「いや〜…………ヤバい……………」
「えっと……その、なんかすみません」
「千佳、お前が謝ることではない」
シャウトモンX3を出して嵐山隊と戦った。その結果、シャウトモンX3は単騎で嵐山隊を倒すという快挙を成し遂げた。
迅はサイドエフェクトで負ける未来が視えていたが断片的に視えているだけであり決してしっかりと1から10まで視えているわけじゃない。シャウトモンX3が圧倒的なまでに強い。成熟期でありながら完全体クラスのデジモンに渡り合える強さを秘めているから当然と言えば当然だが。それなりの差をつけての勝利だったので千佳は罪悪感を抱いて謝るのだが、レナモンが現れて謝る必要は無いと言う。実際のところ無いからな。
「…………ボーダーに頼る必要はあるのか?」
「名目上の協力関係、実際のところはこっち側が上ですよ」
シャウトモンX3でA級と互角以上の戦いを繰り広げているのを見た麟児さんはボーダーに頼る意味があるのかを聞いてくる。
政府公認の組織で政府公認の地球防衛軍……ということになった。近界民遠征云々に関してはこっちが牛耳るようにしている。ただし迅という不確定要素が居るから完全にものにすることは出来ないが。
「それで、どうするんですか?シャウトモンX3以上のデジモンはそれなりに居ますよ……戦うならばそれはそれで構わないけど、コレじゃあ訓練にならない。使っている武器の性能が段違い過ぎる」
ボーダー隊員を兵器で例えるならば戦車だろう。
だが、デジモンを兵器で例えるならば完全体は核兵器、究極体は星を破壊するSFの領域だ。
シャウトモンX3という主力をぶつけて互角以上の戦いを繰り広げてしまった。完全体クラスのデジモンはまだまだ居るのでこれ以上はいじめだ。
「…………………………君達が使っているトリガーを我々に一部提供は出来ないかね?」
忍田本部長はダメ元で聞いてきた。
デジヴァイスの技術を一部提供してくれ……
「それは出来ない事だ…………玉狛のトリガーみたいに大量生産や継戦重視じゃない1品物のトリガーの開発に勤しめとしか言えない」
「しかし、このままでは君達に依存してしまう……………万が一の事を想定すれば戦力は増やして損は無い」
「だから無理だって…………デジモンはジェネラルの心一つで進化する。純粋に思うほど強くなれる……だが、時には狂ってしまう。あんた達のトップが変わり果てた様に………」
「仮に千佳達と同じくデジヴァイスを持ったとして誰が戦う?デジヴァイスを持っての戦闘は指示をしながら逃げ続けなければならない……スピリットを持たないお前達ならば尚更だ」
忍田本部長にハッキリと無理だと言っておく。
感情を制御する事が出来ない怒りや憎しみが多いボーダー隊員にデジヴァイスは渡せない。嵐山さんみたいなタイプでも東さんみたいな中立な人間にも渡せない。デジモンはあんまりやっちゃいけない研究分野の存在でもある。
どうにかして技術を引き出すことは出来ないのかと思っているのだろうがデジヴァイスを作れるのは3人だけ、しかもデジタマが生まれないデジヴァイスだ。デジタマが生まれるデジヴァイスを持っているのは俺だけなんだ。
技術提供も出来なければ戦闘能力に大きな差が生まれすぎている。だからまともに訓練にならない。手加減していては訓練にならないのだと訓練は中止になった。
「一方的な蹂躙ゲー……基本的にはマップ兵器は反則だろう」
「人間という兵器と比べれば単価は安いものですよ…………………」
シャウトモンX3はもとの姿に戻った。
シャウトモン達は運動したからご飯を食べたいと言うので千佳にお金を渡してお菓子を買いに行かせる。迅がサラッとぼんち揚げを勧めようとしていたが見なかったことにした。
あまりにも力に差がつきすぎている事をののさんは反則だと言ってくるが、人間という兵器と比べれば安いし、そういうことに特化している。
「このままじゃボーダーの立つ瀬がねえだろう」
「確かにボーダーが正義の味方という印象は大事ですが、ボーダーはもう好き勝手出来ない。日本という国は近界民に対して貿易を取る姿勢に入っている。俺はその貿易をする為にそして戦争を極力回避する為にコードクラウン集めをしろと命じられた……コレは俺がしないといけないことなんです」
「…………襲撃する側になるのか」
「ええ……軽蔑しましたか?それとも自覚しましたか?……どんなに綺麗な言葉で取り見繕っても異世界と本物の戦争をしているのを」
俺が襲撃する側の住人になると言えばののさんはあまりいい顔をしない。
防衛戦をしている住人なのに殲滅戦、制圧戦をしなければならない。これはゲームじゃなくて本気の戦争だ。
ののさんはムスッとしている……なにか間違ったことでも言ったんだろうか?
「お前が覚悟を決めてる事ぐらい分かってんだよ…………でも、迅みたいに何でもかんでも1人で背負い込むなよ……そりゃあボーダーが頼りないし頼りたくねえってのは理解してるけどさ。ボーダーじゃなくてあたしにでもいいから頼れ!」
「そうですね………でも、俺は誰かに助けてってあんまり言えないタイプですから……だって、助けてって叫んでも助けなんて来ないんだから」
「……………」
ホントに必要な時ほど助けは来ない。助けが来るのは大体の騒動が終わってからだ。
そんなのは助けじゃない。そんな助けを俺は求めていない。ののさんは俺になにかがあったのかと言葉が出ないので俺はののさんの手を握った。
「三雲……」
「少しだけ休みましょうよ……ののさんも受け入れがたいでしょう」
「……ああ」
そう言うとののさんに連れられて弓場隊の隊室に連れてこられた。
さっき麟児さんと千佳は別行動、と言うかデジモンにお菓子を与えたりしている。
「あ、帯島からみかんが……食うか?」
弓場隊の隊室に入って自販機で購入したホットコーヒーの缶を開こうとするとののさんはみかんがギッシリと入っているダンボール箱を見つけた。弓場隊の色黒系美少女の帯島の実家の農家から三門市名物のみかどみかんが届いたのだとののさんはダンボール箱から取り出して食べるのかを聞いてくるので1個貰うとデジヴァイスが輝きウェヌスモンがポンポンとデジモンクロスウォーズ時をかけるハンターたちで工藤タイキがデジモンを紹介した時の映像みたいに出てくる。
『修、私もみかんを食べてみたいわ』
「リロード、ウェヌスモン」
みかんを食べたいとウェヌスモンが言った。沢山あるし1個ぐらいならばいいだろうとウェヌスモンをリロードした。
みかんを取り出して皮を剥いた。ウェヌスモンはみかんを食べれば笑みを浮かび上げる。
「う〜ん、美味しいわ!」
「この街の名物だからな……」
「修も食べましょう!はい、あ〜ん」
「あ〜ん……うん、美味ぁ!?」
「人前でなにしてんだゴラァ!!」
ウェヌスモンにみかんを食べさせればウェヌスモンは満足したと笑みを浮かび上げる。
俺にも食べてほしいとみかんを割って食べさせてくれるのだがののさんが全力で首を絞めに来た。
プンプンと言うレベルじゃなく明らかに怒っているなと分かる怒りの感情がハッキリと伝わってきた。
「お前よ……彼女の目の前でそういう事を平然とするか!」
「いや、申し訳無いです……何時もの流れだったので……」
「あら、私が修にみかんを食べさせる事がそんなにいけないことなの?」
ののさんが怒っている理由が分かったので直ぐに謝る。
何時もの極普通の流れだったから特に深く考えたりせずにウェヌスモンからみかんを受け取ってしまった。
「悪いもなにも三雲はあたし達の彼氏なんだよ!」
「…………それを言い出したら修は私達のジェネラルよ?」
「……三雲……まだこういうタイプのデジモンが居るだろう。とりあえず出せ」
「いや、ののさん」
「いいから出せ!」
「はぁ……リロード、シスタモンノワール、ユノモン」
「もう、なにを怒ってるの?」
「…………」
ののさんに女性型のデジモンを出せと脅しに近い形で出させた。
シスタモンノワールとユノモンが人型のデジモンだからと出せばシスタモンノワールがなにについて怒っているのか分かっていなかった。ののさんはプルプルと震え……シスタモンノワール、ユノモン、ウェヌスモンのおっぱいを揉んだ。
なんか前に似たような流れを見たことがあるなと若干の恐怖を抱きながらもののさんは再び俺の首を絞めた。
「よーく分かった!お前等が原因だな!!お前等のせいで三雲がドライになってんだな!!」
「ののさん、圧迫しないで……」
「お前が那須達に対して全然なんともないのはこの3体のデジモンのせいだ!違うか!?」
「違いますって」
「こんなボインボインな高身長な美女に囲まれてキャッキャウフフしてたらそりゃ感覚も狂うだろうな!!」
ののさんが女の敵だ!と3体のデジモンを睨みつける。
俺が美女に対して特に靡いたり反応しないのはシンプルに枯れてたり他に夢中になれる事があるからであって決してウェヌスモン達に罪は無い……無いはずだよな?ウェヌスモン達が俺の心のなにに反応して生まれたのかよくわかってねえんだよな。
「落ち着いて……修は貴女を選んだのよ?それなのに怒るのは意味が分からないわ」
「…………」
「無言で首を絞める力を強めないでください……いや、ホントにデジモン達にやましい気持ちは抱いてないですよ」
シスタモンノワールは最後に選ばれたのはののさんだと言えばののさんが反論出来なかった。
それでも怒りはあるのか無言で首を絞めてくる力を強めてくるので弁明をすると少しだけ首を絞めてくる力を緩めてくれた。
「……修は貴女を選んだ……けど、私達は修を選んだ……ただそれだけ」
「グォウ!!」
しかしユノモンの一言で再び首を絞める力を強めた。
わざと言っているんじゃなく本気で言っている、愛が重いデジモンだから仕方がないけどもこのままでは俺の身が保たない。
流石に呼吸が苦しくなってきたのでののさんの俺の首を絞める腕を解き放ち一呼吸置く……割とキツかったぞ。
「お前はアレか?コイツらを使ってあんなことやそんなことやこんな事をヤッたのか!」
「失礼な!まだまだ童貞の未使用品ですよ!って、なに言わせるんですか!」
女性型デジモンを見て睨みつけているののさん。
千佳とは方向性が違う……おっぱい星人扱いされないだけまだいい……いや、千佳の時よりも酷いな。
「修が触りたいって言うなら触らせてるし、見せてるわよ」
「オラァ!!」
「ぐふぉおう!!」
ウェヌスモンがポロンとおっぱいを見せてくる。
本物の生乳だがののさんはなにしとるんじゃと俺に腹パンを入れてくる。それを見てウェヌスモン達はクスクスと笑っている。
女性型デジモンだから女性の感情に近しい心を持っている筈なのだがウェヌスモン達はこの光景を面白がっている。愉悦に浸っているのかと思っているとウェヌスモンが俺をハグしてくれる。サイズ的におっぱいに丁度顔が埋もれる感じだ。
「私達は修の事が大好きよ……修が望むなら色々とエッチな事だってするわ。でも、私達は人間じゃなくてデジモンなの。愛を向ける事は出来ても互いに愛し合うのは難しい……一方的な愛情になるし愛情の形が異なるわ。修が向ける愛とののが向ける愛は一緒の筈よ」
「……ウェヌスモン……」
「だから私達は一方的に修に愛を向けるわ。嫉妬しちゃうかもしれないけど、そこは我慢してね」
ウェヌスモンはそう言うと俺にキスをしてきた。
ただのキスじゃなく舌を入れるディープなキスで物凄く気持ち良かった。
「っぐ……………………ああもう…………このスケベ野郎が!」
「……いや、ホントにすみません……どういう風に対応すればいいのか」
「いいよ、もう受け入れてやるよ!那須との時にそういう感じがしてたんだ……だから……その……あたしを忘れるなよ……」
ののさんが自分がなんだかんだで上に位置する人間である事を主張する。
ウェヌスモン達とイチャついているけどもなんだかんだでののさんと那須さんが居る……言葉にすれば結構最低なところだろう。
ののさんが少しだけ心配をしているのでここはちゃんとした対応で答えなければならないなとののさんをお姫様抱っこする。
「っちょ、お前……」
「ののさんが居ることは忘れませんよ……こういう事をするのはののさんと那須さんだけなんですから……」
「っ……っ……」
「無言で肩パンはやめてください」
ののさんが恥ずかしくなって顔を真っ赤にして肩をパンチしてくる。
地味に痛いなと思いながらもののさんをおろしてデジヴァイスを構えてウェヌスモン達をデジヴァイスに戻した。
なんとか修羅場を乗り越える事が出来た…………だが、コレでもまだ千佳におっぱい星人扱いされたりしている不名誉な称号がある……でも、千佳のデジモンも進化すれば大きくなるし千佳も千佳でおっぱい星人じゃないのかと疑問は抱く。
今後の展開どうしよっかな
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2人まとめては最高さ
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那須玲のお尻は素敵
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藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義