【本編完結】ジョジョの奇妙な冒険RTA 三部主人公チーム全員生存チャート【参考記録】 作:Damned
エドフまで船に乗るRTA、はっじまっるよー!
現地までは船の乗り継ぎなどで少々時間がありますので、待ち受ける敵や対策について説明させていただきます。
ここコム・オンボで遭遇するのは、本体の死後も刀に宿ったスタンド──アヌビス神です。本体は五百年前の刀鍛冶、キャラバン・サライ。通常プレイでも苦杯を嘗めさせられた方も多いスタンドであると思います。
かく言う私も幾度となくチャートを崩壊させられました。お前アヌビス+近距離パワー型で猛威振るってただろって?
……exactly.その通りでございますうぅ!!
改めて、このスタンドの説明をさせていただきましょう。アヌビス神は刀身を抜いた生き物を操ることができ、人間だけでなく果てには動物まで操ろうとしています。これはあくまで能力の一端であり、本来の恐ろしい能力は以下の二つです。
・受けた攻撃を覚える
一度受けた攻撃を学習し、徐々にパワーアップしていく。スタンドの能力なのか、それともアヌビス神が記憶しているだけなのかは不明。
・物質を透過する
実体のある刀だが、何を斬り、何を斬らないのかはスタンドの思うがまま。また、透過と切断は両立可能である。
今回、後者の物質透過に関しては虹霓坂がいるため問題ありません。仮に受けた攻撃を覚えられたとしても、虹霓坂のシールドは
ディアマン・ホワイト
ターコイズ・アッシュ
ペルラ・ネラ
サファイエル
ブラッド・アイアン
ハイドロ・グラム
です。そのうえ、前回【ウォルフラム】【スマラ・グドス】を取得したので、合計八つに増えますね。特に【ウォルフラム】は認識を阻害するシールドでしたので、これで背後から近付いたり、ハイドロを使用して制圧したりといった方法でアヌビスに対抗しましょう。
【ペルラ・ネラ】だけでも十分だとは思うんですけどね。万が一ということもあります。
コム・オンボに到着しました。いくらかの会話の後、ポルナレフがいつの間にかいなくなっています。虹霓坂も承太郎たちに置いていかれています……えっ!? ぼっちなんですが。
慌てて周りを見渡しますが、遠くになんとかポルナレフが見えますね。頭柱の男なので見つけやすくて助かります。
さて、という訳でポルナレフを追いかけましょう。見つからない人間を追いかけるなんて不可能ですからね、それならばポルナレフを追いかけて、チャカをしばくのに加勢した方がマシです。
>なあ、そこの君。少しいいかな。
ねぇ分かった分かった分かったよもう!! 地元の商人か何か!? 早く行動させてくださいよ。面倒なんでイベントパートなんてとっととスキップ──
>こんにちは。そして初めまして。
誰だよ、お前の彼か?(半ギレ)
いや本当に誰か知らないんですけど。ダークブラウンの髪にグリーンの目のお兄さんに肩を掴まれています。
こんな地域だと言うのに黒いソフト帽に黒いネクタイ、黒いジャケットを着込んでいます。……顔立ちからしても服装からしても、現地の人間ではありませんね? こんなタイミングで話しかけてくるなどろくなイベントではありませんので、改めて無視しましょう。
>聞いているのか、虹霓坂彩雲。貴様に言っているんだぞ裏切り者が。
ファッ!?
名前を知って……フルネームで呼ばれましたね。まさかとは思いますが、彼がエジプト九栄神の『十人目』となるスタンド使いでしょうか。
避けられないイベントであることに間違いはありません。ここで情報を得ておくことは後のチャートにも影響するでしょうし諦めます。
既に壊れかけているチャートがいくら崩れたところで大した差ではありません(白目)。もう全然平気なんだからっ。こんなもの! こんな! ガバチャートなんてッ!! こんなァ!!!
>……はあ。その口ぶりからするに、オマエもスタンド使いだな。
>そうとも。顔を合わせるのは初めてだな。
>ハッ、言うねぇ。肉の芽でも植え付けられてンのか? オマエは。それともオレと同じように騙されてるのか……。
>いいや。そのどちらでもないな。僕は僕の意思で、DIO様に従っている。
>……ああ、そうかい。
虹霓坂が深く息を吸いました。どうやら、
>寝てなッ。
>おっと、その拳は食らわないぞ。……ジョースターのところで、随分と波紋の練習をしているようじゃあないか、虹霓坂彩雲。
>チッ……。オマエ、名前は。こっちだけ知られてるなんざ不公平だろう。
>僕の名前? いいだろう。僕の名はレモ……レモ・A・ツェペリ。お前とは違い、血だけでなく家名も継ぐ、正当なるツェペリの者だ。
へええっ!? ツェ、ツェペリ家の末裔ですかぁ!? なんでこんな所でそんなイベント拾わなきゃいけねぇんだよ(語録無視)。
レモ・A・ツェペリ……レモ、はイタリア語でのウィル/ウィリアムであるグリエルモ/Guglielmoという名前の愛称ですね。そして恐らく、エジプト九栄神に属さぬバタフライエフェクトの十人目。
公言こそしていませんが、スタンド使いである事は間違いないでしょう。
>ハッ、家名? 正当? テメェ、それがどうしたって言うんだ? 下らないぜ〜? ただ離散した家で、嫁ぐか嫁がれるかの違いがあっただけで、よくそんなに威張れたモンだなこのスカタン野郎。
>所詮ジョースターにつく愚か者には分からんと言うことだ。 ジョースターについたツェペリの人間がどうなったか、知らないわけじゃあないだろう。
>知るかよ。オレの人生はオレが決める。そんだけだぜ? それを下らね〜ジンクスに縛られて生きるほど、オレの人生はつまらないモンじゃあね〜っての!
>言っても分からぬ馬鹿には、これ以上何を教えようとも意味がなさそうだからな。虹霓坂彩雲──
>オレの首を貰い受けるってか? 月並みだな。
>いいや、お前の首などいらない。命だけ置いていってもらおうか。虹霓坂彩雲、貴様なぞ路傍のゴミと変わらぬ些細な物に過ぎないからな。
>……あ?
虹霓坂が無言でナイフを引っ張り出しました。おいヤメルルォ! 貴方そんなどこぞのナランチャみたいな事できたんですか!? いやしなくていいんですけどね。
拳でもスタンドでもなくナイフ出してくるの、機嫌でも悪いんですか? レモは涼しい顔で突きつけられたナイフに構わず喋っています。
>貴様がスタンド能力を手に入れられたのも、所詮僕のおかげだと言うのに気付いていないのか?
>オマエのおかげェ〜? ハッ、よく言うぜ。
>貴様のスタンドは、今から半年ほど前に生まれたはずだがな。違うか?
>ハッ、だとしたら──
>虹霓坂!
>全く、何をしておるんじゃ。ポルナレフを探しに行くぞ。
>──ッ、ジョセフの爺さん! コイツ……なっ、いない!?
虹霓坂が一瞬目を離した隙に、レモは消えてしまいました。人数不利で戦えるスタンドではないのでしょうか?
>何をしていたんだ? 探したぞ。
>……い、いや、なんでもね〜よアヴさん。ポルさんいなくなっちまったのか?
>ああ、見当たらないんだ。虹霓坂は知らないか?
>ポルさんなら、あっちの方に行ったのさっき見たぜ〜。探しに行くんだろ?
>そうだな。虹霓坂、案内を頼む。
アヴドゥルさんにお願いされて、虹霓坂は歩き始めました。とっとこ進んでいくとポルナレフが刀を手にしてしゃがんでいます。
とっとと声をかけないとここで戦うことになりますので急ぎましょう。
>がうっ、わうっ!
>ポルさーんッ。何してんだ〜?
>おいポルナレフ。そこにいたのか。
>一人で居なくなるから心配したぞ。敵に襲われたらどうする?
>……うっ。
>ポルさん! どうしたんだ、どっか痛むのかっ?
イギーは終始刀に吠え続けていますね。恐らく彼だけは刀にスタンドが宿っている事に気付いていたんでしょう。
頭を押さえて蹲るポルナレフに虹霓坂が駆け寄りました。
>ポルさん、大丈夫か?
>……何だ、刀を持っているな。何かあったのか?
>ああ、たった今クソッタレの敵に襲われたのさ。
>なっ、敵ィ?
>もう終わったがな。アヌビス神の暗示を持つスタンド使いだと言っていた。
アヌビスについてを一通り説明したあと、「強敵だった」と締めくくります。そして凶器である刀を示そうとするのですが──例によって、ネズミに盗られそうになりましたね。
こらっとポルナレフが一喝すると、ネズミは散り散りになっていきました。
>全く、気色悪いぜ。手癖の悪いネズミが住んでんのか? ここは。
>ネズミなのに刀盗むなんておかしいよな〜。チーズ盗むなら分かるんだけどよ。
>違いないぜ。んっ……?
>どうした、ポルさん。
>いや、今度は全く──
>ポルナレフ、助かったから良かったが、必ず二人で行動するんだ。気をつけろ。
>ほんの少し一人になったところを襲ってくるヤツだからな。
>あっ……あぁ。
遠くで汽笛が聞こえます。今日中にエドフまで行かなければなりません。急いで船に戻りましょう。
キリがいいので、今回はここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。