設定に凝りすぎて時間が掛かりました…(ヽ´ω`)
いつの間にかUAが20000突破しておりました!ありがとうございます!!
これからも力尽きるまで書き続けますのでお楽しみに!
それではどうぞ_(:3」∠)_
「はぁ…また勝手に投稿されてる」
とある日の夕方、仕事を終えた俺は何気なくSNSを確認し、ため息を漏らしていた
今朝、出勤してる途中で豚の貯金箱みたいな怪人が暴れていたのをササッと無力化したのだが…その時に動画を撮られていたらしく、俺は再び有名人になっていたのだ
陰キャにはキツいので止めて頂きたいのだが…身体は鍛えられても精神は前世と何ら変わらんのだぞ?(クソザコメンタル)
「どうしたんですか?ため息を吐くと幸せが逃げちゃいますよ」
話しかけられた方を向くとフワフワ尻尾の五芒星が特徴的な白上フブキちゃんがいた。
お耳がピコピコ揺れている…触りたい(強欲)
「こんばんきーつね、です。ちょっと疲れただけなんで大丈夫ですよ」
「こんばんきーつね!そんな事言って…本当は目立ちたく無いのにSNSに自分が活躍してる動画を上げられて困ってるんじゃないですか〜?」
鋭いな…流石は猫神樣か。
「狐じゃいっ!!」
心を読むの止めてもろて(懇願)
「コホン、話に戻りますが…ハンターには強い人は幾らでもいます。それなのに何故妬良さんが注目されるのか… 分かりますか?」
「えっと…スタッフなのに戦えるからですか?」
「ブッブー!違います!正解は…『ハンター名簿』に登録されていないのに強いからです!!」
「ハンター名簿…ですか?」
そんな胸の前に両手でバツを作られたら可愛すぎて話が頭に入って来ないんですがそれは…(無能)
「そうです!ハンターの資格は身分証代わりになり、社会人なら誰もが取得する物なんです。そしてB級以上の資格を取得した方はハンター名簿に登録され、人々から強者として尊敬されるんです!!」
「つまり…A級ハンターの資格を取得し、ハンター名簿に登録されたら騒がれる事は無くなるという認識で良いですか?」
「そういう事ですね!」
ふむ…ならば話は早い。さっさと取得しに行くとするか。パパパッと名簿に登録されて…終わりっ!
「ご指導ありがとうございます。善は急げと言いますし、明日にでも取得しに行こうと思います」
「いえいえ、どういたしまして!…ところで白上は明日お休みなんですけど…一緒に行きませんか?」
えっ?一緒に来てくれるのはありがたいんだが…迷惑にならないだろうか?
「(^・ω・^§)ノシ ブンブン」
あっ、尻尾振りながら期待の眼差しを向けて来てる…そんなにグイグイ来られると尊さが溢れて…ヌッ!(尊死)
「ご迷惑にならなければ是非とも一緒に来て頂きたいんですけど…いいですか?」
「ッ…!はいっ!白上にお任せ下さい!!」
扇風機みたいな勢いで尻尾を回転させながら喜んでる…陰キャの俺と一緒に居ても嬉しいもんなのかな?女心が分からねぇや…
「この期に親睦を深めたいですし…」
「・・・?何か言いましたか?」
「にゃっ!?なな何でもありませんよ!?待ち合わせ場所はホロライブの前で!!それでは白上は失礼しますね!!」
猫みたいな悲鳴を上げたと思ったら早口て捲し立てて逃げちゃった…俺も明日に備えてさっさと帰るか…
「とうちゃーく!妬良さん、ここです!ここで資格を発行して貰えますよ!」
翌朝、フブキちゃんと合流した俺は案内して貰ったおかげで迷う事無く目的の施設へと辿り着いた。ここに来るまでの間は手を握られてたから心拍数が跳ね上がったぞ…フブキちゃんの手の中…すごくあったかいナリィ…
建物は西洋風の見た目をしており、年季を感じはするものの清潔な印象を受けた。掛けられた看板には『ギルド【アクセル】』と書かれていた。見たことある名前だけども…まあ今更か(諦観)
「ささっ、入りますよ!」
フブキちゃんが扉を開け、俺も後に続いた
入ってまず感じたのは酒の匂いだった。酒場も併設されているらしく、ハンターらしき人物達が酒を呑み比べて騒いでいた。酔っぱらった男がウェイトレスにセクハラしようとして返り討ちに遭ってるんですけど…この世界の女性陣強すぎない?
正面には受付らしきカウンターがあり、金髪の女性が座っていた
「むぅ…よりによってあの人が担当ですか…」
受付を見つけた俺は向かおうとしたのだが…何故かフブキちゃんが頬を膨らませてる…なんで?
「えっと…フブキさん、どうかしましたか?」
「・・・妬良さん、あまりあの人を見過ぎない様にして下さいね?」
「えっ?わ、分かりました」
フブキちゃんは謎の忠告を告げながらも受付に赴き、声を掛けた
「こんばんきーつね!ルナさん、お仕事の調子はどうですか?」
「いらっしゃいませ、って…フブキ樣!?お疲れ様です!おかげさまで絶好調です!!」
「もうっ!そんなに畏まらなくて良いっていつも言ってるじゃないですか〜」
「とんでもないです!いつもクエストをこなして下さって感謝しておりますので!!」
「む〜…まあそれは置いておくとして、家で働いているスタッフさんが資格を取得したいそうなんで連れて来ましたよ!」
「フブキさんのご紹介に預かりました、妬良京兵といいます。よろしくお願いします」
「おっと…ご紹介が遅れて申し訳ありません。私はルナといいます。以後お見知りおきを」
うん、やっぱりルナさんだったよ。このすば知ってる人なら誰しもが知ってる位には有名な受付嬢だよね…此方の世界でもすんごい肌を露出させてるし…主に北半球をって痛だだだだだだだ!?
「と〜ら〜さ〜ん?あまり見ない様にって言いましたよね〜?」
「あああすいません!!謝りますので耳を抓らないで下さあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛?゛」
「フフッ、お二人は仲が良いんですね。もしかして付き合ったりしてます?」
「えっ…?」
ルナさんに爆弾発言をかまされたフブキちゃんは動きを止め、みるみるうちに顔を赤らめた。
「き、急に何を言い出すんですか!?私達は付き合ってませんよ!!えぇ!!これっぽっちも!!」
「うぐぅっ!?」
分かってはいるがこうもハッキリ言われるとキツい物があるぞ…肉体的にも精神的にもダメージ受けてるし…
もうやめて!俺のライフはとっくにゼロだよ!!
「勿論分かってますよ。では妬良樣、何級の資格を取得されますか?」
「それじゃあ…A級でお願いします」
「畏まりました…って、えぇ!?いきなりトップを狙うんですか!?危険ですよ!!」
「その点に関しては大丈夫ですよ。すいちゃんやholoXを相手に無傷で勝利してますし…SNSで動画が拡散されたんですけど、見てないですか?」
「すいません…多忙な身でして、見る余裕が無いんです」
あっ…地雷踏んだかも知れない(白目)
「す、すいません…配慮が足りて無かったです」
「いえ…お気になさらないで下さい。それでは妬良樣、此方の用紙の必要事項欄に記入をお願いします」
用紙を受け取った俺は名前、年齢、住所等を記入して用紙を返した。
「ありがとうございます。それでは此方のカードに触れて下さい」
言われるままに差し出されたカードに手を触れると光が放たれ、光が収まると俺の顔写真と名前が刻まれていた。どんな原理なんですかね…?
「カードを拝借させて頂きますね…はい、問題ありません。それではお返ししますね。此方のカードは仮の資格証となっておりますので無くさない様にお願いします」
「分かりました、財布に入れておきます」
「はい、それでは…ハンターの心得やルールについての説明をさせて頂きますね」
ここからルナさんのありがたーい説明がはーじまーるよー(it's)
・資格には本来『ダンジョン コンクェスト スペシャリスト(DCS)』という正式名称があるが人々はシンプルに資格と呼んでいる
・ダンジョンは整備されていなければ地上、空中、水中と何処にでも生成され、国が管理している
・ダンジョンには核が存在し、破壊するとダンジョンは消滅する。ボスはそれを防ぐ為か核の周りを縄張りとしている
・ダンジョンからモンスターやボスが出て来る事は無いので安全である
・ハンターは主にモンスターの素材や魔石の回収、怪人の駆除、果ては迷子の子猫探しと様々なクエストを生業としている
・ハンターはモンスターを倒す、又は魔石を握り潰す事によって魔力を吸収し、実力を高められる
・スキルやアビリティは学習書を、魔法は魔法書を読む事で習得出来る。ただし実力が足りないと何を書いてあるのか分からず、読む事すら出来ない
・資格証には自身が倒したモンスターの種類や数が登録され、ズルは出来ない仕組みになっている
・自身の等級を上げる場合はギルドが発注する昇級クエストを受注し、クリアする必要がある
・資格は基本的にE級からA級まであるが、人外クラスの強者には特例としてS級の資格が与えられる
・資格によって許可される難易度はE級は☆3、D級は☆5と徐々に上がり、A級になると☆10まで立ち入れる様になる
「以上で説明を終わります。何か質問はありますか?」
「はい、問題ありません」
「分かりました、次にやって頂く事なんですが…ギルドが発注するクエストをクリアして頂きます。内容は☆8ダンジョン『ヴィザール平原』に出現するボスモンスター『ベヒーモス』の討伐です」
ベヒーモスというと…角と鬣を生やした筋肉質な狼みたいなモンスターだったかな?ワールド…極ベヒ…エクリプス…うっ頭が(トラウマ)
「分かりました、早速行ってきます」
「ちょっ、待って下さい!妬良さんはまだ資格をお持ちになられてないのでお一人でダンジョンに立ち入る事は出来ません!同行して貰うハンターを探すのでお待ち下さい!」
あっ、そっかぁ…そんなルールありましたね。友達いないから誰も来てくれないだろうし…詰んでない?
「それなら…白上が同行しますよ?私もA級の資格を持ってますし」
えっ、フブキちゃんってそんなに強かったの?初耳なんですけど…
「フブキさん…良いんですか?危ないんじゃ…」
「大丈夫です!元々そのつもりで来てますので!それに妬良さんが困ってるのに放っておけませんよ!」
フブキちゃん…ええ娘や(感涙)
結婚しよ(ラ○ナー)
「それじゃあ…よろしくお願いします!フブキさん!」
「はい!白上にお任せ下さい!!」
「話が付いたみたいなので…クエストを受注しておきますね。それではいってらっしゃいませ!お二人のご無事を祈ってます!」
「ありがとうございます!妬良さん!早速ダンジョンに行きましょう!!」
「あっ!待って下さい!!」
フブキちゃん先に行っちゃったよ…急いで追いかけないとな。初めてダンジョンを攻略しに行くが…さて、どうなる事やら…
「白上だって将来はKカップになる予定ですし…ルナさんよりもセクシーなダイナマイトフォックスになりますし…」
走ってる途中で何か聞こえた気がするが気の所為だろう。聞こえないったら聞こえない(現実逃避)