ようこそ腐り目男と腹黒女の教室へ   作:掛川 翔

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Episode23 サイゼ

「あー、次どこ行く?」

「うーん、どうしよっかな〜。でもなんかこのままおうち帰るのも嫌だなぁ…。」

「…なんかご飯でも食べるか。ちょうどいい感じに昼時だしな。」

「そうだね〜!とりあえずサイゼとか行く?ちょうどそこにあるし。」

「だな…お金使いすぎて金なくなりそうだし…。」

ちなみにもう5〜6万位は吹っ飛んでった気がする。。こわい。。今のまんま生活してると金がすぐ吹っ飛びそう。いや、他の奴らはもっと金ないんだけど。

 

「八幡?こっちだってよ?」

「おお、悪いな。少しだけ考え事してた。」

「へ〜?何食べる?」

「うーん、とりあえずドリンクバーと…ミラノ風ドリアでいいや。」

「私はドリンクバーとペペロンチーノにしよーっと。」

「すげーな、サイゼ。安すぎてびっくりするんだけど。」

「んね…ビックリするくらい高いお店が多かったもんね…。」

「中学の時とかよく来てたしな…何となくサイゼが落ち着くわ。」

「まあそれはそう。私も落ち着くしゆーっくり出来るよね」

「さすが学生の味方サイゼ様だな、なんて。」

「まあ確かに…この1ヶ月?2ヶ月?疲れること多かったしな〜。」

「2人だけでお祝いでもする?よく頑張りました、ってさ?」

「…悪くないかもな、それ。」

「それじゃ決まりだね〜。デザートとかも頼んじゃう?私プリン食べたい!」

…とか言ってもしかしてデザート食べたかっただけなのでは?

いやまあ仕方ないよな、サイゼのデザート美味いし。乗せられておくか。

「なら俺はティラミスにでもしよっと。」

「うわ、いいなティラミス…ね、後で一口ちょうだい?」

「いーけど。俺もプリン食べたいから後で一口貰うからな」

「やった、交渉成立だね♡」

「はいよ。」

「あ、来たよ!」

 

うーん、うま。ここ最近食えてなかったしな…。ドリアとか、量もそこそこ十分だし、これが300円で食えるのおかしいだろ。。

「安い女、って思われるかもだけどさ、なんかいいよね。こういう時間って。」

「腹は満たされるわ落ち着くわで、悪いことないしな。後そんなこと思わねーから安心しとけ。」

「ま、八幡に限ってそんなことは無いか〜。ああ、でも。八幡とじゃなきゃこんな楽しくないかもね?」

……っ、よくスラスラとそんな可愛い言葉が出てくんな。嫌い…じゃねーけど、めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど?

「ねぇ、黙んないでよ…。私だけみたいで、恥ずかしいじゃん…。」

「ああ、それはその……悪かった。お前といるから俺も楽しい」

「ふーん…八幡に免じて許してあげます」

「ははぁ、仰せのままに。ほら、食おうぜ?せっかくデザート持ってきてくれたし。」

「ねぇ……あーん、ってして?」

「いいけど。……あーん」

「あむっ…ふふ、いつもより美味しい♡えへへ〜」

「そりゃよかったよ。鬼恥ずかしかったけど。」

「八幡にもしてあげる……ほら、あーんっ」

「ああもう…これでいいか?」

「顔真っ赤だよ?可愛いね〜?」

「……そりゃどーも。」

 

ちなみにお会計は1500円だった、安すぎない?

 




デートがまだ続きそうです(少し遅くなってごめんなさい!)
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