艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん 〜逆襲の未成館〜   作:星龜

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時雨と夕立が、部室中央に据えられたバトルステージを起動させる。

 

電、龍鳳、狭霧、荒潮が、バトルステージのコクピットブースに立つ。

 

 

『Gun-pla Battel, Stand up.

Model damege level, Set to C.』

 

ガンプラバトルの内容設定が行われる。

 

狭霧と荒潮の実力テストなので、ガンプラがダメージを受けないCレベルにセットされた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを台座のスロットに差し込む。

 

なお、狭霧と荒潮はGPベースを持っていないので、部活用の汎用型GPベースを使用した。

 

 

『Begining Plavsky particle dispersal.』

 

バトルステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。

 

形成されたバトルフィールドは、宇宙空間だった。

 

 

『Please set your Gun-pla.』

 

カタパルトにガンプラをセットする。

 

システムがガンプラを読み込み、ガンプラのメインカメラが光を放つ。

 

ホログラフィーで再現された球体操縦桿と、正面と左右のカメラモニタ、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニタが現れる。

 

 

球体操縦桿を握り…

 

そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く。

 

カタパルトにセットされたガンプラが膝を曲げ、発進体制に入る。

 

「電!!

イナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)、出撃なのです!!」

 

「龍鳳!!

νガンダム・コスモファルコン、出ます!!」

 

 

「狭霧。

Gバウンサーディバイダー、出ます!!」

 

「荒潮☆

ザクⅢ、行きますわぁ〜☆」

 

 

両チームのガンプラが、バトルステージに発進した―。

 

 

宇宙空間を進む

([電])ナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)

νガ([龍鳳])ンダム・コスモファルコン。

 

 

電の愛機(ガンプラ)・イナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)は、名前こそ、そのままだが、じつは、これまで使ってきたイナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)が、相継ぐ強化改造で、ベースキットであるイナズマガンダムが限界を迎えたため、新たに製作し直した機体(ガンプラ)である。

 

 

龍鳳の愛機(ガンプラ)・νガンダム・コスモファルコンは、白と濃淡2色のピンク色で塗られたEG νガンダムのバックパックに、フィンファンネルではなく、【宇宙戦艦ヤマト2199】のメカコレ【コスモファルコン】を2機装備した機体(ガンプラ)だ。

 

すなわち、戦闘機のプラモデルをフィンファンネルがわりに装備しているのだ。

 

そのため、地上ステージでもオールレンジ攻撃が可能なだけでなく、なんと、空を飛ぶことも可能だ―。

 

 

まもなく、([電])ナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)のレーダーが、狭霧と荒潮の機体(ガンプラ)を捉えた。

 

「先制攻撃なのですッ!!」

と、レインバレットキャノンをかまえる([電])ナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)

 

狙うは、Gバ([狭霧])ウンサーディバイダー。

 

「えいッ!!」

と、レインバレットキャノンを撃つ([電])ナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)

 

レインバレットキャノンから放たれたビームが、Gバ([狭霧])ウンサーディバイダーに向かって伸びていき…

 

寸分違わず、Gバ([狭霧])ウンサーディバイダーに直撃した…。

 

 

宇宙空間を進む

Gバ([狭霧])バウンサーディバイダー

ザク([荒潮])Ⅲ。

 

「あらら…!?」

と、鳴り響くロックオン警報に慌てふためく狭霧。

 

さらに、高熱源体接近の警報も鳴り響く。

 

「あっ…★」

と正面モニターを見れば…

 

([電])ナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)が撃ったレインバレットキャノンのビームが迫ってきていて…

 

「あっ…

あああああ…っ!?

 

([電])ナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)が撃ったレインバレットキャノンのビームが、寸分違わず、Gバ([狭霧])ウンサーディバイダーに直撃した…。

 

 

ダメージレベルCのガンプラバトルは、ガンプラ本体が傷つくことはないが、うけるダメージは計上される。

 

([電])ナヅマガンダム・トリニティVI(シックス)が撃ったレインバレットキャノンのビームが直撃したGバ([狭霧])ウンサーディバイダーは、実際にうけたであろうダメージ量から、撃墜と判定され、行動不能となった…。

 

 

「ちょっ…

狭霧さん…!?」

 

会敵前に、いきなりGバ([狭霧])ウンサーディバイダーが撃墜されてしまったのを見て、慌てふためく荒潮。

 

(はっ!?)

とレーダーを見れば…

 

何かが2機、接近してくる。

 

正面モニターを見れば…

 

(何ですの…あれ?)

 

飛行機のようなモノ

が接近してきていた―。

 

 

Gバ([狭霧])ウンサーディバイダー瞬殺は、電にとっても想定外であった。

 

自分が使う機体(ガンプラ)を改造したのだから、さぞかし腕のたつガンプラファイターなのかと思いきや…

 

(普通、攻撃をうけたら、回避するか、あるいはシールドで防御するものなのですが…。)

と、狭霧の技量の低さに、さすがの電もあきれかえった。

 

《荒潮さんは、私にまかせてください!!〉

と、龍鳳からの通信が入った。

 

「了解なのです☆

龍鳳さんの援護は、まかせてほしいのです☆」

と答える電。

 

《私の本当の力、お見せしたいと思います!!〉

と、νガ([龍鳳])ンダム・コスモファルコンは、ザク([荒潮])Ⅲに立ち向かっていった―。

 

 

レーダーが、ザク([荒潮])Ⅲを捉えた。

 

「攻撃隊、発進!!」

と、νガ([龍鳳])ンダム・コスモファルコンは、バックパックに装備されているコスモファルコンを射出した―。

 

 

「戦闘機のプラモデルをファンネルにするなんて…。

戦闘機には、あんまり、いい思い出はありませんわ…★」

と、顔をしかめる荒潮。

 

荒潮に限らず、基本的に艦娘は、飛行機に対して、あまり、いい印象を抱いていない。

 

むろん、艦娘に限らず、地上部隊にとっても、空から攻撃してくる飛行機は大敵である。

 

荒潮だって、艦娘時代に深海棲艦の艦載機による空襲で轟沈(戦死)しかけたことなど、一度や二度ではない。

 

 

「とりあえず…

落ちなさぁ〜いッ☆」

と、コスモファルコンに向けて、ハイパーメガランチャーを撃つザク([荒潮])Ⅲ。

 

ザク([荒潮])Ⅲの攻撃は、コスモファルコンに見事に命中。

 

ダメージレベルCのため、破壊はできないものの、撃墜判定により、コスモファルコンは行動不能となった。

 

「もういっちょうッ☆」

と、もう1機のコスモファルコンに向けて、ハイパーメガランチャーを撃つザク([荒潮])Ⅲ。

 

こちらも見事に命中させて、撃墜判定により、行動不能にしてみせた―。

 

 

「そんな…っ!?」

と、コスモファルコンを2機とも行動不能にされたことに驚く龍鳳。

 

狭霧と違って荒潮は、かなりの手練れのようだ。

 

(!?)

 

その時、ロックオン警報が鳴り響いた。

 

どうやら、ザク([荒潮])Ⅲに捕捉されたようだ。

 

続いて、高熱源体接近の警報が鳴り響いた。

 

正面モニターを見れば、ザク([荒潮])Ⅲのハイパーメガランチャーから放たれた大出力ビームが迫ってきていた。

 

「くっ!!」

と、ザク([荒潮])Ⅲからの攻撃を回避するνガ([龍鳳])ンダム・コスモファルコン。

 

だが、回避したνガ([龍鳳])ンダム・コスモファルコンに、ザク([荒潮])Ⅲは口部ビーム砲と、腰のフロントアーマーに内蔵されているビームキャノンを撃ってくる。

 

νガ([龍鳳])ンダム・コスモファルコンは、なるべく回避につとめ、回避しきれない攻撃はシールドで防いだ。

 

(!?)

 

龍鳳がザク([荒潮])Ⅲの方を見れば、ハイパーメガランチャーをかまえていた―。

 

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