んん...なんかベットが暖かい...。...ああ、そうか、そうだった……一緒に寝たのか...。てか、抱きしめられて動けないんだけど…。めちゃくちゃいい匂いするし。
理性が持たないんだけど...これじゃ。朝から八幡の八幡が八幡だし。……落ち着かねーと。いやでも意識すりゃするほど...
「んう...八幡、ぎゅぅ...」
寝ぼけてんのか?可愛すぎるだろ...ほんっとに。胸の感触めちゃくちゃするし...あーやべ、考えれば考えるほどやべーやつだって。こういう時は素数数えればいいんだっけ?1..2...3...5...7...9
やっべぜぜん落ち着くきしねーって、むしろさっきより密着されてむしろヤバいって...
「んぁ...おはよ、八幡...。いまなんじ?」
「お、おう。おはようさん。7時だぞ...」
「んぅ、まだ眠いよー。あと5分寝たい...」
「ダメだろ...遅刻するぞ?」
「ええー、いいじゃーん...起きるけどさぁ」
案外寝起き悪いんだな...。眠たそうなのも可愛いし。...てか意識しまくりじゃん、ほんとに。あーやめだやめだ、ほんっとに桔梗のことばっか考えちまってるし。。
「ふぁー……おはよー八幡。よく寝れた?」
「案外寝れたわ...すんげぇなんかドギマギしたけど。」
「それは私もだしー。でもすっごく落ち着いたし、いい匂いしたよ?」
「なんだそれ、はっずかし...。朝ごはんどーすんよ。」
「あー、コンビニかなんかで買ってく?それかなんかない?」
「まあジュースとかパンくらいならうちにもあんな。」
「ならそれ食べよっかな〜。それにしても意外だ、八幡こそ朝起きれないタイプだったと思ってたのにー。」
「俺もあんま寝起き良くねーよ...ただなんか起きただけだし。」
「そうなんだー。私も寝起き悪いから、朝大変だね?」
「そうだな〜。このままサボりたいくらいだし」
「サボったら怒られちゃうよー、ポイント減るってさ。」
「そーだなぁ...そーえばお前着替えは?」
「ちゃんと持ってきたよ?ご飯作ってる間に着替えてくるね?」
「はいよー」
そーえばジャムとか買ってたっけ、パンだけで食うの嫌だな...。
...良かったわ、まだイチゴジャムあった。ハムもあんじゃん、意外とあるな。
「ただいまぁー。お、パン焼けてる!美味しそー。」
「イチゴジャムと目玉焼きハムとか、どれがいい?」
「大変そうだけど、目玉焼きいいの?」
「今思いついた、美味そうだし俺も食べるし、いいよ。」
「ならお言葉に甘えて〜。」
お、なかなか上手く出来たんじゃねーか?いやまあ、目玉焼き程度に美味いもクソもねーだろうけど。
「ほら、出来たぞ。飲み物何がいいとかある?」
「うーん、麦茶でいいよ〜。てか他になにかあるの?」
いやー、特にないな。強いて言うならコーヒーと桔梗が置いてったジャスミンティー位だな。」
「あはさ、そーえばおいてったねー。どーせまた来るから色々置いてこっかなー。」
「何置いてくつもりだ?」
「うーん、着替えとか日用品とか!」
「泊まる前提じゃねーか...別にダメとは言わねーけど。。」
「そういうとこ好きだよ?」
「ん、どーも。」
「美味しかった!!私も今度やってみよーっと。」
「そりゃどーも。んじゃ、学校行くか〜」
「そだねー、れっつごー!」
教室に着くと一転、とんでもなく重い空気が張り詰めていた。...まあ、無理もないか。0円報告されてから1日だし..。いやまあ俺がゆっくりしすぎて少し緩んでたのはあるけど。
「座れ、小テストの返却を始める。それにしても、良かったな?これが本番だったら、7人が退学になってたぞ?」
退学...だと?あまりにも重いペナルティだな。
「ほら、この赤い線を引いた以下の点数のもの、ひいては32点を下回ったものは、本番なら退学だ。この学校では、1教科でも赤点になったら、退学となる。」
数学...やっべ。勉強しなきゃだわ...。
「さてと、話はこれで以上だ。3週間後の定期テスト、よく考えて赤点を回避するんだな。私はそうできると確信している。」
確信している、ね。...やっぱ随分と確信めいた言い方するじゃん。
てか重かった空気がまた更に重くなったんだが。
「ごめんね、今日の放課後に、勉強会をしようと思うんだ。みんなが退学になるのは嫌だからさ。部活がある人は、その後でもいいから来てくれるかい?」
「ちっ、やってられっかよ...俺は行かねぇ。」
須藤か...赤点なのに随分な余裕だな...
「ねえ、八幡。放課後の勉強会行く?てか私行くから一緒に行こ?」
「えー、めんどくさいんだけど…まあいいよ、分かった。」
「やった〜」
やべ、迂闊にいつも通り話しちゃったけど、教室がザワついてるわ。
池に至っては、「はぁ?なんでお前が...」って文句言いに来たし。
ちなみに桔梗が「私が誰と仲良くしてても良くない?私が話したいから一緒にいるの、ダメ?」
「...ぐぅ、で、でも...なんで比企谷なんだよ!」
「はぁ...?...そもそも池くんには関係ないよね?」
グゥの音は出るのか...と思ったらとんでもなく冷淡な目で見られて、正論で潰されてった。...ご愁傷さま。
時間使いすぎた気もしますがまあいいでしょう。櫛田ちゃんが可愛いのでよし。