【本編完結】ジョジョの奇妙な冒険RTA 三部主人公チーム全員生存チャート【参考記録】 作:Damned
投稿しないと、アップルティーをレモンティーにすり替えるって言われたので初投稿です。
てめーは俺を怒らせたRTA、はっじまっるよー!
前回はポルナレフが先走って一人で行ってしまいました。ですので、承太郎とアヴドゥルさんが追い、残りのメンバーでDIOをとっちめることになります。
現在は、ジョセフがトラックを買い取った所です。車に乗るとよく頭を打つ視界が広い方が強いので、虹霓坂は荷台です。イギーも同様ですが、虹霓坂の肩に乗っています。
>イギー、寒くね〜か?
>ワゥ。
虹霓坂はイギーを気遣っています。どこから出したのか知りませんが、シャツ一枚じゃ本人も寒いらしく、新しく調達したパーカーを羽織っていますね。基本的に心を開くことの無いイギーですが、話しかけたのに反応してくれるあたりやっぱり好感度は高いです。
荷台なので、花京院とジョセフの会話はほとんど聞こえません。字幕が流れているのでそれで確認しつつ、今DIOがどこに居るのか把握しましょう。
>奴が醸し出しているどす黒い雰囲気は、依然として遠くならない……。追ってきているのだ、奴はワシらを追ってきている。
>DIOにはジョースターさんの位置が正確に分かるのですか?
>いいや、奴の身体はワシの祖父、ジョナサン・ジョースターのもの。不思議な肉体の波長のようなもので、存在は感じるが……近くと言うだけで、場所は正確にはわからない。ワシが館の近くまで来ながら、正確に分からなかったようにな。
>奴が感じたのはあくまで『近くにジョースターがいる』というだけで、ワシと承太郎の区別もついていない。二手に分かれたことにも気付いていないはず。
>なあ、ジョセフの爺さん──!
>何じゃ──、虹霓坂──!
>それって、オレとアイツでも発生する──、モンなのか──!?
>ワシとDIOがそうである以上、否定はできん──ッ。感じるのか──、奴を──!
>ああ──! 館に入るより前からずっと、どっかに──
>追っている──あの車だ、あそこにDIOがいるッ!
>ンだって!? どれだ!
>あれだ、黒いセダン、車体が血塗れだっ。追いつかれるぞ!
花京院が【
本命のタイミングで花京院を守れないなんて事になったら本末転倒ですからね。ここは大人しく吹っ飛んでもらいましょう。射程距離に入ったので、地面に叩きつけられるのは【サファイエル】で緩和します。
>典明ッ、大丈夫か!
>気をつけろ、花京院。奴に近付きすぎじゃぞ。
>す、すみません。つい……。
>【
>ああ。今、僕は十五メートルの距離から攻撃したが、あと少しでも近づいていたら、やられていた……。確かに奴のスタンドには、なにか想像を超える恐ろしい秘密が隠されている!
射程距離は約十メートルの近距離パワー型であること、飛び道具はないことが花京院の負傷を代償として判明しました。
これでまず、近寄るための手段を探る方針が──
>(あの時、なぜDIOはオレ達にトドメを刺さなかった?)
>(あの時、なぜDIOは【ペルラ・ネラ】を全て、一撃で破壊できた?)
>(ゼロコンマ一秒のズレもなく、僅かな遅れもなく、そもそもなぜ破壊できた? 移動じゃあねえ。跡形もなく、粉々に、寸分の狂いもなく、割られていた……)
>(オレの考察は、間違っていたのか……?)
>(【
あれ? 雲行きが……。虹霓坂の思考フェイズが入りました。さっき棺を囲んだ【ペルラ・ネラ】の話──ってうわあああああ!! 全員まとめて守るのが億劫だからって私、複数枚シールド出したんですよ。でもって、DIOに全部同時に割られたんですよ。
寸分の狂いもなく、ゼロコンマ一秒のズレもなく、まとめて、全部。
これが何を意味するかと言うと……賢い読者の皆様ならお分かりだと思うんですが。
>ジョセフの爺さん、典明! 【
>何だと──ッ彩雲! なにか飛んでくる!
>【
ビジョンを出した状態の【
しかし、突然倍以上に増えた荷台の重みと、DIOが追加で投げてきたポールを捕まえきれずに車はバランスを崩しましたね。
>おいおいおいンだよコイツ!? DIOが投げたのかッ!? うわっあぶねギャンッ!?!?
>ジョースターさん!
またこいつ頭打ってるよ(困惑)。ジョセフの必死の抵抗も虚しく、車は建物にぶつかって爆散しました。全員脱出はできましたが、花京院は虹霓坂の重みで若干動きが遅いですね。原作通り逃げた先がバレているのでヨシ!
ここからは、謎解きフェイズです。花京院にさっき喋りかけたことを共有します。ハイエロに捕まっていたところを解いてもらって、建物の屋上に着地しましょう。
>何をしている、花京院っ?
>……思いつきました。DIOのスタンドの正体を、暴く方法を。
>何!?
>待てよ典明、爺さんも。その前に、一つ言っておくべきことがある。……さっきのとは違う、DIOの能力の片鱗と思しきモノを、オレはもう知ってた……!
>聞かせてくれ、彩雲。
>
>僅かなラグもなく、君のシールドを破壊した。そう言ったのか?
>そうだ。そして、一つと言ったがもう最後に。オマエのことはオレが守る。だから安心してその『方法』とやらを試してくれ。
さあ、【
とはいえ、DIOも慢心があるとはいえ馬鹿ではありません。あまりおかしな動きを見せれば、虹霓坂から殺されるでしょう。
という訳で──最終兵器の解禁です。
その少年の行動を、吸血鬼は鼻で笑った。
「フン、虹霓坂か……。今更奴のスタンドなど、大した脅威にはならん」
DIO。妖艶さと底知れなさを纏った彼は、花京院に向かって左腕を伸ばす虹霓坂を眺めていた。
こちらを真っ直ぐに──ありし日に見たあの目によく似た色を宿し、こちらを見ている虹霓坂には、腹の底から湧き出るような
やつが忌々しい波紋の使い手であること、そして【
一体何を見せると言うのだろうか、と何か、物語の続きを見るような感情でもってDIOは睥睨する。
『
たとえどのような攻撃だとしても、彼らに『
するするとハイエロの触脚が張り巡らされていきます。虹霓坂が一度食らった事のある(#3参照)【
ここからが正念場。虹霓坂にはすでに、花京院の上下左右全てに【ディアマン・ホワイト】を待機させています。DIOの攻撃手段は物理的なものか、【
虹霓坂本体も万全です。本体をハイドロで覆っていますし、もし花京院が吹っ飛ばされたとしても、後手であらゆるシールドを射出できるようビジョンだって出しています。
DIOの周囲が、余すことなく囲われました。それでは皆さんご唱和ください──
並のスタンド使いなら遺体も残らないような攻撃が、全方向から降り注ぎます。しかし……
>マヌケが! 知るがいい、【
あの特徴的な効果音の後、画面が静止します。原作通り、【
そう、なにも対策をしていない、【
あああああああああああ忘れてたああああああああああああああ〜〜ダメダメダメ!!!!!!!!
その少年の行動を、花京院典明は疑問に思った。
「彩雲、君はどうするつもりだ」
しかし、口に出しかけたのを堪えて、花京院は
──オマエのことは、オレが守る。
そう言った虹霓坂に報いるためにも。
彼がどうするつもりなのか、具体的には分からない。だが、花京院にはなにか、虹霓坂が策を隠しているように感じられた。
虹霓坂は策を弄するより、直接戦う方が得意な思考回路をしている。自他ともにそれは認めている。
だが、そんな彼が何か考えているのだ。
解けた
DIOの動きも、
「食らえDIO──」
全身に漲るような、太陽の温かさを感じる。
「半径二十メートル、エメラルドスプラッシュを──!!」
出してみろ。
貴様のスタンドを。
『
直後。
ばらりと結界が断ち切られ。
同時に、虹霓坂の身体が、何かに吹き飛ばされたように、貯水タンクへ叩きつけられた。
何が、と思ったのもつかの間、虹霓坂は『ハイドロ・グラム』の消えた身体から血を流し、自嘲的に笑う。
「虹霓坂ッ!?」
「は……は、……さきに、やられ、ちまった。守るとか、いっといて。ハッ、だせ、ェ……な……」
「彩う──」
「ま……だ。かんがえるの、止める、な。DIOのスタンドの……」
「……ッ!」
「オレが、いのち、かけてる、以上。ぉま、えに……尻込みする権利は、ねぇ、よ。わかる、だろ」
肩で息をしながら、虹霓坂はそう、花京院に言った。叱り飛ばすようなその言葉を聞きながら、DIOに向き直る。
──そうだ。
【
しかし今──結界は、DIOによって全部、一度に、同時に、切断された。
なぜ一本一本ではなく、少しの時間差もなく、一万分の一秒の差もなく、半径二十メートルの結界は同時に切断されたのか……。
彩雲も言っていた。『アイツはオレの『
「花京院。次は、お前だ」
すぐ後ろに、
「そして、その次はジョセフ。このジョナサンの肉体が完全に馴染むには、やはりジョースターの血が一番しっくりいくと思わんか?」
時間差、という言葉が妙に引っかかった。少しの時間差もなく。時間差、時間──時間──時。
DIOの手が、こちらに伸びてくる。なんと恐ろしい事実であろうか。しかし、そうとしか考えられない。即座に声を張り上げ伝えようかと考えたが、DIOとの距離が近すぎる。口を開いたとて、DIOがその気になれば発声する前に、花京院の首なり胴なりが落ちるだろう。
『
「死ね、花京院」
奇妙な感覚と共に、DIOが【