B級ランク戦がはじまった……が、俺はボーダー隊員じゃないので関係無い話だ。
関係無い話だがボーダー本部に来てくれと言われた……
「なんですかポンポンと呼び出して……俺も暇じゃないんですよ」
ボーダー本部に呼び出されたので顔を出す。
一応はボーダーと7:3のWin-Winな関係性を築き上げたいとは思っているが、細かな仕事は政府の人がやってくれる。
俺の普段の仕事はVRMMOを段階を踏んで作っていくこと。今は義手とか義足とかを作っていて試作段階に入っている。
「今度の君達と提携しての公開遠征、成功率を上げる為にA級の隊員達を君達と戦わせたい」
「……戦力差ってのを思い知ったんじゃねえの?」
ボーダーとこっち側には圧倒的なまでの戦力差がある。一撃でボーターの基地を木っ端微塵にすることが出来るデジモン達がそこそこ居る。ボーターとの間に絶望的なまでの力の差があり母さんが暴れて戦力が圧倒的に違うというのを思い知ったんじゃねえのかと言う。
「大規模な侵攻に備えてとか色々とやったけどよ、精鋭じゃなくて普通の一般兵が使えないとかいう状況になってんだろ。精鋭のA級鍛えるよりもB級の隊員達の底上げをした方が良いんじゃねえのか?」
原作でもそうだけども動ける隊員とそうでない隊員の力の差が激しすぎる。
C級も何名居るか分からねえしB級もそこそこだがB級からA級になるのが専用の試験を受けねえといけねえ。
その上でA級で新しく部隊を作ろうとすればB級に降格するシステムになっている。B級の強い奴は強いがそれは元A級とかそういう感じだ。新人育成をメインにしている人が現場東さん……もっとこう、熟練のお爺さん教官とかが居ねえのかと思うがボーター出来てそんなに時間が経過してねえんだよな。
「それに関しては我々なりのやり方でやる」
「1人が天才過ぎてぶち当たらないといけねえ壁を突破しちまってる部隊とか出来てるだろう……」
何処とは言わねえけどもトリガーを渡して殺し合いをしてもらいますのデスゲーム形式では限界がある。
誰かに指導をしてもらってはじめて成長出来る奴が居る……まぁ、中には教えろと上から目線で事実がねじ曲がって頭を下げたという話になっている奴が居るが。
「……それは君達もじゃないのか?」
「まぁ……そこは否定出来ねえな……」
デジモン達がチート過ぎて雑にやっても勝つことが出来る。
作戦らしい作戦を考えるよりも純粋に真正面からぶつかって戦うと言う事がなんだかんだで効率が良い。
トリオンという名の火力も実力の内、しかしトリオンが強すぎて戦いが乱雑になる可能性がある……とは言え、こっちは全員考える側の住人だ。なんにも考えずに行動するんじゃなくてなにか考えて意見を述べる事が出来るように鍛えている。
「作戦を考える上でこっちは〇〇出来て当然的な感覚で行っている……それを危ういと認識するかどうかは別として、勝てるならば勝つ……と、互いの粗探しはここまでにして……特訓をする意味があるのか?大規模侵攻の時ですら全力を出してない、コレからは未知の敵を想定してとなるだろう。トリガー使いを相手にしてとなるだろう。だけど、ボーダー最強が一方的に蹂躙された。手加減しての戦闘は出来なくもねえがそれになんの意味がある?」
絶望的なまでに力の差がある。ボーダー最強と言われている玉狛第一ですらシャウトモンx5にやられる。
一方的な蹂躙ゲーをし続けて何の意味がある?何度も何度も繰り返して攻略法を見つける死にゲーを繰り返すつもりならば意味は無い。
「……本気で戦ってくれ……」
「それで一方的に蹂躙になったら?」
「……どうすれば君達のレベルにまでいける?」
「そもそもで使っている武器が違う……デジモンは星を滅ぼすことが出来る、ノーマルトリガー最強のあんたでも核兵器には届かないミサイルレベルの強さだろう。一撃でボーダーの基地を木っ端微塵にすることが出来るレベルのトリガー開発は不可能、こっちはデジモンに関する技術提供は一切しない。こっちが出せるのは母トリガーだ」
元々はボーダーの物だという話は無し……ボーダーが使っている物をボーダーと全面戦争で俺達が勝ったから俺達の物だ。
ボーダーがデジモン達の力を使うと言うのは無し……この技術は独占しておく……デジモンの中には色々とヤバい能力を持ったのが大きいからな。
「とりあえず相手にだけはなるよ……ただそこで最終的に至るのは量産前提の物じゃダメ、一点特化の特殊能力を持ったトリガーが必要だ……それぐらいだろう」
A級特権の一品物のトリガーを使っている隊員は意外と少ない。
三輪さんがメインとサブを使わずサブだけで使える鉛弾、米屋さんの槍型の弧月、黒江の韋駄天と魔光、加古さんのタイマー……上の連中はトリガー開発権を使ってトリガーを開発していない。追尾する弾、曲げることが出来る弾、爆発する弾、普通の弾、普通のブレード、出し入れが簡単なブレード、威力と速度と射程に分かれた狙撃銃……基本的な武器は揃っているから特殊能力的なトリガーの開発の方が大事だろうな。
「悩んでる、と言うかどうしようもないことですからね」
後から出てきた団体の方が強くて色々と横からゴチャゴチャと言ってくる。ボーダーにとって都合の良い言葉を使うことはもう出来ない。このままではボーダーの存続に関わるのだと思っているのだろうがボーダーには今まで通り近界民を一箇所に集めてそれの討伐、この前みたいな大規模な侵攻が起きた時は俺達が手伝う、遠征は拐われた人を探すのとトリガー技術向上、勝手にボーダーを日本の代表として軍事同盟等を結ばない……政府管轄下じゃなくて民間の組織なんだからコレでもだいぶ温情にしてあるとは思っている。
忍田本部長はこのままで良いのかと悩んでいるが、潔く政府管轄下の機関になっておいてその後に都合の良い言葉を使えばよかった。民間組織で利権を握っていた方がなにかとお得だろうが何時かはその牙城が崩れる……空閑の様な来訪者が放っておいてもやってくる。
※
「あら、フーディエのオーナーじゃないのね」
修は普通に仕事があるのでA級との戦闘訓練には参加はしない。
加古が特別訓練があると聞いており修と戦えるのかと思ったのだがその場に居合わせたのは千佳と麟児だった。
ちゃっかりと政府管轄下の近界民とあれこれする部署の人間になっていたりする麟児と中学を卒業し望めばそこに永久就職することが出来る千佳。
「修くんは普段の仕事があったり覚えないといけない事が色々とあるので来れないんです」
近界民とあれこれする部署は生まれたが今のところは遠征艇の完成待ち。
その間に修はトリガー工学を学んだりはしていない。本業であるVRMMOの完成に勤しんでいる。しかし遠征艇が完成した場合にはメンテナンスの方法を学ばなければならない。一応は遠征部隊の船長だったりするわけだから。
航海術を学んでいるので航海に必須な物等を修は知っており、意外と忙しい身だったりするわけで……千佳と麟児、特にこの世界線の千佳は割と暇だったりする。
「それで……今回はどういう形で戦いますか?」
千佳は学んだ……シャウトモンx3の時点でA級の精鋭と互角に渡り合えるのを。
ボーダー最強と言われている玉狛第一ですらシャウトモンx5になれば一方的に蹂躙することが出来る。
最近になってシャウトモンがオメガシャウトモンに進化できる様になりますますパワーアップしている……最初の段階でエグいぐらいに力がある。ある程度はこっちは手加減をしないと戦いにすらならない。
しかしデジモン達に手を抜けと言うわけにもいかない。命令されればやるだろうがそれではデジモン達のストレスになる。
とりあえず相手の得意なバトルフィールドで相手を倒す……相手が望んだ戦い方で勝利すればお互いに問題は無いだろうと考えに至った。
「そうね……まだ見たことが無いのと戦ってみたいわね!」
「加古さん、楽しんでませんか?」
「だって見たことが無い面白いものがポンポンと飛び出てくるのよ!まだなにがあるか気になって仕方がないわ!」
まだ見たことが無いのと戦ってみたいと加古はリクエストをした。
未知の敵と戦うことが出来るのに対してワクワクをしてる。可憐と言うか妖艶な見た目の彼女だが中身は意外と残念。
嵐山が楽しんでることを指摘するがなにが飛び出してくるか分からないからとワクワクが止まらない。
「シャウトモン達が進化した形態は見せたことが」
「いや、ここはシャウトモンx3SDの方がいいんじゃないか?」
シャウトモンが進化できなかったを理由にシャウトモン達の進化形態を見せていない。
オメガシャウトモン、アトラーバリスタモン、イェーガードルルモン、シューティングスターモン、ラプタースパロウモンの5体で戦おうかと考えたが麟児がシャウトモンのデジクロスの派生形、x3SDが良いと提案する。
そうなるとスターモンとスパロウモンが手が開くが麟児は自分が戦いたいと主張をする。
「俺が出来ることを増やしたい……俺が一番弱いから」
ボーダー基準では尋常じゃない程に強いが、5つのデジモン軍団の中では最弱であるトワイライト。
麟児は少しでも戦闘経験を稼いで出来ることを増やしたいと言う。力を貪欲に求めているが指針は間違っていない。
兄がそう望みならばと千佳はオメガシャウトモン達で戦わせるのをやめる。
「リロード、モニタモンズ」
「「「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンです……どうなさいますか?」」」
「散らばって情報収集を頼む」
そんなこんなでトワイライト&クロスハートvsボーダーの模擬戦が開始される。
麟児はデジヴァイスからモニタモン達を出した。情報はデジヴァイス越しでも知っていたのでどうするのかを聞くモニタモン。
麟児はモニタモンに敵の動向や仕掛けている罠などを探してくれと情報収集を求める……ガオスモンやポーンチェスモンと比べてモニタモン達は弱い、だが情報収集に関しては右に出るデジモンは居ない。2体のモニタモンが残り無数のモニタモン達が仮想訓練室の空間内を気配を消して飛び回る。
「……こういうスタイルか……意外としっくりと来るな」
ドラゴン型のデジモンを使い圧倒的な火力で焼き切るブルーフレア、デジモン同士を組み合わせて戦うクロスハート
自分は情報の網を広めて相手を効率良く倒す……戦力は少ないが出来ることは色々とある。情報を何処よりも先取りして相手を効率良く倒す、それがトワイライトの特色で意外としっくりと来ることを麟児は頷いた。
「リロード、ホークモン……デジメンタルアップ!」
「ホークモン、アーマー進化!羽ばたく愛情、ホルスモン」
「千佳、やるぞ」
「うん!」
ホークモンをアーマー進化させてホルスモンにした。
コレで足を確保することが出来たので麟児と千佳はデジヴァイスを構えて映像を映し出す
「シャウトモン!」
「OK!」
「バリスタモン!」
「ンガ!」
「ドルルモン!」
「グゥルァ!」
千佳がシャウトモン、バリスタモン、ドルルモンの映像を映し出す。
今度は麟児がデジヴァイスを動かす。
「スカルナイトモン!」
「ふむ!」
「デットリーアックスモン」
「ガァア!」
「「ダブルクロス!」」
デジヴァイス同士をくっつける千佳と麟児。
5体のデジモンの映像がくっついていき2人のデジヴァイスが輝き……デジクロスされた。
「シャウトモンx3SD!」
シャウトモンx3の派生形、シャウトモンx3SD。
コレだけで充分過ぎる戦力だが麟児はまだやることがあるとくっつけているデジヴァイスを外し、闇のビーストスピリットを映し出す。
「スピリットエボリューション!」
千佳が出来ないスピリットエボリューション、麟児は闇のビーストスピリットを使いカイザーレオモンに進化した。
ここ最近の色々な出来事のおかげでカイザーレオモンに進化しても暴走することがなくなった。
「千佳、なにをどうすれば良いと思う?」
このままカイザーレオモンとシャウトモンx3SDの力で蹂躙しても構わないが、千佳の成長に繋がらなくなる。
麟児はここで千佳にどうすれば良いのかを出題する。千佳はどうすれば良いのかを考える
「
「嵐山隊も居るが、それに関してはどう動く?」
「嵐山隊は絶対的なエースよりも連携とかそういうのが上手いイメージ、厄介なのは狙撃手の佐鳥さんだけどシャウトモンx3SDがいる。狙撃出来そうなところは溶かして狙撃ポイントを封じるかな」
「相手はなにか特別な事をやってくる可能性は?加古隊の加古は強力な射手だぞ?」
「えっと……じゃあ、こっちはリリモンで……新しいトリガーを開発している時間は無いし新しい作戦をしようにもトリオンが足りないとか色々とある。リリモンの一撃なら余裕でシールドを破壊することが出来るからそれで倒すかな……今回は強力な1体に対してどういう風に出るのか、クロスハートもトワイライトも全軍を出してるわけじゃないから」
「……よし、じゃあやるか」
千佳になにも考えさせないのでなく考えさせてから動く。
デジモンの力が圧倒的なので多少は雑や欠点があっても問題は無いのだが、この考えるという行いが大事だ。
ただ言われるがままでなにも試行錯誤をしていない時が原作ではあったがこの世界線の千佳はしっかりと考える事が出来ている。
自分は嵐山隊を倒す……モニタモンのおかげで嵐山隊が何処に居るのかが手に取るように分かる。
「っ……また違う形態!?」
「いったい幾つあるの!?」
嵐山隊は佐鳥以外が合流をしていた。カイザーレオモンになっている自分と鉢合わせすれば驚く嵐山と木虎。
カイザーレオモンになってボーダーの前で戦うのはなんだかんだで初だったりするがそんな事は割とどうでもいいと戦う。
嵐山がアステロイドを撃ってくる
「っ!?」
しかし、カイザーレオモンになっている麟児には効かなかった。
クロンデジゾイドの一種、オブシタンデジゾイドと呼ばれるクロンデジゾイドの装甲を纏っているカイザーレオモン。
マグナモンほどではないが装甲には自信があり、嵐山のアステロイドをものともしない。
「シュヴァルツ・ドンナー!」
黒色のエネルギー弾が嵐山を襲う。嵐山はシールドを展開しようとするがあっさりと砕け散った。
デジモン相手に攻撃は防ぐものでなく回避するもの
「何処か脆い部分があるはず」
木虎はスパイダーを展開して足場を展開し高速でカイザーレオモンの周りを移動しながらアステロイドを撃った。
何処かに脆い部分があるはずだと脆い部分を探しているとカイザーレオモンは禍々しい闇のオーラを纏い……木虎の目の前から消え去ったと思えば木虎のトリオン体は粉々に粉砕された。
「コレがビーストスピリットの力か」
ヒューマンスピリットの時と違って四足歩行で動かないといけないがデジモンに進化した影響か違和感を感じない。
ビーストスピリットの持つ圧倒的な野性味溢れるパワー、クロンデジゾイドを身に纏っていてもパワーもスピードも落ちていない。
今まで扱えなかったが扱うことが出来るようになった闇のビーストスピリット、カイザーレオモンの確かな力を麟児は感じた。
結局のところも今回も訓練らしい訓練にはならなかった。加古隊もシャウトモンx3SDの前に敗れ去ってしまいデジモン達とボーダーの間に圧倒的なまでの力の差があり、それを埋めるには技術でなくトリガー性能を底上げしなければならないとなった。
「……コレじゃあ意味が無い……」
ただただ一方的に殴られている、それが今の状況だ。
何かしらの勝つ算段も一切見えない、勝てるイメージが一切無く木虎は心が折れかけていた
今後の展開どうしよっかな
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2人まとめては最高さ
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那須玲のお尻は素敵
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藤丸ののの、ののパイは、おっぱいは正義