そっちがリリカルならこっちはラジカルだ!(錯乱)   作:夜月工房

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142.ストレス発散しました。そのままの君らでいて下さい。

『相変わらず代わり映えしないっすねぇ。そういうの馬鹿の一つ覚えって言うんすよ?』

「うる、さい……ッ!」

『せっかく考える時間と頭があったんだから、せめて隠し玉の一つや二つは用意してから挑んでほしいっす。僕だって逃げ足と魔力壁しか能がないっすけど、代わりに他の同族じゃできない魔力壁の使い方を考えて実現したっすよ? 見せてあげないっすけど。ネキを見続けて来たからその辺は抜かりないっす』

「このっ!」

 

いやー、激しい攻撃が続いております。アイズの一方的な攻勢で、しかしエイジャは全く意に介してない。途中から普通に寝そべって毛繕いし始めたし、これが本当の舐めプってやつか。やかましいわ。

 

『そもそもこの機会を設けてくれたネキに申し訳ないと思わないんすか? 常日頃から考えろとは言われてきたはずっすよ? 何か記憶と一緒に思考や記憶の能力まで封印されてる系お姫様か何かっすか?』

「……コロス」

『あー、そこで考えるのを放棄したら成長しないっすよ。選べなかった弱さとか無知から来る間違いを認める勇気、変わっていく周囲に置いていかれないために自分から一歩を踏み出す覚悟を持たないと。ほらほら頑張れ~っす』

「ああああアアアアッ!」

 

おそらくだが、アイズとしては派閥の決定な以上は従わざるを得ない、しかしかつて掲げた誓い――今のアイズを形作る原点(オリジン)でもある、幼い自身との約束を違えたくない。そんな板挟みに喘ぎながら考えに考え、悩みに悩み抜いた……と、思いたい。そんで最終的には一番身近な現物(ゼノス)を相手に見極めようとしたのだろう。

 

『うーん、信じられないけど、マジで何も用意してないっぽいっすね。ちょっと提案なんすけど、これ時間の無駄なんで止めないっすか?』

「……」

『そっちだって得るもののない無意味な真似はしたくないっすよね? 感情に任せて動くんじゃネキの期待には答えられないっすよ?』

「う、っ……」

『先生って呼んでる割にネキから、全然、何も、学んでないっすよね。教えても一向に覚えてくれないんじゃ愛想尽かされてるのが自然っす。そんなんじゃ生徒失格っすよ?』

「うぅ~」

 

うん、まぁアタシが怪物祭(モンスターフィリア)でエイジャの見世物(ショー)を演出してるのはアイズも知ってたからね。なんなら当時も話はしたし、エイジャと決闘まがいの事をして、主神(ロキ)団長(フィン)副団長(リヴェリア)が揃って【ガネーシャ・ファミリア】の本拠(ホーム)まで頭下げに行く事態に発展したからな。なお、リヴェリアは本拠(ホーム)への入場を固く、固く……正しく固辞したとか。

ついでに言えば、エイジャは見た目も性格も愛らしい上に、調教(テイム)ショーとは毛色の違う芸の披露(えんもく)だったのもあって、モンスターだと認知されながらも初回からそれなりに人気者だった。それを襲撃したアイズやロキ派の評判にはそこそこ傷が入ってしまい、挽回には苦労したそうだ……主にフィンが。

で、その時の結果なんだが……まぁ、まがいってつくんで予想できるとは思うが、一方的だった。アイズの【復讐姫(スキル)】が乗った『黒い風(まほう)』があってなお、エイジャの魔力壁は破れなかったわけだ。アイズ側の未熟もあったんだろうがね。

カーバンクルって作品によっては竜属性を持ってたりするんで、もしそうだったら結果は違ったのかもしれない。自惚れだが、エイジャがアタシと仲良く息の合った――相棒(パートナー)であった事から、一般的なモンスターに比べて特別憎悪は深かっただろうし。

それ以来、アイズは密かにエイジャを黒竜に続く第二の宿敵と見定めたのか、毎年怪物祭(モンスターフィリア)の終了後に襲撃してきた……そして負け越していた。今年は食人花騒ぎで流れてたから、今回のこれはその埋め合わせっちゃ埋め合わせになるのか。

ガネーシャ派も二度目以降は慣れたもので、アタシの保証もあって片付けの邪魔にならないなら放置。なんなら見世物扱いだった。

フィンやリヴェリアも、アイズが傷一つ与えられない強化種の存在に思うところはあれど、諦めて黒い風の観察に回っていた。地上で倒れる分には比較的安全だし、力を使い果たして倒れるから数日はダンジョンに通わなくなって監理が楽だったって面もあるんかね。最悪、アタシがいる以上は力尽くで止めるし。つーか止めたんだが。毎回。アイツらホント家族としての役割をさぁ。

 

「はいはい、アイズが泣いたから終了だ」

『りょーかいっす』

「っく、ひっく……」

 

つーわけで今回もアタシが強制介入(ドクターストップ)かけて試合終了。つーか万能薬(エリクサー)も効果ない分、ある意味で過去一番のダメージなんだが。リヴェリアめ、相変わらず強気にガツンと叱れないファッションママだから甘やかしすぎてこの様だよ。

気のせいか幼女アイズのが精神的には大人で、涙ポロポロしてる本体の頭をポンポンして慰めてる幻覚が見えるわ。

一方のエイジャは余裕そのもの。耳の後ろを掻いてリラックスしてるわ。何年もほぼ常に一緒なわけだし、その上【異界倉庫(ドラッヒェン・マーゲン)】内で冒険者以上に冒険してるからな。さすがの貫禄だ。まるでディーラーの褒めるキャデラックみたいな馬力の魔力壁だしな。そうなると一番気に入ってるのは値段になるのか……いや、ここはあえてのプライスレス、お金で買えない思い出って事だな!

 

「アイズも子供(ガキ)を卒業したンなら簡単に泣くな。自分のために流す涙は弱さの証だぞ。涙は欠伸以外じゃ自分以外のために流せるようになれ。例えば、あー、ホラ、玉ねぎとかワサビ……はわからないか、マスタードとか」

『それ生理作用だから完全に自分のために泣いてるやつっすよね?』

「……だなァ。アイズ、聞いたな? アタシだって間違ってばっかなンだ。間違いは誰にだってある。でも間違いを認める事は誰にでもできる事じゃあねェのよ」

「えぐっ、はい……ずずっ」

「あーもう鼻水チーンってしろ、はいチーン」

「ズビビビビ」

 

つーか今までは黒い風で自壊していくから否応なしに止めてたんだが、今回は風が黒くなかった。つまりはそういう事なんだろう。

そう考えたら納得のために負けたかったのかもしれんな。普通に会話しながらだったし、完璧に言い負かされてたもんなぁアイズ。いうて、エイジャの何割かはアタシに侵食されてる都合上、考え方にも影響はある。しかもアイズより先に出会って倉庫越しで常に一緒だったから、以前アタシが指摘した内容も知ってる。改めて指摘されたそれに対して、アイズは答えに詰まっちゃったからなぁ。

アイズの天然というか思考能力に関しては割と疑問なんよな。時を越えてる疑惑もあるし、生えてない系ハリセン持ちヒロインみたいな封印の影響とかあってもおかしくないとは思う。両親健在の頃は子供ながらもマトモっぽいし、両親を失った子供の患った精神障害の一種って線もあるか。

しかしエイジャを特別視してるとすれば、ベルとミノタウロス(アステリオス)みたいな因縁が生まれててもおかしくないよな。年一回しか機会がなかったから【ランクアップ】に影響しなかっただけで、実は【ステイタス】の伸びがすごかったりしないかね。

まー今回ので精神の変化が起きて、少しだけ前に進めた感じはするから、上位の【経験値(エクセリア)】は割と稼げたんじゃねーかな。場合によっちゃスキルもワンチャン生えるかも。

 

 

「本当は、ずっと前から気付いてた……先生に、教えてもらったから。お父さんとお母さんを奪ったのはモンスターだけど、隻眼の黒竜(アイツ)なんだって。モンスターを殺すのは変わらないけど、お父さんとお母さんの仇じゃないんだって」

「そーか。そンで? 心機一転で『異端児(ゼノス)』とは上手くやれ……そっか」

 

静かに首を横に振るアイズ。ノータイムな辺り、まだまだ時間は必要か。半年以内には改善されてくれると助かるが、まぁ別にセット運用する機会も早々ないだろうしな(フラグ)。

あんま多くを求めても対応しきれんだろうし、まずはダンジョン内で不意の遭遇した時に標識(タグ)の有無を確認するくらいはしてほしいって感じかな。その一瞬が命取りになるのもダンジョンなんで、難しくはあるが。

 

「テメーにも重ねてきた年月があるからな。ましてや子供(ガキ)だ。変えるのにも同じくらい時間が必要でも不思議はねェさ」

「私、子供じゃない……」

「最初の決心したのは子供(ガキ)の頃だろうがよ。それにな、人間、大人になったら遠くまで見えるようになっちまって、気持ちだって変わるもんさ」

「……先生は、ずるい」

「大人だからな」

 

子供扱いを否定してくるが、まず見た目幼女に膝枕されて頭撫でられてる状況に疑問を覚えない時点でどうかと思うんだが、実際そこん所どうなってるんだろうか。しかも疲れからか寝入っちゃったし。くそっ、脳内で黒塗りの高級車とか示談の条件とか出てくるのが辛い。

そしてリリ、ジト目はご褒美だから止めるんだ。やましい気持ちは一切ないから見逃してくれ。後でリリにもするしされるから。ベルもアイズの太腿をガン見するんじゃない。そんなんしたら……手遅れだったか。姉御の目潰しが決まった。

 

「ヴァレン某君も大変だねぇ。よりにもよって一番倒す想像ができないエイジャ君をライバル視するとは」

「むしろ師と仰ぐやつを間違ってんだろ」

「それな」

 

ヘスティアとオッサンのツッコミが的確すぎるんだ。アイズなぁ、本当にコイツはどうしてこうなってしまったのか。

いやまぁアタシのせいではあるんだが、きっかけはリヴェリアなんだよなぁ。つまりあのポンコツハイエルフが悪い。もっと言えば恩恵与えたロキが悪い。同じ境遇の仲間をあてがって感情を分かち合って楽にしたり、むしろ燃え盛った結果やらかして仲間を失う方が怖いって覚えさせるくらいの事をやらんかったマダ男(フィン)も悪い。ガレスは……ガレスはなぁ。

この件に関してはガレスも悪いと言いたいが、その後の付き合い方を見るに自分のできる範囲での最適解だと考えた感じはあるんだよなぁ。アイナさん情報だとちっちゃな頃は悪ガキで、大人になってからも頼れる兄貴分ではあったけど鉱夫として男所帯気味だったみたいだし。異種族の復讐に凝り固まったメスガキとか専門外過ぎるだろ。復讐とガキのフィンやメスでガキのリヴェリアと違ってアイズを映す鏡にならんもん。いやまぁ熱い戦いを求めるのは童心(ガキ)な気もするが。

まぁ、三人とも諦めて死なないように強くする方向には協力してはいたか。当のアイズから受け入れてもらう下地を作れてなかったが、仕方ないっちゃー仕方ない。

何せコイツら、アイナさんの知ってる過去と比較しても、その、子供(ガキ)のままっつーか、あまり成長が見えないんだよ。変われるほど劇的な出来事(イベント)はそれこそアイナさん情報の中じゃ派閥加入とアイナさんとの別れくらいな気もするし、何より近くにロキって永遠のクソガキがいる以上は染まった部分もあるんだろうな。つーか主神に似る傾向からすると連中の本質は子供(ガキ)なんだろうなぁ。しかも悪童(ワルガキ)寄りの。

 

「ここは……いいところだね」

「そうだろう? 君の眷族(こども)たちにだって負けない、自慢の眷族たちさっ」

「あぁ、本当に」

 

アルテミスも普段のポンコツモードから神モードが漏れた感じでしみじみしてるなぁ。

ちなみに精霊の分身(デミ・スピリット)関連の三名だが、反応としてはルビスが蚊柱立て(フィヒっ)てて、コハクが何故かアイズにお冠で、ネーゼムがそれを嗜めてる。アリア関連でテンション上げたりしてはなかったから、記憶は完全に失われてる感じだな。穢れた精霊本体の手がかりって意味じゃ残念。

 

 

 

「つー事があったんだが?」

「うん、なんていうか、すまない」

「借りが増える一方だな……」

「返せるアテがないというのも痛いのぅ」

「アイズたんを膝枕してナデナデやと……ぐぬぬ」

 

すっかり眠りに落ちたアイズだが、困った事にこっちの服の裾を掴んだままだったんで、とりあえずネタで作った空飛ぶ絨毯(ホバータイプ)に乗せて……載せて? 黄昏の館まで運んだ。

当然のように道中の視線は独り占めだったが、果たして魔道具(マジックアイテム)と【剣姫】の寝顔、どちらがより注目を集めたのかは不明だ。少なくともバベルの上から向けられた視線はアイズ側に注がれてたんで、復讐心が狭く鋭く磨かれもして全体的に見れば魂の輝きが上がったとかかな。知らんけど。

 

「まァ、とりあえずエイジャは全くの無傷で消耗らしい消耗もなかったし、気にしてねェとよ」

「助かるよ。しかしLv.6になったアイズでもダメ、か。凄まじいの一言に尽きるね」

「ふぅむ、本来ならこちらから赴いて直接礼を言うのが筋なんじゃろうがな……儂もその魔力壁とやらを相手にしてみたいしの」

「馬鹿を言うな。自分で返すアテがないと言ったばかりだろうが」

「ふん、言われんでもわかっとるわい。願うだけならただじゃろうが」

 

こいつらホント仲良いな。まぁとりあえずアイズの返還は済んだし戻るか。時間的には半端だから人造迷宮(クノッソス)直通予定の整地と、後は簡単な工芸品作っておこう。

 

「礼は伝えとくさ。こっちの用件は済ンだし、帰るわ」

「なんや、せっかく来たんやし、もう少しゆっくりしてけばえぇやん」

「無理を言ってはいけないよ、ロキ。彼女は忙しいんだ」

「ちぇー」

「それはそれとして、今度お礼に食事でも……」

「懲りろよ英雄。こっちは新しいのが『異端児(ゼノス)』に人造迷宮(クノッソス)、少し前からメレンの養殖実験に自宅付近一帯の開拓、孤児の引き取りに教育。恒常的に魔道具(マジックアイテム)の研究やダンジョン探索、飛び込みで豊穣の女主人のバイトや酒の納品。空いたとしても愛しいリリと過ごす至福の時間で予定はいっぱいなんだ」

 

改めてやる事が多いな。どこぞの事件簿の犯人じゃねぇんだぞ。口にしてねぇアレコレも多いし。

 

「抱えすぎだろう」

「なんで倒れとらんのじゃお主」

「人を使えるようにした上で上手く使ってるからな。下らねェ書類仕事で時間を消費するなンざアホのする事だ」

「「ぐふぅ!?」」

 

こうかはばつぐんだ!

 

「だとしてもお主でなければ処理できん事も少なくないじゃろ、十分に多いわ。儂らにもその教育の手管を教えてほしいもんじゃわい」

「テメーらは手遅れだろ。実務やらせンなら長い目で見て【超凡夫(ハイ・ノービス)】と【貴猫(アルシャー)】の若年老夫婦辺りに仕込む方がよっぽど運営回るわ。つーかオラリオの存在意義は極論黒竜討伐だろーがよ。立場が上だからって最大戦力が書類と格闘して一日終わりとか本来ならギルドから指導が入る愚行だろうが」

 

中立気取りってロクな事しねぇよな。いやまぁこの場合は何もしないからこそ問題なんだが。ギルド長もオラリオの存続と繁栄に力を入れちゃいるが、戦力確保は個々の派閥任せだから片手落ちどころじゃねぇっていう。

もっと行事(イベント)として死人を出すデメリットが激重な規則ガチガチにしたリーグ戦やらトーナメントやら開けばいいのに。いっそ恩恵なし限定の格闘大会とかやれば新人発掘できそうやん? なお世界観的に旅行は命懸けである。

 

「「……」」

「へんじがない。ただのしかばねのようだ」

「まーその辺担当できねェ脳筋なのにダンジョンに行かねェで主神にべったりな猪と街娘と見せかけて妹にべったりな猫もいるがな」

「容赦ないのぉ」

「二枚看板がこれで周囲に舐められるなって方が難しいだろ。仮にアタシが都市外に産まれてたら闇派閥(イヴィルス)使って家族思いな子供(ガキ)騙かして各派閥に何年もかけて浸透させてから家族人質にして本拠(ホーム)爆破させて主神一斉送還からのギルド乗っ取りでオラリオ私物化するぞ」

「具体的な計画(プラン)やめーや」

 

最近になって聞いたんだけど、なんか【殺帝(アラクニア)】がギルドに職員を潜伏させてたらしいしな。初代担当さんとは別に数人ほど。大抗争で使いきったらしいが、どこまで本当やら。

 

「既に仕込んでないじゃろうな?」

「なまじ闇派閥(イヴィルス)に人質取られる側だったンでな。生きるのに必死で手が回らンかったわ」

闇派閥(イヴィルス)に感謝させるのもやめい」

「すンなや不謹慎な。神ってこれだから嫌だわー」

「ぐぎぎぎぎぎぎ……」

「ストレス発散も終わったし、今度こそ帰るわ。こいつは駄賃だ、取っとけ」

 

予め倉庫から出して袋詰めしてた酒やツマミ、アロマなんかを長机(テーブル)の上に置いて、止める暇を与えず部屋を出た。ついでに外で待ち構えてた案内役の【貴猫(アルシャー)】に見送り不要って言ったが、そこは聞き入れてもらえなかった。無念。

 

「あ、あのっ!」

「あれ、レフィーヤ?」

「こ、これは【千の妖精(サウザンドエルフ)】様! ははーっ!」

「え、ちょっ、えぇ!?」

「レフィーヤ、貴女何をしたの……?」

「何もやってませんよぉ!?」

 

いや、玩具(おもちゃ)が向こうからやって来たら遊んでやるかって気分にもなるよね。一応、アイズを運んで来たからしっと団の一員として物申しに来たのかもだし、これが精一杯の誠意です。なんつって。アタシの胸がデカけりゃパフパフして精一杯の誠意っぱいとかできるんだがな。ロキ未満じゃ夢のまた夢よ。

 

「どうかしたのー? って、え」

「何だって、んだ……と……」

「あああああ、もうやだぁ~お願いですから頭を上げて下さいよ~!」

「どうか平に! 平にご容赦を!」

「ぶえぇぇぇぇぇん!」

「……なにこれ」

 

唯我独尊を地で行く動きが多々あるアタシが人目をはばかる事なく頭を下げる。しかも極東の礼儀を知ってるかは不明だが、おそらく意味は通じるであろうDOGEZAを、初手ノータイムで。迫真の演技も相まって【貴猫(アルシャー)】が割と本気で戦慄し、レフィーヤは大混乱(パニック)。しかも大声を聞きつけて野次馬までやって来る始末。たーのしー!

 

ちなみに復活して様子見にきたリヴェリアから即座に看破され、しかしロキの嘘センサーには引っかからず、現場は更に混乱した。結局はフィンの尋問も加わって悪戯だってバレて、滅茶苦茶叱られたが。

ついでにロキ派への貸しを一個失ったし、レフィーヤの用件は聞いてなかった。後でビデオじゃないカメラの魔道具(マジックアイテム)で撮ったアイズの寝顔の写真をくれてやろうと思いました。

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