【悲報】ワイら、呪術界に異世界転移する。   作:なんか変な色の翼

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・制作秘話

実はこのSS、当初は呪胎戴天から始まる予定だったけど、作中の展開が早すぎて設定開示の時間が圧倒的に足りないので急遽プロットを組み替えて過去編からのスタートにしたぞ!


代理ナナミン「というか本来書きたかった話は虎杖編の方が多いので、自分的には早く過去編で設定の開示を終わらせて現代に行きたかったんですよね。でも書いている最中に書きたい話が浮かんでくるというか....」

代ナ「本気を出せば後6、7話で過去編終わらせるのもできるんですがね。アニメだと5話で終わってましたし、それを文字に起こせば案外早く終わってしまいますから。でも書きたい話が15話分も出来てしまって...」

代ナ「え?過去編がそうなら虎杖編はもっと長いだろって?」

代ナ(プロットと下書きを見直す)

代ナ「....完結まで年単位かかりますね、コレ」




【懐玉-参-】オッサン in 呪術ワールド

 

 

東京都内を、黒塗りのタクシーが走っている。

 

ただのタクシーではない。ドアの内側に装甲板が貼り付けられ、窓は未元物質でコーティング、いざとなれば某タクシー映画の如くかっ飛ばせる2チャンネル御用達のタクシーだ。

 

「もう22時か.....ブラック過ぎますよ、この職場」

 

窓に頬杖を突きながらぼやいたのは、助手席に座った小野妹子だ。ガチの小野妹子ではない。飛鳥時代にてノースリーブのジャージを身に纏い、聖徳太子と隋に行き煬帝(偽)をブチ◯した方の小野妹子である。

 

「しょうがないだろ、呪術師は夜の仕事なんだ」

 

ハンドル側面部をタップしつつ答えるのは長谷川泰三。まるでダメなオッサン、略してマダオの汚名を冠する一般のオッサンである。原作では一応タクシードライバーを務めていた事もあるため、現在は働くオッサンである。

 

そう、この2人は"名無しの補助監督"

2チャンネルの戦闘部隊を支える、縁の下の力持ちである。

 

 

「補助監督って命懸けではないですけど重労働ですよね」

「あー、それな。先回りして交通規制するのが一番大変」

「いや残穢の処理の方が大変でしょ?僕、前世じゃ呪術や超能力とかに無縁でしたから。それ以前に変な人はいましたけど」

「確かに、俺も超能力というより超科学だったなぁ....」

 

 

そんな事を愚痴りながら公道を走って行くと、路傍で誰かが手を挙げているのに気づく。こちらを呼び止めているようだ。

 

 

「長谷川さん、さっきのでラストでしたよね?」

「普通にタクシーと勘違いされてるのかもな、どーする?」

「どうしましょうね、無視でもいいんですが.....」

「まあ人助けしとこうぜ、日頃の行いは大事って──」

 

 

近づくにつれてシルエットが晴れてきた。暗がりの中でも見える髪、どうやら銀髪のようだ。やたら目立つ丸グラサンに長身、これ以上無いくらいの後傾姿勢───

 

間髪入れず、長谷川はアクセルを全開で踏んだ。

 

 

「なんですか長谷川さん、アレなんですか」

「気にするな。単眼猫の妖精だ」

 

 

原作チートを身バレの危険を犯してまで乗せてやる道理はない。夜道は危ないとはよく言われるが、アイツは危ない元凶サイドの人間だ。そんな爆弾を乗せてたまるか。

 

更に進んで行くと、また路傍で誰かが手を挙げているのに気づく。体格は先程より格段と小さい。どうやら女性のようだ。

 

 

「どうしますか、長谷川さん?」

「.....こっちの方なら大丈夫だろう。多分」

 

 

長谷川や妹子とて、戦闘能力は2級にも満たないが呪術流派の端くれだ。この先にいるのが呪術師か否かであるかくらいの判別はつくし、それが誰なのかも大体の見当は付いている。正直面倒事の匂いがプンプンする。でも彼女は三人衆(さしす)の中では話の通じる方だし安全だろう───

 

 

「お客さんどちらm──」

「このタクシー禁煙?」

 

 

そう思っていた時期が、彼らにも有りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1:管理人

新しいコテハン増量のお知らせです。

 

2:偽物の先生

昇格した人にはDMが入ってるから確認しておいてね。

 

3:自称S級ソルジャー

コテハン.....興味ないね

 

4:名無しの呪術師

>>3 超大作主人公がなろう系ムーブすんな。

 

5:片翼のストーカー

見つけた

 

6:自称S級ソルジャー

あっ

 

7:自称S級ソルジャー

やb

 

8:名無しの呪術師

.......おかしい人を亡くした

 

9:名無しの呪術師

前世で因縁があるとこういうのが起きかねんから怖いんよ

 

10:ん、メインヒロイン

ん、私は例外

 

11:名無しの呪術師

>>10 でしょうね

 

12:名無しの結界師

>>10 お前こないだも先生の部屋に泊まってたろうが羨ましい

 

13:名無しの呪術師

男にも惚れられてて草

 

14:偽物の先生

.....戸締りしとこう。ちょっと怖い。

 

15:管理人

諦めろ先生、それは壁抜けを悪化させるだけだ。

 

16:名無しの呪術師

まだキヴォトスの民が数人しか転移してなくて良かったな.....

 

17:名無しの呪術師

もし更に転移すれば....何が始まるんですか?

 

18:ん、メインヒロイン

ん、大惨事世界大戦。

 

19:名無しの呪術師

メロンパン殺してからにしてもらっていいですかね(戦慄)

 

20:名無しの結界師

メロンパン殺したら世界が終わるのか!?

 

21:名無しの補助監督

キヴォトス人は天与確定演出やから被害が余計に広がるんよ.....

 

22:名無しの呪術師

やっぱコレを纏め上げる先生ってすげーわ。

 

23:偽物の先生

コレって言うな。

 

24:名無しの呪術師

>>23 すんませんでした

 

25:名無しの呪術師

>>23 腹切ります。

 

26:名無しの呪術師

>>23 富岡義勇が腹を切ってお詫び申し上げます。

 

27:名無しの呪術師

またしても何も知らない富岡さん

 

28:チェンソーマン

ん?なんか名前変わってねーか?バグか?

 

29:うちはマダラ(笑)

お前を小娘 捕らえる小娘 どうにも小娘 なめるな小娘

 

30:名無しの呪術師

ご本人がナルトスに走るな

 

31:名無しの呪術師

デンジが小娘呼ばわりされてて草

 

32:名無しの呪術師

>>31 ポチタかもしれねーだルォ!?

 

33:チェンソーマン

いや悪魔に性別ってねーだ....いやそれだとマキマさんも....アレェ!?

 

34:名無しの呪術師

おいデンジが混乱してきたぞ。どうしてくれる

 

35:うちはマダラ(笑)

どうにも小娘 うちはの瞳力なめなめ小娘

 

36:名無しの呪術師

もうアク禁にしろよコイツ

 

37:生姜焼き

見つけた

 

38:チェンソーマン

あっ

 

39:チェンソーマン

tyo

 

40:名無しの呪術師

.....おかしい人を亡くした

 

41:名無しの呪術師

2チャンネルってストーカーしかおらんの?

 

42:名無しの呪術師

前々前世がストーカーだからに決まってんだろ

 

43:鼻☆塩☆塩

それもまた人の軌跡だ。おまえも嬉しいだろう?

 

44:名無しの呪術師

ストーカーを超えた鬼畜はお帰りやがれください

 

45:鼻☆塩☆塩

鬼畜とは酷い言い草だな、もっと似合う人がいるだろうに

 

46:名無しの結界師

お前を超える鬼畜はボンかワズって相場が決まってるから.....

 

47:名無しの呪術師

というかアビス組は何してんの?ずっと地下籠ってんの?

 

48:名無しの補助監督

さあ....病院襲撃から見てませんね

 

49:名無しの呪術師

新学期始まってからスレにも来てないしな

 

50:名無しの呪術師

え、それ大丈夫?裏で離反とかしてない?

 

51:名無しの呪術師

まあボンドルとワズキャンやし....なんだかんだ体制側にはおるやろ

 

52:名無しの結界師

謎すぎる信頼。それでええんか。

 

53:偽物の先生

彼らとは一般人には手を出さないよう"縛り"を結んでるから、まあ....

 

54:名無しの呪術師

つまり呪詛師には.....あっ(察し)

 

55:名無しの呪術師

先生.....パパ黒が人知れず撃退してきた奴ら、どこ行った?

 

56:偽物の先生

.....君のような勘の良い生徒は嫌いだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某所、地下300m地点にて。

薄暗い研究所の只中で、二人の男が相対していた。

 

 

「おやおや、ご足労おかけしてすいません」

「いーのいーの、追加報酬なんざ見逃す手はねぇさ。ほれ、五体フルセット」

「おお...これは...!」

 

 

武器庫呪霊からオエッと人間を吐き出させる甚爾。頭には紙袋が付けられ、甚爾までとはいかないが筋骨隆々のこの男。原作では五条に"良い術式を持っている"と言わしめたフリーの呪詛師である。今回も金に釣られたのだろう。

 

その術式は"分身術式"であり、一度に五人まで分身可能というシンプルかつ強力な逸品。その上、発動してから本体を自由に移し替える事ができるので、必ず五人全員を倒す必要が有る....のだが、相手は五人力どころか百人力を優に超える術師殺しだ。あっという間に全員なぎ倒されてノックダウンである。

 

 

「報酬は後日振り込みます....この術式は良いですね、色も付けておきましょう」

「太っ腹だねぇ。そうだ、前に持ってきたジジイはどうしたよ?」

「術式の解析は終わりましたので、今は別の作業に協力して頂いております。ご覧になりますか?」

「いや、いい。この後は家族水入らずで肉食いに行くんでね」

 

 

護衛を始めて数か月。甚爾は2チャンネルがどういう組織か、何となく把握しつつあった。

 

恐らく、この流派は3つの勢力に分かれている。

 

 

1つ目は、自分に声をかけに来た"先生"や、話に聞いた"管理人"に付き従う者。どういう旗や信念を掲げているのかは知らないが、組織の大多数の人間はコレだ。力の有り余った者が、自分の手綱すら持て余してしまうのは珍しい話ではない。そういった者を拾い集めた結果だろう。

 

2つ目は、何となくで付き従っている日和見ども。組織から渡される安定した金目的か、強大な力の傘に隠れて生きる半端者の集まり。これは一番少数派だろう。今まででも1、2回しか遭遇したことがない。

 

3つ目が、この仮面のように自分の目的を優先する者の集まりだ。組織には一応所属しているようだが、自分の研究のためならば上層部から睨まれても致し方無い事にも平気で手を出す連中。なにせ、"生け捕りにして持ってきたら追加報酬"だなんて、上に内緒で言ってくる時点で頭おかしい。

 

 

「ご苦労様でした。またのご来訪をお待ちしておりますよ」

 

 

だが....金を貰えるなら、そんな事どうだっていいじゃないか。

0が増えていく通帳残高を妄想し笑みを浮かべながら、術師殺しは踵を返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

58:名無しの補助監督

酷い目に遭った.....

 

59:名無しの補助監督

もう二度とタクシー業務はしません

 

60:名無しの呪術師

おうどしたどした

 

61:名無しの補助監督

迷惑客乗せてきた

 

62:名無しの補助監督

防弾硝子を運送してきた

 

63:名無しの呪術師

OH.....

 

64:名無しの結界師

さしすは漏れなく全員非常識だってはっきりわかんだね

 

65:名無しの呪術師

つまり衛宮"し"ろうも.....?

 

66:名無しの呪術師

>>65 やはり天才か

 

67:名無しの補助監督

巻き込み事故起きてますよ

 

68:名無しの呪術師

日サロ行ったら化けるからポテンシャルは高い

 

69:名無しの呪術師

そんな"脱いだら凄い"みたいな.....

 

70:名無しの呪術師

"焼けたら凄い"

 

71:名無しの呪術師

>>70 サマーオイルが天敵やん

 

72:衛宮士郎

すまない、急いで特定班集めてくれ。緊急の案件。

 

73:名無しの呪術師

ご本人キター!!

 

74:名無しの呪術師

特定班とは珍しいな。どした?

 

75:名無しの呪術師

天内にストーカーでも湧いたか?

 

76:衛宮士郎

羂索が真人手に入れてる

 

77:名無しの呪術師

─────は?

 

 

 





【名前】クラウド・ストライフ(ファイナルファンタジー7)

【呪術センス(1)】
【座学(5)】
【運動神経(10)】

【術式:限界突破(リミットブレイク)
解説:『竜骨』に似た性質を持つ術式。以下の3つの縛りで構成される。

①自分を対象とした攻撃で放たれた呪力を再吸収する
②再吸収された呪力は一定量貯められるまで蓄積される
③一定量を超えると解放され、身体能力が秤の大当たり状態まで強化される




CP参加者がオオスギィなので内定確定が出しにくい...
設定確定のキャラを先に箇条書きします。許せサスケ。
本編参加内定ではないのでご容赦を。


・エドワード・エルリック  ・ワクワクさん
・眞鍋瑚太郎  ・小松  
・黒神 めだか  ・狛枝凪斗
・遠野志貴  ・上条当麻
・ギルガメッシュ  ・めぐみん
・継国縁壱  ・五条 勝
・佐藤 和真  ・聖徳太子
・波風ミナト  ・渡我被身子
・錠前サオリ ・聖園ミカ
・両儀式  ・藍染惣右介


CPは継続中です、どしどしご参加ください。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=302232&uid=408996

追加する仮面を選んでね!

  • エボルトォ!
  • 土管から復活する神
  • 自称うちはマダラ
  • 全員呼べ(真顔)
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