とりあえず、エピローグ投稿後、次回は活動報告にてあとがきを書いた後に第3章をやる予定です。
2011年 7月15日 デジタルワールド
リアルワールドであったことを説明後、俺はノルン様によって1日ほど診察を受けていた。
リアルワールド内で、コーラを飲んだことで倒れたことが原因だ。俺自身も気になっていたため、すぐに承諾したが、帰ってきたら次の日の朝までかかるとは思っていなかった。
「診断結果が出ました」
ゴクリ、と息を飲み込んだ。
「診断の結果────あなたの体は半分、デジモンになっています」
……半分、デジモン?
「……俺の体が、ですか?」
実感が湧かない……だって、リアルワールドでも普通に歩けたし、誰かと戦いたいという欲求もない。
ただ、リアルワールドの食事が取れなかっただけだった。それで、半分デジモンになっているというのはおかしいと思った。
「あなたの体のほとんどの細胞はデジタルワールドのもので構成されています……なにか心当たりはありませんか?」
……キッと睨みつけられた。
心当たりって言われてもな…………
「デジタルワールドに来る前は、普通に食べてたしなあ」
「……来た後は?」
「デジタルワールドに来てからは、デジヴァイスの『デジモンの餌』機能を使って出した食材ばっかり食ってたな……それが原因な訳────」
「それが原因です!!!」
食い気味にそう言われてしまう。
「はは、そんなわけないじゃないですか」
「……はあ」
────ため息をつかれた!? ……この人がため息をつくってことは、俺は相当馬鹿なことをやらかしたのか?
「……楽観視されてるようなので説明しますね」
やけに真剣な表情で言われる。
「本来デジタルワールドの食べ物を人間が長期間食べて過ごすことは危険なことです」
「……でも、今の俺にはなんともない────」
「なんともないから大丈夫な訳ありません」
「いいですか? あなたの気持ちもわかりますが、もう一度言います。人間がデジタルワールドの食べ物を長期的に摂取するのは危険です」
「……それは、どうしてですか?」
「デジタルワールドの食べ物は、リアルワールドの食べ物とは全く違うものだからです」
「……全く違う?」
「デジタルワールドの食べ物は、あなた達人間にとっては所詮データの塊です」
「デジモンと同じように、
「────でも、あれらの食材には味や匂いだってありましたよ!?」
「
「
「……しかし、リアルワールドの食べ物は違います」
「普段デジモンが食べている物とは違い、食材ひとつひとつにまったく違うデータが出力されます」
「デジタルワールド内の食物は、リアルワールドと違って無駄な
…… 無駄な
「それに引き換え、リアルワールドの食物は無駄な
デジタルワールドの食べ物と、リアルワールドの食べ物になんの違いがあるのだろうか?
「たとえば、カビやウィルスといった微生物」
人差し指を立てたとき、指の先が光った。光った先から、食べ物の表面についている微生物の映像が流れる。
「たとえば、食物の色を無理に変えたり、食物を長期保存するための薬物」
中指を立てた。中指の先から、着色料や保存料、甘味料、漂白剤等、人間の味覚や視覚、嗅覚を満足させるために入っている添加物の映像が流れる。
「たとえば、食物の周りの微々たる環境の変化による影響」
薬指を立てる。薬指の先から、冷蔵庫からアイスを取り出す映像や熱を持っていたカレーが常温になった際に発生した菌が増殖する映像、日数が経過したことで腐りはじめる果物の映像などが流れる。
「……他にもいろいろありますが、デジタルワールド内では、これらの現象は起こりえません」
ノルン様の答えに、俺は今まで変な物を食べていたのかと思ってしまう。
「……さすがに嘘だよな?」
「嘘ではありません」
「デジタルワールドの食べ物はデータの塊なので、常にそこにある物質として完成されています」
……完成されている? いったいどういうことだ?
「人間がデジタルワールドの食べ物を食べた際に受け取る
つまり、デジタルワールドで食べたものは
「それらの『情報』をリアルワールドの食べ物はすぐに受け取ることができず、消化という行程や吸収する必要性が出てきます」
まあ、人体の構造上消化や吸収は必要だしな……ってことは!?
ノルン様の説明の意味に気がついた気がする。
「さらに、先程述べたように腐敗や添加物、温度や湿度による食べ物の影響、カビや病原菌などの微生物も
……。
「しかし、あなたの身体はデジタルワールドへと旅立ってから8年間もの間、デジタルワールド内の食物を食べてきたことにより、消化や吸収を行うことなく過ごしてきました」
…………。
「それによって、リアルワールドの食べ物を食べた瞬間、脳や細胞に直接前述した無駄な
…………。
「そして、脳や細胞が情報過多になってしまい、オーバーヒートしたのが気絶した原因だと思われます」
……でも、その説明の中には疑問なものが存在した。
「────でも、アニメや漫画で出てきたデジモン達は食事は取れていました。なんで俺だけこんなことになっているんですか?」
アニメの中では、アグモンがリアルワールドに来てからすぐにハンバーガー食べたり、チビモンがコンビニで買ったチョコレート食べている場面があった。なぜ俺にはそれが適用されないのかわからなかった。
「それは最初に言ったとおり、身体の半分デジモンになったのが原因だと思われます」
「……それはいったい?」
……最初に思った疑問。
なんで俺の体が半分デジモンになってしまったのだろうか?
「まず、最初に言わせていただければ、デジモンとあなたは違う生命体です」
……それはそうだ。俺は母さんの腹から産まれてきた。その写真だって見たことがある。
「今世に生まれてから数年間あなたはリアルワールドの食事をとってきました」
俺は3歳の頃からデジタルワールドで過ごしてきた。そこからデジモンの餌を自分の食事の代用として食べてきた。
「そして、デジモンは自身の生まれや努力、周りの環境などによる
それも知ってる。前世の公式サイトでなんども見直した。
「デジタルワールドで生まれ、
…………それは、 うんわかってる。
「しかし、あなたはリアルワールドで長く過ごす前に、デジタルワールドへと来てしまった」
わかってるつもりだった。
「それによって、デジタルワールドで成長したことで、デジタルワールド内で、細胞の作りが変化してしまった」
「これによってあなたは」
「
『これから、あなたの身体は第二次性徴へと入るでしょう』
『ですが、あなたの体はこれから普通の人とは違う変化が起きると思います』
『たとえば、デジモンのように性欲がなくなったり、戦闘に対しての本能が強くなるかもしれません』
『たとえば、デジモンのように長く生きていても、肉体の変化があまり訪れなくなるかもしれません』
『……あなたはこれから、普通とは違う生き物になることを覚悟しなければなりません』
『状況を甘く見ていた私にも責任があります』
『今まで以上にあなた達のサポートはしていくつもりです』
『なので、なにかしらの変化があったら、まずは私達に連絡してください』
『お願いしますね、タイト』
……放心状態の中、そうノルン様に言われたことを思い出す。
正直言って、性欲がなくなるとかデジモンのようになってしまうとかそんなことはどうでも良かった。
ただ、母さんからもらったこの体を壊してしまったことに対する、罪悪感が増えてしまっただけだ。
それでも、前に向かなきゃいけないと思った。
俺にはやらなきゃいけないことがある
────うおおおおおっ!!!
……そう考えているときに、中庭の方で歓声が上がった声が聞こえる。
そこに向かって走ってみた。
そこにいたのは、四体のデジモンと、周囲を囲む多くのコマンドメンツ達だった。
「────はあ、はあ、マッハガオガモン*1……オイラの勝ちっす」
「……パンジャモン*2、君には負けたよ」
パンジャモンはマッハガオガモンの首に剣を当てて、勝利を訴える……そして、それを素直に認めたマッハガオガモン。
「────ライズグレイモン*3っ! 完全体同士で、僕はお前に勝った!!!」
「────うるせえっ! てめえなんざ本気を出せば、俺のほうが強かったに決まってらあっ!!!」
雄叫びをあげたメタルグレイモン*4と、悔しそうに叫ぶライズグレイモン。
そっか、そう言えば訓練の前に2体を完全体に進化させたんだっけ。
「────うおっ!?」
メタルグレイモン達に近づこうとする時、後ろからいきなり肩を組まれた。
「────タイトっ! お前のパートナー達やったじゃねえか!!!」
「タイトさんっ! 完全体とはいえ、まさかマッハガオガモンが完全体相手に負けるとは思いませんでした!!!」
肩を組んできたのはツルギさんで、その後ろからユウさんがやってきた。2人とも戦いを見ていたのか、興奮している様子だった。
「お前のパートナー達はすごいぜ……なんせ、完全体だが、俺達がデジソウルで強化した2体をぶっ倒しやがった」
「特に、最後にあったマッハガオガモンの『ウィニングナックル』と『氷獣拳』のぶつかりあいは最高でした!!!」
ユウさんが興奮気味にそう言った。パンジャモンは正面から戦って勝てたのか……すごいな。
「────なに言ってんだよ、ユウ……最高だったのは、ライズグレイモンの『トライデントリボルバー』をメタルグレイモンが『ジガストーム』が相殺した後に、上空から『ギガデストロイヤー』でライズグレイモンをぶっ倒したところが1番だっただろうがっ!!!」
それを否定して、ツルギさんが自慢げにそう言った。メタルグレイモンも、ライズグレイモンに勝てたのか。
「いいえ、パンジャモンです!」
「そんなことはない、メタルグレイモンだ!」
2人が言い争いを始める……そんなふうに言い合えるほど、あの戦いはすごかったのか。
……俺も見たかったな。
言い争う2人を無視して、勝った2体のところへと走っていく。
「────タイトっ!」
「────タイトっちっ!」
2体とも笑顔でこっちに来てくれる……なんかちょっと恥ずかしい。
「タイトっち、オイラ……初めて、マッハガオガモンに勝てたんす!」
「────うん、それは俺も見たかったな」
そう笑顔で言うパンジャモン……珍しいこともあるモンだ。パンジャモンは俺に、自分の勝利の報告をしてくるなんて滅多になかった……それほど嬉しかったのかな?
「────どけ、タイトは病み上がりだ……タイト、診察はどうだった? 怪我や病気……体に悪いとこはなかったかな?」
近づいてきたパンジャモンをどかすメタルグレイモン。俺の心配をしてくれるのは嬉しいけど、ちょっとパンジャモンに当たりが強いかな?
「メタルグレイモン……ちょっと、パンジャモンへの当たりが強いよ。せっかく勝てたんだしさ。ちょっとは喜んでいいんじゃないかな? ────診察のほうは大丈夫……な訳ないけど、また後で話すよ」
「……わかった」
しぶしぶといった様子のメタルグレイモン。少し言いすぎたか?
「俺もお前の勝ったところが見たかったから、今度はかっこいいところを見せてくれよ」
「────ああ、今度も勝ってみせる!!!」
先程とは違い、嬉しそうな表情をするメタルグレイモン……うん、これでいいみたいだ。
「────おいおい、は────むぐっ!?」
「────はいはい、静かにするぞ」
メタルグレイモン達の後ろで、ライズグレイモンをマッハガオガモンが口を塞いでいる……きっと、さっきの発言で癇に障ったライズグレイモンを、マッハガオガモンが止めてくれたんだろう。
マッハガオガモンは気を使ってくれてありがとう。
それと、一晩考えてたことを2体に伝えようと思った。
「────2体に話がある」
「────?」
「────なに、タイト?」
2体は俺の言葉に耳を傾けてくれた。
「────例の名前の件だ」
「「────っ!?」」
2体とも、少し興奮気味に揺れた……それほど、期待してたってことかな?
「それでは言う」
そう言って、メタルグレイモンの方を向く。
「────メタルグレイモン」
「────ハイ!!!」
メタルグレイモンは大きな声で返事をする……ああ、緊張してきた。
「お前の名は『テト』」
「名の由来は日本の太陽信仰の一つ『
「太陽信仰から由来を選んだ理由は、アグモンの進化の系譜は『勇気の系譜』と呼ばれていたこと……また、『勇気の紋章』は太陽を模して造られた為、由来に選んだ」
「……そして、最後に俺の道を太陽の如く照らしてくれることを願ってそう名付けた」
今度はパンジャモンの方を向く。
「────パンジャモン」
「────はい」
パンジャモンが静かに返事をした。
「お前の名は『シン』」
「名の由来はメソポタミア神話の月の神『シン』から」
「月の神を名の由来に選んだ理由は、神話の中では太陽に対応する存在であること……それ以上に、お前が『テト』を意識しているのを知っているから、神話のように肩を並べられる存在になるようにと思って由来に選んだ」
「……そして、最後に俺の道は厳しいものになっていくだろう。その道を由来となった神『シン』が司る豊穣のように、俺の道の先に恵みが溢れる世界を願ってそう名付けた」
2体の顔は緊張して見ていられなかった。
昨日は1日中こんなことを考えていたけど、受け入れなかったらどうしようと思って、悩んでいた……そして、覚悟が決まったところで、2体の顔を見た。
…………どうやら、俺の勘違いみたいだった。
2体とも、俺のほうをまっすぐに見ている。
「これからの僕の名前は『テト』」
「オイラの名前は『シン』」
「これから、よろしく……タイト」
「よろしくっす、タイトっち」
2体ともどうやら受け取ってくれたようだ。
「こちらこそ、よろしく頼むよ……テト、シン」
2011年 7月21日 リアルワールド
「────襲われただああああっ!?」
「────うん!」
私は襲われた後すぐにホテルへと戻り、みんなにケモノガミに襲われたことを伝えた。斉藤さん……いや、ぐーちゃん以外のみんなが驚いた顔をした。
「────アイっ、体は大丈夫なのか?」
アクアがそう心配そうに聞いてくる。
「大丈夫だよ、ぐーちゃんが守ってくれたから」
そう言って、私はぐーちゃんを見た。タイトが寄越してくれたとおり、私を守ってくれた。
「グルスガンマモンもありがとう」
「ふん、俺の利益になる限りは守ってやるつもりだからな……タイトに会った時にでも感謝してやれ」
アクアの感謝の言葉に、ぶっきらぼうにそう言ったぐーちゃん。ちょっと照れてそうに見えた気がする。
「ねえ、ママ」
「なに、ルビー?」
ルビーが真剣な顔で私に声をかけた……いったいなんだろう?
「────そのケモノガミって、すぐに襲ってくるの?」
「「「────っ!?」」」
ルビーのその言葉に私もアクアも、他のみんなも固まってしまった。
究極体、ジャンボガメモンを思い出した。……あれが、また襲ってくる? ぐーちゃんが進化しなければ勝てなかった相手が、たくさん襲ってこられたら……と思ったら、背筋が凍ってしまった。
「────すぐに襲ってくるこたぁねえんじゃねえか?」
ぐーちゃんが簡単そうにそう言った。
「────なんでそう思ったの?」
「────なんでって、言われてもなあ、いくつか理由があるけどよお」
「1番の理由は、タイトがいなくなった後すぐに襲ってこなかったのが、1番の理由だろ」
「普通、自分のようなデジモン使いがいなくなったらチャンスだと思うだろ……その後、すぐに襲って来なかったってこたぁ、襲ってきたやつは戦力が整ってなかったってことだ」
「……なるほど」
これは納得の理由……確かに、タイトがいなくなった後すぐに襲ってくれば、私達はやられていたはずだ。それなのに今まで襲ってこなかったってことは、ぐーちゃんの言う通り、まだ戦力が整ってなかったということだ。
「二つ目の理由は、俺みたいなデジモンを使うのにデジヴァイスが必要だってのに……デメリットなしで、この世界の現実にデジモンを呼べるはずねえだろ」
……むむ、これもなんとなくわかる。
タイトも私も、デジヴァイスなるものを持っていたから、デジモンを使えてる。
「しかも、究極体を出してきたってことは相当力を使ってるはずだ……俺が来たから急に準備したんだと思うぜ。たとえばアイをここで、本当に終わらせるつもりだったとか」
「────っ!?」
その言葉にびっくりしてしまう……まさか、本当にトドメを刺されるところだったとは……ぐーちゃんがいてよかった。
「三つ目は都会にケモノガミってやつを呼び出せないんじゃねえか?」
三つ目の理由の意味はわからなかった。
「……それはなんで?」
その為、私はぐーちゃんに聞いた。
「ジャンボガメモンみたいな戦力がいながら、なんで俺が来るまで襲ってこなかったのかずっと疑問だったんだがよお」
「都会周辺は呼び出せないって、ことが頭に閃いたらなんとなくあってるような気がしたんだよな」
「……以上の点から俺は大丈夫だと思うぜ」
そう自信ありげに言うぐーちゃんに、私達はなんとも言えなかった。
「……まっ、困ったら俺が助けてやるよ」
2011年 7月21日 リアルワールド 某所
「……あはは、全部バレちゃってるよ」
ホテルの外の大きな大木の上で、アイ達の会話を聞いてたらぐーちゃんとやらに全部バレちゃってた。
「あーあ、あんなのに亀ちゃん渡さなきゃよかった」
大事なおもちゃのひとつを台無しにされた……確かにその怒りもあるけど、アイに恨みを持っていたのに使えなかったあの女への失望の方が強い。
「せっかく、私の力を使ってまで亀ちゃんを強くしたのに、負けちゃうんだもん。やになっちゃう……それにしても、転生なんてさせるんじゃなかった……そのせいで、ほとんど力がないよー」
あの産婦人科医と病気の女の子を使えば、さらに面白くなるよなって思ったのに……やっぱり、その場の思いつきで行動するんじゃなかった。
「今いるのは『オポッサモン』と『ハヌモン』……かあ」
……どっちも、あの子に勝てるとは思えないなあ。
でも、今あの子をどうにかしないといつチャンスが回ってくるかわかんないしなあ────本気でやっちゃおうかなあ?
「────っ!? あはは、すごい殺気」
ホテルのほうから、ものすごい殺気が飛んでくる……これは逃げるかな。
「うん、またチャンスはやってくるだろうし……もう少し、様子をみようかな」
莫大な推進力をもつロケットエンジンを背負うサイボーグ型デジモン。滞空時間は短いが、瞬間の最大推力を生かし、ヒットアンドウェイを最も得意としている。必殺技は、最大推力で敵を包囲し超高速連打を放つ『ガオガトルネード』と、超打撃力を誇る拳の一撃『ウィニングナックル』。また、咆哮を一気に放つ超音波攻撃『ハウリングキャノン』をもつ。
誇り高き正義の獣人型デジモン。正義を守るために日々トレーニングを重ねる一部のレオモンが、デジタルワールドの氷雪エリアの極寒の地において、冷気の力を身に付けて進化した姿である。寒さの中で鍛えられた強い意志と体は、どんな攻撃にも挫けることはない。必殺技は冷気を込めた拳で放つ『氷獣拳』。“冷徹なる白獅子”と呼ばれ、正義の為に悪を徹して退治し、その戦い様は冷酷無比とまで言われるようになっている。伝説のレアメタル“ミスリル”の原石から削り出されたという斧『雪花火(ゆきはなび)』は、高層ビルのように連なり行く手を阻む永久凍土の氷山を軽く粉砕する威力を持っている。
体の半分以上を機械化しているサイボーグ型デジモン。その巨体にも関わらず大空へ飛翔し敵を討つ。左腕の巨大なリボルバーから発射される攻撃力は核弾頭一発分に匹敵するといわれ、その凄まじい威力と反動により通常は連射不可能である。尚、銃身はその威力に耐えられるようクロンデジゾイド製である。必殺技は、クロンデジゾイドの限界耐久で高速連射(3点バースト)する『トライデントリボルバー』と、翼にある3連ビーム砲及び、胸部発射口からビーム弾幕を放つ『ライジングデストロイヤー』。また、敵に突進して巨大なリボルバーで殴り倒す『ソリッドストライク』も打撃力抜群である。
体の半分以上が機械化されてしまったサイボーグ型の最強デジモン。数々の戦いをくぐり抜け、その体を機械化することによって生き長らえている。メタルグレイモンに進化するためには、襲い来る強敵を倒し勝ち抜かなければならない。また、メタルグレイモンの攻撃力は核弾頭1発分に匹敵するといわれている。胸の部分にあるハッチからミサイルを発射する。必殺技は強化されたクロンデジゾイド製の『トライデントアーム』と、胸の部分にあるハッチから有機体系ミサイル『ギガデストロイヤー』を発射する。さらに胸部の発射口から高熱のエネルギー波『ジガストーム』を噴出させることもできる。
[タイト]8歳
見た目 夜空色の髪と目 髪型はセミロング 身長は150cm前後 アイの容姿に近づく。
性格 秘密主義 クロアグモン曰く、臆病者
好きなもの 今世の家族 チューモン ヌメモン デジモン
嫌いなもの 前世の母親 野宿 親しい者に無理強いされること 守れないこと
得意なこと 暗黒のデジソウルのコントロール、我慢
苦手なこと 善のデジソウルの発動/コントロール
今世の自分の故郷を目指すも、漫画『デジモンNEXT』の世界に迷い込んでしまう。そこで龍野ツルギ率いる漫画の主人公組に負け、美樹原ノルンの元に連れて行かれ、裁判を受ける。
その後、美樹原ノルンを味方につけたことにより、修行を開始する。また、修行の最中に『グルスガンマモン』に出会い、仲間となる。
3年後、ノルンの解析により、自分の故郷を見つけることができ、デジモンの調査へと向かうが、途中で気絶してしまい、証拠は手に入れることができたが、家族に会うことなくデジタルワールドへと帰還する。
自身の成長により、クロアグモンがグレイモン(青)に、チューモンがレオモンに進化した。
[テト(グレイモン(青))] レベル95 調査型 素質/才能147
成熟期/グレイモン(青)(善のデジソウル)/ダークティラノモン(闇のデジソウル)
完全体/メタルグレイモン(青)(善のデジソウル)/メタルティラノモン(闇のデジソウル)
究極体/ムゲンドラモン(闇のデジソウル)→ミレニアモン(闇のデジソウル)→ズィートミレニアモン(闇のデジソウル)
好きなもの タイト タイトの家族 友達 肉
嫌いなもの タイトの怖がってるもの タイトの敵 力を失うこと ヤサイモドキ 裏切り者 美樹原ノルン
タイトのパートナーデジモン。
ノルンとの一件で、チューモンが裏切ったことにより激怒……以降彼のことを仲間とも思っていないと公言している。
また、タイトの変化により環境が変わり、成熟期へとデジヴァイスなしに進化した。そのおかげで、善のデジソウルによる進化が完全体までできるようになり、ツルギのライズグレイモンを打ち倒した。
[シン(レオモン)] レベル75 開発型 素質/才能88
成熟期/レオモン(善のデジソウル)/ゴールドヌメモン
完全体/パンジャモン(善のデジソウル)
究極体/プラチナヌメモン
好きなもの 友達 番長 力 男気
嫌いなもの 弱い自分 守れない力
タイトを裏切り、ノルンに命乞いをした。ただ、その後から、尊敬するクロアグモンが激怒、裏切り者扱いされようになってしまった。そのことに関して、思うところはあるものの、鬱陶しいと感じている。
また、タイトの変化により進化し、レオモンへとデジヴァイスなしで、進化させることに成功する。
[タイトのデジヴァイス ]
デジヴァイスic(至極色/濃浅葱)
タイトがテトと出会って、すぐに手に入れたデジヴァイス。イグドラシル・美樹原ノルンでも解析完了に三年の時間を要した。今のところ詳しく知っているのは美樹原ノルン以外誰もいない。
デジヴァイスic (白/浅葱色)
美樹原ノルンによって渡されたデジヴァイスic。漫画『デジモンNEXT』に登場するデジヴァイスicと同じもので、詳しくは、第二話のデジヴァイスicの脚注欄を見ていただければわかる。