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フーディエの最上階の会議室、四角い長方形のテーブルにデジヴァイスを置いた。
5つのデジモン軍団のジェネラルが顔を合わせる……と言っても春永家&日野家、三雲家、雨取家の4つだ。仲間内で回していると言われればその通りだろう。
「このくだり必要なのか?」
「何処の軍がどうとかでなく平等であると示しをつけなきゃいけない……何処かの誰かさんが出し抜こうとした事もあったしな」
「……それで、議題はなんだ?」
桜がこのくだりが必要なのかを聞いてくるがあくまでも俺達デジモン軍団は平等な関係性だ。
麟児さんがデジヴァイスを手にして
「一昨日、デジヴァイスの新たなる機能が発覚した……それについて説明をする前に、レプリカ」
『改めてはじめましてだ……私はレプリカ、隣に居るユーマのお目付け役だ』
「どうも、くがゆうまです………………この今更感」
「神堂さんも話は聞いてるから仕方がねえよ……では」
『君達が言うところの近界民の世界について説明をしよう。こちらにもニホン以外にアメリカやドイツと言った国があるように向こうの世界にも幾つもの国が存在している。しかしこちらの世界の様に陸続き海を跨げば行くことが出来ると言う関係性ではない。向こうの世界は国が1つの星である。なにもない黒い次元の狭間の様な所に沢山の星が存在しているのをイメージすると良い。そして国という星は動いており、星同士が近付けば遠征艇を使って侵攻し物資を奪い合う戦争が巻き起こる。向こうの世界はこちらの世界と比較して物資が乏しい』
レプリカから先ずは近界民の国についての説明を受ける。
千佳と俺と母さんは知っているが、麟児さんや桜はまだ知らない。神堂さんにもこの会議を見てもらっている。
『そして近界民の国だが、大地そのものがトリガーで出来ている。一般的に
「俺達の武器であるデジヴァイスの機能の1つとして発覚した機能がある。コードクラウンと呼ばれる機能が搭載されている。コードクラウンを一言で言えば
もしかしたらと思っていたが近界民の国の母トリガーを操作することが出来るかと調べたら出来た。
軌道を操ることが出来たのでこれならばと思い今回5つの軍団を招集し、やるべき指標を目的を建てる。
『あまり言うのはよくない事だが向こうの世界から見てこちらの世界は搾取するのに便利な世界だと認識をされている』
「まぁ、そうだろうな……搾取せずに交渉が及んでるならボーダーねえし今頃はちゃんとした形になってる」
レプリカが言いたくはないがハッキリと言った。
そのことに関して桜は冷静に納得をしている。
「話し合いが通じる近界民も居る……が、それは極々少数だろう。このままこちらの世界に100年以上も戦争なんてやってられない。だから、俺達は遠征して何処かの国と日本という国と同盟や和平を結ぶ……と言えば聞こえはいい…………話し合いが通じないのを大前提とし、幾つかの国に対して武力を行使しないといけない。防衛でなく侵攻する側の住人になり攻め落としコードクラウンを手にする」
「それは……話し合いが通じる国だけじゃダメなの?」
「近界民の国が星であり移動しているのならば効果は薄い。こっちの世界を攻めるならばこの国と敵対をするという意味合いだぞとしておかなければならないが、同盟国が結べるのならばもっと早くに色々と動いている。同盟国だけでなく支配下に置いてある国を作り例えるならそう、木星の周りにある衛星の様な役割を担ってもらう……表向きには近界民との貿易や交渉に成功したという設定だ。それ以外に道があるならば教えてくれ。俺の出した答えでは何処かの段階で武力を行使する。例えば拉致された人達を返してくれと言っても返さないのが目に見えている、そうなれば倒さないといけない。その過程でもコードクラウンを手に入れる」
「………………」
最終的には暴力による解決、頭では分かっているが徐々に徐々にそれが近付いて来ている事に千佳は不安を抱く。
こうしなくても原作通りだとしたらアフトクラトルに乗り込む過程で確実にドンパチやらなきゃいけねえし拉致られた人を助ける為には武力行使は絶対に避ける事は出来ない事だ。
「日本が襲われる側でなく襲う側になるか……奇妙な話だな……」
今まで何度か外国に攻められた事はある、一応は外国を攻めた記録もある。
だが、日本は襲う側になると言われればピンとこない麟児さん。奇妙な話だがそれは今にはじまった事じゃない。
「幾つか聞いていいか?」
コードクラウンを手に入れて近界民の国を支配下に置く、コレは一先ずは決まりだが桜が挙手した。
『答えられる範囲でなら』
「近界民の国、大地そのものがトリガーで出来てるって言ってただろ?トリガーって事は誰かがそれを使って土地を作ってるってことか?」
『その認識は少しだけ合っている』
「少しだけ?」
『母トリガーは使っている、と言うよりは人柱に近い。優れたトリオン能力者を母トリガーに命を捧げる事で数十年数百年と星を形成する』
「……修、仮に近界民の国を支配下に置いても何時かは国そのものが維持出来なくなるぞ?」
「それについてだが……………一応はどうにかする方法を知っている……ただ、生贄を捧げる事そのものを阻止する事が出来るかどうかと言われればそれは怪しい」
「……どうするんだ?」
「千佳をデータ化して千佳のトリオン器官のデータをコピー、生贄に捧げる人間のトリオン器官をそのデータに書き換える……コレをやればどんな人でも物凄く恵まれたトリオン器官の誕生だ」
「それは色々とまずい研究じゃなかった?……他はないのか」
「ワイズモンの力を使う」
『ほぉ、私かね』
クローンとか遺伝子操作とか色々とややこしい世界に関わる研究内容なのであまりいい顔をしない桜。
他になにか無いのかと聞くので他に出来そうな事と言えばワイズモンの力を使うぐらいであり千佳のデジヴァイスからワイズモンの映像が出てくる。
「ワイズモンは事象や物像を保存することが出来てそれを再生することが出来る。だから生贄を捧げたという事象を保存し星が寿命を迎えそうな時に生贄を捧げたという事象を星に向かって再生する……とは言えそれをするには事象そのものを保存しなければならないからどちらにせよ何処かで1人の生贄が必要だ」
「1人か…………1人の犠牲だけで済むんだな?」
「ワイズモンが可能ならばな」
『確かに私の力ならば現象や事象を再生することは可能だ……だがしかし聞いたところによればトリオンはDNAの様に1人1人異なるものだ。もし同じ生贄を捧げたらどうなるのか?もしかしたら不可能という可能性もある』
『同じ人間を生贄に捧げた場合のデータはない』
「それはクローンじゃないと無理だから無いほうがいいことだ……とにかく最低でも1人だけ犠牲が必要か」
麟児さんは犠牲があることを受け入れている。
なんとかして0にしたいとは思っているが何処かの段階で切り捨てないといけないと麟児さんは1人の犠牲を認めようとしている。
俺はその事に関してはなにも言わない。なんのリスクも犠牲も無く事を済ませれるならば最初からそうしている。それ以上に良い方法を知らない。少なくとも近界民全員を仮面ライダー鎧武みたいにここではない何処かの遠い星に移住するとか出来ない……いや、人間を電子化出来るからデジタルワールドにでも放り込むのもありと言えばありか。
「遠征には何時行くの?」
母さんは何時遠征に行くのかを聞いてくる。
「レプリカから貰った遠征艇の設計図をベースに遠征艇を1つ作ってて、その遠征艇のあれこれを頭に叩き込んで訓練してで近づいてくる国に足を踏み入れて即座に帰還する試験運転をした後に本格的な遠征をするつもりだからなんやかんやで1年以上掛かるから千佳の中学卒業に合わせる……で……どうするんだ?」
「む?」
「ボーダーから誘いがあったんだろ?」
空閑の父親である有吾さんの世話になった身の林藤支部長が空閑に恩返しをしたい。
本来頼るべき存在だった最上さんも同じことをするだろうと林藤支部長が玉狛支部の一員として迎え入れようとしている。
俺はそのことに関してああだこうだ言うことはしない。そりゃ本音を言えば空閑に頼りたい、道先案内人として居てくれるならば心強いが無理に頼るべきではない。
「オサムはどうしてほしいんだ?」
「……その肉体をもとに戻す方法に心当たりがある。その内の大半が俺の中でやってはいけない事と同時にお前を恩義で縛る鎖にしたくないという思いがある………だから、これはお前がお前の意思で決めろ。道先案内人として手伝うのもいいしボーダーライフを楽しむのもいい……どちらにせよその肉体は治してやる」
「う〜ん……じゃあ、どっちもだな」
「は?」
「オサム達に向こうの世界を案内する仕事もしたいし、ボーダーのトリガーでランク戦ってのもしたい……だからどっちもやる。それがおれの意思だ」
「…………それを縦に首振って頷いてくれる向こう側か?」
「オサムならなんとか出来るだろ?」
「……………分かった。なんとかしてみせる」
「……自分で言っておいてなんだがあっさりと受け入れ過ぎだな」
「なんとかしなきゃいけないのには変わりはねえからな」
仮に空閑が俺達を手伝うという選択肢を選んだ場合は向こう側が何かしら言ってくる。
近界民は排除だとか色々と言ってくる……仮に空閑がバレたとしても守らないといけない。組織だからと黙っている程に子供じゃない、時と場合によってはそうだな、玉狛支部には近界民が居るとか噂を流しまくれば色々と出来る。組織の理を生かすならその手を使える。
「向こうの世界に対して使える交渉のカードは?」
「電気による文明、向こうは供給が安定しないトリオンエネルギーで色々と賄っている。例えばこの部屋を明るくしている灯り1つにもトリオンが用いられている、安定しないトリオンエネルギーで賄っているからエネルギー問題は起きている。他にも国の規模が小さいのならば農業等が発展していない可能性も高い。日本の文明を交渉のカードに使う……支配下に置いた国なら話は別だが」
桜は続きだと向こうの世界に対して使える交渉のカードを聞いてくる。
使えるカードは電気による文明、コレに関してはレプリカや空閑から出来るかどうかの確認をしたら交渉のカードとして使えると答えてくれた。
「……リベリオンはこっちの世界に残るわよ」
「母さんに無理はさせられないよ」
「息子に無理をさせたくないのだけれど…………………他の4つの軍勢がコードクラウン集めと探索の遠征でいいのね。じゃあ、私は失礼するわ。
母さんはこれ以上はいる意味は無いのだとデジヴァイスを手にして部屋を後にする。
「おばさんにコレからの事を言わなくてよかったのか?」
「
いやホントにどうやれば母さんが止まるんだって話だよ。
殴り合いになった場合はアルファモン王竜剣とか言う色々とヤバいのが待ち構えている。7割以上の確率で負ける。
「次はボーダーに対して、どう出るかだ」
「兄さんの事はもう終わったし、ボーダーと協力することは出来るようになったよ……私は、クロスハートは玉狛支部に協力します」
ボーターと協力する意思を千佳は見せるが……
「千佳、ボーダーの玉狛支部と手を結ぶ……時と場合によっては切り捨てられる、玉狛支部が勝手にやったことで片付けられるぞ」
「うん……でも代わりに約束してもらったよ。過去に拐われた人達を都合の良いヒロインに祀り上げないって……祀り上げればボーダーは良い組織とか思われるけど、それでも私の中じゃ耐えられない事が多くて……」
「……」
玉狛支部と独自に結んでいるだけであって、ボーダーとは正式に結んでいない。
場合によっては無かった話にされる可能性がある。無論、迅を用いて上手い具合に誤魔化すつもりなんだろうが…………大変だ。
「空閑をブルーフレアから派遣された人間で玉狛支部の人間って言う設定で行くか……交渉のカードはまだまだあるし……」
「ごくろうをかけます」
「気にするな。俺がしたいと思ってやっていることだ…………この後に起きる大規模な侵攻に関してだが……桜達は簡単に動けねえよな」
「……まぁ、一応はやってみるけども無理っぽいな」
大規模な侵攻が起きた際に鉄子達が現場に来ることが出来ないだろう。
お兄さんは戦えなくはないが戦闘に不向き、リリエンタールを連れていけば確実に厄介な事になる。
いざという時に現場で動けるのブルーフレア、クロスハート、トワイライトで普段は学校がある俺達………………確実に何処かのエリアが欠けてしまうが、まぁ、どうにかするしかない。
「いざマジな戦闘になったら1番頼れるのはブルーフレアだ……だからそっち系はお前に任せる」
「……………………分かった……」
此処から先はまだまだ語れないと一先ずは会議を終えてフーディエに入るのだが烏丸さんが待ち構えていた。
「オーナー、この後に時間が空いてますか?」
「空いているよ……玉狛支部に来てくれって話なら行くが」
「話が早くて助かります」
「麟児さん、金渡すんで謝罪の菓子折り買っといてください……あんたが謝らないといけない人に後で謝りにいきますよ」
「……ああ」
この問題を回避するわけにはいかない。
ホントに厄介な事だと空閑と一緒に玉狛支部に向かえば陽太郎が出てきた。
「らいじんまるを!らいじんまるを返せ!!」
涙をポロポロと流しながらウガァアアとポカポカと叩いてくる陽太郎。
痛くはないがあんまり殴られたくないので頭を抑えて拳が届かないようにすると林藤支部長が出てくる。
「…………雷神丸を返してくれないか?」
「お前達は形はどうあれ負けたんだ……負けた奴の言う事を何故聞かないといけないと言いたいが……空閑を玉狛支部に現れた新入りのボーダー隊員という設定でボーダーに入れてくれるならいいぞ……ただ、本来の使い道は出来ないが」
「本来の使い道は早々に無いからそれで構わない……お前のそれは母トリガーの支配権を奪うことが出来るんだな」
「コードクラウンは返さねえ…………ボーダーは負けた、その事実だけは変わらない……俺達は母トリガーの支配権であるコードクラウンを集める、そうすることで向こうの世界に対する抑止力や文明開化を狙う……まぁ、その辺は俺にゃ興味無い話だ」
権力や名声なんて特に興味はない。欲しいものと言えば巨万の富ぐらいだろう。
俺が作りたいのはVRMMOなんかであってその他には興味がねえ……ランク戦とかゲームなら楽しめるがそうじゃないから楽しむつもりはない。
「お前がボーダーに入ってくれればそれがいいんだがな……雷神丸復活の条件飲むわ」
「もともとそうしたいと思っていたの間違いだろう。それでクロスハートはどうだった?」
雷神丸復活の条件を飲んでくれる林藤支部長。
デジヴァイスを操作すればコードクラウンが出現し雷神丸がポンッと陽太郎の前に出現し陽太郎は涙を流した。
「まさか彼処までとは思いもしなかった……もう少し接戦出来るとか思ってたけども空飛んで撃たれるだけの一方的な戦いで、いざ接近戦になったかと思ったら数百メートルのクレーター作るわで……アレ以上の形態があるってマジか?」
「シャウトモンX5以上はあるよ」
オレはそう言うと2枚のデジモンカードを取り出す。
1枚はシャウトモンex6、1枚はシャウトモンX7、更にあれから増えるのかと分かれば林藤支部長は頭を抱えた。
今後の展開どうしよっかな
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2人まとめては最高さ
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那須玲のお尻は素敵
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藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義