好きに推し、ホロライブに染まる   作:ゲーム小僧

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今度こそ初投稿です。ご都合展開とか起きると思います。

お兄さん許して!(課長)




人生山あり谷ありって言うけど急過ぎませんかねぇ!?

 

 

何も無く、ただ闇が広がる世界でとある人物が目を覚ました。辺りを見ても視界は黒一色で染まり、何も分からない。

 

手足を動かそうとするも感覚が無く、何も出来なかった。

 

(どこだ...ここ?)

 

人物は自分が何者なのか、何をしていたのかも理解出来ず、ただ困惑していた。

 

ふと、人物は自身の目の前にごく小さな光の粒らしき物が浮いている事に気付いた。

 

(なんだ...これ?)

 

人物が視認した瞬間、光の粒は瞬く間に巨大化し、人物の視界を眩い閃光で染めた。

 

『目が...目がァァァァァァァァァァ!?』

 

凄まじい光の奔流に目をやられ、人物はどこぞの大佐の様な悲鳴を上げてしまう。

 

(目がぁ...意識がぁ...)

 

人物は目の痛みに苦しみながらも光の中で意識が薄れてゆき、やがて途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

「(OMO )ウワァァァァァァァァァァ!!...あれ、ここは?」

 

早朝、藻掻き苦しんでいた俺はベッドの上で目を覚ました。視界に入るはタンス、テーブルとPCとスマホだけがある見知らぬ質素な部屋だった。

 

(なんだここは...俺はここに住んでるのか?PCはあるみたいだし、とにかく情報を集めないと...)

 

俺は全く記憶に無い場所で寝てる事に困惑するが、まずは情報を得る事にした。

 

この世界は『オルタナティブ』と呼ばれており、どうやら俺がいた世界とは違うらしい。俗に言う異世界転生って奴だろう。

 

(当然の様に魔法が存在していた...俺も使えるのかなぁ?)

 

男は気になりつつもPCを閉じ、タンスとスマホを調べて自身の情報になる物は無いか探した。

 

引き出しの奥には保険証があった。名前欄には『妬良 京兵(とら きょうへい)』と書かれていた。

 

部屋を出るとキッチンがあり、右には洗面所への扉、奥には玄関が見えた。どうやらここは1Kのアパートらしい。狭い(確信)

 

ざっと調べたが俺が働いてる形跡は無く、通帳も50万程しか入ってなかった。

 

「仕事...探すかぁ」

 

俺はアパートから出て、スマホでマップを使いながらハローワークへと足を進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱ無理だったか...履歴不明じゃ当たり前か」

 

俺はハローワークで出来そうな仕事を見つけては紹介して貰ったが面接すら受けさせて貰えなかった。

 

気付けば辺りはすっかり暗くなっていた。

 

(仕方ない...明日はアルバイトを探すか)

 

俺はアパートに帰りながら明日からどうするか考えていると、前から話し声が聞こえてきた。

 

(何だ...?)

 

俺は距離を取りつつ、聞き耳を立てた。

 

 

 

 

 

 

「貴方、いい身体してるじゃな〜い?ちょっと私達と遊ばない?」

 

「い、いえ...僕は仕事がありますのでちょっと」

 

「そんな事言わずに、私達といい事し・ま・しょ?♡」

 

 

 

「・・・・・」

 

 

 

なんで金髪ハゲと黒髪お団子頭のオカマがおじさんをナンパしてるんですかねぇ...?(困惑)

 

俺は聞き耳を立てた事を後悔しつつ、さっさと三人から離れるべく息を殺しながら足を早めた。

 

「あっ、すいません!助けて下さい!!」

 

話しかけないでもろて(懇願)

 

「あぁん?...あらっ♡貴方も中々可愛いわね?」

 

「ほんとだわ♡貴方も一緒にどうかしら?」

 

ほらバレたぁ!!オカマに可愛いとか言われても嬉しくねぇ!!(絶望)

 

なんで就職出来なくて落ち込んでるのにオカマに襲われないといけないんですかねぇ!?ヤメロォ!!(建前)ヤメロォ!!(本音)

 

(何とか気を反らして逃げるか...そうだ!)

 

俺は自身が来た道を指さしながら叫ぶ。

 

「あっ!あんな所に青いツナギを着た良い男が!」

 

『『えっどこどこ!?!?』』

 

食いつき過ぎィ!!こんなんで行けるのか(困惑)

 

「ホラッ、今のうちに逃げますよ(コショコショ)」

 

「あっ...はい!(コショコショ)」

 

「誰もいないじゃない...あっ!あの二人逃げてるわ!二人だけでおっ始めるつもりよ!!」

 

「何っ!?そんなの許さないわ!!」

 

なんかとんでもねぇ勘違いされてるんですけどぉ!?(驚愕)

 

「走りますよ!!」

 

「はっ...はい!!」

 

俺はおじさんの腕を掴みながら全力で駆け出した。ここで放したら絶対おじさん掘られるわ!!

 

『『待ちなさぁ〜い!!』』

 

「「ヒィィィィィィ!?!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴォエ!ま、撒いたかな...?」

 

俺は後ろからオカマ達が追いかけていないことを確認し、ひと息ついた。アーハキソ...

 

「ハァ...ハァ...ありがとうございました」

 

「い、いえ...じゃあ僕は帰りますんで」

 

「あっ...待って下さい!」

 

そう言っておじさんは俺の腕を掴んでくる。俺はホモじゃないんですけど(困惑)

 

「僕はこういう者でして...何か困った事がありましたらご連絡下さい!」

 

名刺を渡してきたので受け取る。

 

「何々...『【ホロライブプロダクション】代表取締役社長 YAGOO』!?」

 

「おや、僕の事をご存知ですか?」

 

「はい、名前は聞いたことあります!」

 

何を隠そう俺はホロライブの大ファンなのだ。ゲーム実況からライブ、果ては晩酌配信や切り抜き等も全て網羅していた。

 

「さて、お話の続きをさせて頂きたいのですが、何か僕に出来ることはありませんか?」

 

「あ〜...すいません、今ちょっと就活中でして...また今度お願いしても良いですか?」

 

「就活中ですか?もし良ければ家のスタッフになりませんか?」

 

「すいません、では失礼しま...えっ、いいんですか!?

 

「はい、僕の貞操を守って頂いたのでその位はしないと罰が当たりますよ」

 

笑顔で答えてくれるYAGOOさん...可愛い(洗脳済)

 

「では...是非働かせて下さい!!」

 

「分かりました、事務の方に伝えておくので明日ホロライブに来て頂いても良いですか?」

 

「分かりました!ありがとうございます!!」

 

(やった!遂に就職出来るぞ!)

 

俺はそのままYAGOOさんに名前を告げた後に別れ、明日ホロライブに向かうべく帰宅するのであった。

 

オカマが襲って来ないかとビクビクしながら。

 

 

 

 

  〜翌日〜

 

 

俺は朝7時に起き、スーツを着て髪の毛が跳ねてないか確認を済ませて食パンを齧る。緊張しててあんまり食えねぇ。

 

(失礼の無い様注意せねば...)

 

 

 

 

 

俺はなんとかスマホで調べながらもホロライブに到着した。家からそこまで離れてなくて良かった...

 

見た目は完全にホロぐらに出てくる青いビルである。

 

 

 

 

 

「あの〜すいません...妬良という者なんですけど」

 

「はい、妬良さんですか?社長よりお話は伺っております」

 

事務所に訪れるとカジュアルスーツに身を包み、メガネを掛けた女性が対応してくれた。

 

(ん?どっかで見たような...)

 

「私は友人Aと言います。気軽にえーちゃんとお呼び下さい」

 

(えーちゃんだと!?)

 

「妬良京兵と言います、よろしくお願いします!」

 

(この世界だとホロメンはCGじゃなくて実際に存在するのか...驚いたな)

 

「では此方の書類をご確認の上、サインを頂いても良いですか?」

 

俺は言われた通りに渡された書類に目を通し、名前を書いた。

 

「ありがとうございます、これで妬良さんは正式に家の社員の仲間入りです。おめでとうございます」

 

えーちゃんは軽く拍手をしながら祝福してくれる。ありがてぇ!

 

「さて、妬良さんにやって頂く事なのですが...明日から研修を受けて頂くので今日はスタッフの皆さんに挨拶をして頂き、終わり次第研修の準備をして貰ってもよろしいですか?」

 

「はい!了解しました!」

 

 

 

 

 

 

「Ahoy!おはようございまーす!!『バァン!』」

 

スタッフの方々に挨拶を終えた直後、誰かがドアを勢いよく開く...ってあの人は!?

 

「むっ、何故男性がここに?ああっ!船長が魅力的だからってそんな舐め回す様に見ないで下さ〜い!」

 

女性は目を合わせた途端に身体をくねくねさせながら独り言を言い始めた。何やってんのこの人...(困惑)

 

赤髪をツインテールにし、右目が黄色、左目が赤色のオッドアイになっている。そして海賊のコスプレをしている女性だった。

 

どう見ても宝鐘マリンです、本当にありがとうございます。

 

「えっと...先程ホロライブに就職させて頂いた妬良京兵と言います。よろしくお願いします!」

 

「おっと失礼しました...Ahoy!ホロライブ3期生、宝鐘海賊団船長の宝鐘マリンですぅー!」

 

やっぱり船長じゃないか!(歓喜)

 

めっちゃ可愛い(語彙力)これがおばあちゃん扱いされてるってマ?

 

「では僕は研修の準備があるので失礼します」

 

「あっ、分かりました...ってちょっと待ってよ!折角知り合ったのに別れるの早くない!?」

 

そうそう、船長はこうじゃないと!(外道)

 

「え?仕事の邪魔をするのもアレなんで退散しようかと...」

 

「なんでよ!普通アイドルが目の前に居たらお近づきになろうとするだルォォン!?」

 

ごもっともで。てか若干淫夢要素混じってないですか?(困惑)

 

「マリンさん、申し訳ありませんがこの後打ち合わせがありますので...」

 

横からスタッフの方が時間が迫っていると伝えて来る。そんなぁ...(絶望)

 

「あっ、もうそんな時間ですか...この後皆に新しいスタッフが入社したと広めておきますね!」

 

「はい!ありがとうございます!」

 

船長が俺の事をホロメン達に広めてくれるらしい。オタク故に皆と仲良くしたいので感謝っ!圧倒的感謝っ・・・!(カ○ジ)

 

 

 

 

 

 

 

 

船長と挨拶を済ませた俺は帰宅し、研修の準備を進めていた。

 

(研修か...何をするのかは分からないがお役に立つ為にも学ばないとな)

 

研修は一週間続くらしいので、着替えと書類、その他諸々をカバンに詰めた。準備を済ませるといつの間にか夜になっていた。

 

(明日も早いし...早めに寝るかな)

 

そう考えた俺はさっさとベッドに入り、瞼を閉じた。

 

 

 

 

 

 

まさか研修であんな事になるとは...この時は思いもしなかったのである。

 

 

 

 

 




妬良 京兵(とら きょうへい)
今作の主人公。転生して間もなくオカマに襲われ、背後に男が立つとビビる様になった。代わりにホロライブに入社出来たのでヨシ!(現○猫)

宝鐘マリン
初めて妬良と関わったホロメン。妬良をノリが良い人だと認識しており、評価は以外と高め。

YAGOO
妬良を就職させてくれた恩人。何故かおじさんなのにアイドル並の人気を誇っている。妬良が出会ってなければオカマに食われてた。

オカマ二人
オカマなのに魔女である謎の二人組。人や物を魔法生物に変える魔法を得意とする。
とある幼稚園児によって消滅したがこの世界で復活した。
現在は反省し、世界征服は辞めたが代わりに夜な夜な良い男を求めて彷徨っている模様。
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