「え、は?は?え?今なんと?」
「だーかーらー、泊まってっていい?って。」
「午後22時以降はフロア降りちゃダメ、みたいな校則なかったか?だからダメなはずだが」
「あー、あれ?男子から女子の方に行くのはダメだけど、女子から男子の方へは何も書いてないからいーの」
ええ……なんすかその校則…男子の部屋ならいいんかい。。
「だからー、泊めてくれるでしょ?今はひとりで居たくないの〜」
「そんな、泊まるってったって、着替えとかどうすんだよ…。」
「うーん、八幡のかーして。なぁんて、何か持ってこようかなー」
「何か持ってこれんならそのまま寝ろよ…。」
「ふーん、八幡は弱ってて一緒にいて欲しい、って女の子を放置しちゃうような意地悪な人だったんだ〜?」
「……っ、いーよ。今日だけだかんな?」
「やった…今日は一緒に寝ようね?なんでもしてあげる♡」
……無自覚?自覚してるよね???あまりにも物言いがこう…うん。
はーっ、ほんと訳分からんこいつは…。
「さすがに一緒はダメじゃね…?俺床で寝るよ?」
「……やーだ。床じゃダメでしょ?でもベット独占もダメだから、一緒に寝るの〜。」
「はぁ…。んで、風呂は?部屋で入んの?」
「せっかくならこっちで入ってこうかなー。一緒に入る?」
「それは無理だろ…」
「えへへ、冗談♡八幡と話してたいから外で話そ?」
「はいよ……メンタルが削れるわ、桔梗と話すと。」
「私はむしろ回復するけどねー?」
「まあ俺も嫌いじゃねーよ。部屋行くんだろ、着いてくか?」
「うーん、ならそーする。それに、私の部屋入ったことないでしょ?入れてあげる」
「そーだな、確かにお前の部屋入った事ないかも。」
「色々リフォームとかしたんだよー?」
「へー、どんな部屋してんだろ。ま、行くか」
「はーい。.」
「なんか新鮮だな、女子の階に降りんの。」
「そーだろーね?着いたよー、いらっしゃーい、なんてね」
「はいよ...おお、なんて言うか…女の子らしい部屋だな...。」
「なにそれ、なんかキモいんだけどー?」
「おお、すまん」
「優しい優しい私は許すことにしましたー、なんてね。どーせ女の子の部屋入るのも初めてでしょ?」
「……えーと、初めてじゃないんだよな...。」
「は?いつ?どこ?誰?」
ちょ怖いんですけど...圧がすごい、圧が...。
「色々あって、坂柳の部屋に...」
「ふーん、坂柳さんねぇ?」
久しぶりの真っ黒な櫛田が見える...まじ怖ぇ...。
「あー、なんか杖落として大変そうだったから、付き添って。礼にって言われて行っただけだぞ?」
「ほんとにー?それだけー?」
「それだけだっての。特になんもねーよ」
「ふーん。あーつかれたなー、ぎゅーってされたい気分だな〜?」
「はぁ!?……っ...これでいーの?」
「ふふーん、満足。これで不問にしてあげる」
「そりゃどーも。抱きしめられんの好きなのか?」
「八幡限定でね〜?」
…なんじゃその可愛いセリフは...。
「覚えとくよ。...さ、帰るか。」
「そうだね〜!しゅっぱーつ!」
ちょっと短いですがキリがいいので〜。
次回はお泊まり編ですね〜