【本編完結】ジョジョの奇妙な冒険RTA 三部主人公チーム全員生存チャート【参考記録】 作:Damned
「
十数メートルの距離を一瞬で駆け抜け、
振り向いたスタンド──の本体であろう男は、目を見開いてジョセフに銃口を向けた。
「貴様、ジョースター……!? マライアの奴、負けたと言うのか──ちっ」
紫色の茨が銃を絡め取り、放たれた弾は明後日の方向に飛んでいく。弾か、剣か、手。いずれかが触れなければ、『ディサピアー』の影響下には置けない。
スタンドのビジョンを消さなければこの拘束は振り切れない。反撃するには、虹霓坂を踏みつけているビジョンをこちらに差し向ける必要があることを、ジョセフは見抜いていた。
そして、そのスタンドが銃を介して能力を行使することも含めて。
消滅した銃と同時、自由になった右手の茨をその腕に伸ばす。一瞬、脱力感にも似た痛みが走ったが構ってなどいられない。そのまま全身を拘束してしまおうと更に
「貴様のスタンドは随分と脆いな」
「く、ぉ……!」
縫い止める物のなくなった虹霓坂を蹴飛ばして、レモは再度、ディサピアーを現した。銃ではなく腰の剣を抜いて見舞われた突きに反応が遅れ、僅かに頬を掠めてしまう。
「……こいつを処理したあとは、残りの連中も殺す予定だった。探す手間が省けたと思おう」
「
「遅い」
再度、スタンドの剣を握ったレモが一振り。ばっさりと斬り捨てられた茨のあとに、ジョセフはその『違和感』に気付いた。
──妙に、身体が怠い。
──スタンドのエネルギーを、激しく消費した時のように。
先に厄介なスタンドと対面してきたからであろうか? しかし、ここに来るまではそれを感じることはなかった。
「貴様の貧弱なスタンド、剣一本でも負ける気はしないが……この『イロウド・アンド・ディサピアー』、容赦をする気は無いぞ」
「……暗示を持たないスタンドじゃな。虹霓坂と同じように」
「……同じだと? 厚顔無恥も甚だしい」
苛立ちを伴った声が、ジョセフの耳に突き刺さる。どうやら彼にとっての地雷だったようである。
「
くるりと回した剣が、ジョセフに狙いを定めた。その剣先にいるはずのジョセフはしかし、驚愕も動揺もせず。
──鉄すら焼き尽くす炎が、二人の間に割り込んだ。
レモは直前にその気配に気付き、身を引いたことによりその帽子の縁が僅かに焦げただけに留まった。そして、不快感をあらわに差し出された散弾銃を受け取る。
「……分が悪いな。少々手間取りそうだ」
傷こそ負っていないが、ジョセフに加えて相性の悪いアヴドゥルの乱入だ。このまま戦い続け、もしもあの男を破り承太郎とポルナレフまで加勢すれば──逃げ出すことすらも危うくなる。
虹霓坂を気遣いながらこちらに近付いてくるアヴドゥルを見て、レモは躊躇せず離脱を選択した。
スタンドに覚醒し、得た教訓の一つ。それは『能力の全てを見せるな』。
スタンドから繰り出される特殊能力は、本体の精神性に多大な影響を受けている。それはつまり、能力を見ればその為人を推測しえるということでもある。ジョースターの一行は、言動や僅かな手がかりからスタンドの弱点を見抜き、幾人もの刺客を返り討ちにしている。
レモはまだ、名前と能力の結果しか開示していない。ゆえに、彼らが真に『イロウド・アンド・ディサピアー』の能力を暴く術はないはずだ。ここで全員を殺せぬリスクを背負ってまで、集団とやり合う理由などない。
再度炎を吐こうとする
──僕もDIO様も、血の繋がり如きに邪魔をされるだなんて。なんと厄介、なんと腹立たしいことだろう。
そして、腰のベルトに隠したものを手に取り。
地面に叩きつけると同時、人の行き交う表へと駆け出した。いわゆる煙玉のようなもので、視界が完全に塞がれてしまう。
「ははっ、今日のところは死なずに済んだな、虹霓坂彩雲……!」
だが次はどうか。
途中、空条承太郎とすれ違ったが足は止めない。セト神の──そこでようやく思い出した。アレッシーは負けたのか。あんな男の生き死になどどうでもいいが、DIO様の手を煩わせるな。
レモは路地裏を抜け、自身が身を潜めている場所にたどり着くと、きりりと歯を鳴らした。
知らないスタンドと戦う時は、最悪の状況を想定して動こう!
いやぁいちいちポンプアクション必要だと思って攻撃誘発して突っ込んだら、セミオートでも撃てたみたいで全部貰いましたね。もう右半身中
ジョセフとアヴドゥルさんが来てくれたおかげで何とか撃退はできましたが、虹霓坂は重傷です。
ですが、経験値ボーナスも得られましたし、敵の情報も得られましたので、ギリギリ
早く来て欲しいのが本音ですが、アレッシー相手にどうなっているか分かりませんし、とっとと動けるようになりたいですね。ちなみに現在、虹霓坂は【体力最大値減少】【体力回復量半減】の効果によって耐久面もズタボロです。ジョセフに治療して貰いたい所ですが……彼は彼でデバフ浴びちゃったので波紋どころの問題ではない筈なんですよね。何が乗ってるか確認します。
【スタンドパワー低下】
【体力回復速度低下】
【スタンドエネルギー最大値減少】
【ダメージリアクション増加】
……あれ? 虹霓坂よりも後に受けたのでもっとひどいと思ったんですけどね。半分くらいしかないです。
まあでもジョセフは勝手に回復しそうですね。問題は虹霓坂なんですが……回復、めちゃくちゃ遅いです。なんだよもおおおおおまたかよおおおお!
とりあえず、ホテルまでアヴドゥルさんに抱えてもらって戻りましょう。
ホテルの下に行くと、丁度承太郎たちが戻ってきました。二人と一匹はけろっとしてますので、アレッシーは無事
情報交換とか次行く場所を決めるとかやるべき事は沢山ありますが、とりあえず最低限動けるようになるまで回復しましょう。朝食食べられれば結構回復するんですよね(ガチ)。
じゃけん遅めの朝食食べましょうね〜。カフェに辿り着いた頃には、人の手を借りて歩く位は出来るようになっていたので、先程と同じようにアヴドゥルさんに手伝ってもらって座ります。
wikiで【イロウド・アンド・ディサピアー】のデータを漁りながらご飯を食べましょう。うん、おいしい! ご飯を食べると生き返りますねぇ(ダブルミーニング)。
うーん、【witth】の攻略wikiにはデータが乗っていないですね。未だにスタンドのデータが多すぎて、発売から数年経った今でも網羅しきれていないのは周知の事実ですけど。走り終えたら記事を作っておきましょう。
ちなみに、今回ばかりは傷が深いので〜を三回連続で更新しています。こいつすげぇ頑丈だぜ?(現実逃避)。
今回のことは除いても、虹霓坂は身体張りすぎでは? そのうち拉致されて腹筋ボコボコにパンチ食らってそうですね。右手が不自由なので、ポルナレフに手伝ってもらってご飯を食べています。雛鳥かな? 可愛いね♡
献立はビーフストロガノフは無かったのでパンとサラダとウインナーエッグです。ぼやきながらもちゃんとお世話してくれるあたり、やっぱりポルナレフって兄貴なんですよね。妹さんがいたおかげでしょうか?
食事が終わり、アヴドゥルさんが懐からポラロイドカメラを出してきました。なんでいつもそこから出てくるんですか?
念写でDIOの館が映りましたね。これから移動し、カイロに向かいます。道中どころかこの先にあるダニエル/オシリス神戦が待っていますが、虹霓坂は終始休んでいて貰います。デバフは解除されましたが全身ボドボドですし、原作を踏襲するなら虹霓坂に出る幕はありません。
移動中は特に何もありませんので倍速で。この間に、オシリス神のスタンドを持つ彼についてのお話でもしましょう。
ダニエル・J・ダービーは生粋のギャンカスギャンブラーです。賭け事で生計を立てていますが、それ以上にギャンブルが大好きです。賭けと名のつくものなら、どんな事にでも熱中する精神性の持ち主で、同時に
基本的に血生臭い戦闘になりがちなジョジョの戦いの中で、一切暴力的でなく一行を追い詰めるオシリス神戦はファンにかなりの人気があります。本人の人格や容姿だけでなく、この緊迫感もあいまって、ダニエル自身のファンも多いですね。
スタンドのオシリス神は、人間の心の隙をついて魂を奪う能力を持っています。『人は勝負に負けると心にダメージを負い隙が出来る』とのことで、ギャンブルに敗北した相手から奪った魂をコインにしてしまいます。ダニィイイイイ!!!!
ただし、このスタンドにできることは魂を奪うことだけであり、勝負自体は本人の実力です。エグ……。
あっ、そうだ(唐突)
先程の戦闘で手に入れたポインョを振りましょう。ガチの
二百七十ポイント、終盤としても高い方です。先日のアヌビス神の折に二百行かなかった(!)ことを考えると破格です。
これで、ヴァニラ・アイス戦、そしてDIOとの決戦での立ち回りも確定しました。とりあえず、レモのような『弾丸自体がスタンド』『触れられたら終わり』に数少なく対応できそうな、スタンドの能力のみを防御するシールド【エル・バイト】を取ります。あとは
そんなこんなしているうちに、カイロに到着しました。待ち受ける敵も残り少ないですが、キリがいいので今回はここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。