好きに推し、ホロライブに染まる   作:ゲーム小僧

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マッサー様、さこした様、アニメ好きオタク様、高評価ありがとうございます!

ほんっとーにお久しぶりです。あくたんと沙花又卒業のショックで危うくエタりかけた作者でございます。

半年間も待たせて申し訳ないです…推しロストから立ち直ろうと二人が遊んでいたゲーム(ホロキュア、パルワ等)をやってたら時間が消し飛んでました。

何とか立ち直れたのでボチボチ更新を再開します。相変わらずの低頻度ですが、これからも読んで頂けると幸いです。

それではどうぞ!_(:3」∠)_




〈番外編〉何かを失えば何かを得ると言うが…得た物がデカ過ぎるッピ!(中編)

 

 

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙やっちまったぺこおぉぉぉぉっっっっっ!!」

 

 

心を寄せていた異性をテーマパークに誘う。

 

本来であれば恥ずかしがり屋な彼女には天地がひっくり返ったとしても出来る筈がない偉業。

しかし、たまたま通りがかった公園で悲痛に満ちた表情を浮かべていた想い人を放っておく事など、彼女には出来なかった。

 

チケットを手渡した少女──兎田ぺこらは自宅にて入浴を済ませて冷静になると、自身がやらかした事の大きさにようやく気付いたのか、枕を抱き抱えながらベッドの上をゴロゴロと転がり回り、羞恥に悶えていた。

 

 

「どうしよぉ…デートだなんて人生で初だし、どうすりゃいいのか分かんないよぉ…それに何を着るかも決まってないし…誰かに相談するにしてもこんな時間じゃ…」

 

 

元々帰宅した時点で灯りを放つ窓が無い程に夜遅くだった為、今の時刻は日を跨ぐ手前。

何時でも頼れば助けてくれるであろう友人に囲まれた彼女だったが流石に深夜に迷惑をかける気にはなれず、ただ一人で思い悩むばかりだった。

 

 

「・・・あーあ、こんなに可愛いぺこちゃんが困ってるってのに…都合よく神様が助けてくれねぇぺこかな〜?なーんて…」

 

 

傍から見れば八方塞がり。一人必死に悩み続けたぺこらだったが結局良い案は浮かばず、窮地に立たされた彼女は思わず言葉を漏らした。

 

しかし何時の時代も現実は非情であり、か弱い少女の懇願にも近しい祈りは神に届く事は──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──ピリリリリリッ♪

 

 

「嘘ォッ!?」

 

 

 普通にあった。

 

シリアスな世界ならまだしも、ここはネタとご都合が肩を組んでアイリッシュダンスを踊り散らかすカオスな世界*1

そんな魔境で暮らす彼女の祈りが余裕で届いたのか、ぺこらのスマホからは『早く出ろよオラァン!?』と言わんばかりの着信音が鳴り響いた。

 

 

「はっ…早く出なきゃ!もしもし!?」

 

『あ、もしもしぺこちゃん?夜遅くに電話しちゃってごめんね〜?』

 

「この声は…マミー!!」

 

 

苦境に立たされる彼女を救うかのように電話をかけてきたのは実の母であり、その圧倒的な包容力で娘のファンを掻っ攫ってしまった事でも有名なぺこらマミーだった。

 

 

「丁度良い所に…!お願いマミー!ぺこーらにデートの秘訣とかあったら教えて!!」

 

『え、で…デート?それは全然良いけど…何があったの?』

 

「実はかくかくしがしがで──」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『成程ね…つまり成り行きで彼氏さんをテーマパークに誘ったのは良いけど、その後を考えてなくて慌ててるのね?』

 

「かっ…!?彼氏じゃねーよ!まだぺこーら達はそんな関係じゃ…!!」

 

()()…ねぇ?その口振りだと、何時かは付き合って貰うつもりなの?』

 

「そ、そりゃあ今は無理でもいずれは付き合って欲しいけども…って何言わせるぺこだよ!?恥ずかしいんだから止めてよぉ…」

 

 

それからというもの、私は経緯や内に秘めた想いをマミーに吐き出した。誰かにこんな話をするのは初めてで言葉にするのに苦労したからか、気付けば日付が変わってたけど…それでもマミーは催促せずに聞いてくれた。

 

それだけなら良かったのに、こうしてからかってくるから何時も通りにツンツンしちゃってるけども…もしかしてぺこーらが緊張しない様に気を使ってくれてるのかな?

 

 

『ううん、ただ揚げ足を取ってるだけよ?』

 

「ナチュラルに心読むの止めてくんない!?」

 

 

前言撤回、この親はただイジって来てるだけだったぺこ*2

 

 

「うぅ…本当に困ってんだから助けてよぉ……」

 

『ごめんごめん。ただお話したくて連絡したのに、ぺこちゃんがデートするなんて聞いて驚いちゃってね…勿論ママの時のやり方を教える事は出来るけど、それじゃあぺこちゃんの為にはならないと思うよ?』

 

「え、なんで!?」

 

『私も毎日ぺこちゃんの配信を見てるから分かるけど、人見知りなのに頑張ってコラボも実現してるし、野うさぎさん達を振り回したり、逆に煽られても互いに配信を楽しんでる。きっとその人も、ぺこちゃんのそんな明るい所が好きで推してくれてるんだと思うの』

 

「ッ…!」

 

『だから秘訣とかコツとか難しく考えないで、いつも通りに自然に振る舞えばきっと上手く行くわ。それでもまだ不安な事があったら全部話してね?お仕事についてはよく分からないけど、話ならいくらでも聞けるから…』

 

「マミー……」

 

 

・・・そっか、色々と難しく考えて不安になってたけど、こんなに簡単な事だったんだね。

だったら…ぺこーらはぺこーらのやり方で──

 

 

「・・・ありがとうマミー、もう大丈夫。あと…こんな時間まで話し込んじゃってごめん…ぺこ」

 

『気にしないで、ママも話が出来て嬉しかったから…あ、そうだ。最後に一つだけ』

 

「ん、何?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『孫の顔は…早めに見せてね?』

 

「ハイハイもう切るよ!身体には気を付けてね!お休み!!」

 

『冗談よぺこちゃn』プツッ!!

 

 

せっかく人が感動してるってのに、ほんっとにこの人は…最後の最後まで油断出来ないなぁ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーと、約束してた時間より一時間早く来て…と。流石にまだ来てないかな?」

 

 

はい、今日はぺこちゃんと約束し、テーマパークに遊びに行くのに緊張し過ぎて待ち合わせ場所である駅に早く来てしまいました。

はいじゃないが(困惑)

 

いやはや、まさかぺこちゃんのフィギュアが買えなくて絶望してたら本人と二人っきりで出かける事になるだなんて…このリ◯クの目をもってしても読めなかったね。リハ◯じゃないけど*3

 

その上、これから向かう先は世界でも凄まじい人気を誇るテーマパークらしいし、ドキがムネムネしちゃいますねクォレハ…(死語)

 

 

あれ…?もう来てる!?おーい妬良さーん!ごめんぺこ!待たせちゃった…?」

 

 

もしや早く来すぎたかと考えていたが杞憂だったらしく、声が聞こえた方を向くと此方に駆け足で向かってくるぺこちゃんの姿があった。怪我したら危ないからゆっくり走ってもろて(懇願)

 

 

「ぺこらさん!丁度今僕も来た所で…

 ヌ゙ッ゙!゙?゙

 

 

えぇ…?いつものバニー衣装で来ると思っていたら白のTシャツにホットパンツで来たんですけど…

太ももエッチ過ぎません?これ世に見せちゃって大丈夫なの?(動揺)

 

いや待て、それは一旦置いておくとして…なんか見覚えのある格好のような…?あっ(察し)

 

 

「いやー…ホントは妬良さんが来る前に隠れて驚かすつもりだったけど、先に来てるとは思わなかったぺこだよ・・・ん?何固まってんの?」

 

「す、すみません。ちょっと驚いちゃって…ところでぺこらさん、その格好ってもしかして…?」

 

「あ、これ?流石に水着じゃ来れなかったからなるべく近い服をチョイスしてみたんだけど…変じゃないぺこ?」

 

 

まさかと思ったら的中していた様で…どうやらぺこちゃんは買い損ねたフィギュアに寄せた服装で来てくれたらしい。

粋な計らいなんてレベルじゃない。並のファンなら卒倒しかねないでしょこんなの(瀕死)

 

 

「すっごく似合ってます!元気いっぱいなぺこらさんの印象とマッチしてて可愛いですよ!!」

 

「ピェッ!? あ、ありがとうぺこ……」

 

 

スウウゥゥゥゥッッッッ………、フーーーーッッッッ………(深呼吸)

 

よーし、落ち着いてきたぞ。俺は冷静(クール)、常に冷静(クール)なんだ。ちょっと推しの恥じらう仕草を見た位で飛ぶような理性じゃ…

あっちょっとイグッ!(手遅れ)*4

 

 

            ざわ…

 

   ざわ…

   ざわ…

 

               ざわ… 

 

    ざわ…

 

 

・・・んん?それよりもなんか周りが騒がしいような…ッ!?

 

 

 

 

 

 

「やはりてぇてぇか……いつ傍観する?私も同席しよう」

 

「シット(イン)

 

「ぬうっ!?あ、あれが世に聞く赤面ぺこら…!!よもやこんな所で拝めるとは……!!」

 

「知っているのか雷電!?」

 

「アリス知ってます!この後二人は幸せのキスをして終了するんですね!!」

 

「やめなってアリス!見知らぬ人に◯夢ネタを押し付けるのはどの国でも恥ずかしい事なんだよ!?」

 

 

・・・えー、どうやら今のやり取りを行き交う人達に見られていたらしく、俺達を遠くから眺めてるギャラリーの群れが出来上がっていました。現場からは以上です。

 

いや切り上げてる場合じゃないって!?

嫌でも注目を浴びてきたせいでおかげで慣れてきた俺と違って彼女は未だに極度の人見知り。holoXが加入してきた時でも風のように逃げてたってのに、こんな衆目に晒されてしまったら…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えへへへ…妬良さんに褒められちゃった。たまには遊びに行くのも悪くないぺこだなぁ…///」

 

 

 

 

 

 

意に介していないだとォォォ!?

 

 

 

 

な、何が起こっている…?語彙力カッスカスな俺では洒落た褒め言葉を送れてないと思ったのだが…そんなに嬉しかったのだろうか…?

 

……何が何だか分からない……(◯ル)

 

 

「よーし!折角早めに落ち合ったぺこだし、電車来るまでそこのカフェでお茶しよーよ!ぺこーらが奢るからさ!」

 

「え?えぇ、じゃあお言葉に甘えて…」

 

 

困惑のあまり宇宙猫になりかけた俺をよそに、明らかに上機嫌になったぺこちゃんは俺の手を引くと最寄りのカフェへと歩を進めた。

 

 

・・・まあ、とりあえずぺこちゃんは幸せそうだし、何だか知らんがとにかくヨシッ!!(ヤケクソ)

*1
シリアス「えっ、自分の出番無いんですか!?」      作者「そこに無ければ無いですね(無慈悲)」                    シリアル「お前もう船降りろ(辛辣)」

*2
ぺこちゃんの親だし、娘と同じくイタズラ好きに違いない。きっと、たぶん、おそらく、めいびー(偏見)

*3
◯ハク「うっ…うるせーバーカ!!」

シュ◯ン「聞いたかヒュー◯!?信じられんぞこの男!!」

*4
作者「ちょっとイッてんじゃねーよ!(お約束)」





妬良 京兵
推しが自分の好みのファッションに寄せてるのに好意に気付いてない奴。そういうとこやぞ(過激派)

兎田ぺこら
何も言わずとも選んだコーデに気付いて貰えた事が嬉しすぎて遠くから見られてる事に気付いてなかった。これが『恋は盲目』ちゃんですか(偏見)
この後コ◯ダっぽいカフェで珈琲ゼリーを頼むも、余りの量の多さに心を折られかけた。結局妬良がほとんど食べた。
そういうとこやぞ(ホモは2度刺す)

ぺこらマミー
何処とは言わないがぺこら以上に立派な物をお持ちになられており、脳を蕩けさせる優しい声で数多の野うさぎをオギャらせた聖母。                      作者の性癖には合っていますね!(隙自語)
後日、娘に好きな人が出来たとパピーに伝えた。パピーはショックでハゲた。

学ランの男&レロレロの男
とある吸血鬼をしばき倒して帰国してた途中で妬良達のてぇてぇを見かけ、腕を組んで眺めていた。この後爺さんと髪がポルってる男と占い師に連れて行かれた。平和かな?

何でも知ってる方の雷電
民明書房を読んでるおかげであらゆる物事に通じている男。決してサイボーグと化して数百tはある兵器『メタルギアray』をぶった斬ったり壁を駆け上がる方の化物ではない。

やめなってアリス!!(迫真)
謎の黒服の男に吹き込まれたせいで◯夢にどハマりした被害者。この後ネコ耳姉妹の姉の方に叱られて泣いた。一番泣きたいのは生徒がこんなもんにハマってしまった先生だと思うんですけど(名推理)
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