【本編完結】ジョジョの奇妙な冒険RTA 三部主人公チーム全員生存チャート【参考記録】 作:Damned
投稿しないと、ケンタのチキンをふにゃふにゃにするって言われたので初投稿です。
幽霊屋敷に行ってみよう
ごめんなさい! ふざけました! やりたくなるじゃないですかどこかに行くなら!
ェー……オホン。
幽霊屋敷に行くRTA、はっじまっるよー!
前回は、承太郎となんと六年ぶりに会いました。教師になる一年前から会ってなかったのかこの二人……。杜王町の異変やらアンジェロやら、あと仗助について話して、それから飲みに行きましたね。
そしてまた時期が飛んで、現在は四月末です。これから、虹村一家の住む通称『幽霊屋敷』に家庭訪問に行きます。
準備と移動時間の間に、これから出会うことになるスタンド使いについて説明いたします。
まず、四部の主人公である東方仗助。知らない方はいらっしゃらないでしょうが念の為解説いたしますと、ジョセフ・ジョースターの息子です。え? 年齢おかしくない? と思ったホモとレズの皆さん、ジョセフが六十二歳の時に出来た子供です。恐るべしハイスペックじいちゃん……。
外見はサザエさんみたいな髪型一昔前の不良のような髪型と改造制服、体格も相まってトテモコワイ。中身は地雷さえ踏まなければ優しいんですけどね。
スタンドは【クレイジー・ダイヤモンド】。通称クレD。近距離パワー型で、『触れたものを修復する』能力を持ちます。名付け親の承太郎曰く『この世のどんなことよりもやさしい能力』。自分の身体は直せませんが、料理を材料に戻したり、物質と物質を融合させたりと応用力の塊のようなスタンドです。加減しろ馬鹿!
虹霓坂の【
二人目は広瀬康一くんです。仗助の同級生で、この時点ではまだスタンドを発現していません。どうせイベントで見ることになるので、のちのち説明しますね。
康一くんは原作での語り部ポジであり、変人に好かれる運命にあります。筆頭は岸辺露伴。次いで恋人(になる)山岸由花子。もう少し長く一緒にいたら、もしかするとジョルノもそうなったかもしれませんね。
最後に、虹村億泰。自称『不良』の愛すべきバカです。
単体での勝率は高くないのですが、ホル・ホースみたく『他人の援護に回る』と非常に輝く男です。
幽霊屋敷こと虹村家の新居に着きました。既に『立入禁止』の『入』が消えているということは……ビンゴです。既に康一くんは射抜かれていますし、とっとと侵入してしまいましょう。
>ごめんくださ──
家の中から爆発音が聞こえました。形兆兄貴と仗助が絶賛戦闘中みたいですね。
仕事モードから一瞬で戦闘モードに切り替わりました。虹霓坂が現場から離れて(多分)五年は経ってると思うんですけど、三部での経験は身体に染み付いているようで何よりです。
背後に【
目を閉じ、視界を共有しながら家の中に忍び込ませるようです。射程は三十メートル弱。この家の中だけであれば余裕で範囲内です。
すいすい中へ進み、二階へ侵入します。予想通り、仗助が【
>(ンで東方がこんなトコに……? いや、コイツもスタンド使いらしいからな。おかしくはね〜けど……でもって今出てったのは……虹村。さっきの爆発音は虹村じゃあね〜。戻ってきた)
>(虹村には確か、兄がいたはずだ……三年の、そうだ。形兆、虹村形兆だ。そいつか?
爆発音、二回目です。これは仗助が地雷を踏んだと思われます。次いでミサイルが着弾した音が聞こえます。
>──ず足、そして腕。予告通りは気分がいい。そのダメー……る腕で、我が【バッド・カンパニー】の……。
>(やはり兄の方のスタンドか……。アイツと同じ群体型。兵隊さんみたいだが、威力はおっかねぇ。気付かれないようにしなきゃ、【
>(けど、東方が死ぬのを黙って見ているのも気分が悪い……どうする? いや……決まってんだろ。東方を助ける。虹村兄もふん縛って無力化する。両方同時にやらないとマズいのが面倒な所だぜ、ったくよォ〜〜ッ)
虹霓坂は、『仗助を助ける』『形兆を無力化する』両方を同時にやることに決めたみたいです。二つを並行して進めなければいけないのがRTA走者の辛い所さんですが、まあ何とかなるでしょう。
説明が遅れました。虹村形兆は、先ほど説明した億泰の兄で、群体型スタンドのパイオニアです。億泰とは対照的に几帳面な性格で、『お前は一枚のCDを聞き終わったら キチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう? 誰だってそーする。俺もそーする』というセリフは有名ですね。
スタンド【バッド・カンパニー】の歩兵六十体、戦車七台、戦闘ヘリ「アパッチ」四機でなす編隊はその表れと言えるでしょう。
スタンド使いを生み出す矢の一本を所持しており、杜王町にスタンド使いが多いのはそれが原因です。矢を使っていた理由は『化け物になった父親を殺せるスタンド使いを生み出す』ため。肉親への情を切り捨てる冷徹さと、家族への深い愛情が共存している『悲しき悪役』と言えるでしょう。
余談ですが、ジョジョ三大兄貴の一人です。兄貴度は少ししか出なかったため分かりませんが、何だかんだで億泰を庇ってしまったり、死んだ後も億泰を導いてくれたその姿は、うーん、兄貴。
バッド・カンパニーの一斉射が放たれましたが、仗助に当たることはありません。原作通りクレDがミサイルを『直』し、形兆の顔面に直撃しました。
【
現在、ご覧の通り【ウォルフラム】を着せて認識を『防いで』いますが……このままでは、回収どころか離脱もままなりません。
>見て……しまったな。見ては、ならない、ものをよ……!
>なっ、形兆!
>(クソ……目の前に矢があるっつーのによ……! あんな集団から矢を奪って逃げるなんざ、オレのスタンドじゃできね〜ッッ。ハイドロを使えば奪うまではできるだろうが……東方と虹村兄、両方ともオレが相手しちゃマズいスタンドを持っていやがる)
先日、スタンド自体に【ハイドロ・グラム】を纏わせることが可能なのは確認しましたが、クレDの『壊して直す』能力とバッド・カンパニーの射撃は相性がよくありません。クレDは言わずもがなですが、バッド・カンパニーがぶっぱする弾の素材によっては、ハイドロが溶けるんですよね。
……【
形兆は壁の弓矢を取って、虹村父がこうなった経緯と、スタンド使いを生み出している理由を話してくれます。
>兄貴、もうやめようぜ。
>億泰──。
億泰が戻ってきました。
実の弟からの言葉ですが、形兆にはそれを素直に受け入れられるほど綺麗な人間ではありません。
>億泰、何掴んでんだよ。
>兄貴、
>どけ億泰ッ! 俺は何があろうと後戻りすることはできねぇんだよっ。この弓と矢で、街の人間を何人も、殺しちまってるんだからな!
既にてめぇを弟とは思ってないとか、躊躇せず殺せるとか怒鳴っていますが、形兆にそれは不可能です。
あっ、ムービーが入りましたね。来ます──奴が。
>おめーら、この親父の他にまだ身内が誰かいるのかよ?!
>いや、俺たちは三人家ぞ──
人とフォッシル・ダイナ・パキケファロの中間のようなスタンドのビジョンが、コンセントから現れます。
【レッド・ホット・チリ・ペッパー】、通称レッチリと呼ばれる遠隔操作型スタンドです。本体は音石明。電気を媒介とするスタンドで、コンセントや電線、果てはバイクのバッテリーといった場所を移動したり、電撃で攻撃したりと『シンプル故に強い』スタンドです。パワーが電気量に依存していることが欠点らしい欠点ですが、現代ではあまり関係がありません。
>億泰! ボケっとしてんじゃあねぇぞ!
この場で誰よりも早くレッチリに気付いた形兆が、億泰を突き飛ばします。ここで選択肢──
▼介入する。弓と矢を奪う。形兆の生死はその後次第。
▼介入しない。形兆は死ぬし弓矢は奪われる。
このどちらかを選ぶことが出来ます。当然介入です。スタンドの矢は欲しいですし、形兆が生きていた方が後々楽になります。
それでは参りましょう、【ウォルフラム】を解除して──
気付けば、 身体が動いていた。
「『ハイドロ・グラム』ッ!!」
「が……ッぐ、ふ……」
恐竜がモチーフのような、全身から電気を溢れさせる存在がそこに居た。腹をその拳で貫かれた形兆は『何が起きたかわかっていない』と言わんばかりの声を上げているが、構っていられる暇などない。
スタンドの矢を奪いに来たのだ、と虹霓坂はその『電気のスタンド』──レッド・ホット・チリ・ペッパーへの分析を終え、水銀の鎧で殴り飛ばした。並行して倒れ込む形兆の身体を『サファイエル』で受け止め床に寝かせてやる。矢と弓の回収も忘れない。殴られたレッド・ホット・チリ・ペッパーはコンセントから引っ込み、それとは別のコンセントから顔を出す。
「テメェ……誰だ!」
「生憎オマエの相手なんざしてる暇はねぇ死にたくなきゃ失せなッ。おい東方! オマエのスタンドは人間も『直せ』んのか!?」
「……ッ、」
「急げッ早く! 死ぬぞ!」
先程、形兆のスタンドのミサイルを修復し、直撃させたのを虹霓坂は見ていた。だからこそ、能力の分からぬ億泰を無視してそう尋ねたのだが──仗助はそこでようやく、己のスタンドを形兆に向けた。
「このレッド・ホット・チリ・ペッパー様を差し置いてペラペラ話してんじゃあねぇ! どっから現れたか知らな、」
「
ペラペラ喋っているのは自身だろうに、人を殺めようとしておいて随分な言い草である。虹霓坂は『
「オレを相手して、生きて帰れる自信があんならまだ、お相手してやるぜ。死にたくなきゃ失せろ」
「は……はひいぃ……っ」
「潰れたザクロになりたけりゃあ来いよ」
気が小さいのか、それとも自身の力量を把握しているのかは分からないが、情けない悲鳴をあげてレッド・ホット・チリ・ペッパーはその気配を遠ざけていった。
『ハイドロ・グラム』は強力だが、スタンドパワーの消費が大きい。さっと水銀の鎧を脱いだ
「あ……あんた、」
「この弓矢はオレのモンだ。言っとくが、オマエらの誰にも渡す気はね〜よ」
「っ、おい! それは危ねぇものなんだ!」
「分かってるぜ。おい、虹村兄。起きてんだろ」
クレイジー
「ぐ……な……何故、助け……」
「オレは、オマエの父親を殺せるかもしれない選択肢を知ってる。……一年後にまた聞くぜ。その時でも意見が変わらね〜なら、その時は責任もってオレが親父さんを殺してやるよ」
「待て! なぜ今──」
「調子に乗んな人殺し。一年待つのはなにも、オマエの為じゃあね〜よ」
虹霓坂は形兆がスタンド使いを何人も生み出し、そして『なれなかった』人間は死んでいたことを聞いていた。理由を知って、その上で彼の心を最も抉るであろう言葉でもって跳ね除けたのだ。
再度『ハイドロ・グラム』を纏って、矢と共に虹霓坂は窓を割って逃走する。
否、しようとした。
クレイジー
「……何しやがる」
「あんたがどこの誰かも知らねぇし、億泰の兄貴を救ってくれたのは確かだけどよォ……それを持ってかれるのは困るんスよ」
「オレが然るべき所に持ち込んで処分するから安心しろよ。とっととその手を離さないと、痛い目に遭うぜ」
「それはやってみねぇと分かんねーよなぁ?」
「ハッ、初見のオマエじゃ無理だよ、無理無理無理」
ドラァ、と掛け声と共に振るわれるもう片方の拳を、『ペルラ・ネラ』で防ぐ。言ったはずだぜ、と念押したとほとんど同時に、クレイジー
当然、『ハイドロ・グラム』に触れ続けていた手は爛れるような傷を残している。ハイドロ・グラムはシールドでありながら、毒という攻撃性を持ち合わせているのだ。
「なっ……何だこれ!?」
「毒性のある流体、いわば攻撃する防御壁。物理的な手段に突破口はねぇ。離れたら影響は無くなるから、とっとと手当するんだな。それとよ……オレからすれば、オマエも形兆も井の中の蛙だぜ〜。スタンドの鍛錬には励めよ、若者たち」
改めて窓を張られた板ごと割り、
誤字報告して頂き、いつもありがとうございます。
非常に助かります。
虹霓坂のキャラデザどっちがいいですか?
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短髪でちゃんとスーツ
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髪の毛後ろで結んでパーカー