そんなこんなでいかにもめんどくさそうな女こと櫛田と共に学校のクラス分け掲示の前まで来たわけだが。
あいつと同じクラスにならなきゃもうなんでもいいや。
えーと比企谷、比企谷っと。Dクラスか。
一応櫛田のも探すか。
Dクラスはいやだ、Dクラスは嫌だ...
「Dクラスだって!同じクラスだね、改めてよろしくね?」
スリザリンでした…いやまあ何となく知ってましたけど。
はー、面倒になる気しかしねぇ。
「お。おう。」
それにしても…監視カメラ多いな。ざっと見渡すだけでも10台くらいあるんじゃねーか?これ。
尋常じゃない数の監視カメラに3年間出ることができない学校ねぇ。普通だったら大炎上間違いなしだと思うんだけどなぁ。ちっちゃな監獄みたいなもんだろ、プリズンスクール始めちゃう?
「にしても比企谷くんってさぁ、なんか面白い話ないの?」
やめて??それ陰キャに対する殺し文句だっての。
八幡黒歴史ノートに追加しちゃうよ?
「そんなんあるわけねーだろ、ぼっちなめんなっての。」
「あははー。なんとなくわかってたけどやっぱぼっちだったんだ?
良かったね、高校からはちょーかわいい私とだね?」
「何言ってんだっての。性格は」--そういってると靴をぐりぐりと踏まれる
「ちょっと痛いんだが???」
「そういうこと言うからボッチなんですけど?」
「へーへ、反省してます。」
「わかればよろしい。それにしてもでっかいねーこの学校。迷子になっちゃいそう」
「確かに、そりゃそうだな。実際俺らも今迷子みたいだしな。」
「どうしようもないし歩き回ってみよっか!先輩とかいたら聞けばいいしねー!」
「まあ、それもそうだな。ちょっと遅めの学校見学ってことで。」
「わーい、楽しみ!入学するまで写真でしか見れなかったもんね!」
「そうそ、あったのは入学説明会くらいだったし!
あ!ここ三年生のフロアだったみたい!ちょっと先輩に聞いてみるね!」
しっかしすげーな櫛田。すぐに紫髪の先輩捕まえて話聞いてるし。
「むこうだってよ、一年の教室!」
「おお、そうか。あとでお礼言わなきゃな?」
「そうだねー!やっと着いた‼よかった遅刻しなくて!」
なんだか机の数が多くないか?さっきの上級生の教室に比べてなんだか多いような。
まぁ、気のせいか。
そもそもそんなこと気にするあれもないしな。
俺の席はっと…ここか。
ちょっといいかな。せっかくクラスメイトになるんだし、自己紹介でもしよと思うんだ。
どうかな?」
「さんせーい!」「いいとおもう!」
「ありがとう。とりあえず僕から。平田洋介です。気兼ねなく洋介って呼んでほしい。趣味はスポーツで、この学校ではサッカー部に入部する予定です。みんな、よろしく。」
感じよさそうな奴だなー。間違いなくあーゆうのがまとめていくんだろな
「じゃあ次は私だね!櫛田桔梗といいます!みんなと仲良くするのが目標です!よろしくお願いします!」
愛想のいい美人とだけあって、大盛り上がりだな。…すぐ色んな奴と仲良くなってくんだろな。だからこそこういうタイプが怖いんだが。
やべ、俺の番じゃん。
「あー、比企谷八幡です。趣味は読書。よろしくお願いします。」
あっぶねぇぇぇ、なんとかなった。。
ほんと陰キャキラーだからやめてね自己紹介って。
「えっと、あー。綾小路清隆です。得意なことは特にありませんが、仲良くなれるように頑張ります。」
教室がシーンとした。---同情するよ、綾小路。。
「チッ、何が自己紹介だ。俺らはガキかよ。」
赤髪の男が机を蹴り上げてさけんだ。
ひぃ、こっわ。まじこわいんだけど。
え、ここって仮にも国営の進学校じゃないのん?
あんな不良いるってまじ驚きなんだけど。
「いいか、席に着け。私はDクラス担任の茶柱佐枝だ。これから3年間お前らの担任となる。まずは本校の資料を配る。」
うわ、クラス替えないのかよ。そしたら3年間あいつと一緒じゃん。
そうして皆に資料が渡ると、話を再開する。
「本校では、特別なルールが採用されている。
まずは、全寮制で、3年間学校の敷地からでることはできない。
買い物には、学生証端末に保有されているポイントを使う。
この学校では、あらゆるものをポイントを購入することができる。
ポイントは毎月1日に振り込まれる。お前たちにはすでに、100000PPが今月分として振り込まれている。
この学校は、実力で生徒を図る。入学したお前たちには、それだけの価値があるということだ。」
ざわざわと教室がわく。それもそうか、急に10万振り込まれたら驚くか。
周りでは新作の服だったり、PC買おうぜだったりいろんな声が聞こえるな。
よく考えろ?明らかに多すぎるし、異常な額だな。
そして、毎月10万もらえるとなんていっていない。
ここから考えられることは…詐欺だな、これ。
下手したら来月はもらえない、なんてありえる。
はぁ、めんどくせーことなりそーだなぁ。小町ー、お兄ちゃん家帰りたい。
「説明は以上だ。」
そういい終えると、先生は退室していった。
はぁ、とりあえず帰るか…いくつか聞きてーとこもあるし。