【悲報】ワイら、呪術界に異世界転移する。 作:なんか変な色の翼
転移者CPの把握が追い付かねぇ。
対応遅れてすまねぇ.....すまねぇ.....
書きたいことが多すぎて逆に書けねぇ.....
「で?言い訳を聞こうじゃないか、羂索」
パンツ一丁に蓑虫の如くレシートを体に貼り付けた奇態な男が、上から目線に言葉を投げる。露出狂か、はたまた新手の変態かと思われるだろうが、そうではない。
この男の名はレジィ・スター。呪物となり時を越えて現世に蘇った呪術師であり、シン・陰流の原型すら知っている古の人物である。
「いやぁ、死滅回游の開催地とか色々決めた所までは良かったんだけどね。五条家の末裔とか現代の呪術流派とか邪魔なのが随分多くてさ」
「じゃあ時期をズラせば良いだろうが」
「それは無理だね。どこで私の事を知ったかは分からないが、執着先は私個人だ。二年前なんて直接襲撃されたしね。回游の存在を知られてたら、浄界を弄られて計画がおじゃんかもね」
「ハァ....で?菅原のガキを殺せって言いたいわけ?」
頭をポリポリと掻きながら答えるレジィ。野次馬根性で死滅に参加しようと考えていた彼からすれば、とばっちりと表現するのが妥当だろう。だが、大御所の末裔だからと臆するほど小物ではない。
「いや、そっちはハード過ぎる。それよりも"コッチ"だ」
「それは─────はあッ!?」
羂索が見せたのは、衛宮士郎の写った写真と特級呪具"辟火罩"。勿論モノホンの辟火罩ではない、冥冥がウン億で転売した試作品の方である。
「おいおい、まさか天元じゃないだろうな?」
「違うけどそれより厄介だね。衛宮士郎、既存の物質を作り出す構築術式とは違い、"呪具"そのものを生み出す術式の持ち主だ。どの程度の精度を持っているかは、それを見れば分かるだろう?」
「....中々にヤバいじゃないか、何でも作れるのか?」
「作れるだろうね。こういう搦め手に特化した術師は、五条悟のようなシンプルな強さを持つ者よりも厄介だ」
流石と言うべきか、この羂索の読みは見事に当たっている。
羂索には千年を超えた研鑽により構築された結界術、脳を乗っ取り術式を奪う力、史上最悪の呪術師として語られた事もある残虐性を兼ね備えた彼でも、相性の合わない敵はいる。
衛宮士郎がその筆頭なのは言うまでもない。彼がどれだけ策を練ろうとも、過去の遺物に解決策が有ればサクッと台無しにされてしまうのだ。
こんなのがウロウロしている中で五条悟の封印など出来る筈がない。
「だから君に頼みたいわけさ。衛宮士郎の抹殺をね」
「.....お前の事だ、俺一人に頼んでるわけじゃないんだろ?」
「ハハハ。ナンノコトカナ?」
「おいそれ俺の専売特許だからな」
「まあ、君が一番彼を殺せる確率が高いって思ってるのは事実さ。頑張ってね」
ヒラヒラと手を振りながら、貼りついた笑みを浮かべる羂索。
レジィ・スターはそれに中指を立てて答えた。
「こんばんは。君、衛宮士郎君で合ってるよね?」
「───アンタこそ誰だ。呪詛師か?」
深夜23:24 衛宮士郎、巡回中にレジィ・スターと遭遇。
「まあ単刀直入に聞くけど、死んでくれる?」
「ミノムシの言うことに耳を貸す必要が有るか?」
「はっは、ミノムシか。悪くない例えだ」
先ず衛宮の脳内を走ったのは、驚愕。
何故レジィ・スターが此処にいる?羂索が真人を手に入れ、死滅回游で解き放つ予定だった游者を先行して受肉させたのか?それとも、レジィ・スターが単独で受肉に成功して、元の肉体の意識を乗っ取ったのか?
次に脳内をよぎったのは、悪寒。
もしも前者ならばマズい。羂索が真人を手に入れた事もマズいが、死滅回游で登場する過去の術者を手駒として使って来るという事だ。数の暴力で圧倒的な戦力差を有していた此方のアドバンテージが大きく傾くのは間違いない。
後者でも大問題だ。そうなると羂索は千年前から原作とは違う動きをしているという事を意味する。死滅回游どころか、もっと別の何かを画策しているやもしれないのだ。
「それじゃ、死んでもらおうか」
最後に湧きあがったのは、闘志。
何もかも、この火の粉を振り払ってから考えればいいと判断した。
「再契象」
「
奇しくも現代と古の投影術師、此処にて対峙する。
23:名無しの呪術師
レジィやんけ!!!おま、マジかよ!!
24:名無しの呪術師
なんで死滅のプレイヤーが....マジで真人手に入れてんの!?
25:鼻☆塩☆塩
マズイな、あの付近は高専の監視が厳しいんだ。近くにいるヤツは限られるぞ。
26:名無しの呪術師
いやもう全員で凸るべきやろ。トーマス並の非常事態やぞ
27:アメリカ大統領
馬鹿か。もし羂索と真人が組んで受肉したなら、他にも誰か派遣されてるに決まっているだろう。
名無しだと普通に死ぬぞ。
28:偽物の先生
衛宮君の近くにある呪力反応を特定中。コテハン組は急行しつつ待機ね
29:月のお姫様
あー、もう!なんでこういう時に地方の任務行っちゃったの私!?
30:名無しの補助監督
さっき五条は別ルートで巡回してましたし、本当に孤立無援では?
31:名無しの呪術師
まだレジィだから即死はしない....と信じたい
32:無限加速神父
私が出たらダメか?
33:ん、メインヒロイン
場所さえ特定できれば行けるよ。
34:偽物の先生
君たちは最後の手段だ。確実に通信術式の存在が露見する。
35:工場長
焦るな、衛宮だってコテハンだ。秒殺されるような心配は無い。
一番危険なのは原作みたいに多対一される事だろ。
36:名無しの呪術師
つまり、その、爪なんとかさんが.....!!
37:名無しの結界師
爪なんとかさんだと!?
38:名無しの呪術師
そう、爪なんとか....いや針だったかもしれんけど...!!
39:名無しの呪術師
あと爆弾野郎...あんかけの!
40:工場長
>>36 >>37 >>38 >>39 お前ら記憶力大丈夫か?
41:アメリカ大統領
落ち着け。そんな何人もポンポン動かしていたら確実に高専側に感知される。
襲撃狙いならレジィに加えて2、3人が限界だ。
42:名無しの呪術師
これ衛宮の勝率どのくらい?
43:皆の同僚
やめとけやめとけ、アイツとは術式の付き合いが悪いんだ。
敵の名前はレジィ・スター。天元やメロンパンと結構濃厚な関わりの有る中ボス。
術式名は「再契象」で、衛宮が呪具を複製するならアイツは契約を再履行する。
触媒のレシートさえ有ればスタミナの切れない構築術式として使えるぞ。
構築物には命令を出すことも可能だから、衛宮みたいに射出することも可能。
投影物の方が良質だが、一度に十五個しか作成できない衛宮より手数とスタミナは上。
要は、順当に進めば負けちまう相手だな。
44:名無しの呪術師
親切丁寧に絶望させんじゃねぇ!!
45:名無しの結界師
同系統の能力の使い手なら、そりゃ経験が上の方が勝つわな
46:名無しの呪術師
考えたなメロンパン
47:名無しの呪術師
殺してやるぞメロンパン
48:管理人
付近にいるコテハンに位置共有しました。
49:名無しの呪術師
ナイスゥ!
50:名無しの補助監督
good
51:名無しの呪術師
はよ助けに行ってやって.....
52:先生のAI
高濃度の呪力が2件検出されました。共有します。
53:名無しの呪術師
やっぱ連れて来てたか。
54:アメリカ大統領
変顔女はお休みみたいだな。どうする?
55:偽物の先生
大丈夫、適役の派遣が間に合った。後は衛宮君次第だね。
「
「再契象ッ.....成程、思ってたよりタチが悪い!」
戦闘開始より十数分経過。レジィ・スターは未だ、衛宮への決定打を見つけられずにいた。
レジィの再契象と衛宮の投影術式には、誰も気づいていない決定的な違いがある。
それは、"構築物の時間制限"。
レジィが構築した物体は、命令を完遂すると自動的に消滅する。また、一定の時間以内に命令を下さなかった場合にも消滅する。手数やコストパフォーマンス自体は多くとも、備蓄している触媒を消費するペースを抑える術が存在しないのである。
対して衛宮の投影術式に時間制限は存在しない。設計図の存在する構築術式は、呪力で再現しているだけの"再契象"とは訳が違う。直接武器を破壊されない限りは新たな投影物を作製する必要も無く、どこぞのAUOのようにガトリング射出を十八番にしているわけでもない。
確かに正面からぶつかれば、スタミナ切れを起こすのは衛宮の方だ。だが無意味な出費さえ抑えれば、チキンレースの天秤は傾けられる。
「
「.....コイツッ!!彌虚葛籠!!!」
呪いの死槍のヤバさを直感で見抜き、対領域の簡易領域である彌虚葛籠を展開する。
本来であれば結界を中和して必中効果を防ぐ奥の手。通常の術式には無力だが、今回はレジィの勘が的中した。槍に込められた呪いは"因果の逆転"、要するに"確実に心臓に突き刺さる未来を通過する"という代物。簡易とはいえ術式を中和できる領域を展開しなければ、確実に彼の心臓は刺し貫かれていただろう。
しかし、槍が止まることはない。そのまま有るべき軌跡を描き出す。
「ガッ、ハァァァァァァァァァァァ!!!!」
「いけるッ──
槍が脇腹に深々と突き刺さったのを確認し、第二の投影を開始し駆け出す衛宮。投影するは"術式殺し"。接近戦の取り回しは最悪だが、重傷を負っているレジィ相手ならば有効と判断した。
全ての契約と術式効果を無効にする
「破戒すべき─────」
だが、衛宮は知らない。レジィという男の狡猾さを。呪いの世が最盛期を迎えた時代を生き抜き、それに飽き足らず現代へと歩を進めた者の執念を、"再契象"の真髄を、彼は知らない。
その最たる利点は、レジィ本人ですら理解が及ばぬモノでさえ"契約"の範疇であれば具現化可能だという事。それがレジィの知らないモノでさえ、触媒さえ有れば彼自身の手に負えない業物でさえも結晶化し、命令を下せるという事。
「再契象。特級呪具"釈魂刀"」
そして、これこそが彼の"とっておき"。
羂索の用意した、禪院家に釈魂刀が上納された際に作られた証明書の写しである。
「しまッ───────」
「"速やかに衛宮士郎の首を切断しろ"」
「─────来たか、"とっておき"」
衛宮士郎とレジィ・スターの交戦地から百数メートル離れた地点にて。
レジィの"とっておき"の証明書には特殊な術式が予め練りこまれており、呪力で燃焼させると合図を出せるようになっている。その合図は無論、"一斉攻撃"だ。
レジィは術師であり、武人でもなければ戦闘狂でもない。勝つためならば卑劣であろうと最上の手段を用い、どんな悪漢だろうと信用はせずとも利用する。
「針、これは"苦し紛れ"だと思うか?」
上裸にオーバーオールを引っ掛けた男、黄櫨折が問い掛ける。レジィに続く変態では断じてない。自身の肉体を爆弾に変えつつ反転術式で治療をこなすリアルボンバーマンである。
「いんや、別に平気だろ。どうせ"ダメ押し"でしたってオチに一票」
デコの広いモヒカンくずれの男、針千釣がそれに答える。やはり上裸だが変態ではない。左手の爪に術式を隠し持つ、原作でも何がしたかったのか良く分からなかった男である。
重い腰を持ち上げ、衛宮士郎を完全に抹殺すべく立ち上がる二人。
その背後に忍び寄る怪物に気づく様子など、微塵も無かった。
作者の原動力は、愛(登録)です。愛(高評価)ですよナナチ。
その一手間で、作者のモチベは救われます。
過去編の爽快感
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やっちゃいなよ作者!そんな鬱展開なんか!
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ドラマ性は大事だと思うの
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ダーティーファイトは好みかな?
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原作リスペクト(絶望)