ようこそ腐り目男と腹黒女の教室へ   作:掛川 翔

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Episode19 焼肉!

「おう、少し待たせたな。」

「別に、それは気にしていないからいいぞ。どこ食いたいとかあるか?」

「あー、肉だ。肉が食いてぇ。むしゃくしゃして腹減った。」

「はいよ、んじゃそうするか。」

「そういえば、こないだ友達がオススメ!って言ってた焼肉屋さんがあるの、せっかくだから行ってみない?」

「おう、わかった。案内頼むわ。」

「はーい!個室の焼肉屋なんだって、なにか話すのにもピッタリかなーって。」

「その、金は大丈夫なのか?奢りとはいえ、あんまりにも高いとアレだろ?」

こいつ、人の金の心配とかするのか。。思ったより優しいやつだな…。

 

「なんだ、そんくらい気にしなくていいぞ。あんまりな言い方だったから話がしたくてな。」

「比企谷から誘われるとは思わなかったわ…あんまり話したこともないし。」

「あはは、言われてやーんの。」

「うるせ、色々理由があんだよ。」

「あ、ここだよ!入ろ入ろ〜」

すっげー高級感のある店だな。まじで、普通に生きてたらこんなとこ関わらないんじゃない?…どのくらいするんだろ、この店。

 

「うぉ、すっげぇ…」

「ほんとだな、びっくりする位綺麗な店だわ。」

「ほぁー、すっごいね〜。食べ放題にする?」

1万…いや高いけど、まあ今なら全然払える範囲だな…。

「せっかくならそうすっか。須藤も沢山量食うだろうしな。」

「なんだ、ほんと。ありがとうな……」

「いいんだわ、そのくらい。ほら、何頼む?」

「私はねー、牛タン食べたい〜。」

「お、いいな。腹減ったしロースとかも頼もっと。」

「俺はカルビでも食おっかな。もう腹減って仕方ねーわ。」

 

「まあ、飯の代わり、って事で少しくらい話そうぜ。」

「おう。」

「さっきの堀北、あんまりにも酷い言い方だったよな。」

「ホントだよクソッ…無知無能なんて急に言われたらムカつくっての。」

「そもそもお前の夢ごと否定してたしな。あれは俺でもないと思うわ」

「ほんとだよ!私も普段はあんま言いたくないんだけどさ、あんなの言われたら嫌いになっちゃうよ。」

「そもそも、櫛田越しとは言え、自分から誘っといてなんだよあの態度は、って思ったわ。」

「まあ、そりゃあそうだな。でもお前、このまま居たら退学になっちまうぞ?」

「……分かってはいるんだよ、勉強しなきゃいけないことは。ただ、どうしていいかもうわかんねぇんだ」

「この時期に退学したら、他の高校行くのも一苦労だよね…。」

「いいか、須藤。大事なことは1つだ、今このまま退学したら、須藤はこの先バスケをする場所も失う。大体、中学からプロになったやつなんて居たとしても極小数だろ?」

「……そうだな。」

「じゃあ、勉強しないといけない、っていうのは分かるよね?」

「ああ、そうだな。」

「そこで、だ。定期的に一緒に勉強しないか?テスト範囲に関しては教えてやる。一応、確実に須藤が助かる手も持ってる。どうだ?」

 

「俺のためにしてくれんなら…一緒にやってくれると嬉しいわ。」

「おう、よろしくな、須藤。」

「私も一緒だからね〜?忘れないでよ?」

「おう、わかった。ありがとな」

「よーし、めんどくせー話は終わりにして肉食うか。俺も腹減ってるし。」

いやまあ、価格帯的にも分かってはいたけど。めちゃくちゃ美味しそうな肉じゃね?見ただけでわかるやつだわ…。霜降り肉みたいな感じだな…。さっきサラッとA4ランク牛肉とか書いてあったし。

とりあえず最初と言えば牛タンだよな…

 

「んじゃ、とりあえず、「「いただきます!」」」

 

「……っ、うっま…」

「やべぇ、こんな肉食ったことねぇ!」

「ほんっっと美味しいね!ほっぺ落ちそう……」

ーーーーーー

 

「はー、食った食った。俺もう食べれねーかも。」

「私も〜。ほんと、美味しすぎてやばかった……」

「俺ももう食いすぎたみてーだわ。。まじ美味かった、ありがとう比企谷、櫛田。」

「んじゃ、帰るか。」

「そうだね〜。あ、そーえば八幡の部屋に忘れ物したかも!」

「はー、なら帰り取りに来い。」

「はーい!」

「なぁ、比企谷…単純な疑問なんだが、お前と櫛田ってどんな関係ないなんだ…?」

「あー……なんだろ」

「私はね〜、いちばん大切な人?かな。」

「まあなら俺も。いちばん大切な人だな。」

「はぁ……すっげぇな。。んじゃ、また明日。」

「はいよ、明日から頑張ろうな」




少しだけオリジナルルート入ります!が、そこまで曲がらない予定なのでお気になさらず!
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