「おう、少し待たせたな。」
「別に、それは気にしていないからいいぞ。どこ食いたいとかあるか?」
「あー、肉だ。肉が食いてぇ。むしゃくしゃして腹減った。」
「はいよ、んじゃそうするか。」
「そういえば、こないだ友達がオススメ!って言ってた焼肉屋さんがあるの、せっかくだから行ってみない?」
「おう、わかった。案内頼むわ。」
「はーい!個室の焼肉屋なんだって、なにか話すのにもピッタリかなーって。」
「その、金は大丈夫なのか?奢りとはいえ、あんまりにも高いとアレだろ?」
こいつ、人の金の心配とかするのか。。思ったより優しいやつだな…。
「なんだ、そんくらい気にしなくていいぞ。あんまりな言い方だったから話がしたくてな。」
「比企谷から誘われるとは思わなかったわ…あんまり話したこともないし。」
「あはは、言われてやーんの。」
「うるせ、色々理由があんだよ。」
「あ、ここだよ!入ろ入ろ〜」
すっげー高級感のある店だな。まじで、普通に生きてたらこんなとこ関わらないんじゃない?…どのくらいするんだろ、この店。
「うぉ、すっげぇ…」
「ほんとだな、びっくりする位綺麗な店だわ。」
「ほぁー、すっごいね〜。食べ放題にする?」
1万…いや高いけど、まあ今なら全然払える範囲だな…。
「せっかくならそうすっか。須藤も沢山量食うだろうしな。」
「なんだ、ほんと。ありがとうな……」
「いいんだわ、そのくらい。ほら、何頼む?」
「私はねー、牛タン食べたい〜。」
「お、いいな。腹減ったしロースとかも頼もっと。」
「俺はカルビでも食おっかな。もう腹減って仕方ねーわ。」
「まあ、飯の代わり、って事で少しくらい話そうぜ。」
「おう。」
「さっきの堀北、あんまりにも酷い言い方だったよな。」
「ホントだよクソッ…無知無能なんて急に言われたらムカつくっての。」
「そもそもお前の夢ごと否定してたしな。あれは俺でもないと思うわ」
「ほんとだよ!私も普段はあんま言いたくないんだけどさ、あんなの言われたら嫌いになっちゃうよ。」
「そもそも、櫛田越しとは言え、自分から誘っといてなんだよあの態度は、って思ったわ。」
「まあ、そりゃあそうだな。でもお前、このまま居たら退学になっちまうぞ?」
「……分かってはいるんだよ、勉強しなきゃいけないことは。ただ、どうしていいかもうわかんねぇんだ」
「この時期に退学したら、他の高校行くのも一苦労だよね…。」
「いいか、須藤。大事なことは1つだ、今このまま退学したら、須藤はこの先バスケをする場所も失う。大体、中学からプロになったやつなんて居たとしても極小数だろ?」
「……そうだな。」
「じゃあ、勉強しないといけない、っていうのは分かるよね?」
「ああ、そうだな。」
「そこで、だ。定期的に一緒に勉強しないか?テスト範囲に関しては教えてやる。一応、確実に須藤が助かる手も持ってる。どうだ?」
「俺のためにしてくれんなら…一緒にやってくれると嬉しいわ。」
「おう、よろしくな、須藤。」
「私も一緒だからね〜?忘れないでよ?」
「おう、わかった。ありがとな」
「よーし、めんどくせー話は終わりにして肉食うか。俺も腹減ってるし。」
いやまあ、価格帯的にも分かってはいたけど。めちゃくちゃ美味しそうな肉じゃね?見ただけでわかるやつだわ…。霜降り肉みたいな感じだな…。さっきサラッとA4ランク牛肉とか書いてあったし。
とりあえず最初と言えば牛タンだよな…
「んじゃ、とりあえず、「「いただきます!」」」
「……っ、うっま…」
「やべぇ、こんな肉食ったことねぇ!」
「ほんっっと美味しいね!ほっぺ落ちそう……」
ーーーーーー
「はー、食った食った。俺もう食べれねーかも。」
「私も〜。ほんと、美味しすぎてやばかった……」
「俺ももう食いすぎたみてーだわ。。まじ美味かった、ありがとう比企谷、櫛田。」
「んじゃ、帰るか。」
「そうだね〜。あ、そーえば八幡の部屋に忘れ物したかも!」
「はー、なら帰り取りに来い。」
「はーい!」
「なぁ、比企谷…単純な疑問なんだが、お前と櫛田ってどんな関係ないなんだ…?」
「あー……なんだろ」
「私はね〜、いちばん大切な人?かな。」
「まあなら俺も。いちばん大切な人だな。」
「はぁ……すっげぇな。。んじゃ、また明日。」
「はいよ、明日から頑張ろうな」
少しだけオリジナルルート入ります!が、そこまで曲がらない予定なのでお気になさらず!