまった。
なんかこう、核的なのがないのかとか調べてみたりするのだがアグモンが木っ端微塵にしているのでサンプル的なのを採取する事が出来なかった。
「え?え?……」
なにが起きているの?と頭の中で?が沢山浮かんでいる千佳。
俺も正直な話、追いつく事が出来ていないのだが取りあえずは俺は千佳の元に近寄ってアグモンが破壊したトリオン兵を指差す。
「ぶっ倒したぞ」
「あの…………貴方は?」
「俺は修、三雲修。好きに呼んでくれ…………このよくわからないロボットがお前を狙ってきてるんだよな?」
「はい…………あの生き物は?」
「オレはアグモン、デジタルモンスター、デジモンだ」
「???」
「おい、幾らなんでも説明がアバウト過ぎるだろう…………う〜ん………」
何処から説明したらいいんだろうか?アグモンの説明がかなり雑なのでどうしようかと悩む…………家に呼ぶ?いや、それはなんか違うな。
取りあえずはと神社に続く階段に腰を据える。アグモンも左隣に座り千佳も右隣に座った。
「雨取、雨取千佳です……修、くん?」
「別にそれでいいぞ……あのよく分からないロボットに襲われてるのか?」
「はい……なんでロボットだって言えるんですか?」
「見た目的にロボットだろう……生物としたら今の今まで未発見な新種の生物だ。このご時世、完全な新種の生物は見つけられないぞ」
「そう、なんだ…………コレがロボット…………じゃあ、アグモンもロボットなんですか?」
「オレはデジモン、生き物だ!」
「あ、ご、ごめん……じゃなかったごめんなさい」
「無理に敬語を使わなくていい。喋りやすい様に喋れ…………アグモンはロボットに近いけれども、生き物…………1番近いのがドラえもんじゃないかな?」
「あんなポケット以外に価値が無い青狸と一緒に扱うな!オレの方が強い!」
ドラえもんは戦闘用のロボットじゃなくて子育て用のロボットだから張り合っても意味がねえだろう。
ポケット以外に価値があるかと聞かれれば無いだろうが、アグモンは自分の方が強いんだと主張する。
「ドラえもん知ってるんだ……」
「見た目は黒いけれども、話し合う事が出来る相手だ」
「修くんはアグモンと一緒に何をしてるの?」
「引きこもり」
「え!?ご、ごめんなさい」
「いや学校行くのがめんどくさいから行ってねえ…………別に学校になんか行かなくても、勉強できてるしこうして体も鍛える事が出来ている」
虐められてとかの理由で引きこもりをやっているのかと思った千佳だが俺は虐められた場合は相手の人生を破滅させるぐらいには暴れまわるぞ。
俺のこの引きこもりの原因はシンプルに学校になんか行かなくても問題無いと判断しているから。母さんもなにか言ってくる事とかはしてこない。
「学校は行かないとダメだよ?」
「何故だ?」
「だって、勉強しないといけないし」
「じゃあなんで塾がある?習い事がある?」
「それは……あれ……なんでだろう?」
「別に学校の存在意義は否定しない、ただ学校と俺が合わないだけだ」
学校はなんの為にあるのか?と聞かれて返事に困る千佳。
別に学校の存在意義は否定しない、長いものには巻かれた方が世渡りが上手くならない。けど、俺はもうシンプルに疲れてるんだよ。くだらない学生生活とかそういうのにはさ。
「友達とか作らないと」
「いやぁ、将来的に愚痴を零す事が出来る一生付き合いの友達は2,3人ぐらいでいいよ」
友達とか作らないといけないって言うけれども友達の形ってのは色々とあるんだ。
無理に付き合うのは辛い、何が悲しくて波長が合わない相手と組まないといけねえんだ。人間合う合わないがあるからな。
「でも…………ホントにコイツとはやっていけると思った奴は裏切らないよ。信用と信頼が出来る友達が欲しいし出来たら裏切らない……千佳はそんな友達が居るか?」
「私は…………」
「っと、難しい話になったな。とにかく俺は裏切らないって決めたら裏切らないよ」
「さっきのをぶっ倒したし、安心しておけ」
「…………また来るよ」
「なに?」
「さっきのと違う見た目のロボットが送られてきた事があるの…………コレがホントにロボットだったら、どれだけ倒しても無限に湧いて出てきてくるかも」
トリオン兵をぶっ倒したから安心しろと言うものの、千佳はさっきのと違う個体を見たことがあるようだ。
何処か浮かない顔になっている千佳だが俺は気にしない。
「だったら何度でも何度でもぶっ倒すだけだ……さっきのは学校には出てくるのか?」
「ううん、出てこないよ。私が1人の時を狙ってきてるよ」
「なら、ここに来る事を日課にしろ……俺とアグモンがあのロボットをぶっ倒してやるよ」
「………………いいの?」
「平穏な日々も悪くはないが暴れたいとも思っていた。今の連中をぶっ倒すのはいい運動になる」
アグモンは意気揚々に笑う……やっぱウイルス種だから、こういうところは凶暴だな。
ニヤリと笑みを浮かび上げているアグモンを見て少しだけたじろぐがアグモンは話し合いが通じる奴だから怖くはねえと言う。
「……なんで、なんで会っても間もないのにそんな事を言うことが出来るんですか?」
「俺がそうしたいって思ったからだ」
「……ウッ!!」
「アグモン、大丈夫!?」
「大丈夫だ……ただ無尽蔵に力が湧いてくる。今ならばワープ進化が出来る……………修、デジヴァイスが光っているぞ」
「え、マジ……コレは……」
アグモンが指摘したのでデジヴァイスを確認してみれば、デジヴァイスの画面に友情の紋章が出ていた。
俺がそうしたいって思った、心の赴くままに生きているとデジヴァイスが光る……デジヴァイスは俺の心に反応するのか?色々と気になる事があるのだがデジヴァイスからタマゴがポンッと出てきた。
「わっ!?」
黒色の縞々のタマゴ、デジヴァイスから出てきたって事はデジタマだろう。
千佳はデジタマが出てきたことを驚いており見たことがないタマゴを興味津々に見つめる。
「今日はもう遅いし、家まで送ってくぞ」
「うん……ありがとう」
「戻れアグモン、デジタマ」
アグモンとデジタマをデジヴァイスに戻し、千佳と一緒に帰路につく。
千佳の家と俺の家、大して距離が変わらなかった。我が家は蓮乃辺市と三門市の境界線上、千佳の家は三門市の端っこにあった。
ワールドトリガーのヒロインって誰なんだろう?某テイルズオブの様にヒロインは貴方が決めるものとか言うんじゃないだろうか。
今後の展開どうしよっかな
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2人まとめては最高さ
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那須玲のお尻は素敵
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藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義