ようこそ腐り目男と腹黒女の教室へ   作:掛川 翔

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Episode28 ペナルティ

「さて、テストを返却する。出席番号順に名前を呼ぶ、呼ばれたものから受け取ってくれ。」

 

うん、まあ答え知ってるから当然だがかなり良かったな。桔梗も大丈夫そうだし、流石に安心だな。…次回からのためにも、勉強はしなきゃいけねーけど。数学とか多分このまんまだと大変だろうし。

 

「さて、全員の返却が終わったな。しかしお見事。ここまで貴様らがやるとはな。褒めてやろう。」

そのまま、皆の点数を書かれたポスターを張り出した。

その後、池と山内の間に赤線を引く。

 

「だが、お前は退学だ。山内」

……まじかよ、答えまで渡しといてもダメだったのかよ。

クラスは急に凍りついた。声を上げるもの、息を飲むもの。そして……

「なんでなんだよ!!この間は39点だっただろ!!」

「今回の平均点は82点だ。それを2で割ると、41点。40点のお前は退学、という訳だ。昼までに職員室に来るように。この後の授業は自習とする。」

ほんっと、どーなっちまうんだろな。退学って。ペナルティとかあんのかな…。

 

「まさかほんとに退学になる人が出るなんて思わなかったね、八幡。」

「流石に出てくるとは思わなかったから、びっくりだわ…。退学ペナルティとかあんのかね。」

「あってもおかしくなさそうだよね〜。」

「確かに……ちょっと保健室寄ってくるわ、あんま体調良くないかも。」

「ほんと?大丈夫?……学校終わったらお見舞いでも何でもするからね。」

「はいよ、大丈夫だよ。ありがとな、桔梗。」

 

 

「やっほ〜比企谷くん。保健室なんて珍しいね、どうしたの?」

「一つだけ質問があって来ました。」

「へぇ?紗枝ちゃんじゃなくて、私なんだね?」

「そちょっと色々事情があるので。星乃宮先生のが聞きやすいんですよ。」

いやまあ、嘘だけど。普通におだてたら話してくれそうだから、だけど。てか今から酒臭いんだけど、何?もう朝なんだけど?

「ふぅん、嬉しいこと言ってくれるじゃん?それでどうしたの?」

「生徒が退学した時のペナルティはありますか?」

「っ…急に鋭いこと聞いてくるね。」

「いいじゃないですか。実際に退学した時のペナルティはなんですか?」

「…………クラスポイントから-100ptだよ。本当はあんまり言えないんだけどね。」

「ありがとうございます、星乃宮せんせ。」

「何か一杯食わされた気分。ねぇ、比企谷くん。」

「なんですか?」

「あと10分だけ時間ちょうだい?」

「はあ、分かりました。」

とりあえず綾小路に、ペナルティのことだけメールしとくか。助けにゃならんのかねぇ、今月もまた0ptになっちゃいそうだし。

 

「所でさぁ比企谷くん、櫛田ちゃんとはどうなったの!!どこまで行ったの?」

「もしかしてその話がしたかったんですか…?」

「そう!!悪い?」

「別に悪いとは言ってないですけど…。」

「ならいいじゃん!センセーも比企谷くんみたいなかっこよくて優しい子ほっとかないからさ〜って思って。」

……なんだこいつめんどくせぇ。酔ってんじゃねぇの?

 

「いやまあ、普通に付き合うくらいまでは行きましたけど。」

「へぇ〜、やーっと付き合ったんだ!それでそれで?どこまでしたの?キス?それとも……」

「……デリカシーはどこに置いてきたんですか。はぁ、キスまでですけど。」

「中々隅に置けないねぇ?なんだかんだしっかり答えてくれて先生は嬉しいなぁ」…あと距離が近いんですけど、脇腹つんつんすんなコノヤロウ。

 

「もういいですか?一応授業戻らなきゃなんで。」

「しっかたないなー、いいよ?」

めんどくせぇ!!!!!うん、桔梗ってやっぱ流石だわ…。




投稿頻度が遅くなって申し訳ありません〜!なるべく早く描きます!
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