【悲報】ワイら、呪術界に異世界転移する。   作:なんか変な色の翼

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なんか感想欄と評価が面白いことになってるので

急遽、次回で投稿する予定だった部分を先行公開します。
描写の意味が分からない人は、会話文だけでもお楽しみ下さい。





【祝・開校】存在しない高校 -零-

 

 

 

──の─、──にて。

 

 

 

 

「や」

「.....うっわ、最悪」

「失礼だな、人の顔を見るなり」

 

 

───の─を──や否や、─を俯ける──。

──だろう。二人─良く─獄─きで──。

 

 

「....で。私、どの辺でやられたの?」

「あのセリフ吐いた直後に後ろからブスリと」

「噓でしょ、あんだけ格好つけたんだよ?勝負はこれからだ、みたいな事言っておいて結局コレって....頼むから私の妄想であってほしいね」

「いいじゃないか、どっちでも」

「良くないね。あんだけ死滅回游の準備も....いや、そっちの保険は取ってたからいいか」

 

 

──を浮かべる──に──を吐───。

ここ─で─々───は思わ────ろう。

 

 

「どうだった?ウチのドンは」

「やっぱ面倒臭いよね。五年くらい腐らせた納豆並にしつこい。ケチャップに醤油と胡麻油混ぜたくらいにしつこい」

「それ食べた事あんの?」

「人生は冒険だよ。折角なら楽しまなきゃ損だろ」

「それ大人が言うとクッソ恥ずいぞ」

 

 

───と─う──。

そ──えば、──ツはそういう─だっ─。

 

 

「つーか、どうやったの?」

「候補が多すぎて分からないんだけど」

「あのチビっ子だよ。どっから誘拐してきた?」

「チビっ子.....ああ、天使ね。高専の忌庫にある宿儺の指と引き換えに手伝って貰ったんだけど、万が一が有るし。フィジカルで丸め込み易そうな子供に受肉させといた」

「人間の屑がこの野郎.....」

「それ今更?」

 

 

──を傾───ョトンと─る──。

─うも開──られ──逆──々─い。

 

 

「ていうか、なんで君がこっちにいるのさ。これ本当に妄想?」

「まさか。これはお前の地獄だろ、明らかに」

「それこそナシだろう。そもそも、死後の世界に地獄とか有ったの?」

 

 

辺─を──す──。この──には何─無─。

──、──できない──が広─って──。

 

 

「案外、お前の生得領域だったりしてな」

「なんでさ」

「自分の器を自分で満たせない人間だろ、お前。新しいモノを求め過ぎて、今この世に在るモノじゃ満足できない....ていうか、それも拒絶反応じみてるし。面白くないモノを面白いと思わなかった末路じゃないか?」

「残念ながら、クソ映画には価値を見出せない人間でね」

「二番煎じも開き直れば案外楽しいぞ」

 

 

─────と──しり、────────。

────────、────。

 

 

「空っぽと中途半端なガラクタ、どっちがマシだと思う?」

「好みによるだろ」

「何の役にも立たない、既視感まみれのゴミ山でもかい?」

「そっちの方が好きだな。それに意味を与えるのが人間じゃないか」

 

 

────────────────。

────、────────。

 

 

「お前、旧態依然が嫌いなんだろ?なら今日は面白くないとか思っていても、明日は面白いと感じるかもしれないじゃないか。もう少し世間と向き合えって」

「それ、今言うべき事かい?」

「今しかないだろ。コケにしたいんだから」

 

 

当──、─を─して───いな─。

───良──味だ。

 

 

「なら好きに言ってるといいさ。私には芯が有る。私の好奇心を満たすモノは生涯で一つだけだったし、これからも変わる事はないだろう」

「じゃあ、それすら出来なかったお前の人生はクソオブクソってわけ?」

「そうだね。フルマラソンの給水所でタバスコ渡されたような終わり方だ」

 

 

──の──が、何処─────向─。

────ような、自分を──む───。

 

 

「でも、走ってみるもんだね。案外気持ち良いよ」

「自分で言ったろ。人生は冒険だって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当に隙が無いな。観念したようなフリをして裏は取っているわ、ここまで隠し玉を取っているわ。あの空気で援軍とか主人公か、お前は」

 

 

先の結界に開けられた穴をチラリと見る管理人。そこには、もう既に毛ほどの気配も残っていない。察するに、もう助けようがないと判断されたようだ。

 

まあ、天使であれば羂索との取引はどっちに転んでも得しかないだろうから当然の判断か。成功すれば羂索から相応の報酬を受け取れる上、失敗しても受肉型游者の被害者を減らせるのだから。

 

 

「だから、お前みたいに隙が無い奴には緩急つけて偽のゴールを作ってやるんだよ。乗っ取りなんて大層な術式を使ってる癖に、いざとなると想定が甘くなってるんじゃないのか?」

 

 

先ほど焼かれた自分の(・・・)焼死体を跨ぎながら口を開く。それも、一人ではない。奥から奥からゾロゾロと、紙袋を被った同じ背格好の男がやって来る。そう、この紙袋の男の術式は"分身"。羂索同様、その肉体を乗っ取っている管理人もその術式を使用可能。となれば、最後の詰めにソレを使わない理由はないだろう。

 

 

「天使を使って肉体の制御に使う術式を消そうとしたんだろうが、残念だったな。俺の本体はココ()にはいない。全員同時に焼かれたとしても、肉体が焼かれる前に天道と餓鬼道は防御が間に合う」

 

 

羂索の胴を刺し貫き、床を穿った黒杖を掴む。杖から感じられる振動は無し。心臓は完全に停止、血流は細部に至るまで止まっている。だが、まだ安心はできない。

 

 

「何かしらの制限時間(タイムリミット)が有ったのかは知らんが、焦ったな。最終的に上を行ったのは俺の方だ」

 

 

そのまま横方向に抉り抜き、筋繊維をブチブチと音を立てて千切り、引き裂く。

禿鷹のように群がる五人の輪の内側に、半身が泣き別れした遺骸が完成した。

 

いくら優れた術者だろうとも、腹と脳を絶たれては反転術式で蘇生は不可能。

尤も、死体を安置するわけもない。荼毘に付し、骨の一片も残さず焼き払って漸く終わるのだ。

 

 

だが.....遂に、殺したのだ。今までの災難の元凶を。

この世界に蔓延る最大の不幸の芽を、やっと摘み取れたのだ。

 

 

これで、どうして笑わずにいられようか?

 

 

 

 

「じゃあな、羂索。もう二度と会う事も無いだろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






羂 / 索


殺したら原作が終わると言ったな。
でも原作通りには進まないとも言ったな(フラグ回収)
そういう事だ。




・羂索

調子乗った所を殺したと思って調子に乗ったら後ろから刺された。
だから呪術界で調子に乗ったら凡夫になるっちゅーに.....


・衛宮

特別出演。天内の罪を被ったので地獄に落ちている人。
本当は"正義を超えて"での没会話だったのだが、ここで回収しておいた。



次回、「【祝・開校】存在しない高校-壱-」

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