ようこそ腐り目男と腹黒女の教室へ   作:掛川 翔

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Episode11 Cafe

「静かにしてくれ。今から、小テストを行う。今月の末に行われる中間テストの予行演習、とでも捉えておいてくれ。成績には反映されないものだ。今日中に五教科のテストを行い、明日返却を行う。」

抜き打ちテスト、って奴か。本当にあるんだなあれって

にしてもいきなり五教科か、数学以外は何とかなりそうだけど。

 

「では、試験を開始する。初め。」

あれ、めちゃくちゃ簡単じゃね?最初の問題は小学生レベルだし、中学校レベル位の問題しかないな、これならスラスラ解けそうだ。

 

あれ?俺が思い出せないだけか…?めちゃくちゃ難しい気がするんだが。最後の3問だけ明らかにレベルが違うような気がするんだが。

 

 

その後の4教科も同じように、最後の3問以外はとても簡単だったが、最後の3つだけはどうしようもなく解けそうになかった。…数学は触れない方がいいレベルかもしれない、最後の3問以外にもミスった気がする。。

 

「試験終了だ、答案用紙を前に送ってくれ。本日はこれで終わりとする。」

ラッキー、早く帰ってなんかするか。にしても、なんでこんな意味不明な問題難易度なんだ?丸で答えでも知っていないと解けないような…

答えを知る方法があるということか?しかも、成績には加算されない……つまり、なんの為にまあ、考えるだけ無駄か…。

 

「あら、比企谷さん。どうも。」

「おお、坂柳か。わざわざクラスの前まで来てどうしたんだ?というか1人か?」

「そんな事ないわよ、一応居る。私は神室真澄。」

「ああ、どーも?お願いしやす…」

「その、比企谷君に用事があってというか、色々聞きたいことがあってですね。良かったらこの後、カフェでも如何ですか?」

わー、デートのお誘いってやつ?八幡じゃなきゃ勘違いしてたね、てへ。

「はいよ、んじゃ行くか。」

「それにしてもあんた大変ね、Dクラスだなんて。0は流石に辛いんじゃないの?」

「あー、まあ辛いには辛いな。流石に収入0だと困る事はある。」

「その、比企谷さんがどうしようもなくなったら頼ってくださいね…?私達なら余裕はありますから、幾らでも援助しますから。」

「今は大丈夫だし、気持ちだけ貰っとくよ。ありがとさん。」

「いいえ、どういたしまして。あ、ここです!珈琲が美味しくてお気に入りなんですよ、ココ。」

「ほえー、こうなのか。なら俺も珈琲飲むか。」

「んしゃ私も珈琲で。あ、後ワッフルも食べようかな。」

「ふぅ…それで?本題はなんなんだ?小テストの事か?」

「そうですね、ポイント大丈夫かな?っていう心配と、小テストの問題は一緒だろうか、という確認ですね。」

「ほい、これ問題。確かに、Aクラスと違うって言われてもおかしくはないもんな。」

「私達のクラスのが難易度が高い、とかね。AとDで既に差ができてたりして。」

「あら…全部同じですね?最後の3問だけ難易度が高いのも。ふふ、比企谷さんは数学が苦手みたいですね?」

「お前この一瞬で全部見たの?すげーな…。」

「それほどでもないですよ。」

「坂柳は最後の問題解けたか?多分俺は国語の1問くらいしか解けなかったが。」

「そうですね、私は何とか全部解けましたが…高校三年生の内容が出されてましたよ?明らかに難易度が合わない、って感じです。」

「え、嘘だろ?Aクラスってそんなにすげーの?えちなみに神室は?」

「私はあんま勉強得意じゃないから、ほとんど無理。」

「あー良かった、Aクラスってみんなこんなんなのかと思ったわ」

「私を安心材料として使うなっての…多分満点とか言ってんの坂柳だけだから。」

「勉強には自信があるので。ありがとうございます、比企谷さん。これでそこそこ考えが進みそうです。」

「おう、そりゃどーも。にしても、どんな考えなんだ?」

「全て言うのは立場的には一応ライバルなので…少しだけヒントです。

この問題は、ほとんど答えを知らないと解けない、ってことですね?」

「なるほど?そりやどーも。」

「どういたしまして。定期テストの後に、また会いましょう。期待してますね?」

「なんとか生かしてみるよ。ありがとう、坂柳に神室」

「どういたしまして。お会計は私が払っときますね?」

「ごめんな、ありがとう…。」

「いいえ、私からお誘いしたんてすしあたり前ですよ。」

 

答えを知ってないと解けない、か。それに、わざわざ定期テストの後を指定してきた。

定期テストの答えを買う…?それとも、問題の内容を事前に知る方法がある、と考えるべきか?

 

…わからん。




櫛田ちゃんファンの人ごめんなさい、次には会えます!
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