鉄血リコイル   作:ゆわふ

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そろそろお話を動かしだします。


集線

回転寿司から1週間

 

三日月「9×8=72、9×9=81」

 

三日月は九九を暗唱できるようになっていた。

 

くるみ「よっしゃこれ解いてみろ」

 

そう言ってくるみはいくつか4桁×4桁の問題を出した

 

三日月「えっと、こうして、7×8=56だから...」

 

三日月はかなり前にくるみに教わった筆算を使って解いてしまった

 

くるみ(乗算の筆算はちょっと触っただけなのに...)

 

三日月「あってる?」

 

くるみ「全問正解だ、やったじゃないか!」

 

くるみは(先生ってこんな感じなんだ)としみじみと感じていた

 

くるみ「じゃあそろそろ除算だな」

 

そう言ってくるみは初歩的な、余りを出すやり方の除算の問題を三日月に出すのだった

 

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千束「よっ!ほっ!ほいほいさー!」

 

千束とたきなはDAからの任務を受け、海外マフィアの殲滅に当たっていた

 

いつもなら飛んでくる弾を正確に避けながら暴れる千束と後ろから圧力を出すたきなでなんなく突破できるところだが、残念ながら沢山のサードリコリスを引き連れた集団戦、暴れるも何も無い状態に千束はやりずらさを覚えるのだった。

 

とはいえさすが最年少ファーストリコリス、千束はぶっちぎりの戦果1位で帰路に着いていた。

 

千束「いやー疲れた疲れた、やっぱりたきなと2人の方がやりやすいかも」

 

たきな「千束もですか?」

 

たきなはたきなでやりずらさを感じていた、いつもなら『千束なら避ける』という絶対的な信頼の元、射撃を行っていたため、乱戦の際、サードリコリスに当たらないよう神経を使わねばならないという環境は普段よりずっとストレスになっていた。

 

千束「いっその事、この2人で小隊として確立させちゃう?」

 

たきな「人数が足りなくないですか?バディ扱いにされて結局あまり変わらないかと」

 

千束「でも三日月は元々いたとこで1人で1部隊として扱われてたみたいなんだよね」

 

たきな「遊撃隊...ですか、それなら確かに少人数でかつ高スペックなファーストリコリスとその補佐という役割が確保出来ますね、ただ...」

 

千束「DAはそんなしっかりした何をする部隊ってのはあんまり決めないからなぁ」

 

たきな「ですよねぇ...」

 

DAでは予め組んでおいた小隊にあらゆる任務を振るという形式のため、専用部隊という概念が薄かったが

 

千束「まぁ!申請するだけしてみよっか!」

 

たきな「ですね。」

 

 

と2人は笑い合いながら、希望を持ってコンビニへと寄り道するのだった。

 

 

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ミズキ「おしゃけ〜ぽしゃけ〜ウッ」

 

ミズキは酔いつぶれていた。

 

三日月が来てからというもの、くるみはなかなか押し入れから出てこないし、千束とたきなは営業が終わると、とっとと帰ってしまう。そのため適当に呑んだくれていたのだが、間違えて、ミカの強いお酒を飲んでしまい、悪酔いしていたのだ。

 

三日月「大丈夫?」

 

という三日月の純粋なやさしさに

 

ミズキ「あんただれよぉ!」

 

とキレキレの返しをするくらいには潰れている。

 

ミズキ「あっ待って気持ち悪い」

 

三日月「え?」

 

ミズキ「トイレまで連れてって!」

 

三日月「無理だよ」

 

ミズキ「何よもう情けないわねぇ男のくせにぃ!」

 

ミズキ「いいもん!自分で行くから!」

 

とトイレまでたどり着くもドアも閉めずに吐いてしまったミズキの背中を三日月は優しくさする

 

くるみ「慣れてるじゃないか」

 

とようやく盗み聞きを辞めて出てきたくるみに

 

三日月「前にオルガもこんな感じになってたからね」

 

と返す、その顔はどこか儚く、どこか切なく、どこか懐かしいといった感情を帯びており、普段の鉄仮面とは行かないまでも、かなりの無愛想で感情が顔に出ない三日月からは考えられない、とても優しい顔をしていた。

 

くるみが『オルガ・イツカは1人の人間である』と確信したのはこのタイミングであるが、依然として、何者かにたどり着くことはできなかった

 

 

 

 

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三日月が基本的な除算の筆算が出来るようになった頃...

 

 

 

 

???「ここは...ふむ」

 

彼は路地裏で目覚めていた。

 

???「少なくとも私が知っているところでは...ふむ」

 

そこで彼は両手に1つずつあるものを持っていることに気づく

 

片方は

 

ASW-G-01 Gundam Bael

 

と刻まれた完成された阿頼耶識用のユニットである

 

???「これは...運命、か」

 

そう言って彼は笑う

 

???「さて、これがあるということには彼もここにいるということか...?だとすれば...」

 

そう、彼は知っていたのだ、三日月の右半身が機能していないことを

 

???「他に持ち物は...ほぅ」

 

???「なるほど、確かに素顔を晒す訳にはいかんかもしれんな」

 

そう言い彼はマスクを被り、背中にバエルの阿頼耶識ユニットを接続する

 

モンターク「待っていてくれ、三日月・オーガス...」

 

そう言って歩き出す彼の右手には

 

ASW-G-08 GUNDAM BARBATOS LUPUS REX

 

と刻まれた阿頼耶識システムの接続ユニットがあった

 




はい、出ましたバルバトス、といっても機体として出す気はないです。
メタい話三日月が動けないと話の都合上不便すぎるので動けるようにするためですね。

お話の形式として1話に短編を3から4つ入れて内一つを本筋にダイレクトに関わる話にするという形式を変える気はありませんが、どこかで限界は来るやろなぁって感じです
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