【本編完結】ジョジョの奇妙な冒険RTA 三部主人公チーム全員生存チャート【参考記録】 作:Damned
誤字脱字のご指摘、ありがとうございます。
「彼一人に、随分と執着するのだな。お前まで出る必要はないだろうに」
閉ざされた、静かなる闇の中で、男は青年に物珍しげな視線を送った。
「貴方にはそう見えるかもしれませんね。ですがどの道、彼らではあの男を抑えようがない……そういう結論だったでしょう。それに貴方にとっても、悪い話じゃあないはずだ」
積み上がった様々な本と、それに囲まれた椅子。玉座にさえ見えるそれに座して、男はくつくつと笑った。
「……奴のスタンドは防御に適している。しかし、それだけだ」
「ああ、スタンドというのは、血縁でも似るようだぞ。だからてっきり、近距離型のスタンドかと思っていたんだがな……。所詮、君の敵ではないようだ」
「血縁、ね。あんなのと血が繋がっているなどと、僕は思いたくありません。同じ血を引く者である以上に、僕にとっての彼は宿敵のようなものですから。DIO様、貴方にとってのジョースター家のように……」
「それが血縁者から出るとは、厄介だな」
「ええ──、とても。彼は危険な存在です。そして……昔からそうだ。愚直なまでに、己の見たものしか信じられない」
青年は頬を歪めた。
「ともかく、僕もそろそろ行って参ります。彼を殺せば、ジョースター達も揺らぐはずです。可能であれば、一網打尽にさえしてみせましょう」
「期待しているぞ。しかし、まさか私を苦しめた血が、今度は私を助けようとは……」
憐れむように唇を歪め、ディオ・ブランドーだった男は、かつて敵だったはずの血族を呼ぶ。
「なあ、レモ・A・ツェペリ」
青年は答えず、ただ、静かにこの場に背を向け、そして消えていった。
突然、虹霓坂彩雲の中に、情報が入ってきた。情報──否、記憶とする方が適切かもしれないが、自分ではない誰かの経験を、唐突に叩きつけられ、体験させられているのだ。
なにかの予兆もなく、ただ、自身の頭にそれを流し込まれ、虹霓坂は眩む視界の中で目を見開いた。
初めての感覚だった。
状況を、飲み込めない。
──オレは、
「ここ、は」
──あの世か?
──否。
目の前には、巨大な岩が──ハイプリエステスの歯が、ある。
つまり、紛れもなく現実で──紛れもない、この世だ。
ただ、知らない人影が眼前にいる、それだけ。
板が何枚も連なってできた人型のそれに、尋ねる。
「おまえは、だれ」
早く動け、と言われたような気がして、虹霓坂は仲間のいる方へと身体を転がした。まだ、起きることさえ億劫なのだ。舌の上にぼとんと落下すると、花京院が慌てて走ってくるのが見える。
「彩雲!」
「……は、なかなか堪えたぜ。助かった、あれは誰のスタンドだ?」
シャボン玉やオパールのように、見る角度によって揺らぐ多色のビジョンは、するりと虹霓坂の前に現れ、口を開いた。
「たmせaさIえt生aをh木wのt識s知uのj悪,善rとa木lのu命c、はiにt央r中aのp園n、せiさyえd生oらbかo地mを'木IるrゆeらtあeなKうmそaさI良にeのrるoべf食e、くrしeまe好hにtら,かKるn見i、はh主tるIあ1で0神0──」
君たちの旅はここで終わりだするRTA、はっじまっるよー!
RTAは終わっていませんでした
待ってたぜェ! この
スタンドのビジョンの顕現──いつかは出来るかと思っていましたが、ここで起こるとは。ダウン解除の為に連打していたら何かムービーをスキップしてしまいましたが、どうせスタンドとの会話とかそんなのですので気にしません。
この現象は成長性Aのスタンド、かつビジョンのない場合に高確率で存在します。岸辺露伴のヘブンズ・ドアーがその例ですね。正確に言うと、『ピンチに陥ると確率で新しい能力に目覚める』というものですが、命の危機を脱したので
>こんなことがあるのか……し、しかし……。
再びハイプリが舌で吹っ飛ばし、奥歯ですり潰そうとしてきます。しかし、今度こそ承太郎とスタプラは間に合いました。歯を全部ベキベキにへし折ってやったぜ。これで、ミドラーは
承太郎に急かされて口の外に出ます。出血した状態で水中にいるとHPが減り続けますのでとっとと浮上しましょう。Foo↑外の空気気持ちぃ~。
>彩雲、大丈夫かっ?
>ああ、問題ないぜ。
>体内はあまり良くなさそうだがなぁ。どれ、少しはマシになるじゃろう。
>ありがとう、ジョースターの爺さん。なあ空条。
>どうした。
>さっきは助かった。オマエのスタープラチナのパワーじゃなきゃあ突破できなかったからな。
>……ああ。それより、虹霓坂。
>何だ?
>不用意な発言に気を付けな。またさっきみたいなことになるぜ。
>……ハハ。ご忠告、痛み入るぜ。
虹霓坂の口から乾いた笑いが出ました。本人も脊髄で会話していたのでしょうね。
ジョセフが波紋で治療してくれます。比較的回復の早い虹霓坂ですが、今回ばかりは身体を酷使したということでしょうか? スタンドのビジョンも初めて出しましたし。
のろのろと回復していくHPを横目に、ポルナレフが倒れているミドラーを発見しました。顔についてはノーコメントということで。
ともかく、ようやく六人はエジプトに到着できましたね。ここまで来るのにおよそ三十日。しかも、この先は何も無い──なんてことはなく、DIOの更なる刺客であるエジプト九栄神が待っています。それから、新しい仲間となるイギーも合流しますね。
あっ、そうだ(唐突)
スタンドのビジョンが出せるようになった事も含めて、虹霓坂には確認すべきことが沢山あります。
【
今回は意欲的に(?)戦闘に参加したため、貰えるスキルポイントもまあまあです。とはいえ、必要ポイントも上がっているのであまり関係ないのですが。今回は【ガードマスターSP】──防御に成功すると確率でスタンドパワーが回復するスキルを取ります。通常は糞スキルですが、シールドぺけぺけ貼りまくるので虹霓坂にはぴったりのパッシブです。
それはそれとして、
【
【破壊力 - E / スピード - A(B) / 持続力 - A / 射程距離 - C(14/9m) / 精密動作性 - D / 成長性 - B】
【
【破壊力 - E / スピード - B / 持続力 - A / 射程距離 - C(9m) / 精密動作性 - E / 成長性 - A】
成長性こそ落ちていますが、スピードと精密動作性が上がっていますね。射程範囲が十四メートルと大きく伸びているのが非常にありがたいです。熟練度だけでなく精密動作性も上がったことにより、大きなシールドでなくとも防御が正確にできるようになるはずです。
そういえば、オラオラができるのはスピードB以上らしいのでビジョンの方でもできるねやったね。ハイドロ使った時にオラオラできるのがおかしいとか言ってはいけない
それではお試しです。【
>s。mたrれaかy置mをg炎nのi剣dくnめeらbきtとuムoビhルtケiにw東のg園nのiンhデtエ、eめmたoるs守rをo道fるg至nにi木kのo命o、lしm放'追mを6人0は0神……!!
あぁん? なんて……?
人間の言葉かすら怪しいので喋っている内容は無視します。多分ですが、パープル・ヘイズの唸り声みたく、鳴き声的なやつです。虹霓坂も理解出来ていないのか、困惑した様子で【
外見としては概ね人型ですが、金属板を連ねたような形をしています。光の加減によって色が変わるので、多分鉱物と生命の樹、本人の『虹霓』あたりを暗示しているものと思われます。制作陣やりますねぇ……。
スタンドを動かしてみますが、操作性はそれなりですね。精密性Dが響いています。試しに【ディアマン・ホワイト】を展開してみると、スピードの速いこと。ビジョンを引っ込めると以前と同じスピードですので、スピードを優先したい時はリスクをある程度割り切る必要があるでしょう。
視界共有もできます。スタプラほどの精度があるかは分かりませんが、しっかり見えます。これで索敵もできそうですねやったね。
リロード速度も向上しています。なるほど、スタンドを出している方がスタンドの使用効率が上がりますねぇ……。
スタンドを弄っていると、花京院が話しかけてきました。
>突然ビジョンが出ることがあるんだな。……初めて見たよ。
>んー……なんでだろうな。もしかしたらさっき、『オレにもビジョンがあったら会話出来るのにな』って思ったからかもしんね〜しよ。
>命の危機で隠れた力が目覚めた……というのは、君は嫌いそうだな。
>綺麗事すぎてな〜。これが物語ならいいんだろうけど。
>そうだな。でも、君らしいよ。
花京院、ポルナレフ、アヴドゥルの三人は身を清めたあと、足を調達するそうです。虹霓坂はジョセフと承太郎について行くとのことです。と言いつつも、本命はスケッチブックと鉛筆の調達でしょうけれど。
>Wandering with both hands in search of something in the distorted and distorting expanse of vision~.
予想通り身体を洗い、スケッチブックとメモ帳、鉛筆を購入した虹霓坂は、承太郎たちと合流するとどこかへ電話を掛けました。機嫌良さげに歌を口ずさみ、コードをくるくると弄りながらコール音を聞いています。
>はい、虹霓坂です。
>おーっす母ちゃん。ちょっと用事があって、婆ちゃんいる?
>珍しくアンタの方から連絡して来たと思ったら……もう何も聞きませんよ。少し待ってなさい。
>オーケーサンキューよろしく〜。
家でも外でも、虹霓坂は変わらないようですね。嘘がつけない──というよりも、裏表を知らないのでしょう。世界中を走り回る虹霓坂に、諦めたような声で母親が離席しました。
>ハーイ、彩雲。今度はどこを旅しているの?
>今はエジプトにいるぜ〜。ミリィ婆ちゃんは元気してる?
>ええ、こちらは元気ですよ。珍しいわねぇ、彩雲の方から電話をくれるなんて。
>ああ、伝えたいことがいくつかあって。ミリィ婆ちゃん、ずっとご兄弟のこと探してたろ? 偶然だし少しだけなんだが、その情報が見つかったんだよ。
>何ですって? 彩雲、一体このひと月で、貴方は何をしていたの?
慌てた様子のミリィ婆ちゃん──ミリアムさんでしたっけ? が聞き返してきました。突然離散した家族の話になればそらそうなるよ。
五十年以上前のことが今更掘り返されている訳ですから、ジョセフから得た情報を可能な限り正しく話していきましょう。ミリアムさんは詳細を聞いて、一言静かに「そう」と呟きました。
>ミリィ婆ちゃん、突然昔のこと話してごめんな。でも、婆ちゃんが家族のことを気にしてるの……知ってたから。
>いいえ、謝ることではないんですよ彩雲。これは話すか悩んだのだけれど……貴方はその、シーザーという人によく似ているのよ。
>お兄さんに?
>ええ、とても。と言っても、私が覚えているのはせいぜい十歳ちょっとくらいのシーザー兄さんなのだけれどね。
>……そっか。ミリィ婆ちゃん、オレ、ちゃんと帰ってくるから。爺ちゃんにも言っといてくれ。
>分かりました。気をつけて帰るんですよ。
>ああ。それじゃ。
通話を終了した虹霓坂の背中に、承太郎の視線が突き刺さります。なんで見る必要なんかあるんですか(正論)。
>……世界中を旅していると言っていたから、かなりの自由人なのかと思ったんだが。ちゃんと家族を省みることが出来るんだな。
>はァ〜? 失礼なヤツだな〜空条。オレだって家族くらい大切にするっての。ちょっと連絡の頻度が低いだけで……。
>そういうのを世間では『家族のことを考えてない』と言うんじゃぞ。
>ぐ、ぐうの音も出ね〜……。
二人と談笑していると、花京院たちが車を手に入れたようです。それって買ったんですか
手を振る花京院にこちらも返しながら、車の方に駆けていきます。これから、砂漠で財団のヘリと合流します。
キリがよいので、今回はここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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