「さて、テストを返却する。出席番号順に名前を呼ぶ、呼ばれたものから受け取ってくれ。」
うん、まあ答え知ってるから当然だがかなり良かったな。桔梗も大丈夫そうだし、流石に安心だな。…次回からのためにも、勉強はしなきゃいけねーけど。数学とか多分このまんまだと大変だろうし。
「さて、全員の返却が終わったな。しかしお見事。ここまで貴様らがやるとはな。褒めてやろう。」
そのまま、皆の点数を書かれたポスターを張り出した。
その後、池と山内の間に赤線を引く。
「だが、お前は退学だ。山内」
……まじかよ、答えまで渡しといてもダメだったのかよ。
クラスは急に凍りついた。声を上げるもの、息を飲むもの。そして……
「なんでなんだよ!!この間は39点だっただろ!!」
「今回の平均点は82点だ。それを2で割ると、41点。40点のお前は退学、という訳だ。昼までに職員室に来るように。この後の授業は自習とする。」
ほんっと、どーなっちまうんだろな。退学って。ペナルティとかあんのかな…。
「まさかほんとに退学になる人が出るなんて思わなかったね、八幡。」
「流石に出てくるとは思わなかったから、びっくりだわ…。退学ペナルティとかあんのかね。」
「あってもおかしくなさそうだよね〜。」
「確かに……ちょっと保健室寄ってくるわ、あんま体調良くないかも。」
「ほんと?大丈夫?……学校終わったらお見舞いでも何でもするからね。」
「はいよ、大丈夫だよ。ありがとな、桔梗。」
「やっほ〜比企谷くん。保健室なんて珍しいね、どうしたの?」
「一つだけ質問があって来ました。」
「へぇ?紗枝ちゃんじゃなくて、私なんだね?」
「そちょっと色々事情があるので。星乃宮先生のが聞きやすいんですよ。」
いやまあ、嘘だけど。普通におだてたら話してくれそうだから、だけど。てか今から酒臭いんだけど、何?もう朝なんだけど?
「ふぅん、嬉しいこと言ってくれるじゃん?それでどうしたの?」
「生徒が退学した時のペナルティはありますか?」
「っ…急に鋭いこと聞いてくるね。」
「いいじゃないですか。実際に退学した時のペナルティはなんですか?」
「…………クラスポイントから-100ptだよ。本当はあんまり言えないんだけどね。」
「ありがとうございます、星乃宮せんせ。」
「何か一杯食わされた気分。ねぇ、比企谷くん。」
「なんですか?」
「あと10分だけ時間ちょうだい?」
「はあ、分かりました。」
とりあえず綾小路に、ペナルティのことだけメールしとくか。助けにゃならんのかねぇ、今月もまた0ptになっちゃいそうだし。
「所でさぁ比企谷くん、櫛田ちゃんとはどうなったの!!どこまで行ったの?」
「もしかしてその話がしたかったんですか…?」
「そう!!悪い?」
「別に悪いとは言ってないですけど…。」
「ならいいじゃん!センセーも比企谷くんみたいなかっこよくて優しい子ほっとかないからさ〜って思って。」
……なんだこいつめんどくせぇ。酔ってんじゃねぇの?
「いやまあ、普通に付き合うくらいまでは行きましたけど。」
「へぇ〜、やーっと付き合ったんだ!それでそれで?どこまでしたの?キス?それとも……」
「……デリカシーはどこに置いてきたんですか。はぁ、キスまでですけど。」
「中々隅に置けないねぇ?なんだかんだしっかり答えてくれて先生は嬉しいなぁ」…あと距離が近いんですけど、脇腹つんつんすんなコノヤロウ。
「もういいですか?一応授業戻らなきゃなんで。」
「しっかたないなー、いいよ?」
めんどくせぇ!!!!!うん、桔梗ってやっぱ流石だわ…。
投稿頻度が遅くなって申し訳ありません〜!なるべく早く描きます!