また、フォントや文字が大きくなかったりします。またストックが貯まり次第、余裕があれば編集する予定なので、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
第1話 災難!? 次元渡航の先で
『ドラモンブレイカー』
必殺の剣撃がミレニアモンを狙って、振り下ろされる。
「危ないっ!?」
なんとか避けるが、
『ズィート砲』
避けた先から強力な砲撃が飛んできた。
「タイト、流石に二体一だと部が悪い……どうにかして逃げれない?」
いくら広いとはいえ、ミレニアモンは近接戦闘の得意な『ビクトリーグレイモン』*1と遠距離砲撃が得意な『ズィートガルルモン』*2に手をこまねいている。
「無理だ、一体だけならなんとかなるが……」
ビクトリーグレイモンが近接戦を仕掛けてきて、離れたらズィートガルルモンの砲撃が襲ってくる。しかも、コンマ何秒とかいうレベルでのコンビネーションで襲ってくるせいで、逃げるスキが見当たらない。
「タイト進化っ! 進化さえできればっ!!!」
「それも無理だ」
進化して、ズィートミレニアモンになれば強くなれるけど……奴らは異常だ。戦闘が長引くたびに強くなっていく。
そんな相手に進化なんてしたら、何が起きるかわからない。
「『フルメタルブレイズ』」
「『ビクトリーチャージ』」
二体の同時攻撃が、俺たちを狙って放たれる。
…………いったいどうしてこうなった?
次元の裂け目を通って、時空間を彷徨い数日。俺達は元の世界を探すも、手がかりを見つけられなかった。
「ねえ、タイト〜、次の次元の裂け目が見つかったら、その世界で休憩しようよ〜」
ラリった目で、裂け目だらけの空間を見つめるミレニアモン。
「そうだな〜、そうするかー」
ラリった目で頷く俺。
『いやいやいや、変な次元入ったら、時間感覚狂わされて大変なことになるっす! 浦島太郎にでもなりたいんすか、あんたら!!!』
デジヴァイスからの声で……ハッとする。そうだ、俺は何をやってたんだ。今は次元渡航をしているから時間感覚は一定だけど、一回でも他の世界に入ってしまったら、その世界の時間の基準に飲まれてしまう。そんなことになったら、母さん達に一生会えなくなるっ!?
「そうだな、浦島太郎になったら困る……何やってんだよミレニアモン、早く元の世界を探すぞ!!!」
「そうだねタイト、ほらチューモンも探して!!!」
俺達は意識を切り替えて、この緑色の電子が彷徨う時空間の裂け目を探した。
『……いや、あんたら……もういいっす』
チューモンの呆れた声が聞こえてくる。
そんなこんなで、時空間をを彷徨って1時間が経った。次元の裂け目は見つかるんだが……
「僕達が居た世界じゃないね」
「そうだな」
ミレニアモンが気配を探っても、上手くいかない。
『あの、本当にこっちなんすか?』
「たぶん、デジヴァイスが正しく導いてくれると思うんだけど」
デジヴァイスicが進行方向に向かって光を出して、次の行き先を教えてくれている……だが、
「これじゃ、わかんないね」
何日経っても同じ方向しか示さず、本当に合っているのかわからなかった。
「……でも、デジタルワールドへと連れてったのはデジヴァイスだ」
「うん、そうだね」
俺達の体をデータとして吸い込んで、デジタルワールドへと連れてったのは、このデジヴァイスの力だ……とりあえず、それが次の道標になってくれるはずだ……と思いたい。
『本当に合ってるのかどうかわからないんすか…………って、光の向き変わってる!? 変わってるっす!!!』
向きが真っ直ぐから、一つの次元の裂け目へと向かっていく。
「おい、だから言っただろ!!!」
「うん、こっちに向かうんだね!!!」
そう言って俺達はその次元の裂け目を通り抜けた。
……それが、この戦闘の原因だと知らずに、
「……えっ!?」
「……わー、すっごく……」
『白色っすね!!!』
見渡す限り白、白、白……白色の城が青空の中心に大きくそびえ立っている……どこかで見たような…………
「『ドラモンブレイカー』!!!」
「『ブローバックブレス』!!!」
二つの攻撃が俺達を次元の裂け目へと押し込んできた。
……それから、30分。
戦局は変わらず……というより、悪化している。究極体を超えた実力を持つ2体のデジモンに少しずつ、ミレニアモンは押されていった。
「だぁあああああ、俺の暮らしてた世界だと思ったら別の世界だし、相手何にも言わずに攻撃してくるし、なんなんだよ、いったい!!!」
イラつく、こっちはまだ何もしてないのに、
「『ドラモンブレイカー』」
ビクトリーグレイモンの剣がミレニアモンを吹き飛ばす。
「……んぐぅぅぁあああああ!!!」
衝撃で吹き飛ばされそうになりながらも、必死になってミレニアモンの体に捕まる。
「『ズィート砲』」
ズィートガルルモンの砲撃が、俺達に標準を合わせる。
「『タイムアンミリテッド』」
砲撃をミレニアモンが亜空間に閉じ込めて、攻撃を躱す。
「はあはあ、タイト焦っている場合じゃない……はやく状況をなんとかしないと、奴らにやられちゃうよっ!!!」
ミレニアモンも少しずつ体力が削られて、追い詰められ始めたことに焦り始める。
「……っ、わかってるっ!」
どうすればいいかなんてわかってる。
『はやく、はやく進化するっす!!!」
ズィートミレニアモンになれば戦況も変わっていく。だけど、なったら嫌な気がする。ただの直感だけど、奴らは俺達に…………
「『フルメタルブレイズ』」
「────タイトっ!!!」
ミレニアモンの防御を抜けて、弾丸が俺の頰を掠める。
掠めたとき、俺とミレニアモンの体が切られ、弾丸によって蜂の巣にされる未来を感じる。その瞬間俺の頭の中のスイッチが入る。
……もう、迷ってる暇はない。ミレニアモンの消耗が激しい。このままだとやられるのは時間の問題だ。
「ミレニアモンやるぞ」
今最善で……『必要』なのは、
「進化だ」
「タイト、わかった!!!」
ミレニアモンの掛け声と共にデジヴァイスicに力を込める。善のデジソウルではない。
『嫌だ』『やめてくれ』『死にたくない』『犯さないでくれ』『殺さないでくれ』『頼むから』『やめろ』『助けて』『誰か』『母さん』『嫌だ』『来るな』『なんで』『ゴールドヌメモン』『消えないで』『奪わないで』『奪いたくない』『殺したくない』『やめろ』『奪わせないで』『逃げたい』『苦しい』『悲しい』『なんで』『戦いたくない』『どうして』『嫌わないで』『許せない』‘『許さない』『帰して』『1人は嫌だ』
自分の中の暗い想いを力に変える。闇夜色の光が手のひらで輝く。
『デジソウル・チャージ』
[ミレニアモン進化]
ミレニアモンの周囲に光が纏い始める。俺の体もミレニアモンの身体の中に生まれ始め
…………その瞬間、
「『トライデントガイア』ァ!!!」
「『ズィート砲』ぅ!!!」
強烈な光が俺達を吹き飛ばした。
『今日ね◼︎◼︎様がうちに来るの、今日も貴方に接待をお願いするわ』
『いや? ……お前は私の言うことを聞いていればいいんだ!!!』
『そうね、いい子ね。じゃあ、あの方が来たらよろしくね』
『……裁判? 私悪いことはしてないわ! 息子に接待だってしっかりやらせたわ。あの方の言うことを聞いていただけよ!!!』
『ねえ、そうでしょ✖️✖️ちゃん……ママ、悪くないわよね…………ねえ、ねえったら!!!』
『ママは悪くないわっ! 貴方が、貴方が悪いのよっ!!!』
『ごめんな、悪い父親でごめんな』
『父さん、もっと頑張るから……✖️✖️が楽しく暮らせるように頑張るから』
『今日も夜勤をやってくるよ、たくさん稼いでくるからね』
『ごめん、本当にごめんな』
『……タイト、助けくれ』
『なんでプラチナヌメモンだけ助かったんだ?』
『ワイはもっと生きたかった』
『なんでワイだけ助からなかったんだ!!!』
『……なんで、なんでワイだけ』
「────っ!」
『許さない』
「────イトっ!」
『絶対にお前だけは許さない』
「────タイトっ!!!」
……ハッ!?
目が覚めると、クロアグモンがガシャガシャと手錠を鳴らしながら、俺の肩を揺らしているのが見える。
「……タイト、だいぶうなされてたみたいだけど、大丈夫?」
クロアグモンが心配そうに聞いてくる……うなされていた? なんか嫌な夢でも見ていたのか? ……それより、
「大丈夫……それよりここは、────っ!?」
クロアグモンだけじゃない…………俺の手にも手錠がついていた。それを見た時に、自分が気絶する前に何をやっていたのかを思い出してみる。
『トライデントガイア』
『ズィート砲』
…………思い出した! あのとき俺は、ズィートミレニアモンに進化させる途中で、敵は攻撃してきて……無防備だった俺は攻撃を受けて気を失ったんだ。
「……ううん、わからない。僕もタイトと一緒にやられて……気がついたら、タイトと一緒にこんな部屋に閉じ込められていた」
クロアグモンはそう言って、体を横に動かす……クロアグモンの体が横にずれたことによって、遮られていた視界が広く見えるようになった。
「ここは、牢屋なのか?」
「みたいだね、こっちが持っていた物は服以外全部取られちゃってるよ」
クロアグモンの言葉に、俺は自分の荷物がないことに気づく。ポケットに入っていたデジヴァイスicもデジタルワールドから出る時に持った物資も全部取られてることに気がついた。
「……チューモンは?」
クロアグモンは首を振った。
「チューモンはデジヴァイスの中に入ってた。デジヴァイスが取られた時に連れて行かれたんだと思う」
「…………そうか、俺達は負けたのか」
チューモンもいない。デジヴァイスもない。物資も奪われている……そんな状況が頭の中に入った時、初めて俺は負けたのだと実感した。
「タイト、また頑張ってだ……シッ、静かに、誰か来るっ!?」
クロアグモンが慰めてくれようとした時に、牢の外から足音が聞こえる足音は複数。どれも重厚感のある、人より体重が重そうな音が少しずつ俺達に近づいてきた。
そうして、俺達の牢屋の目の前で止まった。
「……出ろ」
牢から見切れるほどの大きさを持つそのデジモンは、俺達の牢屋の鍵を開けて出るように促す。
「────なっ!?」
そこには階段までに十数体のシールズドラモン*3とコマンドラモン*4の列が並んでいる。
……そして、俺達の牢屋の鍵を開けたのは、
「……ふん」
ザンバモン*5……少し記憶が刺激される。ザンバモンにシールズドラモン、コマンドラモン。この並び、どこかで…………
「もう一度言う、出ろ」
ザンバモンは俺達を睨みつけて、もう一度そう言った。あの目は、次はないと言っているようだった。
「タイト、出るよ」
「……ああ、わかった」
クロアグモンと一緒に外に出る。外に出ると、ザンバモンは先頭に立ち、シールズドラモン達が俺達に銃を向けながら、行く先を見つめる。
「……ついてこい」
そう促され、ザンバモンは歩き出した。それに続いて俺達も歩き出す。
(ねえ、タイト……今なら逃げれるかな?)
クロアグモンは歩きながら、俺にしか聞こえないように話しかけてきた。
(無理だと思う。シールズドラモン達相手ならできそうだけど、究極体への進化なしにザンバモンは相手できない。それに)
「別に逃げたっていいが、その場合は背中から切って捨てるだけだ」
ザンバモンに俺達の会話が聞かれてたようで、こちらに顔を向けずに話しかけてきた。声色からして、少し上機嫌なようで少し笑い声が聞こえた。
「────ヒェッ、聞かれてた!?」
クロアグモンは話を聞かれていたことに驚いたのか、びっくりして飛び上がった……おい、そのせいで後ろのシールズドラモンに銃口で小突かれることになったぞ。
「……別に逃げるつもりはない。それに、取り戻したい物があるからな。どのみちついていくしかない」
「ほう、それほどあの奇妙なデジヴァイスを取り戻したいか?」
ザンバモンは愉快そうに俺に聞いた。
「それよりも大事な物だ」
デジヴァイスicなんて、俺達の世界に帰れば代替品がいつかできる……それよりも、チューモンのほうが大事だ。
「お前の荷物をあらかた探ったが……そのような物は無かったと」
「ザンバモン様っ!!!」
向こうから、コマンドラモンが急いで走ってきた。俺達を囲っている部隊とは違うようで、腕に青色のスカーフをつけている。
「何事だ」
「お耳に入れたいことが…………」
そう言って、ザンバモンの近くへと行き、コソコソと話し始めるコマンドラモン……話を聞いているうちに更に上機嫌になっていくザンバモン。
「とのことがありまして…………どういたしましょう?」
「……そうか、こやつらと一緒の場所へ連れて行け。こやつらに関わる者か を連れてこいとあの方の命だ」
わかりましたと、コマンドラモンは急いで来た道を戻っていく。
「どうやら、お仲間が見つかったみたいだぞ」
ザンバモンはにやりとこちらへと視線を送る。
(チューモンが捕まった!?)
クロアグモンが驚いた顔でこちらを向いた。
(今すぐ助けに行く?)
俺は首を振る。
(今動いてもやられるだけ、捕まっているだけで、まだ生きている。下手に動くな)
クロアグモンに聞こえるようにそう言うと、ザンバモンの足が止まる。その先はT字路どころか行き止まりになっている。
「止まれ」
「はぁ? この先に道はないぞ」
「少し見ていろ」
ザンバモンが壁に向かって、刀を使いデジ文字を刻む。そうすると、壁の素材であるレンガが一つ一つずれ始め、大きな扉が現れた。
「……すごいね、タイト。僕こんなの見たことないよ」
「そうだな、アニメみたいだな」
アニメのように黒のレンガから青い光が流れ、動く様子は、幻想的な光景で、俺達は敵地でありながらも、感嘆の声をあげてしまう。
「そうだろう。このように『再建』するのにどれくらいの時間がかかったことか…………まだ、修復できたわけでもあるまいに、彼奴等は全く……」
最初は自慢するような声で話すザンバモンだったが、次第に怒りの滲む発言に変わる…………
「…………うおっ!?」
俺達は薄暗い部屋から白く輝く光が目に入った。
「────うわッ、何これ!?」
目が慣れるとそこには、まるでおとぎ話に出てくるお姫様が住む世界が視界に広がった。
「まるで、絵本に出てくるシンデレラや白雪姫の城みたいだ」
壁や扉、柱、小さな装飾や模様に至るまで全てが白く鏡のように反射しており、窓から入る太陽の光が灯りが無くとも、廊下全体を照らしている。
「目が慣れたなら行くぞ」
ザンバモンが俺達の目が慣れたのを確認したら進み出した。
(……タイト、これどこに向かってるんだろ?)
(わからない、でも)
……この光景に見覚えがあった。
牢屋の中にいた時から感じていたこの違和感……たぶん、前世のデジモン関係のアニメや漫画で見たことがある気がするんだけど……
(まったく思い出せない)
(何かわかったことがあるなら、教えてね)
俺達はザンバモンに着いていき、城の玉座の間に連れてこられた。全体的に白を基調としたデザインに、シャンデリアや玉座がキラキラと宝石のように白く光っている。
「ここに跪け」
ザンバモンに言われるがまま、俺は玉座の正面の十数メートル先のカーペットの上に跪いた。その時、ゴンっと大きな音が隣から鳴った。クロアグモンがザンバモンに鞘で頭を叩かれている。
「早くしろっ!!!」
「……痛いっ!? そんなことされなくても、座るよ」
俺はすぐに跪いたが、クロアグモンはしぶしぶ跪く。
(……ここ、どこかで?)
この場所はどこかで見たことがあるような気がする……たぶん、デジモン作品のどこかで見たと思うんだけど…………思い出せない。
デジモンアドベンチャーのヴァンデモンの城はこんなに白くないし、デジモンテイマーズの白い世界は本当に白だけで作られている。シャンデリアの光はオレンジ色だし、装飾だって白以外の色は多少あったと思う。
(タイト、何かわかったの?)
(悪い、どこかで見たことがある気がするんだけど、思い出せないんだ…………たぶん)
アニメじゃなくて……と言おうとしたところ、シールズドラモンやコマンドラモン達が壁際に整列しはじめる。
「おい、静かにしろ」
「気をつけっ!!!」
ザンバモンが俺たちにそう声をかけた時、ホーリーエンジェモン*6が玉座の間の一つ息を吸い込み、大きな声で読み上げる。
…………
その瞬間、頭の中の古い記憶から一つのデジモンの漫画を思い出した。
(ビクトリーグレイモンにズィートガルルモン、ザンバモンやコマンドラモンやシールズドラモン……そして、ホーリーエンジェモン。なんで気づかなかったんだっ!?)
(タイト何か思い出したの!?)
顔から冷や汗が流れてくる……現状、どうしようもない相手が目の前にやって来るのだ。
「女王陛下御入来!!!」
そんな俺の気持ちとは裏腹に、玉座の間の中を大きなラッパの音が鳴り響く。
(思い出した……やばいなんてモンじゃない、この世界に近づいてしまったのが間違いだった)
コツコツと玉座の間のカーテン越しから歩く音が聞こえてくる。
(……間違いって、どうして?)
クロアグモンは俺の異様な様子を見て驚いている……だけど、俺には1人の『少女』の姿に恐れ慄いている。
(間違いって、そりゃ)
『少女』は玉座に座り、こちらを見据え……いや、静かに目を細める。
「私の名は『イグドラシル』……このデジタルワールドの神です」
(本物の神様に出逢っちまうからだよ)
超金属「クロンデジゾイド」の鎧を身にまとうウォーグレイモンの亜種であり、巨大な剣を軽々と振り回し、独特の剣技で敵に立ち向かう“豪傑の竜戦士”である。必殺技は、巨大な破砕剣『ドラモンブレイカー』を振り回し、斬るといよりもむしろ叩きつけて敵を砕き粉砕する豪快な剣技と、『ドラモンブレイカー』を分離させて両腕に装着し、大気中に存在する全てのエネルギーを剣の先端に集中させて放つ『トライデントガイア』。また、敵の攻撃をもその巨大な剣で跳ね返す『ビクトリーチャージ』という独特の剣技をもつ。なお、ビクトリーグレイモンはデジタルワールド上で自然発生したデジモンとは異なる進化コードを持っており、人為的なデータ介入によって生まれたデジタマから進化したデジモンであると見られている。
ガルルモンの最終形態、メタルガルルモンの亜種であり、超弩級の最終兵器『ズィード砲』を搭載する究極の獣戦車デジモンである。全身に装備している武器は全て実弾であり、ズィードガルルモンの体力を消費すること無く長時間にわたり実弾の豪雨を降らす。鼻先にある4つのレーザーサイトは実弾用に改良され、数百もの対象物をロックオンすることが可能である。必殺技は、最終兵器『ズィード砲』並びに全身の武器を一斉掃射する『フルメタルブレイズ』。また、発射エネルギーを口部から噴射する『ブローバックブレス』をもつ。なお、ズィードガルルモンはデジタルワールド上で自然発生したデジモンとは異なる進化コードを持っており、人為的なデータ介入によって生まれたデジタマから進化したデジモンであると見られている。
コマンドラモン100体をふるいに掛ける特殊選抜試験「セレクション-D」を合格した1体のみシールズドラモンへ進化することが出来るといわれている。目視で捕らえることが不可能に近い速度での移動が可能であり、迷彩機能や銃などは装備せず、体術のみで「目標」をしとめる能力を持つ。主に暗殺を任務としている。必殺技は、極限まで研いだナイフの一撃『デスビハインド』と、一瞬のうちに相手の急所を計測する『スカウターモノアイ』。
機械化旅団「D-ブリガード」の歩兵デジモン。「D-ブリガード」は竜型サイボーグデジモンで構成された機械化旅団であり、決して表沙汰になることのないミッションに投入される特殊部隊である。コマンドラモンの体表は特殊テクスチャー加工が施してあり、周囲の色をリアルタイムに判断し、あらゆる迷彩パターンを表示することが可能となっている。そのため、ほとんどの「目標」はコマンドラモンの存在に気が付くことなく葬られることが多いという。必殺技は携帯したアサルトライフルから放つ『M16アサシン』と小型爆弾『DCDボム』。
騎馬武者姿の魔人型デジモン。ムシャモン軍団の将軍として君臨している猛将である。将軍でありながら自ら軍団の先頭に立ち、敵に切り込んでいく戦い方を好む。下半身は戦場で動きやすいように馬と一体化しており、激しい戦闘でもバランスを崩すことなく刀を振るうことができる。必殺技は右手に持つ巨大な斬馬刀「龍斬丸」を使って繰り出す『打首獄門』で、たとえ相手が防御していようとも巨大な刀身で鎧ごと切り落とす威力を持っている。『十文字斬り』は左手に持つ妖刀を使って繰り出す技で、細身の刀身を素早く振りぬくことで発生する衝撃波を放ち、相手を十字に切り裂くことができる。
輝く8枚の銀翼を持った大天使型デジモン。ホーリーエンジェモンのデジタルワールドでの使命は法の執行官であり、多くの天使型デジモンを監督監視する役目を持っている。さらに、デジタルワールドの秩序を保とうとする“光”の意識の代弁者であり普段は神官の姿をしているが、“闇”の意識がデジタルワールドを覆った時、戦闘形態(バトルモード)に変化し悪を討つ。戦闘形態時には左腕のビームシールドと右腕に装備された聖剣エクスキャリバーで敵を葬り去る。また、ホーリーエンジェモンは神官形態の時は優しく慈愛に満ちた性格だが、戦闘形態の時は厳格な性格へと変貌する。必殺技は二度と戻ることはできない亜空間への扉を出現させて敵を葬り去る『ヘブンズゲート』。
『イグドラシル』
デジタルワールドにおけるホストコンピュータ、デジタルワールドを運営するシステムである。簡単に言えばデジタルワールドの神様ではあるが、決して全知全能の能力は持っていない。
神という立ち位置にいる為、多くの作品にてラスボスや裏ボスになっていたりする。
イグドラシルは『ロイヤルナイツ』という13体の聖騎士型デジモンを、セキュリティとしてデジタルワールドへと遣わし、デジタルワールドの秩序の為に時に寛容に、時に冷酷に判断して世界の運営を行っている。