そっちがリリカルならこっちはラジカルだ!(錯乱) 作:夜月工房
『
「そぉい!」
『――オオオオッ!?』
はい、例の如く25階層まで散歩しに来たアンフィス・バエナに襲われたので、前回と同様の方法で爆殺しました。パターン確立したようなもんだけど、上位の【
原作の後書きからすると原作者先生は手強いシミュレーションだったり大魔王からは逃げられないRPG原作漫画だったりが好きっぽいから、神々が偉業を成し遂げろと嘯く【ランクアップ】に必要な上位の【
実際にRPGやるとさ、ボスの経験値が高くて倒したらレベルアップの機会になりやすいやん? けどゲームと違って数値が見えないなら、強敵を倒したタイミングで【ランクアップ】できるようになったって報告が集まって、経験則としてそういうものだと認識される可能性は十分にある。神々の多くは娯楽目的で降りてきてるわけで、どんな事を成し遂げるのか一つの楽しみになるから偉業が必要なんて勘違いは望むところだろうし訂正だってしないよな。実際に偉業を達成してる連中は【ランクアップ】してるわけだし嘘ってわけじゃあない……事実を話してないだけで。ひじきの鉄分含有量みたいな笑い話もあるし、勘違いなんてのはどこにでも転がってるもんだ。アタシの考察自体勘違いの可能性が高いし。
いやまぁ必要数値が指数関数的に上がるなら時間制限的にゴブリン倒し続けてカンストは事実上不可能になるし、Lv.差による減衰が存在するなら永遠に不可能なんで、結局は同格以上を狩り続ける必要があるんだが。筋肉なんて適度な負荷を与えなかったり逆にオーバーワークしたりで萎む場合もあるんだから、そう考えたら伸びる一方な【ステイタス】で良かったねって思うわ。その点じゃ古代の英雄ってマジすげーよな。
結局は基本アビリティの積み重ねによる貯金よりはLv.のが影響は大きくて絶対的な差として横たわってるわけだし、あるいは【ランクアップ】が手強いシミュレーションでいうクラスチェンジに相当すると考えれば、基本アビリティが各種ステータスであると同時にキャラクターのレベルに相当するとも思える。そりゃLV10でクラスチェンジするよりはLV20でクラスチェンジする方が能力値は高いよねっていう話な。もしくは前作の冒険全否定する系ラジカルなドリーマー達のレベルスターシステムに成長分って要素をちょい乗せした感じ? ゲーマーとしてはカンストさせたい欲は当然あるが、それこそ昔のゲームだと稼ぎが限られてカンスト不可能だったりするし、時間的な余裕と天秤にかけたらRTA的な割り切りするしかないよねっていう。
ただまぁ、あのゲームだと個人の資質が影響強いから上位職より強い下位職なんてのも当たり前に存在するけど、こっちは『
『
さて、意識を現実に戻そう。アタシも走馬灯の遣い方が上手くなったもんだ。爆風に関しては前回と同様にエイジャが魔力壁で防いでくれてますとも。26階層じゃねぇと
「……あっちゃあ。縦穴化してるわ……行くか」
なんという事でしょう。爆発の規模が大きかったせいで床が吹き飛び先の階層への直通ルートになっているではありませんか。
とりあえず穴へ飛び込んで26階層へ。これタイミングによっては落下中にダンジョンの修復とかち合って押し潰されたりもするんかな。そんな間抜けな死に方はしたくねぇなぁ。
なんて事を考えてたら地面が見えてきたので、弱爆弾で落下速度を緩めつつ位置も調整しながら無事着地。魔石を踏み潰さずに済んで良かったぜ……最初から影も形もないが。
微妙に散った灰の中からドロップも発見したが、前回同様に皮。まぁ竜胆とか真っ先に破裂してそうだもんな。でもたまには爪とか牙とか落ちててもいいと思うんよ。つーか紅霧関連も落とせ。噴霧する前の液体に漬けた布地とか魔防アップしてそうやん? 全く、某狩猟ゲーなら部位破壊すると剥ぎ取れる素材が増えるのに情けないと思わんのか。巨大モンスターから人間用装備にサイズダウンさせるから破片くらいでも丁度いいのかもしれないが。
さて、予想外の遭遇戦はあったが本来の目的を果たそう。いざ
つーか、アンフィス・バエナは【アストレア・ファミリア】と出会わなかったんだろうか。まぁ出会っても普通に退却で終わるか。Lv.3二人とLv.2が八人だし……あぁ、リューさん加入したんだったな。それでも足りんが。魔法も紅霧で防がれるし。
もしくはつい最近になって生まれたか。まぁその辺を知ったところで意味はない。肝心なのはカーバンクルの秘晶を幾つ入手出来るかなのだから。
野良カーバンクルは見つけたら一旦捕獲して♂かどうか確かめておくけど、運良く♂を見つけてもテイム自体が未だに成功した試しないんよね。鍛冶みたいに調教って発展アビリティがあって、それを発現させてないと確率が極端に低いとかあるのかしらん。結局これ疑問に思いつつも調べてなかったなって。
魔力壁の出力は落ちるだろうが護衛の出来るペットやぞ。仮に魔力壁を張る力を失っても愛玩動物として通じるはずだし。その意味じゃアルミラージとかも家畜化する価値はある……普通の兎で良くないかって? それはそう。ビッグラビットとかいるしな。でも二足歩行で武器を扱う程度には手先が器用なケモ度高めの……
『大量っすねー』
「まァ、全部♀だったがな」
いやマジ何の呪いだ。前世のポケモンでも♀の率が異常に高くて、初見のポケモンは捕獲するタイプなのでボックスは♀しかいないハーレム状態だった。主人公の性別が選べるようになってからは百合ハーレムと化したのは言うまでもない。
とりあえずダンジョンの壁とエイジャの魔力壁でサンドした野良カーバンクルに魔石を無理矢理食わせて強化種にしてから狩る作業も一段落したので、今夜の借宿となる28階層へ向かうことにする。もう一ヶ所くらい別の
えー、そんな感じで28階層に行ったら【イケロス・ファミリア】とかち合いました。どーすっかな。
とりあえず無視して寝床を整えよう。向こうから絡んできても適当にあしらうか……でも
よし、喧嘩売られたら解体して
つーかこちとら