【悲報】ワイら、呪術界に異世界転移する。   作:なんか変な色の翼

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投影物を夏油の呪霊で投下させて絨毯爆撃で即堕ちさせようか迷った。
結構続くので小ネタを消化する一話目です。


【突撃】となりの京都校─壱─

 

 

「高専の西校舎が大破、グラウンドは数多の呪いで汚染され砂地全体を交換する必要有り、体育館は爆風で屋根が剥がれ落ちて改修せねばなるまい」

「ここまでやられて"停学"止まりとは、一体全体どういう考えかね碇ゲンドウ君。私なら相応の厳罰を下すがね」

 

 

例の部屋(上層部会議室)にて。

 

襖越し老人会に呼び出された転移者、碇ゲンドウは頭を抱えていた。2チャンネル最古参勢の彼、なんと管理人と初めて接触するより前に呪術界を変えようと上層部に加入したソロ&RTA主義者である。

 

権謀術数に長け、偽物の先生(プレナパテス)が善のカリスマだとするなら、彼は闇のカリスマ。一言一言の言葉に重みが有る上、支離滅裂な案でも勢いで押し倒す口の巧さも持っていた。その為、出自を偽装した衛宮やクソ神父どもを高専に送り込めたのだが.....

 

 

「ですが、それによって彼らは術式反転という成長を得ました。呪術界の成長の為には必要な犠牲だったかと」

「それが問題なのだ。五条悟を成長させ過ぎれば、奴は呪術界の独裁者と成りかねん。呪霊への抑止力とは呪術師の畏怖崇拝の対象、つまり我らの脅威だ。アレの芽は咲かせてはならぬ」

「アレを子供のまま腐らせるのが、呪術界の為なのだ」

 

 

結局は自分の地位を守りたいだけだろう、と心の中で唾を吐いた。上層部(ココ)の連中は、どの時代でも吐き気を催すようなエゴイストばかりだ。中途半端に生き残ってきた掃き溜めに、親の七光りが無駄に生きて熟成された汚物の混合物だ。

 

 

最近の老人は主語がデカいな

「何か言ったかね?」

「いえ、こちらの話です。お構いなく」

 

 

頑張れゲンドウ。負けるなゲンドウ。

家に帰れば温かい家庭と胃薬が君を待っているぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姉妹校交流会。年に一度行われる呪術合戦。

内容は割愛するが、要はクソ激しい大運動会である。

 

そして今日は一日目、停学中の五条や衛宮も登校許可が下りているのだが───

 

 

 

「傑、ちょっと鍛えた?大丈夫か?」

「ただの筋トレさ。大丈夫」

「プロテイン飲みすぎた?硝子、腹筋触ってやれよ」

「ヤダよ、殺されたくないもん」

 

 

 

なんか、夏油の筋肉が割り増しされていた。一見いつもの細マッチョだが、夏服からはみ出した上腕二頭筋に、汗で透けたシャツ越しに見えるバキバキの胴体を見て衛宮は半ば恐怖を覚えた。これは刃牙や北斗の拳でしかお目にかかれない産物だろう。

 

 

 

「それと──衛宮、追加注文の武装は間に合ったかい?」

「お、おう。ちゃんと持ってきたぞ」

「新しい戦闘スタイルを開拓するには形から入らなきゃと思ってね、本当に感謝しているよ」

 

 

 

そう言い、機動用ブーツに防弾ベストを装着する夏油。ベルトとハーネスを通し、防刃ベストにマグナムの弾薬を引っ提げ、対呪詛師用のグレネードを括り付ける。そこからサバイバルナイフを胸ポケットに格納し、呪力を込めた拳銃の動作確認を行う。最後にカールグスタフ無反動砲M3E1を肩に掛けるとあら不思議。

 

 

 

「ふつくしい.....」

 

 

 

デェェェェンとBGMが鳴りそうな光景が目の前にある。

何がここまで彼を変えてしまったのだろうか.......

 

 

 

「お前たち、今日の種目のルールを説m.....夏油、お前もそっち側に行ったのか。その恰好についてコメントする気は無いが、せめてロケットランチャーは事前に申請が欲しかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

54:偽物の先生

──ついにこの時が来たか

 

55:名無しの呪術師

大丈夫です、先生。俺たちの腹は決まってます。

 

56:名無しの呪術師

原作における一大勢力ですからね。遺書も書いてきました。

 

57:工場長

馬鹿野郎、死ぬ為に戦うんじゃねぇ。生きる為に戦うんだ。

さっさと破り捨てて来い。

 

58:名無しの呪術師

>>57 キッショ

 

59:名無しの結界師

>>57 鳥肌立ったわ

 

60:名無しの呪術師

>>57 もっと良いコメントとか無いんか?

 

61:工場長

>>58 >>59 >>60 黙れや。ストすっぞコラ。

 

62:名無しの呪術師

いったい何が始まるんですか.....?

 

63:偽物の先生

.....第三次世界大戦、禪院家へのスパイ投下だ。

 

64:名無しの呪術師

FOOOOOOOO!!!

 

65:名無しの呪術師

88888888888

 

66:名無しの呪術師

前祝いだ、音量上げろ!!!!!

 

67:名無しの結界師

本当になんでこうなったんだか.....

 

68:偽物の先生

直哉から話を聞いた禪院扇がコンタクトを取ってきてね。禪院家でこれ以上コッチを詮索しないことを条件に、彼の養子として一人を派遣することになった。どうやら真希真依の代わりに有能な息子を連れて来れば、自分の立場が上がると思っているらしいね。

 

69:名無しの呪術師

作中屈指のゴミは侮れんな。そんな思考なかなかできんぞ。

 

70:名無しの呪術師

というか行った人はアレをパパ呼びせんといかんのか....

 

71:名無しの呪術師

逆に考えるんだ、あの姉妹と実の兄弟になれるんだぞ

 

72:工場長

当たり前だがコテハンか上位の名無しに行かせるからな。

 

73:名無しの式神使い

FUCK

 

74:工場長

お前そろそろ加減しなくなってきたな。

 

75:名無しの呪術師

ところで禪院行ったら何すればええんや?スパイ活動とか?

 

76:偽物の先生

出来る限りでいいけどね。呪術界に大きく関わるような悪巧みがあれば報告してくれれば凄く助かるんだけど、それでもバレた時のしっぺ返しが大きいから出来る限り自然に振舞ってくれたらそれでいいよ。

 

77:名無しの呪術師

うし分かった、自然に姉妹を愛でます。

 

78:管理人

ロリコンが多すぎる

 

79:名無しの呪術師

愛です、愛ですよ管理人。

 

80:名無しの結界師

愛ほど歪んだ呪いは無いよ.....

 

81:名無しの呪術師

僕は禪院家でロリコンの呪いを解きます

 

82:名無しの呪術師

悪化する未来しか見えないんですがそれは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.....今年は随分と変わったわね。前は2級呪霊の討伐レースだったのに」

「俺らからしたら小指で倒せるもんな、なぁ傑?」

「大いに同意」

「そこ、私語しない!」

 

 

 

ルールブックを読みながら作戦会議中。歌姫先輩から前回二年分の種目について聞いてはいたが、今回のはかなり異質だ。多分、特級二名に一級一名の東京校でも楽しめるように配慮された結果だろう。もしくは京都側に勝ち目を作ろうと思索した結果か。

 

 

 

「庵先輩、これって陣取り合戦って解釈でいいですか?」

「いいと思うわよ。実際の陣取りってこういうのじゃないとは思うけど」

 

 

ペラペラとページを捲り、内容を頭に入れていく。

 

 

 

・ルールその1

このゲームは開始後6時間で強制終了する。

 

・ルールその2

ゲーム開始時に区画内に5つの陣地が指定される。

未着手の陣地からは黒色の狼煙が上がる。

 

・ルールその3

狼煙の発生装置に呪力を加えると、狼煙の色が変わる。

東京側の生徒の場合は赤色、京都側の生徒の場合は青色に変化する。

 

・ルールその4

全ての狼煙が単一の色に染めてから30分が経過すると勝利する。

ただし、途中で一つでも変化した場合はこの限りではない。

 

・ルールその5

ゲームが強制終了した場合、その時点で変化させた狼煙の数で勝敗を決める。

 

・ルールその6

殺害、再起不能となる怪我を負わせる事を固く禁ずる。

行動不能かどうか審議する場合は、必ず通信で教員に連絡する事。

 

・ルールその7

無策で大規模な破壊行為を行う事を固く禁ずる。

 

 

 

 

「....つまり意図があれば破壊していいと?」

「悟、環境破壊は良くないよ」

「今のお前が言うか?」

 

 

森林の中でロケランを構える男には言われたくないだろう。ちなみに夜蛾先生から「せめて制服は着てくれ」と懇願され、現在の夏油は高専の夏服姿である。

 

 

「アンデルセン先生のおかげで目が覚めたんだ。私自身が弱いなら、躊躇なく現代兵器に手を出せばいい。術師相手であれば、私は通常兵器を積極的に採用すべきだと思うよ」

それ(・・)だけじゃないだろ。一体何やったら術式の性質が変化するんだ?」

「悟にはバレちゃったか。まあ、後で見せてあげるよ」

「あー、そろそろ始まるぞ?」

 

 

よっこらしょ、とわざとらしく腰を持ち上げる二人。

何だろう、凄く嫌な予感しかしないんだが......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.....で、これが向こうの奴らを纏めた資料。よく見といて」

「特級呪術師に一級ね。二級呪術師がマシに見えるってありえないっしょ」

 

 

打って変わって、此方は京都校。

どうやら前以って参加者に探りを入れた情報通がいたようである。

 

 

「先ず、五条家のバケモン五条悟。この白髪頭の一年ね」

「一年で交流会って何者?家の圧力で出ただけじゃないの?」

「それなら特級呪術師の説明が付かないだろ。無下限術式と六眼の抱き合わせで、タイマンなら先ず勝てない。出会ったら陣地を放棄して他のメンバーがいるところまで逃げる事。時間稼ぎも考えるな」

 

 

聞いていた全員が唾を飲んだ。流石は御三家、スケールが違う。

 

 

「次に、呪霊操術の使い手の夏油傑。同じく一年」

「コイツの対処法は?」

「そもそもエンカウントしないと思う。多分だけどフィールド全体にコイツが放った呪霊がウヨウヨしてるから、三級以下なら視認される前に即殺。二級以上なら三年の先輩を呼んで対処な。」

「遠隔で制圧力高めか。厄介だな」

 

 

続いてペラペラと資料をめくる情報通の生徒。ちなみに歌姫はスキップされた模様である、哀れなり。

 

 

 

「後はコイツだな、衛宮士郎。一般上がりの特級呪術師」

「欲張りセットにも程があるだろ東京校」

「どうやら呪具を生産する術式を持っているらしい。多分、東京校の連中は全員がコイツのせいで武装されてると思う。でも逆に言えばサポーターって事だから、見つけたら全力で叩きに行くのがベストだ」

「俺の構築術式と同じような感じか。そりゃ接近で術式を使うのは不利だわな」

 

 

重大な勘違いをしているのだが、それを指摘する者は誰もいない。

そして術式反転を使用可能だという情報も入っていないご様子だ。ご冥福をお祈り申し上げたい。

 

 

「大丈夫だ。敵は単独なら強いが、俺らには奴らにはない団結力が有る」

「事前準備にチームワーク、そして固い絆!今の俺らは敵無しだ!東京校の坊ちゃんに一泡吹かせてやろうぜ!」

 

「「「呪術高専京都校、ファイヤー!!!」」」

 

 

 

 






・夏油(ニュータイプ)


ゲトーノルド・スグルツェネッガー。どうしてこうなった。従来の物量戦法も勿論対応しており、原作夏油より何倍も危険度が跳ね上がった。
来年ボコボコにされる爺の走馬灯が4K対応くらいに鮮明になる。




進化した夏油のイメージ図(拾い物のコラ)
頭の傷跡は気にしないで下さい。

*権利上の問題が発生する可能性が浮上したので削除しました。
ゴメンネ☆

禪院に行くお兄ちゃんは?

  • 皆のトラウマを掘り起こす長兄ラオウ
  • なんだかんだ面倒見はいい裸エプロン先輩
  • オレオ大好きな犠牲系お兄ちゃん
  • 性格反転でポエマーと化す即死系お兄ちゃん
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