【本編完結】ジョジョの奇妙な冒険RTA 三部主人公チーム全員生存チャート【参考記録】   作:Damned

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投稿しないと、蒼き清浄なる世界になるって言われたので投稿します。




#12 ミンナノッタ・ボート

 爆走するRTA、もっと速く疾走(はし)れ──!!

 前回はボスことディアボロとの初戦でした。被弾はありませんでしたが、虹霓坂の攻撃も通りませんでしたね。命があるだけ儲けものって?

 おっ、そうだな。

 という訳で、フーゴ、虹霓坂(アウロラ)の二人を除いて、デテシマッタ・ボート。ここからは、当RTAによる重要なチャートに入ります。

 

 

>……どうして、貴方は行かなかったんです? パッショーネの調査は、もういいんでしょう。

 

 

 あっ、始まりました。フーゴによる追及フェイズです。彼は頭の良さも手伝って、虹霓坂がただの絵描きでないことを薄々察しています。今回も変わりありませんね。

 さて、ここであまりに時間を掛けすぎるとブチャラティ達に追いつけず、次の戦闘に参加できません。しかし、ここでフーゴとそれ以外の仲間たちに禍根を残すと先に大きく響きます。あと何よりフーゴ敵対ルートはもれなく面倒だからですね……。

 短時間でフーゴの参戦を決定づけつつ、かつ敵であると認識されない──そんなものがある訳ないですよね。そう思っているみ な さ ま の た め に ぃ 。

 

 

>ここでキミを置いてったら、ボクも一生後悔すると思ったから。

 

 

 このような言葉を用意いたしました。

 フーゴは過去に大人から散々な目に合わされたこともあり、現在はその傷が癒えつつも人間不信の色が濃いです。仲間に対してはそういうことはありませんが、虹霓坂に対してずっとスタンドを見せていないあたり分かりやすいですね。

 それから甘い言葉を沢山かけてあげて、多少衝突があれどぱぱぱっと話し(やっ)て、オワリッ! それではみんなの所にイクゾー!

 

 

 

 

 

 

「ここでフーゴを置いてったら、ボクも一生後悔すると思ったから」

 その言葉の意味を理解すると同時、フーゴの頭は怒りに支配されていた。

「あんたはいつもそうだ! ただ年上だからって、保護者ヅラするな!」

 紫色に染まったヒトガタを顕し、振り上げられた拳が薄紫の障壁に阻まれカプセルが砕け散る。──虹霓坂の、眼前で。

 愕然と、フーゴは震えた声を発した。彼なりの甘えだった。彼ならば、これも避けてくれるのだと信じて……そして、許してくれると信じていたのに。こんな、こんな事をしたかった訳では。殺したかったわけでは。

 血が上った頭が一瞬で冷えるのを感じる。

「何故避けな──」

「何となくさ、分かってたよ。ボクの周りにいた()()()()連中も、キミみたいなヤツだったからさ」

 虹霓坂は、穏やかに笑った。

 ──フーゴの『パープル・ヘイズ』は、中距離パワー型の人型スタンドである。その能力は、拳に装着された合計六つのカプセルに詰まっている殺人ウイルスに宿っているのだ。本体にすら、制御不可能な毒性の。

 それが砕け散ったということは、虹霓坂の死を意味している。ウイルスを皮膚、もしくは呼吸により取り込んだ生物は即座に発症し、代謝機能を失う。そうして、腐るようにして死に至るのだ。当然欠点もあり、室内照明程度の光に数十秒ほど当てるだけで死滅するが、眼前で撒き散らされた今、それは関係がない。

 彼は死ぬ。これ程までに自分を案じてくれた人間を、フーゴは甘えによって殺した。高い知能を持つだけで愚かな人間の、衝動的で浅はかな行動でアウロラが死んでしまう。

 そんな事は──そんな事は、あってはならない。

 そう願ったからと言って、自らの側面を肯定出来ず、かと言って抑制することさえできないフーゴにはどうしようもないのである。

 あの時と同じだ。

 怒りに任せてあの男を殴った時と。

 十秒ほどが経過し、そこまでたどり着いたフーゴに向かって、虹霓坂が再び口を開いた。

 

「自分のスタンドを制御出来ない……自分のもう一つの顔を嫌い、否定する……そんな子たちを、ボクはよく見てきた」

「けど、それをやめろとは思わないさね」

「だってそれは、いずれ前に進むために必要かもしれないだろ」

「なぁ……だからさ、もう少しオマエは、人に甘えていいんだぜ」

 

 そう、優しくフーゴを抱きしめた身体は、何の変化もない、温もりを持った肉体で。

 感染していないのだ──どこをどう見ても、虹霓坂(アウロラ)は。

「どう、して」

「でもな、今のアレはボク以外にしちゃダメだぜ? 中身は何か分かんないけど、危なそうなモンだったし」

「どうして貴方は、感染していない……生きて……、」

「ン、ウイルスみたいな……そんな危ないモノを向けたのかい? おっかないねぇ。特に身体に異変は無さそうだけど」

「僕の『パープル・ヘイズ』は、カプセルに、あらゆる生物を殺すウイルスが詰まっている。だから……」

 その短い言葉で理解した虹霓坂は、安心させるように頭を撫でた。

「でも今、オレは死んでない。この先も死ねない。だからさ、泣くなよ」

 その言葉でようやく、自身が涙を流している事に気付いたのだ。

 

 

 

 

 

 

 移動時間は倍速にしたので一瞬で終わりましたが、流れに沿って移動しているのでイカダ方式での移動はクッソ速かったですね。未検証なのでぶっつけ本番でしたが、【ディアマン・ホワイト】の上に二人で乗って、それを頑張って【パープル・ヘイズ(パプ)】に漕いで貰うことでこうそくいどうしました。

 

 

>フーゴ、アウロラ!

 

>来てくれたんだ! 二人が!

 

 

 待ちかねたぞ少年! とばかりにリアクションに差異はあれど喜んでくれました。ナランチャは可愛いなぁ〜そんな嬉しそうにされたら走者も抱きしめたいなぁ! ナランチャ!(変態フラッグ乗り並感)

 追いついたらとっとと船に乗り込みましょう。積もる話は移動しながらです。

 

 

>すみません、皆。僕もついて行く。……決意するのが、遅くなってしまったけれど。

 

>いいんだ、フーゴ。そう思ってくれただけで、俺は嬉しい。アウロラも、来てくれてありがとう。

 

>お安い御用よ。悩める若人を導くのはオトナの役目さね。

 

>そしてアウロラ。貴方には一つ、尋ねたいことがある。

 

>ン、何か?

 

 

 あー……正体バレイベントですねクォレハ……。どこかのタイミングで避けられないものになりますが、船で移動しながらですのでロスは比較的少ない部類です。

 ここでは全部正直に答えないと死ぬ可能性があります(二敗)。

 

 

>貴方は一体、何の目的でこの国に来たんだ。ただ画家としての仕事だけではない……そして何より、ボスに別の名で知られていた。それが証拠だ。

 

>それについては、ぼくからも一つ、いいですか。

 

>ああ。

 

>貴方の【オーバードライブ】は、スタンドではない。

 

>なっ!

 

>お前、何を馬鹿なことを……。あんな現象を起こせるものがスタンド以外にある訳が──

 

>いや待て、アバッキオ。それについては俺も肯定する。

 

>ブチャラティっ? いや、そう言うのなら……。

 

>あくまであれは『身体技術』……何らかの方法で、生命力を励起しているような。そうですよね?

 

>……ハッ、よくお分かりで。流石は生命を生み出す【ゴールド・エクスペリエンス】ってトコかい? ブチャラティには見られちまったし、もう隠す必要もないだろうから話すさね。……オレのスタンドは【生命の樹(ツリー・オブ・ライフ)】。ブチャラティは体感したろうが、防御に特化した遠隔操作型スタンドだ。

>……今まで黙ってて、悪かった。

 

 

 さあ、ここでどういう反応をされるかでチャートが変わります。信頼を得られていなければ、【シルバーチャリオッツ・レクイエム】戦で真っ先にディアボロであることを疑われ、最悪殺されます(いっ敗)。ぷるぷる、ぼくわるいスタンド使いじゃないよ。

 

 

>──いいですよ、ぼくは気にしていません。

 

>俺もだ。スタンド使いが能力を隠すのは普通だからな。

 

>いいんじゃあねぇの? いずれにしろ、心強いだろ。

 

>オレもそう思うよ! なぁ、アバッキオ!

 

>……そうだな。

 

>僕は、さっき教えてもらったから、その。

 

>……私は貴方のこと、まだよく分からないけれど。でも、私と彼を助けてくれたことは、感謝しているわ。

 

 

 えー、現在の好感度は……そこそこですね。みんな同じくらいです。トリッシュは基本的に変わらないのでいつも通りですね。今回もほぼランダムで疑われることでしょう。

 ただ一つ懸念があって、虹霓坂はスタンド使いを見分けることが出来るじゃないですか。それの応用で、ディアボロの精神が宿った人間を見分けられる可能性があるんですよ。ですので、ナランチャの代わりに狙われて死ぬ筆頭なんですよね。一応防ぐことは出来ない訳では無いんですが、その前の戦闘で【オプティカル・ライト】を切らされた場合はほぼ詰みですね。ジョルノが時の世界に入門でもすれば別ですが望み薄です。大抵ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(GER)に覚醒しますし、そうでなければディアボロを殺すことができない可能性もあります。

 

 

>……意外だな。信じてくれるのかい?

 

>信じる、という訳ではありませんよ。貴方がどこの依頼で動いているのかも分かりませんし。ただ……、

 

>それよりも、今は一人でも力になってくれるスタンド使いが欲しい。防御に秀でているというのなら尚更だ。俺たちに、力を貸してくれないか。

 

>そりゃ勿論よ。とはいえ、ボクに出来ることなら……にはなるがね。

 

>ありがとう。

 

>さて、ブチャラティ。ヴェネツィアからは出ないんだろ?

 

>ああ。ボスには直属の親衛隊がいる……我々の裏切りは、既に伝わっているはずだ。次はそいつらが狙ってくるはずだ。無防備に海を渡れば、却って他の連中にも攻撃される可能性がある。

 

>……なるほどな。しっかし、人間の三大欲求ってのには逆らえないモンでね。ボクはどこかで食事するのを提案するぜ。

 

 

 

 今回はここまでです。

 ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 






リアル事情で執筆の時間が取りにくいため、次回の投稿は11/1になる予定です。
早めに投稿できる場合はまたお知らせいたします。
いつも読んでくださっている皆様、本当に申し訳ございません。


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