ようこそ腐り目男と腹黒女の教室へ   作:掛川 翔

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Episode6 事業計画

「失礼します〜!茶柱先生居ますか〜?」

あれから1日後の昼休み、俺と櫛田は職員室を訪れていた。

 

「はいはーい!ごめんね〜今紗枝ちゃん居ないみたいなの!

というか比企谷君地味な見た目してもう彼女〜?うりうりー、やるなぁー!」

……誰?というか酒臭いんだけど…。あと近い!!サラッと肘でお腹をつつくな。

「違います、タダの友達です。というかどなたで…?」

「私は1年B組の担任で保健医の星乃宮知恵(ほしのみやちえ)。友達にしてはなんか距離感近すぎない〜?照れてるだけじゃないのー?」

「ち、違います先生!ただの友達は友達です!」

すぱん、と頭を叩く音がする。

 

「私の生徒に何をしてるんだ、星乃宮。」

「え〜?紗枝ちゃんが居なかったからただお話してただけだよ〜!いいじゃんそれくらいー!」

 

???「星乃宮先生!質問があります〜」

「良くない。自分の仕事に戻れ、来客のようだぞ。それでどうしたんだ比企谷に櫛田…異色の組み合わせだな。」

 

「私たちこの学校に関することで質問があるんです!」

「ほう?……なんだ。聞こうじゃないか」

「ズバリ聞きますね。来月貰えるポイントは10万ppですか?」

一瞬少し驚いたような顔をしたが、直ぐに普段の表情に戻った。

 

「すまないが、その質問に答えることは出来ない。」

答えることが出来ないだ?随分と不可思議な物言いをするもんだ。

YESorNoで余裕で答えれる質問なのに、答えることが出来ないというのはあまりにも妙だな。

 

「じゃあ次に質問です。先生は実力で生徒を測ると言っていましたよね。実力って、具体的にどんな内容ですか?」

 

「すまないが、それも答えることが出来ない。」

何も答えてくれないな、結局。実力ってこう、ふわっとしすぎて意味不明だし。

 

「では最後の質問です。この学校で商売することは可能ですか?色々と思いついたことがありまして。」

逆転の発想だ。いくら学校から配布されるのか分からないのなら、自分で稼ぐしかないと思った訳だ。せっかく過ごすなら何不自由なく生活したいもんだからな。

 

「内容による、としか言えないが。まあ概ね大丈夫だろう。それにしても、随分と勘が鋭いものだな。比企谷に櫛田。少し感心したよ。」

 

「ありがとうございます、先生。それでは、失礼します。」

「失礼します!」

 

 

はぁー、疲れた。あの人圧力というか、オーラがすごいから話してっと疲れるんだよな…

「ねぇ、比企谷。商売なんて何するの?あんた昨日そんな話1回もしてなかったよね。」

「いやさ、いくら貰えるか分からないなら自分で稼げばよくね?って思ってさ。下手したら0ポイントです、なんて言われかねねーし。」

「ふーん、そっか。それにしても商売って何やる気よ。」

……なんも考えてなかった。。

 

「まだ……何も。。ネカフェとか?」

「それくらい探せばあるでしょ。…今思いついたんだけどさ。自転車とかスクーターの貸出とかはどう?ここ広すぎて移動めんどくさくない?」

「おまえ…天才か?あとついでに、モバイルバッテリーとかもいいかもな。しかもレンタル系なら俺らの手間も少ないだろうし。」

「いいねいいね〜。利益は比企谷君と折半でいい?共同アイディア、ってことでさ?」

「そーだな。となれば、今から準備するとするか。もう1回茶柱先生のとこ行くぞ?」

 

「はーい!確かに、発注とかシステムとか色々分からないところあるもんね〜。」

 

 

「なんだ、また来たのか比企谷に櫛田。今度はなんだ?」

「本格的に商売のプランを固めたんですけど、発注の方法と許可証?的なの貰えないかな、と。」

「ほう?参考程度に何をするか聞いてもいいか?」

「私が考えたのが、自転車とかスクーターの交通手段のレンタルで」

「俺が考えたのはモバ充のレンタルです。」

 

「ほう、レンタルか。面白いこと思い付いたな。とりあえず許可証と入荷は生徒会室だな。生徒会長経由でなら外からの入荷も出来るだろう。」

「わかりました、改めて失礼します。」

 

はー、生徒会室か。。悪い予感しかしねぇ……。

茶柱先生もプレッシャー感じるけど、生徒会長なんて下手したらもっとじゃねーの?行くの怖いんだけど…。

 

「生徒会室行くしかないかぁ…はぁ。」

「そうだね。とりあえず、行こっか。生徒会室」




ちょーっとだけ原作がねじ曲がる可能性がありけりです、申し訳ございません。労働したくない比企谷くんが労働し始めました()
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