「……龍司、大変だったな」
「大変だった」
あの後、『フーディエ』に帰った俺達は、ハッカーチーム『フーディエ』の休業と漫画喫茶『フーディエ』の不定期営業をみんなに伝えた。
『お兄ちゃん、『フーディエ』を閉めるってどういうことっ!?』
『……しばらく俺と千歳はハッカーとしての仕事ができなくなった。悪いが、お前に天沢ケイスケのアカウントの件を任せる』
『任せるって……、龍司さんっ!?』
『わりいな、ケースケ。こっちにも事情ってモンがあるんだ。それと、バイトちゃん』
『……2人のことは任されたよ』
『頼んだぜ』
もちろん、『フーディエ』に所属していたエリカやケイスケからの反対があった。しかし、俺達も事情が事情だ。バイトちゃんに任せて、俺は龍司と一緒にすぐさま店を出ようとした……そのときだった。
『でも、どうして龍司さん達は『フーディエ』をーーーー、』
『
龍司が余計なことを言わなければ……、
『『『ーーーーッ!?』』』
あちゃー、3人とも驚いちゃってる……、特に、お嬢からそんな話を聞かされていないケイスケなんて目を丸くしちゃってるよ。この後どうすーーーーひえっ!?
『不定期だが営業は続けるつもりだ……、それでーーーー』
……龍司の首元を掴んでとうそーーーー、
『
『エリカ?』
『どういうことって聞いてんのっ!!!』
…………間に合わなかったか。
『『…………』』
エリカのあまりの剣幕に龍司とケイスケが驚いちゃってる。バイトちゃんは物陰にフェードアウト……、俺も隠れ……、ハイ、事情を説明します。だから睨まないでね……、マジ、怖いから。
『この体は治らない……、医者もそう言ったっ!!! それなのに、手術……、どういうことなの? お兄ちゃん、千歳、説明してっ!!!』
すっごい剣幕でそう問い詰められるけど……、説明してもいいのか、これ?
『なあ、龍司』
龍司と頷き合い、俺達は推しの言葉に首を振った。
『ーーーーなんでッ!?』
『悪いが『守秘義務』という奴だ……、手術に向けたリハビリの日程も組んである。エリカ、……お前には悪いが、俺の為に手術を受けてくれ』
『そんな話聞いてないっ!!!』
『今言った』
『……っ、そんなこと知らないっ!!!』
『『…………』』
『……龍司さん』
『千歳くん』
あの後、結局お嬢は引きこもっちまって、俺も龍司もなにも言わずに出て行っちまった……でも、しょーがねぇだろーが。
「お嬢の言い分もわかるが、こっちにも言えないことがあるっての」
『あんな話』、わかってもらえるとは思えねぇからさ……、マジでしょうがねぇんだよ。
「俺の言い方が悪かったんだ……、エリカは悪くない」
龍司が俺の肩にポンと手を置いた。そうだよ……、お前が悪いんだよ。手術の話はともかく、リハビリの話なんざ……、黙って、いつもの治療の日程が早まったとか言って騙して連れてくれば、新しい治験とかウンヌンカンヌンでなんとかなっただろマジで……、つーか。
「……まあ、それもあるけどよ」
それ以上に『今』は目を向けなきゃいけないことがあるだろうが。
「
テトと呼ばれたデジモンによって連れてこられたのは、『デジタルな世界』とは程遠い、鬱蒼とした森の中だった。
「「…………」」
マジでここはなんなんだよ。
足の草の中にある虫の飛ぶ気配や鳥の騒めく声、獣の匂いが混じる濃い森の中…………、
「なんなんだよ、この森はっ!!!」
……と、いう千歳のモノローグから数分後、美樹原マナトが森の草原に似つかわしくない豪奢な木製の白のテーブルと椅子がいつのまにか並べられていた。
「ここは『ケモノガミの世界』……、簡単に言えば
数日前、話した内容を確認するように、目の前の2人へとこの世界のあり方を話し始める。
「……話に出てきた、あの世界か」
「グルル」
どこか納得できない……、というよりは現実離れをした世界だというように御島龍司は頷いた。今井千歳の方はテーブルに突っ伏しながら、
「あはは……、異世界に転移するなんて漫画みたいだぁ……」
「…………」
現実逃避をしていた。
(……こいつらで大丈夫なのでしょうか?)
(モーマンタイ……、なはず?)
首に巻きつくマナコはジト目で2人を見つめ、2人の横にいるサイバードラモンとアンキロモンはそんな2人を尻目に目の前に出された紅茶とケーキに夢中になっている。
(…………頭が痛い)
自身の見込み違いを疑いたくはないが……、それでも、自分の決めたことだと事態を飲み込んで、テーブルの上に『とあるモノ』を2つ彼らの前に置いた。
「君達にはここで修行をしてもらう」
『とあるモノ』がテーブルの上に鎮座している。
「修行って言ったってなにをすればいいんだ? いま目の前に置いた『ソレ』が関係しているのか?」
今井千歳がテーブルの上に顔を乗せながらそんなことを言っていると……、
『
「「のわっと!? /────なっ!?」」
「「グルッ!? /────ッ!?」」
目の前にある『
(……チッ)
俺達ならともかく目の前にいる2人や『
「マナコ、黙らせろ」
「わかりました、ご主人様ぁっ! ……『
『『……ひでぶっ!?』』
マナコの『ビフロスト』によって、机と椅子とカップ……、諸々がへし折れた……が、目の前の2人とデジモン達が生きているので
(……あれ?)
あのカップやソーサーって、リリモンが『アンティークで高いモノだから大事にしてください』って、言ってた奴だったような……?
(うん気にしないようにしよう)
気づかれたら、落として割ったとでも言っておけばいい……か? 最悪、またあの『クロスウォーズ産』のマズイフルーツジュース一式が出るだけだ。
「……なぁ、りゅーじ?」
「見たか、あの……」
2人は首に戻ったマナコを見て驚いている。まぁ、そうかとしか言えない。
「岸辺みたいな色気づいた声をしたデジモンが、一瞬だけ巨大に……」
…………あっ!?
「
えっ、あっ、ちょっと力を込めないでくれないか? 首元が苦しいのだが?
「「……えっ」」
ギブ、ギブギブ……、うぜえっ、無理矢理引き剥がすぞっ!
「あんな全身ピンクの変態と一緒にしないでくださいましっ……って、痛いです、ご主人様ッ!?」
痛いんだよ……、ほんとさ。
「……そいつもデジモンなのか?」
御島龍司のその言葉に頷き、一息つく。
「……話を進めようか」
俺はへし折れたテーブルの中心で目を回している『
「君達には『コレ』を使ってもらう」
手のひらに収まりそうな形状のそれらは、それぞれ金色の台座に白色と黒色の獣人のような姿をした人型の上半身がオブジェのように鎮座している。
『『…………』』
……またか。
(あれ、さっきと違って見た感じ、曇ってね?)
(輝きが褪せて、土気色が混ざっているような……、いや、地面に叩きつけられたからしょうがないのか?)
控えめとはいえ、究極体の一撃を超近距離で喰らって気絶してやがる。言うことさえ聞いていればこんなことにはならないと言うのに……、
「……たっく、こいつらも弱いくせにしつっこいですねぇ。『なんど痛めつければ』気が済むんですかっ!」
マナコがいらだちながら、『
「
ダークナイトモンやら、リエさんみたいなバケモノクラスなら、こうやって力づくで黙らせられないはずだった。『まだ』力が2つに分けられている状態なので、言うことを聞かせやすい。
「ですが、ご主人様────」
……あれ?
((こいつら、とんでもないこと言ってるよっ!?))
いつのまにか、この2人にとんでもない視線で見られているような気が……、うん、気のせいだ。話を元に戻そう。
「さて、説明の続きといこうか。このアイテム……、アイテム? の名前は『スピリット』……いわゆる、『デジモン』の魂が形になったアイテムだ」
『とあるモノ』……、『スピリット』、いや、正確に言うのであれば『ヒューマンスピリット』と呼ばれるモノを彼らの目の前に差し出した。
「「…………」」
アニメ『デジモンフロンティア』に出てくる主人公達が某『仮面のヒーロー』のようにデジモンに変身する特別なアイテムだ。
(2人は呆然と見ている……けど)
御島龍司の前に出したのは『闇』の『ヒューマンスピリット』。
今井千歳の前に出したのは『光』の『ヒューマンスピリット』。
(1人は序章の中ボスではあるものの)どちらも(最終的には)主人公勢力が使用したとても汎用性の高いスピリットではある。
(……これが、序盤の『土』や『鋼』といったスピリットに比べたらだいぶ使いやすいはず)
ではあるものの、彼らは一向に手に取る気配はない。
「……スピリット?」
「……おいっ!?」
今井千歳が指で『光のヒューマンスピリット』をツンツンと突き始めた。『光のヒューマンスピリット』が灰色だったのが明滅しはじめる。
「……これ、明らかに意思を持ってますよね?」
『…………、────ッ、これとはなんだっ!?』
「ひっ、またしゃべったっ!?」
…………こいつは、
「マナコ」
「はいっ!」
『────ッ、黙ります、黙ります……、すみませんでしたっ!?』
「……マナコ」
「はーい」
『『…………』』
言うことだけ聞いていろと言明してたはずなのに……、やはり、『オリジナル』に寄せたコピーはだいぶ扱いが悪いな……ん?
((小者くせぇ〜〜っ!?))
今井千歳と御島龍司の視線がいつのまにか『光のヒューマンスピリット』に視線が移っていた。興味があるのだろうか?
「このように、元となった『
『こびりついた汚れだ────』
────ギロリッ!
『────ヒィッ!?』
『(黙っていればいいのに)』
マナコが強く睨みつけただけでこの始末だ。本当に世界を救った英雄の姿か? ……いや、1体1体がロイヤルナイツクラスだったなら、七大魔王1体を相手に10数体で挑まないんだよな、普通。
「まあ、
「
(
こいつら返事をしないな。
「……マ」
『……っ、どーもっ!?』/『よろしくお願いしますッ!?』
うんうん、それでいいんだ。それで、な?
((こいつ、力でねじ伏せて、無理矢理相手を従わせてやがるッ!?))
……にしても、こいつらの態度に腹が立ってきたな。
「
『『……はい、申し訳ありませんでした』』
手を煩わせないでほしい。こっちにだって都合が……、
(魔王っ!? 魔王って言ったぞ、りゅーじッ!?)
(つまり、こいつらは世界の救世主レベルってこと……だよな?)
(俺達は『こいつら』使ってなにすればいいんだよっ!?)
「……『来たな』」
「「『『────ッ!?』』」」
オレンジ色の翼を持つドラゴンと青色の肌の少女が空から舞い降りた。
「……っ!?」
「「…………? ────ッ!?」」
彼女達はこちらを向いた瞬間にマナコに気がついたのかすぐさま俺の前に跪く……ああ、うん、そうだよな。
「我らがジェネラル、マナコ様……、ただいま、到着いたしましたっ!!!」
冷や汗を滝のように流しながら跪くその姿に、俺達の隣に座る彼らがビクリと背筋を伸ばして、こちらを……、正確には────、
「遅いですよ、ラーナモン?」
小姑やお局のように部下に威圧する『マナコ』を見つめている。
(……ハァ、いつも無理をさせて悪いな、ラーナモン)
ため息を呑み込み、心の中で目の前の2体に謝罪をしつつ、首元に巻き付いているマナコの体をトントンと叩く。
「遅くないよ。時間通りだから」
「……ご主人様?」
『ご主人様は甘いのですから』……、とでも言いたげな顔つきだが、マナコの言動が異常なだけだ。
ここは昭和でもなければブラック企業のつもりもない。自ら進んで仕事をするぶんならこちらもあまり言うことはないが、俺に媚を売りながら他者を威圧するのは論外だとなぜわからないのだろうか?
「────ハッ、申し訳ありませんッ!!!」
だから、ラーナモンが冷や汗をかきながらマナコに謝罪してんじゃん。たぶんいっつもこんな目に遭ってるんだろうな……とは、思いつつ、
「ラーナモン……、いつもありがとな」
俺も素直な気持ちを伝えてみる。
「……むぅ」
(『……むぅ』じゃねえよ。たまには自分の部下ぐらい褒めてやったらどうなんだ?
いくらレジスタンスに所属していた頃の仲間とはいっても、直属の上司じゃなくて、社長とか理事というポジションから褒められるのって、相当プレッシャーだと理解できないだろうか?
しかも、直属の上司がこんな態度だ。
俺から褒められるという行為自体プレッシャーになっていなければいいのだろうが……、
「もったいなきお言葉……、して、そちらが────」
ラーナモンが言葉を受け取った後、俺の隣に座る彼らとデジモン達を睨むように見つめた。
(事前に送っておいた資料はちゃんと読み込んでいるみたいだな)
『
「追加の要員だ。鍛えてやってくれ」
「「…………?」」
「ハッ、ご期待に添えるよう全力を尽くします!!!」
「「……んん?」」
「……、さて、お前ら」
「……ひっ!?」/「……っ!?
「……なんだっ!?」/「……ぅうっ!」
「今すぐ修行に出るぞっ! あいつにも負けない最強のデジモンに育ててやるっ!!!」
「えっ、あっ……ちょっとっ!?」
「俺達はデジモンじゃねぇっ!?」
「はいはーい、あなた達は私についてきましょうね?」
「……るあ」/「…………」
「がんばれよぉ〜〜っ!!!」
俺はマナコとラーナモンに連れて行かれる彼らの様子を見ながら大きく手を振って送り出した。今井千歳の縋るような視線を見なかったことにして……、
「……それで、エアドラモン……、彼女はどうなった?」
彼らが完全に見えなくなった後、エアドラモンから『本命』の報告について話を聞きはじめた。
「ええ、強くなっていますよ。並々ならぬ力の付け方です」
「……そっか」
デジモンと会ってからまだ数日しか経っていないというのに、彼女はこちらの想定以上の成長……、いや、『進化』をしているらしい。
(……楽しみだな)
彼女達の力の付け方も期待はしているが、……少し心配なのも事実だ。テコ入れの必要も────、
「それで、『マナト』様はどうされるおつもりで?」
そうだった。
まだ、『追加』の報告が残っていたはずだ。その話を考えるのは後にしたほうがいいよな。
「例のタマゴは割れたらしいな?」
こちらの想定とは『違う』結果の為、少しばかり『修正』と、リエさんに向けた『ショー』の準備をしている段階のはずだった……、はずだったのだが……、
「御島エリカの件がうまくいけばマナト様の言う『原作』の頃には、おもしろいモノが見れると思います」
エアドラモンのその言葉に、俺達の『計画』は順調に進んでいることを確認した。そして、その『計画』に1番重要な話がまだだったな。
「なら、安心したよ。たしかナノモンの話だと……、例のアレはもう完成したのかな?」
「完成したそうです。五感に作用する仕組みと『EDEN』のサーバに……、詳しいことはわかりませぬが、『EDEN』で使われている『魂のデータ化』の理論や
見せられた資料の中には『眼鏡』のような形をした『デジヴァイス』。ナノモンが製作したこの『デジヴァイス』には特殊な作りになっていて、
また、『EDEN』へと入る際には記憶の中に存在する『デジモン』を利用し、五感をはじめ、エピソード記憶や短期記憶といった記憶のデータをぼかしながら、『デジヴァイス』の中にある
(御島エリカの脳の機能はこれで回復に向かうはずだ)
御島エリカの脳機能の障害は、事故によって脳機能のリミッターが外れたことにより、五感をはじめとする脳へ送られる神経の信号や完全記憶能力といった本来持つ御島エリカの脳のスペックを異常に凌駕した力を発揮し続けてしまうことだ。
(機能を抑えつつ、負担を軽減することで、本来持つスペックに近づける)
そして、御島エリカの脳内の負担を軽減し、その軽減した脳の余力を肉体の回復やリハビリにつながるように運用する方へと促すシステムをナノモンに依頼したことで、完全な治療までの体力を戻すのが、彼女の治療に関しての第一段階なのであるが……、
「ナノモンが言うとおりであれば、あとは実証実験だけだとか?」
ナノモンに任せておいて良かったようだ。
「それなら、彼らに言って、
「わかりました」
ほんの少し一息をつきたくなる気分だった。
御島龍司達への報酬は『期限までに』確実に渡せる保証までついてきたのだ。もう気分としては肩の荷がおりつつあるのだが、ここからが本番だと言っても過言じゃない。
(だけど、少しだけリフレッシュは必要だよな)
エアドラモンが俺の言葉を待っているのに気がついた。
(……ちょうどいい)
この後、ナノモンに会いに行く用事も無くなったことだし、ひさしぶりに運動するか。
「……それと」
「……それと?」
「ひさしぶりに体を動かしたい気分なんだ。付き合ってくれるよね?」
「…………、御意」
「……んっと、こんなところかな?」
背筋を伸ばし、ぬっ……、と声を上げる。
「…………」
「へひは」
「……マナトどのぁ」
『ねぇ、タイト?』
エアドラモンが呼んだヘルプやたまたま俺に会いにきていたナノモンとその部下達、ナノモン特製のギズモンコピーの軍団、他にもヘルプのヘルプのヘルプの……、とりあえず山のように積み重なったデジモン達を見てテトが呆れたように声をかけてきた。
『それで、この死屍累々の山はどうしたの?』
死屍累々とは失敬だな?
「修行に付き合ってもらってたんだ。最近手が鈍っててさ……、手応えはなかったけど、いい運動くらいにはなったよ」
体術に鞭術、銃術に組み手に、実践形式の戦闘訓練……、2ヶ月ぶりぐらいにやったけど、思ってたより鈍ってた。体は思うように動かないし、鞭は外れる。銃は思った通りの場所に当たらないし、実戦を想定した戦闘訓練では戦闘のカンが戻るまで2秒もかかった。
(これなら、もう少し早くやればよかったかな?)
あまりの動きのノロさに、訓練をサボっていたことを少しだけ後悔した。
『タイトってさ、僕達のことを修行バカってひどいこと言うけど……、タイトの方がよっぽどひどいよね?』
「……ん?」
テトがなにか言ったみたいだけど聞こえなかった。もう一度……と思ったけど、余計な一言ってだけだな、その顔は?
『……まあ、いいよ。そんなことより、タイトのお気に入りの子のことなんだけど』
……アミから、ーーーーもしかして、イレギュラーかっっ!?
「ーーーーッ、なにか進展があったのかっ!?」
強いデジモンが現れて襲われたとか、リエさんに捕まったとか、もしかしてイーターがたくさん現れたっ!? 思いつく想定だと、どれもこれも危険なことばかり思い浮かぶっ!?
テトがわざわざ報告してくるぐらいだ。なにか重要なーーーー、
『さっき例の場所に『お礼』っておかし置いてったんだけど、僕が食べてもいい?』
「…………は?」
テトのあまりにも間の抜けた一言、そしてテトのお腹? 手のひらの手首あたり? のなにもない空間から鳴る腹の音が聞こえてきた。
「…………休憩にするか」
倒れているデジモン達に指示を出して、俺達は昼休憩に入るのであった。
1/1の番外編アンケート
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if√タイムストレンジャー 前編
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ツルギやユウと遊園地
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クロスウォーズでの一息回