雷神丸の復活と引き換えに空閑のボーダー入隊を手にした。
近界民がボーダーに!的な感じになるだろうが林藤支部長が上手い具合に誤魔化すだろう。
「やっほー!」
「……お前が雨取麟児か」
「むぅ、ボクのことガン無視なんだね」
そしてボーダーの二宮隊の隊室にやって来た。
千佳と俺と麟児さん……そしてサイバティックネイチャーからテリアモンが居るのだがテリアモンはピカチュウよろしく麟児さんの肩に居る。テリアモンが声をかけているのだが二宮隊の面々はテリアモンを一切視界に入れずに麟児さんを睨んでいる。
「……鳩原を誑かしたのはお前か?」
「トリガーを横流ししてもらうために都合の良い言葉を言った……だが、俺も俺で騙されていた」
「あんた止めなきゃ大変だからな」
鳩原さんに色々と都合の良い言葉を言ったことを自覚しているのか素直に認めるが若干の小言を言われる。
「……君が……マグナガルルモン?」
「まぁ、そうですね……」
「どうして…………どうしてっ!!」
向こうの世界に行くことを邪魔したのかと言葉にしようとするが中々に出ない鳩原さん。
「どうしてと言われても麟児さんまで居なくなれば千佳が悲しんで泣くから止めた……………あんた達の事情なんざ正直どうでもいいと思っている」
「っ……」
どうして向こうの世界に行かせなかったと言うだろうが、俺が行かせたくなかったのは麟児さんだ。
他の面々に関しては特になにか思い入れがない。たまたま麟児さんと一緒に居た。仮にこれが太刀川さんでも烏丸さんでも関係無い。特に深い感情移入をしていない。この世界が物語だからとかでなく純粋になにも思っていないから。
「と言っても麟児さんがやらかしたと言うのも事実な話だ、その件に関する責任の取り方を決めたい」
「ならっ、なら私を遠征に連れて行ってください!!連れ去られた弟を助けたいんです……だから……」
「……
二宮さんが遠征に鳩原さんを連れて行きたいと言う。
ボーダー上層部に納得の行く理由等をつけて首を縦に振らせる方法があるのかだと聞いてくるが……それはなぁ
「二宮さんは鳩原さんが遠征出来ない事に関して納得がいってない、そう認識していいんですね?」
「当然だ、だからこうなっているんだ」
「…………鳩原さんは人が撃てないから落とされた。コレに関しては?」
「戦うことが出来ないというならば氷見……オペレーターも一緒の筈だ」
「ん〜…………二宮さんは鳩原さんを人が撃てないと認知してそれでも自分の部隊に入れている、それは認めているから?」
「話が段々とズレている」
「いや、ズレてないですよ…………千佳、今の点を踏まえてボーダーが落としたことに関しては妥当だと思わないか?」
「……………鳩原さんが一生懸命なのは分かるけど、それじゃあ落とされると思う」
「なに?」
鳩原さんが落とされたことに関しては妥当な判断、俺も千佳もそう認識している。
二宮さんはそれが間違いだとは思っておらず静かだが怒りを現しているのでちゃんと説明をする。
「ボーダーには過去に拉致された人を助けたいって考えの人が居るとして、どうやって助けるんです?」
「遠征部隊に選ばれて向こうの世界に行って探して」
「向こうの世界も色々と国があります……見つけたとして、どうやって助けるんです?」
「それは……」
「地図を広げるための探索の遠征なら鳩原さんが向かうことは問題ないとは言えないですけどもまだ大丈夫です。ですが、過去に襲撃してきた国が判明して向かったとして……………話し合いが通じる相手ですか?」
「…………」
通じない、沈黙が答えになっている。
「俺達は話し合いが通じないのを前提に動いています。話し合いが通じない相手が居る以上は戦わないといけなくてその段階で人が撃てないとなれば話になりませんよ…………上層部の真意は知らないですが、貴女の弟や過去に連れ去られた人を救う段階の何処かで確実に戦闘、暴力が必要です。二宮さんは、いや、二宮隊は鳩原さんが人を撃てないけども優秀な人と認識してるかもしれないですが、その段階になって戦えないだけは洒落にならない……限られた戦力で挑まないといけない以上は人が撃てないは欠点だし場合によっては殺しをしないといけない……命を賭けるだけでなく命を奪う覚悟も必要です」
「だったら……だったらどうしろって」
「冬島隊の冬島さんみたいに戦闘も出来るエンジニアとか自分の価値化を上げる手段は幾らでもある」
どうやったら遠征に行くことが出来るの!と言うがそれよりも前に言う。
「遠征艇は機械だ、だったらメンテナンスが出来るエンジニアが絶対に1人は必要だ……冬島さんがそのポジションかは知らないけども機械工学に強い人間になる。戦闘員でもオペレーターでもなく戦えるエンジニアと言う手段もあった筈です」
「……………」
「不満があり納得は出来なくても理解はしてくれましたね」
二宮隊は遠征に行けないと言うよりは遠征先で起きることを聞かれればなにも言えなかった。
鳩原さんは人が撃てない。それは別に構わないことだという認識をしている。それに関してああだこうだ言わない。だが、向こうの世界に行くのならば、地図を広げるのでなく救出目的で行くのならば確実に戦わないといけない。人を撃たないといけない。命を奪わないといけない。何故ならやっていることは戦いでなく戦争だから
「鳩原、向こうの世界に遠征したいのならば連れて行ってやる」
「…………え?」
「ボーダーの遠征は無理かもしれないが、俺達の遠征なら問題無い」
麟児さんが入れた詫びの方法は向こうの世界に連れて行くことだった。
勝手なことを言っているなと思いつつも一応は話を聞いておくかと麟児さんに喋らせる。
「俺達はボーダーとは異なる遠征艇を用いて向こうの世界に遠征する。乗船確定の乗組員はここに居る修と千佳と俺ともう2人の5人で遠征艇の枠はまだまだ空きがある……その枠にお前を推薦する」
「そんな事が出来るんですか!?」
「船長が許可をしてくれれば可能だ」
「俺を見ないでください、俺を」
「修くんが船長だから修くんが許可してくれたら乗れるよ!」
「……ボーダーと提携して地図を広げる為の遠征、そこまでなら乗せることが出来ます。貴女の弟を拐った国が4年半前の国なら判明したら即座に乗り込むことはせずに一旦帰還してその国を襲撃するのに備える。その次に行うその国の遠征には貴女を乗せられない。それでも乗りたいと言うなら推薦はします」
「……その国の遠征は」
「無理ですね……その国に対しては武力行使して制圧しても構わないと既に上から許可は降りてます。ブルーフレア、トワイライト、クロスハート、サイバーネイチャーは戦うのだと覚悟を決めています」
鳩原さんの1番の目的であるその国への遠征にだけは連れて行くことが出来ない。
その国に行くことが鳩原さんの1番の目的だが、その国にはいきなりいかずリベリオン以外の4つの軍勢が総力を掛けてコードクラウンを奪う。
「言っておきますけど、これでも大分譲歩してますからね……鳩原さんを確実に向こうの世界に遠征で連れて行く方法はそれしかない」
「……それは何時ぐらいに」
「今、設計図をベースに遠征艇を特殊な金属であるクロンデジゾイドで作っててプログラミングとか乗組員の訓練とかで1年は掛かります……なので鳩原さんがその気ならば推薦しますが推薦するにあたって2つの条件があります」
ほんの僅かでもいいからと希望に縋ろうとする鳩原さん。
その気ならばそれに答えてもらわないといけないと人差し指と中指を突き立てる。
「1つは二宮隊がA級に戻ること、鳩原さんだけを指名すれば怪しまれるし鳩原さんだけを連れて行くと言っても二宮さん納得しないでしょう」
「当然だ」
「もう1つは遠征をする上で必要な知識を蓄えること、貴女を戦力として数えるつもりは一切無い。料理等の雑用云々が貴女の仕事になると思います」
「それで……連れて行ってくれるの?」
「ええ、約束しましょう」
遠征艇には空きがある。その枠に鳩原さんを乗せることは可能だ。
ボーダーと提携してと適当なことを言えば二宮隊を指名する事は出来る。ただしその為には二宮隊にはA級に居てくれなければならない。二宮隊ならA級に戻ることは簡単……鳩原さんがここに居るって事は二宮さんが必死になったんだろうな……。
「ねぇ、修、よかったの?」
「なにがだ?」
二宮隊に詫びの菓子折りも渡したので二宮隊の隊室を出ていった。
鳩原さんがこれで強硬策に出てきたら俺はもう諦めると考えていると麟児さんの肩に乗っているテリアモンが聞いてくる。
「向こうの世界に行くの……サバイバルなら鉄子が得意だよ?」
「まぁ……確かに航海術は知ってるし、サバイバルなら鉄子が出来るだろう……今回のこのことに関してはお詫びだ」
遠征艇の操作云々に関しては最終的にはレプリカと俺がどうにかすることになっている。
向こうの世界に関して色々と案内してくれる道先案内人は空閑で、サバイバル術は鉄子が学んでいる。だから鳩原さんが学んだとして何かしらの役に立つかと言われればNOだろう。だから今回のことに関してはお詫びとしか言えない。
麟児さんがやらかしたことに関しては一部は俺の責任でもあるからな。
「ところでなんでテリアモンが一緒なの?」
「いや……俺も何故か乗られていて」
さも当たり前の如く麟児さんの肩に居るテリアモン。
千佳がなんでテリアモンが一緒なのかを麟児さんに聞くが麟児さんも何故かテリアモンが肩に乗られていてテリアモンがここにいることが分からない、そもそもでテリアモンとは初対面な関係性である。
「ん〜とねえ、ボクはねえ」
「修くん……修くん!?」
テリアモンがなんでここに居るのかを語ろうとすれば那須さんが通りかかり俺に気付く。
普段ならば奇遇ねぐらいで納まるだろうが今回の現場はボーダー本部内、どうしてここにと驚いている。
「ああ、自分が務めている神堂財閥とボーダーが色々と提携をしてましてね。代表として俺達が」
「あ!何処かで見たことがあると思えば那須さんだ!」
「……なに、この子?」
名目上の設定を語ろうとすればテリアモンが那須に気付く。
麟児さんの肩から降りればテリアモンは那須さんを見つめ那須さんもテリアモンを見つめる。
「ボク、テリアモンよろしくねー」
「……もしかして、
今まで見たことがない生物なので近界民なのではと疑問を抱く那須さん。
「違うよ、ボクはデジモンだよ」
「デジ、モン?……ポケモンみたいなの?」
「違う!!ボク達はポケモンじゃない!!」
「あ、ご、ごめんなさい」
「デジモンはポケモンって言ったら怒るから気をつけてください」
テリアモンはポケモン扱いされたので物凄く怒る。
ホントにデジモンはポケモン扱いされるのを嫌がるよな……ドラえもん扱いも本気で嫌がっているし。
「近界民じゃないのね……可愛い」
トリオン兵でないと分かればテリアモンを抱きかかえる那須さん。
テリアモンはムフフと笑っている……リリエンタールとポジションが被っているとか言ってはいけない。
「で、テリアモンはなにをしに来たんだ?」
「ボクはここに来たら強い奴と戦えるって聞いたから来たんだ。アチョー」
那須さんの手元から離れてカンフーの構えを取るテリアモン。
「テリアモン、そういうことは私達ボーダー隊員がするから貴方は戦わなくていいのよ」
「違うよ……鉄子達は友達って言ってくれるけどボク達デジモンは戦うものだよ」
「でもっ…………」
「もぉ〜ボクがこんな見た目だから戦えないと思ってるんでしょ!ボク、こう見えて強いんだよ!ちゃんとブルーカードも持ってきたしラピッドモンにまで進化できるんだから」
デジモンカードの束を見せてくるテリアモン。
ブルーカードに超進化プラグインに高速プラグインにブレイブシールドに色々なカードがある。
「カードを持ってきてるけどお兄さん居ねえだろう」
「うん。だから千佳か麟児にカードを使ってもらおうかなって思ってるんだ」
「…………修くん、テリアモン戦えるの?」
「テリアモンはオレの管轄下ではないですが……強いですよ」
テリアモンのパートナーであるお兄さんが居ない。
デジヴァイスにカードスラッシュする役割を千佳か麟児さんに任せるつもりみたいだが那須さんが驚いている。
「だったら麟児さんにカードを使ってもらうとして…………那須さん、誰かいい相手は知りませんか?」
「えっと………………ホントに戦っていいの?」
「も〜!ボク、こういう事が出来るんだよ!プチツイスター!」
「キャ!?」
「おい!」
テリアモンが自分は戦えるんだと体を回転させてプチツイスターを使った。
プチツイスターは小さな竜巻を発生させる技で風圧に飲み込まれて転びかける那須さんを即座に抱える。
「テリアモン、人に向かって攻撃技を使うんじゃない!!」
「ごめんなさい」
「那須さん、怪我はないですか?」
「え、ええ……」
「千佳、マリンエンジェモンを」
「プピポー!」
那須さんを抱えているが今、精神的にビクビクしているだろう。
千佳にマリンエンジェモンを出してもらおうとするが千佳の服の中にマリンエンジェモンが潜んでおり、マリンエンジェモンは那須さんに近付いて光の球を放出した。
「気持ちが……凄くリラックスするわ」
「すみません、テリアモンのせいで」
「ううん……まさかこんなに強いだなんて」
「だから言ったじゃん。強い奴と戦いに来たって。ねぇねぇ、強い人って何処に行けば会えるの?」
「テリアモン、少し落ち着け……那須さん、立てますか?」
「ちょっとテリアモンが怖いから……」
「じゃあ、コレで」
テリアモンのプチツイスターが思ったよりも心に来ている那須さん。
手を握ってゆっくりと立ち上がらせる。那須さんの視線はテリアモンに向いているが……気持ちは少しずつだが落ち着いている。
「ありがとう、修くん……うふふ、前と逆ね」
「あ〜……何時ぞやはすみません」
「いいのよ」
「も〜2人の世界に入らないでよ……何処かに強い人居ないの?」
「そうね……取りあえずテリアモンがどれぐらい戦えるか知らないといけないわね」
ついてきてと那須さんに手を引かれて向かったのは太刀川隊の隊室だった。
いいのかここでと太刀川隊の隊室に足を踏み入れれば太刀川さんと国近さんとスマブラXで遊んでいた。
「っちょ、ストック制のタイム有りでメタナイト時間稼ぎは卑怯だろう」
「フッフフ、勝てばよかろうなのだぁああ!!」
「すみません」
「おっと、お客だから中断だって……オーナー?」
「どうも」
ストック制時間有のスマブラXでメタナイトで時間稼ぎは卑怯だと思う。
太刀川さんと国近さんに声をかければゲームを一旦中断するのだが何故俺がここに居るのかを疑問に思う。
「あ〜太刀川だ!」
「お、可愛いマスコットだね」
「マスコットじゃないよ。ボク、テリアモンだよ!ここに来れば強い奴と戦えるって聞いたからやって来たの」
「お〜そうか…………」
「いざ勝負!」
「まぁ、待てよ。いきなり1位を奪いに行くのはどうかと思うんだ」
テリアモンが勝負しろと構えるが太刀川さんはトリガーを起動しない。
明らかにテリアモンを戦える存在じゃないのだと認識しており、それらしい理由を言う。
「俺と戦いたいと言うならば、まず唯我を倒してもらおうじゃないか」
「え〜……まぁ、いいや」
太刀川さんと戦えると思っていたテリアモンは落胆するが直ぐに気持ちを持ち直す。
唯我って誰だ?となっていると隊室のドアが開いて出水さんと唯我が現れた。
「って、オーナー!それにあんたは……なんでここに?」
「ちょうどいいタイミングで来てくれたな……唯我」
「ぼ、僕ですか?……は!まさか僕を頼る時が来たのですね」
「そうそう、コイツの相手をしてくれよ」
「どーもー、テリアモンだよ」
「ふっ、見せてあげるよ!A級1位の力をね!」
そんなこんなでテリアモンは唯我と闘うことになった。
「太刀川さん、あんなのを当てるだなんて大分アレですね」
「いやいや、お前達じゃなくてテリアモンなら唯我でも大丈夫だろう」
タクティモンやアルファモンを見た後では物足りない感があるのは分かるが大分舐められている。
テリアモンはA級1位の実力者と相手をすることが出来るのだと麟児さんにデジモンカードを託した。
「麟児、頼んだよ」
「よし…………」
「君には悪いが即座に終わらせてもらう!」
「カードスラッシュ!ウォーグレイモン、ブレイブシールド!」
唯我が銃を構えれば麟児さんはウォーグレイモンのカードを使う。
テリアモンの前にウォーグレイモンのブレイブシールドが出現して唯我が撃ったアステロイドを簡単に防いだ。
「なっ、なにっ!?」
「カードスラッシュ!シスタモンノワール、アンソニー!」
一撃で仕留める事が出来ると思っていたのか驚く唯我。
麟児さんは手を止めないと向こうが銃を使うならばこっちも銃を使うのだとシスタモンノワールのカードをスラッシュし、シスタモンノワールの愛銃、アンソニーを出現させて一直線に弾丸を飛ばすブレスファイアで唯我の両腕を撃ち抜いた。
「トドメ行くよ!プチツイスター!」
「っちょ、竜巻って……あーーーーーっ!!!」
「あ〜あ〜……テリアモン、ブレスファイアの時点で決着ついてたからダメ押しはするなよ」
プチツイスターで発生した小型の竜巻に飲み込まれて唯我は宙を舞う。
既に勝っている戦いなのにダメ押しをしているのでやりすぎだと注意をしておく。
「嘘だろ……最弱とは言え唯我がやられるのか?」
「ほぉ……見た目はウサギっぽいのにめちゃくちゃ強いじゃねえか」
「フッフーン!少しは見直したでしょ?」
「テリアモン、麟児さんがカードでサポートしてくれたからなのを忘れるなよ」
「分かってるって」
今後の展開どうしよっかな
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2人まとめては最高さ
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那須玲のお尻は素敵
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藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義