そっちがリリカルならこっちはラジカルだ!(錯乱)   作:夜月工房

140 / 202
140.情報提供しました。説得して下さい。

いやぁ、ジャガーノートは強敵でしたね。元ネタと違って今回だけでキッチリしっかり灰にしてやったがな。

まーこっちが第一級冒険者以上の実力者しかいない上に階位(レベル)詐欺な強さじゃなかったら犠牲者が出てもおかしくない相手だったよ。つーか階層からすれば考えられる限り最高に殺意しかない編成だった。なんだよジャガーノート四体って。ロキ派やフレイヤ派でも半壊するだろ。なお幹部のみだと全員五体満足で生還する模様。それでもアマゾネス姉妹や白エルフ辺りは重傷負いそうだが。

でも黒ゴライアス製のマフラーで破爪を受け流せるって事は、耐久特化のLv.5上澄みくらいあればいけるって事になるのでは? それとも黒モンス特有のダメージカット効果が……違うな、どっちかってーとモンスター素材が破爪の特効から外れるとかかな。いやでも超硬金属(アダマンタイト)ってダンジョン産か。人の手が入った加工超硬金属(ディル・アダマンタイト)だからか?

つーか加工超硬金属(ディル・アダマンタイト)って純粋な超硬金属(アダマンタイト)より強度は下なんよな。アタシがダマ鞭とかに使ってる名称未定な超硬金属(アダマンタイト)合金は元より強くしなやかになってるんだが……もしかしてこれって鍛冶系派閥にとってめっちゃ価値高かったりする?

いやまぁこの世界だと合金作るにも原子論使った計算じゃなく素材の混合比率でやるからバラつきがあって傾向にしかならないんだが。でもその辺は鍛冶や調合みたいな生産系の発展アビリティが補正してるっぽいんで、結果的に最良とまではいかないがその付近にある領域を突けてるんよね。むしろそういうご都合主義をもたらしてくれる発展アビリティなしに最良を探し当てて押さえれる神の経験値やべぇって話よな。

純粋な超硬金属(アダマンタイト)より合金のが強いって言っても、化学的な安定度は下がってる。水や酸で腐食しやすくなってるし、魔力を通しやすくなってるついでに電気も通りやすくなってて、通電してもなんでか脆くなる。つまり武器や防具として見ると寿命が短く劣化しやすい。時場所問わずにメンテナンス可能な【異界信仰(ヴェルト・グラオブ)】ありきな部分があるってこったぁな。

あと合金の強くなった部分も最硬金属(オリハルコン)には劣る。そんでこっちは合金作ろうとしてもむしろ性能落ちるし、割と奇跡の配合って感じなんよね。先人やべぇ。でもその先をいかないと黒竜相手に足りるか微妙なんよなー。どうすっぺ。

 

戦闘の概要だが、姉御はジグザグに跳ねながら突っ込んで来たジャガーノートが相殺した魔力の漂う地点を通過したタイミングで爆散鍵(スペルキー)を発動。大口開けて移動なんてするから魔力を取り込んじゃってたらしく、体内から音の爆発を受けたせいでボロボロのフラフラになった所を手足、首、複数の胴体だったものに切り分けられ、傷口から魔法の遠隔発動をされた。死亡の証である灰でなく、細かな破片である砂に変えてたから色々とおかしい。まぁその砂粒サイズが時間を待たずに灰と化したんだが。

オッサンは武器が原種ベヒーモス、防具が復活ベヒーモス製の全身型鎧(フルプレート)だったからか破爪が逆に砕かれてたし、衝撃に耐えながら反撃(カウンター)決めてジャガー/ートにしてた。本人は確かに真っ二つにするつもりだったらしいが、なんか大剣が必要以上に張り切ったっぽい? 衝撃を貯めておけるというか、殴られると怒りのボルテージと共に攻撃力が上がるみたいなんよね。意思を持った武器な事に関しては、もう諦めた。

まぁその状態からでも残ったデカい方が動いてオッサン以外の――最寄りのリリを狙って体当たりで心中でも狙ったっぽいんだが、当たり前のように槍で穴ぼこにされて灰になったよね。オッサンはとても気まずそうでした。

 

そうしてる内に案の定決闘(デート)の続きと洒落込んでいたベルとアステリオス。ただしただでさえ格下なベルの側がジャガーノートの横槍で集中力を欠いてしまったらしく、今まで相手の攻撃は素受けしつつ攻める動きを止めなかったアステリオスの初めて見せた武器の放棄という誘い(フェイント)に思考を停止したところに素手のラッシュを叩き込まれ、完全に姿勢を崩したので続くかち上げにも反応できず、落ちてきたのに合わせたラリアットからの運送でフィニッシュ。

新ヒロイン候補の出現にトゥンクして心を乱しちゃったベルと、ベルの事しか考えてなかったアステリオス。勝敗を分けたのはここに来てまさかの一途さですよ。見抜けなかった……このアタシの目をもってしても。これもみんなゼウスってやつが悪いんだ。

つーか思ったんだが、ヤンチャ息子(アステリオス)(ダンジョン)の声を無視して戦闘継続したからジャガーノートの数が四体になったんじゃなかろうか。怪我人なしで済んだからいいけどさ。

 

 

さて、決着の後はノーサイド。これで一勝一敗だと次回の再戦を約束しながら握手してお別れしてた。ユウジョウ!

ウィーネもアタシとリリにスポーツ概念を植えつけられて二人の関係を飲み込んでたからヨシ!

まぁ、ウィーネ自身は刷り込みに近い感じでアタシらに懐いてたから離れる事に不安感を覚えてたけど、通信用魔道具(マジックアイテム)の存在と近く人造迷宮(クノッソス)経由で会いに来られるようになる事を教えたらそこそこ納得してくれた。

なお、刷り込みに近いって称したように、現状の好感度最大は回復や慰めをしたリリである。次点で兄属性が仕事をして積極的に構い楽しませたベル、同胞にして守護を担当したエイジャ、ベルに似た見た目で素っ気ないが面倒見のいい姉御と続く。

 

 

そして帰還したわけだが、夕飯前には早速と言えばいいのか、通信用魔道具(マジックアイテム)で連絡が来てた。行動力の化身……ヘスティアや春姫とも紹介を済ませたし、これは準レギュラーの座を獲得したに等しいな。

なお、食事に関しての不満を告げられたので調理器具や食材の配達がタスクに追加された。微妙に……いや普通にめんどいんだが。転送装置下さい。

 

 

 

さて、正史の時系列に合わせると異端児編とは第二次人造迷宮(クノッソス)攻略戦の準備でもある。大きな流れとしてはイケロス派のせいで『異端児(ゼノス)』がダイダロス通りを中心とした街中で暴れ、それでも民間人への死者はなく、都市民からロキ派まで広く波紋を広げる感じ。

原作側からすればベルがウィーネ関連で評価を下限まで落とし、アステリオスとの決闘で盛り返すという、悪く言えば陳腐であり、よく言えば王道な物語。一度の失敗で見限る民度の低さに全アタシが民衆を蔑んだ話でもある。もっとも、命の危機を間近に感じたわけだから仕方ない部分はあるんだが。

でも手のひら返しは面の皮ですげー気持ち悪い。こっちは一番辛い時に寄り添えなかったやつが後から実は信じたかったとか吐き出しても口だけで余計に無理。あとわかってたけどヘルメスはその歳でお人形遊びって相当キツいんよ。誰か突っ込んで差し上げろ。

外伝側からすれば主に【勇者(ブレイバー)】がベルに、アイズがウィーネに脳を焼かれる話……か? 攻略の鍵を揃えたりって面もあったが、その鍵の一つが『異端児《ゼノス》』との取引だしな。あとレフィーヤの拗らせ方でキャラが好きになってったな。この後めっちゃ曇るとは思ってもなかったが。

 

「つまりテコ入れが必要ってわけだ」

「いや、全く話がわからないんだけど」

「唐突すぎるじゃろ……」

 

はい、こちら蜜蜂の館……じゃなかった、黄昏の館になります。主神(ロキ)の性癖が詰まってるって考えたら似たようなもんだろ。

 

「それで? わざわざ話とはなんだ?」

「あァ、ちょっと編集してるがまずはこれ見てもらおうと思ってな」

「おー? なんやまた脅迫用の動画かぁ?」

「まァ見ィね。ポチっとな」

 

そうして映し出されたのは、黒背景と『ヘスティア傘下ファミリア合同ファッションショー(生着替えあり)』というゴシック体の白文字(タイトル)

 

「おっと、間違えた」

「いやめっちゃ気になるんやけど!?」

「悪ィが交渉は後にしろ。本命は、えーとこっちだな。ポチっとな」

 

そうして映し出されたのは、今度こそ本命――ベルとアステリオスの決闘である。途中ジャガーノートの部分を編集して削ったんで少々やらせ感が強くなったが、まぁ最初の戦闘前会話――憧憬を抱き再戦を願う一途さから、終了後の戦績と再戦を誓い握手を交わす姿まで伝えたい部分は映っているので問題ないと思われる。

 

「……マジかいな」

「喋るモンスターの噂話はつかんでいたけど、武装までしてるとはね……」

「というかこの小僧は最近Lv.5になったと聞いたが、もうLv.6になりおったのか? 異例の速度とは聞いとったが……」

「そんな事よりも、だ。こんな物を見せて何が目的なのだ? 貴様は」

 

それぞれ立場が違うんで、視聴中の態度も着目点も四人で違ったらしい。いやまぁ順位が変わるだけで疑問に抱いた内容はほぼ共通してるとは思うが。

 

「目的はいくつかあるが、まァひとまずアタシが喋るモンスターと同盟を組むってのが伝えておくべき内容だろうな。連中、見ての通り下手な人間よりもよっぽど人格者揃いなんだわ。対してテメーらは極論、全員モンスターは家族の仇だろう? 喋るかどうか、知能の高低、性根に至るまで一切関係なく。そんなテメーらが一番敵対しそうで一番邪魔になりそうだから一番最初に伝えておこうと思ってな」

 

ひとまず全員の中で優先順位が高いのはリヴェリアの疑問よな。存在を明かした上で手出し無用。これが一番デカい要求だ。

アイズがモンスター絶対殺すマンなのは周知の事実だが、地味にフィンもフィンになる前モンスターに両親を殺されてて、モンスターは殺すって誓いを立ててたはず。他はよくわからんが、主神至上主義で死んだ眷族は悪い眷族みたいな風潮のありそうなフレイヤ派と比較して仲良し家族系のロキ派だ、モンスターに殺された眷族がいる以上はモンスターを憎む気持ちを持っている方が自然だろう。

被害者って意味じゃベートも一族恋人って失ってるが、アイツは良くも悪くも弱肉強食の掟に従うから直接の仇は撃つって方向だ。それはそれとして一般常識なのでモンスターは殺すが、個を見る視野の広さを持ってたりするのもあの若狼なのである。

 

「馬鹿な……貴様は自分の言っている事がわかっているのか!? モンスターだぞ!?」

「おいおい、別種族とつるんでるテメーらが言える立場かよ。えェ? 賢しいクソ生意気なパルゥムに、差別的な世間知らずのエルフ。頑固で粗野なドワーフと来て、トドメに同族を殺し合わせて楽しむ天界有数の要注意神物(じんぶつ)だぞ? 鏡見てみろや」

 

こいつら自分たちが仲良くできてる時点で語るに落ちてるってわかってるんだろうか。ここに不器用すぎる狼人(ウェアウルフ)と脳筋アマゾネス姉妹と精霊混じりヒューマンだぞ。このバラエティーパックが。

 

「それでも、だ。人間とモンスターでは話が違うと思うけどね」

「そうだな。人間はモンスターよりもずっと強欲で、狡猾で、度し難く救えねェ」

「捻くれておるのぅ」

「客観的な事実なンだよなァ。モンスターが傷害殺人以外の罪を犯す事は稀だがな、人間様は考えつく限りの多種多様な犯罪に走ってンだよ。それに神時代が始まってからは、人間様をより多く殺してンのはモンスターじゃなくて同じ人間様なんだわ」

 

なお蚊と伝染病。

実際問題、人間は同じ人間を見分けることができるから復讐とかの対象を個人やその関係者くらいで済ませられるんであって、これで細かく分類する能力に欠けてると主語がデカくなっていくんだわ。感謝とかの場合は個人を認識するから主語が小さくなるんだよな。つまりクソデカ主語を使う人は基本的に負の存在な可能性が?

いやまぁ政治家とかは代表だから主語がデカくても多少納得できるが、それでも例えば市長の言う『みんな』は市民まで……と見るべきなんだろうが、投票者数まででしかないはずなんよな。他のクソデカ主語使いとして知られる保護団体や宗教団体なんかも賛同者までだし、SNSのアカウントに至っては個人の意見でしかないからな。やっぱり負の存在なのでは?

クソデカ主語使いは人間心理を上手く利用しているようでもあるが、見方を変えれば個を識別できない解像度の低い無能とも言えるわけだ。まぁ時間に勝てないのが人間だから妥協は必要になるよねって話でもあるんだが、この辺はもうケースバイケースなんで頑張って想像するしかない。世知辛いね。

その意味じゃ同じモンスターだから仲良くできないってロキ派幹部(コイツら)のスタンスは、そこにより細かく分類するコストを払う価値を見出だせてないって話な。判断できる情報の有無も関係しちゃいるが、つまりはそういう事だ。

どうせこいつらも出会った当初は種族として見てぶつかってばかりだったろうに、慣れは怖いと言うべきか、歳は取りたくないと言うべきか。あ、年齢……そっかぁ。

 

「あー、ちなみになんやけど、この喋るモンスターって他にどんなんがいるん?」

「さてなァ。ちなみに最近出会ったヴィーヴルはこンな感じだ」

「は? おぉ……えぇやん。なっ!? ぐわあぁぁぁぁぁ!!」

「ロキ!?」

「どうやらモンスターらしからぬ純粋さに目を焼かれたようだね」

 

安定のロキである。まぁ元より人間と違って神なら興味が勝つだろうなってのは予想してたし、この面食い両刀女神なら個神的にではあるが余計に歓迎するだろうなって。まぁ、同時に眷族優先だから涙を飲む覚悟もしてるんだろうが。

 

「ふぅむ、顔つきからして以前見た竜女(ヴィーヴル)とは比較にならんほど整っとるの」

「他の女型も美形だぞ。ハーピィ、セイレーン、マーメイドにラミア、アラクネ……」

「パ、楽園(パラダイス)やないかい……」

 

復活のロキ。コイツどんだけ美形に弱いんだ。まぁ実権を持たないやつが陥落したところで意味はないんだが。

 

「こいつら――界隈じゃ『異端児(ゼノス)』って呼ばれてるんだがな、境遇で言えば全方位が敵なんだよ。何故か通常のモンスターからは問答無用で襲われるらしい。人間で例えれば不義の子でしかも傷害持ちとか、多分そんな感じなんだろうがな」

「ふぅん?」

「もちろん人間にも襲われる。女型以外は見た目の変化が少ない個体も多いから普通のモンスター扱いされがちだし、女型だってそこの神みたいなのや……そういう趣味の連中はゴロゴロしてやがるしな。当然、喋るモンスターって時点で珍しいから高く売れるらしくて専門の狩人(ハンター)までいやがるときた」

「あぁ、だろうね」

「ただ戦力で考えれば生き残ってるのは強化種な上に知能が高いから相応に持ってるな。おまけに一部は空を飛べたりする」

「なるほど……」

「まァ、ダンジョンから産まれたモンスターな事は間違いねェからな。判別能力の低い無能共の目にゃ同じにしか映らねェのもわかってるさ」

「言い方はあれだけど、そういう事だね」

 

勇者(ブレイバー)】はさすがに我が心は不動してやがるな。自由には到底思えないが。まーミノタウロスイベント潰れたりしてベルに脳を焼かれてないからしゃーない。59階層の精霊の分身(デミ・スピリット)戦では先に祭壇型を撃破してた実績でも使って発破かけたんだろうか。

こっちのベルたちの問題点として、周囲の目に見える形で冒険してねぇんだよなぁ。戦争遊戯(ウォーゲーム)で魅せはしたが。そろそろ育成のメソッドを解禁するか? 馬鹿な自信家が真似すると死人が増えるからギルドとしては勘弁してほしいだろうが。現に【ヘスティア・ファミリア】の面々は冒険者記録が非公開だし。

とはいえ、アタシを敵に回すデメリットも理解してるだろうからな。おそらくだが【ロキ・ファミリア】としては敵対寄りの中立で事実上の黙認辺りじゃなかろうか。部下の行動を抑えれるかは微妙だけど、まぁぶっちゃけモブは相手にならんからそこまで心配してない。問題があるとしたらやっぱアイズだよなぁ。

 

「はぁ……アイズにはどう説明する気だ?」

「おいおい、アタシ如き木っ端冒険者が【剣姫】様にお目通りできるわきゃねェだろ親の仕事から逃げンな」

「ごふっ!?」

「ま、ママー!?」

「誰が、ママだ……」

 

はい、という事で丸投げです。他人から話を聞かされて脳を破壊され、本人を捜し出して問い詰めて再度脳を破壊されるアイズの表情からしか摂取できない栄養がある。

 

「つーかぶっちゃけるがよ、賢いモンスターなンざエイジャで既に市民権得てるようなもンだろうがよ」

「ほう、やはりアレも同類か」

「五年の実績があるわけだね……すると【ガネーシャ・ファミリア】は、もう?」

「ガネーシャ様は知ってると言っていいな、後は義理を通すのに団長くらいは知ってンじゃねーかな。アタシはあくまで怪物祭(モンスターフィリア)限定の助っ人だし把握してねェよ」

「よく言うわ。その怪物祭(モンスターフィリア)自体が受け入れの下地なんやろ?」

「アタシはそのつもりで参加してるな。今年は友好とはほど遠い闘技場らしくしちまったが」

 

どうせならエイジャを最初から同伴しておけば良かったか? ゼノリンガル改善を早く作ってバラ撒きしないと……後は冒険者依頼(クエスト)をギルドの掲示板に貼ってもらって、いくつか動画も流してもらうのもありか? 人造迷宮(クノッソス)の発表もだしなぁ。色々と忙しくなるぞー。並行して準備進めてるから後は順番にお出しするだけだが。

 

「とりあえず方針はそっちで勝手に決めてくれ。アタシは民意を誘導するお仕事があるンでお暇させてもらうわ」

「待ちぃや」

「……ロキ?」

「ファッションショーと竜女(ヴィーヴル)たんの映像は置いてっでぼわぁ!?」

「話は済んだ。情報提供、感謝しよう」

「……おう、お疲れ」

 

こうしてアタシは黄昏の館を後にした。

結局最後まで質問して来なかったけど、既に豊穣の女主人経由でフレイヤ派には流してあるも同然なんだよな。シルの反応は驚きつつも手で隠した口が弧を描いた感じ。ただし下になんで、その日のシルはあちらだったらしい。

客も見てたけど、動画の撮影や再生って概念がないからベルとアステリオスの決闘とかウィーネの映像を流しても変わった作り物くらいの反応だったし、ウィーネは人気出てた……勝ったな。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。