【本編完結】ジョジョの奇妙な冒険RTA 三部主人公チーム全員生存チャート【参考記録】   作:Damned

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身体の状態がオワコンなので投稿します。




#3 もしかしたらジョセフなのかもしれない(困惑)

「悪い空条。短い間隔で連絡してるな」

「いや、構わない。何かあったのか?」

「ああ。一つまた、イタリアにいる理由ができたんだ」

 ──スタンド使いを生み出す『矢』が、あるギャング組織の構成員の手にあった。

 その短い報せに、承太郎は持っていたペンを取り落としそうになる。

「『パッショーネ』って組織らしい。それから……とんでもない事になったぜ。ジョルノの奴、そこに加入するつもりらしい」

「待て。汐華初流乃がギャング組織に?」

「そ。なんでも、夢を叶える為なんだと」

「……なんの冗談だ」

「冗談じゃあね〜ぜ大マジだ。でもってポルさんは、イタリアの麻薬犯罪増加の原因を探りに行って消えたんだろ? もしかしたら、もしかするかもしれないぜ」

「虹霓坂」有無を言わさぬ声色で、承太郎が言った。「これ以上は危険だ。戻って来い、ホル・ホースと報告を頼む」

「そのホル・ホースからは一切音沙汰がないぜ。どうなってる」

「……何? 既に到着しているはずだが。今朝の便を取っている」

「ホテルで落ち合うって話だったろ。あっちにも確認したけど、チェックインもしてないってよ」

「……」

 しかし、虹霓坂の方も引く気は無いらしい。その命令を拒否して続ける。

「財団と取り決めた期間まで、オレはイタリアにいる。予定通り、十日がリミットでいい。許可をくれ」

「お前には家族がいる。死んで悲しむ人間のことを考えろ」

「オレは死ねないってずっと言ってるだろ。必ず戻ってくるから」

 それから数度、戻るか否かでの応酬。家族がいるとは言うが、それは承太郎だって同じであるし、ここ数年死地に赴く頻度の高いのは彼の方である。死んで悲しむ人間のことを諭されるいわれはない──虹霓坂の主張としては、こんなところだ。

 やがて、諦めた承太郎が折れ、予定通り十日間の滞在となる。パッショーネに潜入するとのことで、危険の度合いは非常に高い。普段の比にならないほどに。

 仲間を早く見つけたいことは分かる。承太郎だってそうだ。しかし、ここまで自分の身を顧みないのはなぜか。

「それじゃ、また連絡する。またな」

「……贖罪のつもり、なんだろうな」

 切れた通話の中で、承太郎は呟く。

 彼は特別、人の感情の機微に敏い訳ではない。それでも、虹霓坂が十年前のことを後悔しているのは、分かる。誰が許そうとも、自分が許さないのだろう。

 DIOの甘言に乗り、今の仲間たちを害したという過去を。

「誰もそんなこと望んじゃあいない、過去に縛られて戦うのはもうやめろ……そう言っても、おまえには届かないんだろうな」

 ジョナサン・ジョースターよりも、ジョセフ・ジョースターよりも、空条承太郎よりも強く、DIOの影に囚われた男。

 虹霓坂彩雲はそういう人間であった。

 

 

 

 

 

 

 ギャングになるRTA、はっじまっるよー!

 前回は【ブラック・サバス】をおしばきしました。この為だけに【シャボンレンズ】を習得した甲斐がありましたね。

 日付は切り替わり、本日はジョルノがパッショーネに加入する日です。待ち合わせは刑務所の前ですので、十五時に到着するようにしましょう。既に中に入っているようで、立っているのはブチャラティだけですね。

 

 

>……君は? ここに何か用かい?

 

 

 あっ、これ年下に見られてるパターンですね。実年齢は十歳くらい上のはずですが、虹霓坂が波紋パワーで外見年齢が変わらないのが悪いです。

 

 

>いや、ここには用事は無いよ。出てくるのを待っているんだ。

 

>どこのチームだ? 見ない顔だし、かなり若いだろう。試験か?

 

>いや、無所属だ。試験を受けに来た訳でもない。若くもないぞ。ところで、もしかしてキミが『ブローノ・ブチャラティ』か?

 

>そうだが、何故俺の名前を?

 

>ジョルノ・ジョバァーナから。ときにシニョール・ブチャラティ、キミは……この街の実情を、どう思う?

 

>ブチャラティと呼んでくれ。この街がどうとは? すまないが、曖昧すぎて答えかねる。

 

>子供の麻薬犯罪が増加している、と聞いた。

 

>……変わるべきだ、と思う。

 

>なるほどな。それならボクが頼みたいことは一つだ。キミのチームに入れてくれないか。

 

 

 ブチャラティの顔がすっごい険しくなりましたね。そら(初めて会った人間に)そう(いう意味不明なこと言われたら厳しい反応したくも)なるよ。なので、こちらも身分を明かして理由を言いましょうね。

 

 

>ボクの名前はアウロラ・M・ツェペリ。『ピエトラ・プレツィオ』という名前で画家をやってる。そのネタ探しのために、君たちに同行したい。

 

>……ピエトラ・プレツィオ? いやダメだ。生半可な覚悟でこちらに踏み入るべきじゃあない。

 

>ボクがそんな甘い考えでお願いしてると思ってるのか? 今のは表側の話だ──ボクの友人が、この地で姿を消した……麻薬についての調査をしている内にな。その人の行方を、ボクは少しでも知りたい。

 

>そんなことを俺に話して何になる? 俺は組織の人間だぞ、そんな奴に敵対しますと言わんばかりの動機を口にして、消されることを考えないのか?

 

>……子供に麻薬を蔓延させているギャング達を変えるには、自分もギャングにならなくちゃあならない。

 

>…………!!

 

>キミが考えているのは、そんな所だろう。そして、いずれ組織のトップになる。

 

 

 あっ……ブチャラティの顔が数割増で怖くなりました。これはどうすべきか悩んでいますね……他の人には言わないから! オナシャス! センセンシャル!

 

 

>……ツェペリさん。

 

>アウロラと。

 

>アウロラ。貴方のしようとしていることは、パッショーネの一員としては到底容認できることではない。今すぐにでも不穏分子として口封じするべき事案だ。表向きの理由だけでも、自分の身も守れない人間を同行させる訳にはいかない。

 

>キミの言うことはもっともだぜ。ただ一つ、自分の身を守れないというのは訂正させて貰いたいな。──スゥ……!

 

>ッ【スティッキィ】──!!

 

>ほい。

 

 

 はい、極めて弱い波紋を、ブチャラティの身体に流してあげます。この威力だとマッサージ程度にしかなりません。【スティッキィ・フィンガーズ】に吹っ飛ばされましたが、手加減してくれていたようでさほどHPは減っていませんね。地面をゴロゴロしたので服が汚れてそうですけど。

 何をすると言わんばかりの目で睨まれています。

 

 

>ジッパーがモチーフなのかしらン。イカしたスタンドじゃないの。

 

>貴様もスタンド使いだなッ。内偵か……!?

 

>いや、自衛が出来ること、最低限証明した方がいいかなって。

 

>……は?

 

>いや、だって自分の身も守れない人間と思われるの癪だし。オレもスタンド使いだ。名前を【波紋疾走(オーバードライブ)】……手足の先を介して生命エネルギーを流すスタンドだ。

 

>なっ……だが、それでも……貴方にはスタンドのビジョンが見えない。触れなければ影響をおよぼせないのに、近距離戦になれば危機に陥るのは目に見えている。

 

>いーや、ボクのスタンドは存在する物体に同化する……所謂『物質同化型』なのよ。ここから先は企業秘密……いざ戦闘になった時に取っておいてくれよ。

>ここまで教えてるのに、ダメなんて言わないよな……? ブチャラティ。

 

 

必殺! うるうる上目遣い!

 

 いや、女の子みたいだな……(困惑)こんな可愛い子が女の子の訳ないだろ!(ガンギマリ)

 虹霓坂、元々が人好きのする顔立ちなので優しいブチャラティにはこういうのがクリティカルヒットします。おまけにスタンドも見せつけられてるので、有用とは考えませんが自衛が出来ると考えて連れて行ってくれる事があります。

 

 

>……分かった。だが、正式なメンバーではないし、先に語った経緯を誰かに漏らすつもりもない。しかし──貴方がどんな窮地に陥ろうとも、俺もその仲間も助けることはしない。それでも構わないというのなら。

 

>オーケー乗ったぜその話。じゃあ──

 

>ブチャラティ、終わりましたよ。アウロラも、待たせてしまってすみません。

 

 

 あっ、ジョルノが帰ってきました。パッショーネのバッジを持っていますね。ちゃんとクリアできたみたいでよかったです。

 ぱあっと表情を綻ばせた虹霓坂がジョルノを呼びます。やっぱりホモか?(疑いの目)

 

>無事に試験はクリアできたのか?

 

>ええ。これで僕も、パッショーネの一員です。

 

 

 何を話していたのか聞かれたので端的に。とぼけちゃって……(名演技)。俺も仲間に入れてくれよ〜(マジキチスマイル)(SNJ)。昨日話を通していたのが功を奏しましたね。

 

 

>……ぼくからも、アウロラが強いことは保証します。

 

>その言い方だと、以前から顔見知りのようだが?

 

>いえ。会ったのは昨日ですよ。ただ……。

 

>ただ?

 

>発進した車を足一本で止めました。

 

>どういう意味だ? そんなことができるスタンドじゃあなさそうだが。

 

 

 言葉のまんまなんですよね。ボタンを取るのが趣味のバウンティハンターかよぉ!?(表現のバリエーション)

 

>アクセルを踏んでいるはずの車を、足だけで止めたんです。なんの誇張もしていませんよ。

 

>アウロラ。本当か?

 

>ホントだよ。オレ、コイツに轢かれかけたの。

 

 

 ブチャラティが怪訝そうに聞いてくるので、一連の経緯を説明しましょう。ただし、ジョルノが虹霓坂をギろうとしたのは伏せますが。

 

 

>ま、これもスタンドの応用だから、生身じゃあないけど。

 

>だとしても……いや。これ以上の追求はいいだろう。二人とも、着いてきてくれ。

 

>どこに行くんです?

 

>俺のチームメイトと顔合わせをする。全員、スタンド使いだ。

 

 

 

 キリがいいので、今回はここまで。

 ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

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