【本編完結】ジョジョの奇妙な冒険RTA 三部主人公チーム全員生存チャート【参考記録】 作:Damned
三部のウエハースを全部食べきったので初投稿です。
吉良吉影を滅殺! するRTA、後半です。
前回は吉良とのご対面でした。【挑発】を使っているはずの虹霓坂の側がキレていますが問題ありません。このまま【スペクトロライト】で押し切って無力化しましょう。
>【キラークイーン】。射程は二メートル前後の近距離パワー型。遠隔自動操縦型の【シアーハートアタック】を射出する能力を持っているが、少なくとももう一つは能力を隠している。アレの性質を考える限り、恐らく爆弾に関する能力。
>っ……!
>が、さっきオレが触れた時に使わなかったのを見るに……近距離では起爆できない。恐らく、爆風は自分にも降りかかる。──おいおいおい逃げンなっ、て!
>ぐっ!
>ほらよォ!
吉良が不利なのを察知したのでしょう。走り出したので移動先を塞いで殴り飛ばします。喧嘩に縁のない吉良ですので簡単に地面に転がりましたね。
プラン変更です。キラークイーンはハイドロ付き【
>怖いか? 痛ェか? ……そりゃあよかった。これからもーっと苦しいことになるぜ。
>ぐ……この……吉良吉影を……!
>アイツの痛みに比べれば些細なモンだ。オレは今、テメェをぶん殴るのに──
>ッあグッ!?
>罪の意識なんざ、欠片もねぇ。
蹴り飛ばし! 連続パンチ! アッパー! 掴み──からの投げ飛ばし&空中コンボ! 【喧嘩殺法】のダメ補正食らえ! 格闘が全部綺麗に入りましたね。吉良がド派手に吹っ飛びましたが、まだHPはゼロではないので戦闘は終わっていません。何メートルも先にいるので、【スペクトロライト】を叩きつけて壁に縫い付けます。
久々の格闘のせいか、走者もスカッとしました。
やっぱり人を殴るのって爽快感がありますよね(蛮族の思想)。
>もうじき東方が来る。回復したらまたやるぜ。オマエの心が折れるまで何度もな。……次にオマエは、『酷い……こんなことがあっていいはず』って言うぜ。
>酷い……こんなことがあっていいはず──ハッ!
>『酷い』なんてどの口が言うんだろうなァ。人を殺さね〜と生きていけないゲス野郎が、テメェの身を案じて貰えると思ってんのかァ? なあキラヨシカゲ。助けて欲しいか? おおそうかい……助けてやるぜ、今はな。
髪をつかんで虹霓坂が囁きました。ヒエッ……お前そんなキャラじゃないだろ……何にそこまでキレてるんだ(困惑)。深山が負傷したのがそんなに頭に来てるんですかね。
ま、いっか!(ポジティブ)キラークイーンを出す余力も無く激ローの吉良を、波紋で気絶させてからポイして踏んでいると、仗助と億泰が来ました。お疲れ。勝ちましたよ、第四部完です。
>承太郎さん!
>康一ィッ。
承太郎は仗助がクレDであっという間に治しました。康一くんは特に怪我もないため、やることと言ったら状況確認くらいです。
とりあえず
>……東方。コイツを治してくれ。
……あれ? なんか会話おかしくない?
>治したら逃げられるからそのままがいいんじゃないんスか?
>いいや、治せ。悪いがこれだけじゃ殴り足りね〜ンだ、このブタ野郎の心をへし折るには、あと数十回は繰り返すのが一番効くと思わね〜か?
>……っス。
>あ?
>嫌っス。
>センセーからの命令だぜ。
>どんな理由でそう思ってても、俺はやらねえ。
>命令だって言ったのが聞こえねぇのか?
>先生こそ、やらないって言ってるのが聞こえないんスか?
>やれっつってんだよ東方ッ! コイツは深山をやったクソ野郎だぞ! 殺してえところをこっちは留まってンだよ!
>あんたこそ頼む側の人間とは思え──
>虹霓坂。どうしてそこまでして、そいつに罰を与えたがる。
>うるせ〜ぞ空条。オレにだってそんなの分かんね〜よ、ただオレは、コイツが心の底からムカつくだけだぜ。
>……やれやれ。馬鹿もそこまで行くと筋金入りだな。
>あぁ? テメェ、喧嘩売ってンのか。
>違うな。……こいつには法のもとに裁かれる義務がある。
>ハンッ、笑わせんな。スタンドを使った殺人は立証できねぇ……天下の空条承太郎が耄碌したか?
えぇ……(困惑)。こいつら仲間割れしそうなんですけど。伸びてる吉良吉影なんてそっちのけで口論してます。
馬鹿野郎こいつの犯罪は立証できないし救急車にズルンされる以外未来はないぞお前──ああいや、杉本鈴美の一件ではまだスタンドが無かったんでしたね。殺人の時効は(当時)二十五年……余裕を持ってお縄にできるでしょう。
>やれやれだぜ……虹霓坂。てめーも面倒な野郎だな。死ぬほど自己分析のできねえ人間の自覚を持ちやがれ。
>いいぜ、その喧嘩、目いっぱい安く買い叩いてやるよ。コイツをやった後でな。
>こ、虹霓坂先生、落ち着い……
>落ち着いてるぜ。ただ、すんごく腹が立ってるだけさ。
ちょっ……何勝手に決めてるんですか!? そんなことが許されると思ってるんですかイカれてるのかこの状況で(語録無視)。この状況を止められる人間はここにはいません。どうしろってんでぃ(江戸っ子)。
>ああでも、こんな状況じゃケーサツとかなんとか面倒だぜ……空条。今日のところは譲歩してやるよ。
こいつすげぇ上から目線だぜ?
……ともかく、虹霓坂が落ち着いてくれました。警察への連絡や辻褄合わせがありますが、今回はここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。
慣れた手つきで煙草を咥え、友人から誕生日祝いと貰ったオイルライターを点火する。控えめに主張する喉仏を動かして吸い込むと、深い呼吸と共に煙が肺を満たしていく。朝ぶりに吸ったメンソールとブルーベリーの刺激が喉に心地よく、ゆっくりと煙を吐いた。
虹霓坂にとって喫煙は、少しばかり
始めこそ自らの能力を底上げしてくれる『呼吸』に影響があるのではないかと避けていたが、
紫煙をくゆらせると、向かいにいる親友が困ったように眉を下げる。彼は喫煙者ではないが、かといって副流煙を気にするようなタイプでもない。
煙草が灰になって、無意識に箱からもう一本を取り出した。吸い足りない、というよりは苛立ちを抑えるためだった。
深山を害し、教え子を、数え切れない人間を殺してきた吉良吉影を捕らえたと言うのに、虹霓坂の胸の奥には、形容し難いもやもやがあった。
「彩雲」
「……典明」
自分でも驚くほど、掠れた声が吐き出された。
「オレ、もう分かんね〜……何でこんなにイライラしてンのか、全く見当つかね〜ンだよ」
虹霓坂の行きつけであるカフェ・ドゥ・マゴ。
そのテラス席に座り、花京院は
「……彩雲」
「なんだよ、改まって」
再び、短い沈黙が、あって。
「ぼくは、君に話しておかねばならないことがある」
「話して……って、今か?」
「ああ。今でないと、もう話せないだろう」
彼は実に感情豊かで、幼ささえ感じるような言動がままある──花京院はそう、認識している。それゆえに、己の知らぬ感情を切り捨ててしまうこともある。
その結果が、数時間前の攻防だ。
虹霓坂は恐らく、自身が
「……この話は、君に恐らく、大きな影響を与えると思う」
普段よりもワントーン低い、抑制された声色。久々に耳にしたそれに、虹霓坂は表情を引き締める。
「いいぜ。聞かせてくれ」
「相変わらず、覚悟を決めるのが早いな。……ならば直球に。君は深山さんが好きだ」
虹霓坂の表情が、一気に厳しくなる。金緑色の瞳から感情が抜け落ちて花京院を射抜く──否、それは射抜くなどという言葉では足りないほど。精神だけでなく肉体さえもバラバラに引き裂いてしまえるような、どす黒くさえ感じてしまう眼光だった。
唸りとさえ、聞き違えてしまうような発声。
「……オマエまで、そんなことを言うのかよ」
花京院はその視線に真正面から向き合う。
全てが沈黙したようにすら感じられた一瞬のあと、虹霓坂は殊更に明るい声で続けた。
「ハッ、オレがアイツに懸想してるって? ンな訳ないだろ。確かにアイツは美人だぜ。仕事もできるし頭もいいし、そのうち上からもお呼びがかかるんじゃあね〜の。性格が終わってるのが欠点だがな。だから、アイツを好きになることなんざオレに限って──限っては、ありえ、」
次第に声が細くなり、最後の方は不明瞭になって消える。自信に満ち満ちていた瞳が、言葉の最後の方、焦点をずらし、瞳が不安定に揺らめく。
──嘘が下手な奴だな、君は。そう、喉元まで出かかる。しかし、恐らく彼自身はそれにも気付いていないのだ。ならば指摘することは、ただ悪戯に傷付けるだけだ。
吉良吉影を叩きのめした時もきっと、同じ表情をしていたのだろう──そう、漠然と思う。自らの内にある感情を理解していないのだ。
そしてその感情に名前をつけられないから、理由もなく周囲にはわかりやすい行動を取る。自分が何故、深山にそんな感情を向けてしまうのか。
本人もまだ理解できぬようなそれを、どうやって理解させようか。
本人曰く──「オレは人間を愛せない」。おそらくそれは違う。人間を愛せないのでは無く、
「……彩雲は自覚がないのかも知れないが」
花京院は、言葉を慎重に選ぶ。選んだところで、虹霓坂を傷つけてしまう可能性は高い訳だが。
「君のそれは、恋心と呼ばれる類のものだ」
「いや、それも無いな。オレにとって『恋』ってのは、美しき黄金比を持つモノに対するヤツだぜ」
「そこだ。君は自分で思っている以上に──恐らくその性質は、既に変わりつつある筈だ。実際、深山さんが君にアプローチしていることにも気づいているし、それを邪険にしないんだろう」
「……気色悪いこと言うンじゃあね〜って」
彼は、そして黙り込む。
花京院の言葉と、自身の抱く感情が混ざりあう。その思考の終着点には恐らく、彼が思い描いているものは無いのだろうが。
「……本当に、自覚が無いんだな」
「自覚もなにも、オレ、恋愛とか分かんね〜し。そんなもん到底抱けやしねえ」
「君はそう思っているのだろう。けれどね彩雲。周りの人間は既に理解していると思うよ。君にとって彼女は、既に特別な存在だ」
「……あ?」
「ぼくは深山さんのことを好ましく思うよ」
「…………」
明るく偽装された仮面は、親友の手によって再び剥がれることとなる。
「……典明。一応言っとくが、深山に手ェ出すンじゃあねぇぞ」
「そっちが本音かい? 残念ながら、ぼくは趣味がいいんだ。あんな可愛げもなく性格の難儀で扱いに困る女性に惚れるほど、不自由はしていないよ」
「……はぁ? オレの親友なのに分かってね〜なぁ……アイツ、めちゃくちゃ可愛いだろ」
その言葉に、花京院は思わず噴き出した。
「何だよ」
「分かっているじゃないか。彼女が可愛いと」
「うるせえ。可愛いだけだ」
「そうだな。可愛いだけだな。ここだけの話、深山さんも君をそう思っていると思うよ」
花京院の言葉を、虹霓坂はその狙い通りに掛け違えた。
「深山がオレのことを好きィ? 冗談だろ。ンなことある訳ねぇって。いい加減、この話は終わりだっての、終わり」
「そうかい。ぼくも君を怒らせたい訳じゃあない……今日のところは、お開きにしよう」
おうよ、と返し、虹霓坂は立ち上がる。既に会計は彼がしてしまっている。お互いに帰るだけだ。
品は変われど、大きさは変わらぬ鞄を掴み、虹霓坂は自宅への道を辿ろうとする。
その背中に、花京院は声を掛けた。
「そうだ、彩雲」
「ン」
「一つだけ、言い忘れていたことがあってね」
重要なことだろうか。虹霓坂は振り向いた。
「ぼくは一度も、深山さんが君を好きだとは言っていないよ」
す、と虹霓坂の目が細められる。そして──花京院に向かって、
「うっせぇ! バーカ!」
それだけ叫んで、踵を返し走り去った。
虹霓坂のキャラデザどっちがいいですか?
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短髪でちゃんとスーツ
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髪の毛後ろで結んでパーカー