デジモントリガー   作:アルピ交通事務局

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戦う事が出来るたまごっちとか言っちゃいけない

 

「修くん、アグモン」

 

 千佳とまた会おうと約束した翌日に千佳と会う。

 近界民に襲われたら元も子もないからなとアグモンと一緒に神社に居ると千佳が現れる。

 

「来たか」

 

「うん…………昨日はありがとう」

 

「別に礼を言われたいからやったことじゃねえよ……自己満足なエゴだよ」

 

「オレ達が勝手にやってことだ。気にするな」

 

「そっか……修くん、勉強してるの?」

 

「そりゃあな…………コレを持っていたら損は無いっていう将来の役に立つ勉強をしてるぞ」

 

「…………危険物取扱免許?コレって私達の年齢でも受けれるの?」

 

「最年少で小学1年生が取った記録がある……乙4があればスゴく便利だぞ。ガソリンスタンドでアルバイトが出来て、普通の人よりもちょっといい給料を貰える」

 

「算数とか国語とかは?」

 

「ん」

 

 もっとこう小学生らしい勉強はしないのか?と千佳は聞いてくる。

 口で説明するよりも証拠を見せた方が早いなとスマホを取り出して漢検1級等の資格を取った証拠の写真を見せる。

 

「修は学校になんか通わなくても問題は無いんだ」

 

「修くん、スゴく頭が良いんだね…………学校の宿題があるんだけど」

 

「あ〜教えるの下手だからあんまり期待すんなよ」

 

 学校の宿題を見てほしいと頼む千佳。

 自主的な勉強は出来ているが自分で学ぶのと他人に教えるのは勝手が違う。自分で理解する事が出来ても、他人には理解されない事も多々ある。

 小学生レベルの問題ならば余裕で答えれると千佳が鞄の中に入れている宿題のプリントを取り出す。

 

「割り算と掛け算は最優先で足し算や引き算よりも先にやる、割り算と掛け算は出てる順にやって()(かっこ)がある場合は()の中を先にやる」

 

 小学生レベルの算数なので見ただけで分かる。

 

「(?ー16)÷7=12はどうすればいいのかな?」

 

「こういう時は逆に計算するんだ。12✕7をやってそこに16足すんだ、?をxに……いや、コレは早いか」

 

「えっと……100?」

 

「合ってるから自信を持て」

 

 xを使った方が良いんじゃないかと思える問題も多々あるが、小学生レベルの算数なので簡単だ。

 千佳に分からないところはないのかとか聞いてみれば分からないところはちゃんと聞いてくる。答えやすいところなので簡単に答える。

 

「修くん、スゴいね……兄さんより賢いかも」

 

「オレ達のジェネラルだからな!」

 

「……ジェネラル?」

 

「リーダー的な存在だと思えば良い。しかし兄が居るのか」

 

「うん……受験勉強に励んでるよ……受験勉強に忙しいから、ちょっと聞くのが躊躇ってて」

 

「まぁ、大事なシーズンだからな」

 

 希望の学校があるならば、それに向かって勉強に励まないといけねえ。

 受験勉強してたからよく分かる。受験は物凄くキツいというのを。受験をし終えても直ぐに勉強漬けの毎日だから地獄だよ。

 

「……オレ達?」

 

「リロード、プニモン」

 

 アグモンが言ったことに引っかかる千佳。

 オレならばともかくオレ達とはどういう意味だと首を傾げているのでデジヴァイスを取り出し、昨日のデジタマ……から生まれたプニモンを出す。

 

「…………えっと…………可愛いね」

 

「!」

 

「きゃあ!?」

 

「千佳、そいつ結構人見知りが激しい性格だ…………プニモン、泡は吐くな」

 

 オレの膝の上にいるプニモン。

 千佳は見た目に困惑していたが、直ぐに受け入れると手を伸ばすのだがプニモンは怯えており泡を吐いて威嚇するので軽くチョップを入れる。

 プニモン、生まれたばかりで人が怖い……んじゃないんだな。生まれたばかりだったらアグモンも同じ感じの性格になるが、アグモンは割と好戦的な性格だった。

 

「ご、ごめんねプニモン」

 

 触れようとした事を謝る千佳。

 プニモンは千佳と目線を合わせようとするのだが恥ずかしいのか俯いている。

 

「ゆっくりでいいぞ、プニモン……」

 

「進化すればお前の方が強くなるのに、なにを怯えているんだ?」

 

「…………進化?」

 

 千佳に怯えているプニモンにアグモンは呆れている。

 確かに成長期になれば千佳を倒すことが簡単に出来るだろうが、そういう問題じゃない。

 

「オレ達デジモンは進化する事が出来るんだ」

 

「進化って…………ポケモンみたいだね」

 

「違う!オレ達の方が優れている!奴等は2段階しか進化出来ないがオレ達は5段階進化する事が出来る」

 

 ポケモンに対して対抗心を燃やすアグモン。

 ポケモンよりも優れていると言うがデジモンは戦うことが出来るたまごっちとポケモンとたまごっちの2つをパクった…………いや、それは言ってはいけないお約束か。

 

「見せてやる!アグモン進化!グレイモン!!」

 

「わっ!?」

 

 ムキになったのかアグモンは勝手にグレイモンに進化する。

 突如としてデカくなったグレイモンに千佳は驚く声を出して俺の側に駆け寄る。

 

「コラ、なに怯えさせてるんだ」

 

 グレイモンの見た目は割と厳つい。

 はじめて見る千佳は馴れていないので食ってこないとか襲ってこないとか怯えているのでパシンと角を叩く。

 

「グレイモン退化!アグモン!アグモン退化!コロモン…………こっちの方が良かったか?」

 

「可愛いね……」

 

「ぬいぐるみ扱いはやめろ!」

 

「あ、ご、ごめん」

 

 コロモンに退化したアグモンを見て触れようとする千佳だが、ぬいぐるみ扱いをされるのを嫌う。

 ぬいぐるみのフリをするのは構わないがぬいぐるみ扱いは嫌とは……まぁ、男らしい声で男らしい性格だからな。

 

「ふぅ……アグモンの形態が1番しっくりと来るな」

 

「お前がそれでいいならそれで構わねえけど……頼むからメタルグレイモンが落ち着くとか言うなよ。メタルグレイモンはそう簡単に出せない」

 

「それぐらいは分かっている」

 

 コロモンからアグモンに戻ると一息つく。

 メタルグレイモンが落ち着くとか言い出さないかとたまにだが心配する……いや、流石にグレイモンやメタルグレイモンはな。

 

「プニモンもアグモンになるの?」

 

「分からん」

 

「え?」

 

「オレ達デジモンは自力で進化できる奴も居れば人の心で進化する事が出来る奴も居る……修の友情に触れてプニモンのタマゴが現れた。修の友情に応えるデジモンになる筈だ」

 

「修くんの友情に……」

 

「オレが生まれてから数年間うんともすんとも言わなかったのに、お前と関わって新しくデジモンが生まれるとは…………」

 

 急にポンッと現れたプニモンを見てつぶやくアグモン。

 デジヴァイスは俺の心に反応しているみたいだが、俺が怠惰に過ごしているからアグモンしか生まれていないのか?…………う〜ん………。

 

「アグモンも修くんの心に反応したの?」

 

「オレは修の勇気に反応して生まれた……こんなメガネだが、修は捻くれてはいるが正しい勇気を持っている」

 

「メガネは関係ねえだろう…………心ね…………今の俺には友情なんて似合わないんがな」

 

 人との繋がりをめんどくさがっている。

 絆や友情は絶対的な正義でも善でも無いのを知っているから、本音を言える友は欲しいけれども、それはそれ、これはこれで割り切っている。

 

「……修くんは友達が欲しいって思わないの?」

 

「無理に付き合いをすれば逆に辛くなるのを知っているからな……このご時世、人との繋がり方は色々とある。友達だけが友情の形じゃないんだと俺は思う」

 

「う〜ん……でも、本当の事を言える友達は欲しいよね……助けてって言いたくても言えないのは苦しいから」

 

「言っても助けてもらえない一例もあるぞ…………けど、馴れ合うのと友情は似ているようで異なる。信念とか覚悟とか持論とかを持っておかないと」

 

 支え合う友情は悪いとは言わないけれども、一歩間違えれば大惨事になる。

 1人1人が確固たる信念というか覚悟を持ってこその友情…………思えばそんな友達が出来ていた俺は幸福者だったな。

 

「プニモン進化……ツノモン!」

 

「あ!」

 

「進化したのか………………」

 

 俺の心に反応したのかプニモンは進化し……ツノモンになった。

 俺もなんだかんだで友情を持っているんだと思いつつもツノモンの角を撫でる。

 

「ツノモン、喋れるか?」

 

「うん……修の友情がオレを進化させてくれたんだ。スゴく力が湧いてくる。一気に究極体まで進化できそう」

 

「成長期までにしてくれよ。デカいと色々と迷惑になる……えっと、ツノモン 幼年期Ⅱ レッサー型、プニモンの頭部の触手の1つが硬化した小型デジモン。プニモンから、より動物的進化をとげ、フサフサな体毛に覆われている。まだまだ遊びたい盛りで、いたずら好きな性格だが、闘争本能は目覚めていない……」

 

「進化していいかな?」

 

「普通の進化だからな。取りあえず地面におろすぞ」

 

「うん………ツノモン、進化!ガブモン!!」

 

「……ガブモン、成長期 爬虫類型 ウィルス ウィルス種に進化したガブモン。かぶっている毛皮はウィルス種のガルルモンのデータを集めてつくったようだ。暴れん坊だが、毛皮をぬぐと内気で臆病になるところはワクチン種と同じで、素顔はやはり秘密。必殺技は小さな火の玉を吐き出すプチファイアー……」

 

 ツノモンが進化すればガブモン……ウィルス種の黒色のガブモンになった。

 デジタマの黒くて縞々な模様はガブモンの毛皮だったのか…………アグモンにガブモンと言えばアレをやれという事なのだろうか?…………やる理由が今のところは見つからないのでやらねえけども。

 

「暴れん坊?…………」

 

「あ、あんまりジロジロと見ないで」

 

 ウィルス種の黒色のガブモンになったツノモンだが、恥ずかしがり屋の性格は変わりはない。

 好戦的な性格だとデジヴァイスのデジモン図鑑に載っているがこの個体は恥ずかしがり屋の性格で、千佳がジッとガブモンを見つめると恥ずかしそうな顔で視線を合わせようとしない。

 

「……っ!?」

 

「ど、どうしたの?」

 

 可愛いなとガブモンとの間を詰めていく千佳だったが急に反応をする。

 何事かとガブモンは首を傾げていると千佳は震え始める。

 

「く、来る!」

 

「え?」

 

「おいおい、昨日来たばかりだぞ」

 

 千佳はトリオン兵が来ることを察した。

 昨日ぶっ倒したばかりなのにまた送り込んできている……昨日の事で反省したのだろうか?人型の小さなトリオン兵でなく原作で出てくるトリオン兵、バムスターが出てきた。

 

「いけ、ガブモン!」

 

「ホーンストライク!!」

 

 バムスターが出てきた以上はぶっ倒すしかない。

 ガブモンに指示を出せば突撃していき、角でバムスターの目玉を穿って破壊した。

 

「進化するまでもなかったな……ベビー」

 

「焼くな!コイツはロボットなんだ、貴重なサンプルなんだ!」

 

 ガブモンが綺麗に壊してくれた。アグモンは進化せずとも倒せる雑魚だったとベビーフレイムで焼いて壊そうとするので止める。

 トリオン兵に取りあえずはと触れてみる。質感的には鉄とかに近いけども……なんて言えばいいんだろうな。

 

「…………オラァ!!」

 

「な、なにやってるの?」

 

「昨日、殴った時に凹ます事が出来たからもう1回…………ぶん殴って倒すことが出来るタイプの相手だな」

 

 倒れているバムスターをぶん殴るとデジソウルが出現する。

 何故にデジソウルが出現するのかツッコミを入れたいがデジソウルが出ているところでぶん殴ればバムスターは傷つく。生身や近代兵器じゃトリオン兵やトリオン体を破壊出来ねえ設定は何処に行ったのやら。

 

「う〜ん…………核とか無いな」

 

 トリオン兵の内部構造とか公式設定に無いのであんまりだが、核的なのが無い。

 こうハード的な部分があるかと思ったのだが無い……トリオン兵はこちらの技術とは違うトリガー技術を用いてるから、完全に未知の技術だ。

 

「胃液的なの無いし、人間を収納するスペースがあるしコイツは完全に拉致目的のロボットだな」

 

「拉致目的って、なんでそんな事を?」

 

「さぁ……どの業界や国も人材不足だからそれに悩まされてるんじゃねえの?何処の国かそれとも多国籍企業のテロリストか……どっちでもいいが、歯向かったり平穏を潰すならば徹底的に叩きのめすだけだ」

 

 バムスターをバラせばロボットだというのがよく分かる。

 サンプルが欲しいので核的な部分であるであろう目玉の一部を採取しておく…………。

 

「まぁ、こいつらがロボットってのは良かったことだ」

 

「よかったって…………人を攫うんだよ!?」

 

「コレが生物だったら食われて終わりだがコレがロボットならばプログラミングされている筈だ。動くようにプログラムされているならば動きを停止するプログラムも存在している筈だ。動きを停止するプログラムをぶつければ…………あ〜ダメだな」

 

「落ち込むな、オレ達がぶっ倒せばいいだけだ」

 

「いや、そうじゃない。こんな危ない物を作ってくる奴等だ。強硬策で人間が出てくる可能性がデカい」

 

 トリオン兵はざっくりと言えばロボットだ。

 プログラミングされて動いているのならば、プログラムをハッキングすればいいだけの話だ。だが、それをやればトリオン兵を強制停止する事が出来るプログラムが存在していると厄介な連中に目をつけられる。

 

 トリオン兵を強制停止するプログラムはきっと存在するし、作れる筈だ。

 ただそれをすれば本格的なトリガー使いの侵攻がある。それが非常に厄介な事になっている。トリガーって色々とチートだからな。

 

「修くん、デジヴァイス(それ)が光ってるよ?」

 

「ん…………コレは………」

 

 知識の紋章がデジヴァイスに映し出されていた。

 俺の一歩間違えれば大惨事な知識に関して反応を示したのか?デジタマが生まれた。

 

「…………アグモン、ガブモン……こいつらはロボットだ。無尽蔵に湧いてくる……長い戦いになるぞ」

 

「ふっ、向こうが白旗を上げても叩きのめすだけだ!!」

 

「徹底的にボコボコにしてやるよ!」

 

 長い長い戦いになる。トリオン兵を強制停止するプログラムが作れる保証は何処にも存在しねえ。俺の知識はトリガー工学は無い。

 改めて戦う覚悟を決めるとデジヴァイスから誠実の紋章が現われるとデジヴァイスからシードラモンが出てきた。

 

「戻れ、シードラモン!!」

 

 デジタマからデジモンが生まれるんじゃないのか!?

 いきなりのデジタマをすっ飛ばしてもシードラモンだった。普通に怪獣な見た目のシードラモンはまずいと直ぐにデジヴァイスを出してシードラモンを戻す。

 

「退化は出来ないのか?……う〜ん…………」

 

 謎だな。俺の心に反応して生まれたのは確かなのだろうが、仏よ、説明書の1つでも用意してくれよ。

 ともあれ新たにデジモンが2体増えた…………徐々に徐々に仲間を増やして、原作開始時には本家のブルーフレア以上に強くなっておかねえと。

 シードラモンに退化出来ないのか問い掛けてみると嫌だと言われた……シードラモン、サイズデカいからパソコンの中でしか出せねえぞ。相変わらずよく分からない機能が搭載されているが、決して俺の不利になるわけじゃねえ。

 

「じゃあね、修くん」

 

「ああ、またな」

 

 それ以降はトリオン兵が襲撃してくる事などは無かった。

 乙4の勉強をしたり千佳が持ってきたトランプで遊んだりして時間を潰して日が暮れたので家に帰って、翌日神社に向かえば…………バムスターの残骸が無くなっていた…………近界民が連れ帰ったのか、それとも旧ボーダーが持っていったのか?

 

 どちらかは分からないが、目玉の部分は回収する事が出来ている。

 コレを研究……って言いたいけども成分分析する機械とかねえんだよな。アルコールとか化粧水とかの液体を垂らすぐらいの実験しか出来ねえ……。

今後の展開どうしよっかな

  • 2人まとめては最高さ
  • 那須玲のお尻は素敵
  • 藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義
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