ようこそ腐り目男と腹黒女の教室へ   作:掛川 翔

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Episode14 準備

「え、は?は?え?今なんと?」

「だーかーらー、泊まってっていい?って。」

「午後22時以降はフロア降りちゃダメ、みたいな校則なかったか?だからダメなはずだが」

「あー、あれ?男子から女子の方に行くのはダメだけど、女子から男子の方へは何も書いてないからいーの」

ええ……なんすかその校則…男子の部屋ならいいんかい。。

 

「だからー、泊めてくれるでしょ?今はひとりで居たくないの〜」

「そんな、泊まるってったって、着替えとかどうすんだよ…。」

「うーん、八幡のかーして。なぁんて、何か持ってこようかなー」

「何か持ってこれんならそのまま寝ろよ…。」

「ふーん、八幡は弱ってて一緒にいて欲しい、って女の子を放置しちゃうような意地悪な人だったんだ〜?」

「……っ、いーよ。今日だけだかんな?」

「やった…今日は一緒に寝ようね?なんでもしてあげる♡」

……無自覚?自覚してるよね???あまりにも物言いがこう…うん。

はーっ、ほんと訳分からんこいつは…。

「さすがに一緒はダメじゃね…?俺床で寝るよ?」

「……やーだ。床じゃダメでしょ?でもベット独占もダメだから、一緒に寝るの〜。」

「はぁ…。んで、風呂は?部屋で入んの?」

「せっかくならこっちで入ってこうかなー。一緒に入る?」

「それは無理だろ…」

「えへへ、冗談♡八幡と話してたいから外で話そ?」

「はいよ……メンタルが削れるわ、桔梗と話すと。」

「私はむしろ回復するけどねー?」

「まあ俺も嫌いじゃねーよ。部屋行くんだろ、着いてくか?」

「うーん、ならそーする。それに、私の部屋入ったことないでしょ?入れてあげる」

「そーだな、確かにお前の部屋入った事ないかも。」

「色々リフォームとかしたんだよー?」

「へー、どんな部屋してんだろ。ま、行くか」

「はーい。.」

 

「なんか新鮮だな、女子の階に降りんの。」

「そーだろーね?着いたよー、いらっしゃーい、なんてね」

「はいよ...おお、なんて言うか…女の子らしい部屋だな...。」

「なにそれ、なんかキモいんだけどー?」

「おお、すまん」

「優しい優しい私は許すことにしましたー、なんてね。どーせ女の子の部屋入るのも初めてでしょ?」

「……えーと、初めてじゃないんだよな...。」

「は?いつ?どこ?誰?」

ちょ怖いんですけど...圧がすごい、圧が...。

「色々あって、坂柳の部屋に...」

「ふーん、坂柳さんねぇ?」

久しぶりの真っ黒な櫛田が見える...まじ怖ぇ...。

「あー、なんか杖落として大変そうだったから、付き添って。礼にって言われて行っただけだぞ?」

「ほんとにー?それだけー?」

「それだけだっての。特になんもねーよ」

「ふーん。あーつかれたなー、ぎゅーってされたい気分だな〜?」

「はぁ!?……っ...これでいーの?」

「ふふーん、満足。これで不問にしてあげる」

「そりゃどーも。抱きしめられんの好きなのか?」

「八幡限定でね〜?」

…なんじゃその可愛いセリフは...。

「覚えとくよ。...さ、帰るか。」

「そうだね〜!しゅっぱーつ!」




ちょっと短いですがキリがいいので〜。
次回はお泊まり編ですね〜
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